担当者が見たまま管理できるAjaxインターフェイス「vibit CMS」／ヴィビットインタラクティヴ

[商用CMSガイド]　編集部の気になる製品チェック！

現場担当者の知識に依存しない
見たまま管理できるインターフェイス

vibit CMS（ヴィビットシーエムエス）
ヴィビットインタラクティヴ株式会社

URL　http://www.vibitcms.com/

ブラウザで見たまま簡単に
コンテンツを更新できる

「vibit CMS」は、ヴィビットインタラクティヴが9月にリリースした新しいCMS製品だ。企業がコストをかけずに積極的に情報発信できる環境、およびコンテンツのクオリティアップ支援にこだわって開発されたもので、製品には同社が培ってきた、ウェブサイト制作・運営のノウハウを基に、現場のニーズを考慮した機能が盛り込まれている。

CMS導入のメリットとして、HTMLやCSSなどの専門知識を持たない担当者でも既定のテンプレートに従ったコンテンツを生成できる点があげられる。これにより、特別なITスキルがなくとも、企業内ですばやく自社サイトの情報を更新できる。

昨今リリースされているCMSの多くが、ワープロ感覚で見たままにコンテンツを更新できるWYSIWYG機能を備えているが、管理画面上のフォームで入力したものを、そのつど確認しなければならない場合もある。その点、vibit CMSは“見たまま直観的”にページを更新できる本格的なWYSIWYGエディタを備えている。編集画面にはAjax技術を活用しており、管理画面での更新ではなく、まさに公開ページと同様のインターフェイスで見たままに編集できるのが特徴だ。

vibit CMSの編集画面。Ajaxを活用したインターフェイスで見たままの編集を実現する。

ページの追加や削除もマウスで簡単に
サイト全体を一覧して管理

ウェブサイトを運営していくうえで、ページの追加や削除、階層構造の増減などの作業が必要になってくるが、vibit CMSでは、ツリー状のページインターフェイスを取り入れた画面で、サイト全体の管理を容易に行える。ツリー構造図化されたサイトマップを見ながらであれば、ページの追加や削除を直観的なマウス操作で行えるのだ。加えて、各ページにどのテンプレートが採用されているかを把握して設定することも可能だ。

管理機能面では、ユーザーアカウントやグループごとの権限設定などのアカウント管理機能も充実している。

ツリー状の管理画面からは、ページの追加や削除、テンプレート設定などが簡単にできる。

コンテンツ要素はブロック単位で管理できるので、表示の入れ替えや追加・削除も容易である。

Web標準規格に対応したHTMLを生成
意識せずにSEOに対応できる

ビジネスとしてサイトを運営する以上、見逃せないのがサイトへの集客だ。その手法の1つとして今や必須とも言えるのがSEOだ。SEOを有効に行うには、専門知識が必要となるが、vibit CMSではWeb標準に対応したテンプレートを採用しており、SEOに対応したページを自然に生成できる。

また、ページ単位でのRSSフィードの生成にも対応しており、ユーザーに対するアクティブな情報発信も可能だ。

製品は数十ページから千数百ページ向けのASPに加え、サーバーインストール型も用意されており、サイトの規模や成長にあわせて柔軟な導入ができる。

各種カスタマイズにも対応しており、携帯サイト向けのテンプレートを適用すれば、PCサイトとともに、携帯サイトも作成することが可能だ。

商用CMS製品　製品データ

商用CMS製品　対応機能データ

※注意：この記事の内容は『Web担当者現場のノウハウvol.08』掲載当時のものになります