LINEヤフーは、同社のコミュニケーションアプリ「LINE」の「ウォレットタブ」を2026年2月ごろ刷新し、「ミニアプリタブ」として提供する、と11月17日発表した。機能の改善によって探す・見つける・繰り返すといった体験がLINE内でスムーズに完結できるようにする。ウォレットタブはLINEの画面右下にある金融サービスを集約したタブで、ポイントやクーポンの情報も受け取れる。
LINEのミニアプリは、企業・店舗が自社のサービスをLINE上で提供できるアプリプラットフォーム。ユーザーは追加のアプリをダウンロードすることなく、LINEから会員証提示やモバイルオーダー、キャンペーン参加、ゲームなどさまざまなサービスが利用できる。企業はミニアプリを通じて取得したユーザーの属性情報、行動データをマーケティング施策やサービス改善に役立てられる。
これまでに2万5000件以上のサービスが展開され、月間利用者数は1680万人を超えているという。ミニアプリの活用の広がりを受けて今回、アクセスしやすくするためウォレットタブをミニアプリタブに改めることにした。新たなミニアプリタブは、ユーザーが過去に利用したミニアプリの履歴や、よく使うミニアプリを表示する。気に入ったミニアプリは、ミニアプリタブに登録できる。