グーグルで働いてました。どんなサイトがスパム判定されるか知ってます など10記事(海外&国内SEO情報)
海外のSEO/SEM情報を日本語でピックアップ
- 自然なリンクを演出する6つの被リンク戦術
(Search Engine Journal)より自然な被リンクを作り上げるために注意すべき6つのポイントである。多分に意図的な被リンク集めに焦点を当てた記事なのだが、ピックアップさせていただく。
- アンカーテキストをバラけさせる
完全に同一のアンカーテキストでリンクを貼らない。語順を変えたり、時にはURLをそのまま使ったりもする。
- PageRankの高さだけにフォーカスしない
高いPageRankのページだけからリンクをもらおうとしない。リンク元のページがすべて高いPageRankを持っているはずがない。
- 内部ページのことを忘れない
トップページだけではなく内部ページにもリンクを集める。そうすることで、おもしろい話題を蓄積しているとグーグルに思わせることができる。
- 多様な種類のリンクを集める
自発的に張られたリンクに見せるのが最適だが、その他にもいろいろなタイプのリンクを集める。たとえば、サイドバーのブログロール(お気に入りリンク)や参考ページ集、品質の高い登録型ディレクトリ、ソーシャルメディアサイト、スポンサーシップなど。
- リンク集めの悪だくみに乗らない
自動ツールを使ったりスパムチックな登録型ディレクトリに登録したりしない。これらのサイトに現れるのは、グーグルにランキングを上げるためにリンクを探してますと言ってるようなもの。他人が手にできないようなリンクを獲得する。
- リンクの増加速度はゆっくりかつ着実に
大型のソーシャルニュースサイトに取り上げられ、大量のリンクが一気に集まるCNNのニュースではないのだから、人手によるリンクの増加率に注意する。長い目で見るとリンクの数だけでなく、リンクしているサイトの質も問題になってくる。
- アンカーテキストをバラけさせる
- URL正規化チェックツール
(Google Webmaster Centrel Help Forum)「wwwあり・なし」や「index.htmlあり・なし」でアクセスしても、必ずどれか1つのURLを代表させることを「URLの正規化」という。正規化ができていないと重複コンテンツ問題が発生することがある。
英語版のグーグルウェブマスター向け公式フォーラムでグーグル社員が、夫が週末に作ったという正規化チェックツールを紹介した。「Canonicalizable」というツールだ。URLを指定すると、index.htmlやindex.htmなどの主だった既定のドキュメントのファイル名が付いたURLが存在するかどうかと「wwwあり・なし」のURLが存在するかどうかをチェックしてくれる。
- SEOとSEMの違いは?
(High Rankings Advisor)SEOとSEMの違いを尋ねた質問に対する回答の記事である。
「SEO」は「Search Engine Optimization」の略で、日本語では「検索エンジン最適化」と訳される。一方、「SEM」は「Search Engine Marketing」の略で、日本語では「検索エンジンマーケティング」と訳される。
「SEO」は、通常のウェブ検索に対してサイトを最適化することである(正確ではないが一般的には上位表示させることだとされている)。対して「SEM」は、検索エンジンを利用した集客やプロモーション、販売促進などのマーケティング活動を包括している。つまり、SEOはSEMの中に含まれるのだ。「SEM=PPC(リスティング広告)」と言う人がよくいるが、それは間違い。アドワーズやヤフー!リスティング広告などのPPCもSEMに含まれる1分野に過ぎない(Web担の用語集の「SEM」の項目も参照)。
- ドメイン名のペナルティはサブドメインにも引き継がれる
(WebmasterWorld)WebmasterWorldのフォーラム管理者、tedsterによれば、あるドメイン名がペナルティを受けた場合、そのペナルティはサブドメインにも引き継がれるそうだ。事実だとしたら、ペナルティを逃れるために新たにサブドメインを作ってコンテンツを移したとしてもムダだということになるし、別のサブドメインもとばっちりを受ける可能性があるということになる。
一方で、2年以上前のスレッドになるが、サブドメインがペナルティを受けても、その親であるルートドメイン名にはその影響は及ばないとtedsterはコメントしている。
コメント
Googleからのアクセスは広告効果が薄いため
最近はむしろGoogleから人が来ないことを望んでいたりします。
Googleは自分の広告以外を排除する向きがあるし、訪問者の質が悪いです。
いじわるでケチなタイプ(自分も含めて)。だから無駄にサイトの負荷を高める効果しかありません。
Googleのスパム判定は無駄に知恵をつけた素人の判定ということなので納得です。
検索エンジンごとのユーザー層の違いですね
グーグルは理系や技術系の人が多く、ヤフーは主婦や学生が多いというのが全体的な検索エンジンごとの利用者イメージですが、商材によってはやはりそういったユーザー層の違いからくる「いじわるでケチ」という印象も、あながち間違っていないかもしれませんね。
逆にいうと、そういった人は、素人さんとはまた異なった観点で情報を見ているでしょうから、グーグルからの訪問に対しては別の視点から訴求するという手もアリかな、と思います。