CMS(コンテンツ管理システム)・CDP(カスタマーデータプラットフォーム)をベースに企業のデジタル戦略支援事業を手掛けるコネクティは、同社の大企業向けCMS「Connecty CMS on Demand(CMSoD)」をアップデートし、新機能搭載と機能強化を行った、と11月11日発表した。企業のウェブサイト運用での主要課題に対応。セキュリティ強化、運用効率・利便性向上、ガバナンス強化を図った。
セキュリティ強化では、サイトの不正アクセスリスクの低減を目的に多要素認証(MFA)機能の1つ「WebAuthn」を実装した。ユーザーは指紋、顔認証といった生体認証や認証機器のセキュリティキーでのログインが可能になる。運用効率・利便性向上は、リンクチェック機能を備えるとともに、コンテンツ管理でドラッグ&ドロップによる複製機能を加え、直感的なファイル操作を実現した。
リンクチェック機能は、サイトのリンク切れ(404エラー)を自動検知して通知する。一次の外部リンクも対象になり、外部環境の変化に対応できる。ドラッグ&ドロップでの複製機能は、ファイルツリー上でのフォルダ・ファイル移動に追加した。ガバナンス強化に関してはチーム・ワークフロー設定のCSV管理を加え、チーム情報や複数のワークフロー設定の一括管理・更新を可能にした。
- この記事のキーワード