初代編集長ブログ―安田英久

最近のレンサバ事情 - イベント「HOSTING-PRO 2009」が2月19日に開催されます

今日は少しWeb担の方向とは違うネタを。2月に開かれるイベント「HOSTING-PRO」についてです。
Web担のなかの人

今日は少しWeb担の方向とは違うネタを。というと、私をご存じの方は「安田のことだから、カレーの店の話か」とか「あのダイエット方法の話か」とか思われるかもしれませんが、そうではありません。2月に開かれるイベント「HOSTING-PRO」についてです。

実は、私はWeb担を始める前に2005年~2006年にかけて、『レンタルサーバー完全ガイド』とか『データセンター完全ガイド』といったメディアをやっていました。まぁ、サーバー類のネットインフラに関する専門メディアですね(Web担もレンサバガイドもデータセンターガイドも、その前にやっていた『インターネットマガジン』の子孫としてのセグメントメディアとして同じ系統なのです)。

HOSTING-PROは、ちょうど『レンタルサーバー完全ガイド』と同じ時期の2005年からスタートした、レンタルサーバーやサーバーホスティングに特化したイベントで、6回目となる「HOSTING-PRO 2009」が2009年2月19日に開催されるのです。

「そんなイベントやってるの知らなかった」という方も多いかと思いますが、それも当然。メインの来場者層はレンタルサーバー事業者の方。業界向けのイベントなんですね。ですから、セッション内容に「ホスティング事業者を取り巻く法律」とか「ホスティング事業者として取り組むべきIPv6対応策とは」とかが入っているわけです。

とはいえ、Webサイトを開設できるのも、サーバーがあってこそ。そのサーバーも、やはり進化しているものです。

たとえば、アイルのiClusta(アイクラスタ)というサービスは、システム全体を多重化することで負荷分散や耐障害制を高度に実現しています。また、サヴィスのユーティリティコンピューティングも、サーバーやストレージを仮想化することで、必要に応じて数分でサーバーの性能を追加できるような「機能貸し」のサービスを提供しています。

また、専用サーバーを利用する場合やデータセンター(ハウジング)を利用する場合は、システムの管理を自分で行う必要があるのですが、そういった部分まで面倒をみてくれる「フルマネージド」というサービスを提供する事業者も増えてきています。

もっと上のレイヤーでいうと、レンタルサーバーのサービスとしてCMSやECの機能を、ボタン1つでインストールできるように用意してくれているサービスもあります。

今回のHOSTING-PROは、「グリーンIT」「クラウドコンピューティング」といったあたりがメインのテーマのようです。Web担当者のみなさんも、多少でもインフラに興味のある方は、こういった場でレンタルサーバーの最近の動きを知っておくのはいかがでしょうか?

開催概要

名称:HOSTING-PRO 2009
日時:2009年2月19日(木)
主催:HOSTING-PRO 2009 実行委員会
会場:秋葉原コンベンションホール(秋葉原ダイビル)
参加費:2,000円(事前登録すれば無料)
詳細情報:http://hosting-pro.jp/

この記事は、メールマガジン「Web担ウィークリー」やINTERNET Watchの「週刊 Web担当者フォーラム通信」に掲載されたコラムをWeb担サイト 上に再掲したものです。

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