内部SEOだけで企業サイトのアクセスアップ など10記事(海外&国内SEO情報)
海外のSEO/SEM情報を日本語でピックアップ
- HTMLサイトマップとXMLサイトマップはどちらが優先?
(YouTube Google Webmaster Cetral Channel)グーグルにとって、HTMLサイトマップとXMLサイトマップのどちらがいいのか?こういった質問に、グーグルのマット・カッツ氏が動画で回答した。
HTMLサイトマップは人間のユーザーにサイトのコンテンツを案内するものだし、XMLサイトマップは検索エンジンにページ情報を伝えるものなので、目的が異なるとしつつも、あえてどちらを優先するかと問われれば、HTMLサイトマップだとのこと。HTMLサイトマップは、人間にもロボットにも役に立つからである。
とは言っても、XMLサイトマップを作るのは簡単だから、両方利用するのがベストだろう。
- 8語以上の複合キーワード検索が伸びている
(Experian Hitwise)米ヒットワイズ社の最新の調査によると、米国では5語以上の単語による検索が伸びているとのことだ。2009年9月と8月を比べると、8語以上の検索は6%上昇している。
2009年8月 2009年9月 増減 1単語 24.21% 24.32% ±0% 2単語 23.71% 23.55% -1% 3単語 20.74% 20.52% -1% 4単語 13.78% 13.69% -1% 5単語 7.90% 7.94% +1% 6単語 4.23% 4.30% +2% 7単語 2.27% 2.33% +3% 8単語以上 3.16% 3.35% +6% もっとも伸びてきたとはいえ、全体に占めるパーセンテージは1桁だし、調査対象は米国のユーザーである。したがって日本の市場にそのまま当てはめることはできない。自分の管理サイトでは、検索キーワードの単語数がどうなっているかチェックしてみてはいかがだろうか?
- ドメイン名の年齢よりもリンクの年齢
(High Rankings Forum)検索エンジンには「ドメインエイジ」と呼ばれるランキング付けのアルゴリズムがあると言われる。ドメイン名の運用歴を考慮する要因だ。このドメインエイジについて次のような質問がHigh Rankingsフォーラムに投稿された。
ドメイン名を取得してからの歴史と、そのドメイン名に実際にサイトを開設してからの歴史に違いはあるのか? もしあるとしたら、サイトが存在することを示すために数行の文だけが書かれたページをアップしておくのは役に立つか?フォーラム管理者のジル・ワーレン女史は次のように回答した。
ドメイン名の歴史やサイトの歴史よりも、サイトに向けて張られたリンクの歴史が重要だと考えられます。
つまり、運用歴のアドバンテージを得るためのドメイン名ではなくて、本当のサイトを持たなければならないのです。
サイトの運用歴は、有益なコンテンツを公開して認知され、リンクが張られたときに、初めて始まるということである。
- グーグル・スクエアードがパワーアップ
(Official Google Blog)グーグルは、検索結果のデータを表組みで表示する「グーグル・スクエアード(Google Squared)」というサービスを試験的に始めている(四角いマス目、つまりSquareで表示するから「スクエアード」)。このコーナーでも紹介した。
米Googleの公式ブログが、グーグル・スクエアードがより関連性の高いデータをより多く返すことができるようになったと報告している。下のキャプチャは「manga(マンガ)」を検索した結果である。
グーグル・スクエアードは、比較調査に役立つ便利なツールで、項目も自由に追加削除できる。日本語での検索に対応していないのが残念なところだ。
- Bingは「meta keywordsタグ」をサポートしないけど見ている
(Twitter)もはやグーグルもヤフーも、meta keywordsタグをサポートしなくなった。Bingも同様だ。事実上、「meta keywordsタグは死んだ」と言ってもいいかもしれない。ところがBingは、煮え切らない態度をとっている。
世界的に有名なSEOエキスパートのダニー・サリバン氏が、Twitterでこんな風につぶやいた。
Bingは「meta keywordsタグ」をサポートしないくせに、人々に使うように言っているのは奇妙なことだ。
指し示したBingの公式Webmaster Blogでは、headセクションの最適化が解説されている。「meta keywordsタグ」の項目の説明は次のようになっている。
meta keywordsタグはかつてのようにページの順位を上げる万能薬ではない。あまりにも乱用され信頼の大部分を失っている。だが、無視していいというわけではない。得られる代償は比較的小さいが、キーワードの信頼性を得るために使える正当な手段として利用したほうがいい。このタグには、ページのコンテンツを説明するための関連キーワードを入れるようにする。ランキングを上げるためではなく、ページのトピックを確認するために使うことがあるくらいにとらえておくので十分ではないだろうか。なお、キーワードの繰り返しを避けるように警告しているので、詰め込みがNGなのは当然だろう。
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