株式会社群青+@YMC
野本 幹彦(フリーライター)
自社運営のサーバーとして利用し
代理店としても自信を持ってオススメできる
株式会社群青 会社概要
- 社名:株式会社群青
- URL:http://www.gunjyo.jp/
- 設立: 2001年10月
- 本社所在地: 東京都港区六本木2-2-6 福吉町ビル6F
- 事業内容:ウェブデザイン、グラフィックデザイン、健康食品/雑貨の企画・販売、/オーディオ関連製品の販売
レンタルサーバー利用概要
- 利用サービス:@YMC ビギナープラン
- 利用内容:自社利用はウェブサイト用などにビギナープランを2契約。その他各種プランを代理店としてウェブデザインのクライアントに紹介。
価格と品質のバランスがよく
多くの人に勧められる
株式会社群青は、健康食品、リサイクルアルミを利用した雑貨、ヘッドフォン/アンプなどのオーディオ製品をネット販売する物販を中心とした会社だ。同社は、デザイン会社である株式会社ラス・ネットワークを母体として設立された会社で、今回取材に応じていただいた小倉郁生氏と市川豊氏の両氏もラス・ネットワークと群青の両方の会社に在籍している。
1991年に設立されたラス・ネットワークは、当初は紙媒体のデザインから業務を開始し、95年頃から企業向けのホームページ制作やコンサルティングを行うようになっていたという。その中からなぜ、多様な物販を行う新会社が設立されたのだろうか。
「企業向けのビジネスを続けるうちに、エンドユーザー向けのビジネスもやっていきたい、と考えるようになりました。しかし、ウェブを構築するノウハウは持っていても、何を売るかというのは未だ手探り状態です。インターネットでの販売に適した商材を探している中で、健康食品、雑貨、オーディオ製品などを販売するようになってきました。もちろん、これらの商品を1つのショップで販売しているのではなく、カテゴリーごとにサブディレクトリーを切り、健康食品の『群青ヘルシーモール』、雑貨の『YANEURA』、オーディオ製品の『GUNJYO AUDIO OPERATION DIVISION』と別々のショップで販売する形態にしています」(小倉氏)
まず自社で試した結果
胸を張ってクライアントに紹介
ラス・ネットワークおよび群青では、最初は自社サーバーおよび他社のレンタルサーバーを利用してウェブを運営していた。しかし現在は、群青のウェブで利用するだけでなく、代理店としても契約している。@YMCを利用するきっかけは、同社の営業社員が訪問してきたことだという。
「@YMCの営業の方が来られ、デザイン会社としての代理店契約の説明を受けました。価格やバックボーン、サービス内容などをても、当時利用していたサービスと比べても遜色なく、信頼できる会社だという印象を受けました。利用者に合わせたプランも幅広いので、代理店契約を結ぶことにしたのです」(小倉氏)
しかし、使ってもいないサービスを大事なクライアントに勧めることはできない。群青では、同社のサイトを@YMCに移行して実際にサービスを試し、その結果、現在でも利用し続けている。
「使い始めて4年目になりますが、大きなトラブルもなく安定して使っています。品質やサービスによってプランが選べるし、価格と品質のバランスが非常にいいサービスだと思います。もっと価格が安いサービスも数多くあるのですが、やはり信頼性の面で不安が残ります。以前、ちょっと試してみようと思って月額数百円の安価なサーバーを利用したことがあったのですが、連絡がメールだけだという酷いサポート状態でした。@YMCは、サポートのレスポンスもよく、安定性も申し分ありません。今では自信を持ってお客様に紹介しています」(小倉氏)
技術的な内容にも迅速に回答
サポートの充実が大きなメリット
現在、実際にクライアントと@YMCとの橋渡し役として代理店業務を行っている市川氏にとっては、サポート面の充実が一番のメリットだと考えているようだ。単なるトラブル解決だけでなく、サポートを受けることで少しずつウェブの勉強ができていた経験からだ。
「サービスのことだけでなく、技術的なことであっても、電話やメールで問い合わせればすぐに返事が返ってくるので、何かわからないことがあったときなども非常に助かっています。たとえば、ドメイン移行の手続きなどは複雑で、経験のない者にとってはわかりづらく、スムーズに移行できるかが不安です。何回かドメイン移行を経験してくればコツを把握できるのですが、私も入社当初はそのコツがわからず困っていました。そのような場合も、メールを出せばすぐに指導してくれて、非常に勉強になりました」(市川氏)
その一方で、市川氏が言うにはクライアントから「FTPに接続できず、ファイルの転送が行えない」という問い合わせをよく受けるという。
「これは、@YMCがFTPの認証手段として、『POP before FTP』を導入しているからです。この方式は、メール受信を行って正式なユーザーであることが認証されたうえで、その後30分間ファイルサーバーへのアクセスが許可されるというものです。つまり、ファイルをアップロードしたり、ダウンロードしたりする前に必ずメール受信を行わなければサーバーにアクセスできないということになります」(市川氏)
この方式は、確かに仕組みをよく理解していないユーザーを迷わせ、問い合わせをせざるを得ない状況にしているのかもしれない。しかし、ファイルサーバーでのユーザー名/パスワードによる認証だけでなく、POP before FTPを採用することによって、より高いセキュリティーが確保されることは間違いない。一度仕組みさえわかってしまえば、次回からはユーザーは迷わずに操作を行えるだろう。データを勝手に改ざんされてしまうようなトラブルを避けるためにも、このようなセキュリティー手段が講じられていることは歓迎するべきだし、信頼できるサービスを提供している証拠だと言えよう。
サービス内容が幅広く
多様なクライアントに勧められる
群青にとって、@YMCは利用者に合わせたプランを選択できるだけでなく、さまざまなメリットをクライアントに提供できると小倉氏は言う。
「最も好評なのは、新規のドメイン取得が無料というサービスです。.com、.net、.orgだけでなく、汎用jpドメインも無料で取得できるので、多くのクライアントに喜んでいただいていますし、我が社としてもお薦めしやすいポイントとなります」(小倉氏)
また、いち早く安価なSSL証明書を提供してくれていたこともクライアントにも好評だったと言う。
「今では、さまざまなサービスで安価なSSL証明書が提供されていますが、SSL証明書と言えばベリサイン社しか考えられなかった頃からコモド社のSSL証明書を提供してくれていました。安いと言ってもコモド社のSSL証明書は十分に信頼できるものなので、自信を持ってお薦めしています」(小倉氏)
デザイン会社や制作会社では、さまざまなレンタルサーバーサービスを経験する機会が多く、会社間でも情報交換しているケースもある。デザイン会社としての側面も持ち、代理店として実際に利用しながらクライアントに勧めている群青の評価は、信頼してもよいだろう。
群青が選んだレンタルサーバー
@YMCでは、VPS(仮想専用サーバー)の2週間無料トライアルを始め、キャッシュバックキャンペーン、セキュリティアップ優待キャンペーンなどのお得なキャンペーンを実施しているほか、ウェブサイト上には初心者にも優しい解説が多く掲載されており、ユーザーに優しいサービスを提供している。
@YMC
0120-38-3849 (10:00〜12:00、13:00〜17:00 土日・祝日は休業)
info@ymc.ne.jp
※この記事は、『レンタルサーバー完全ガイド vol.2』掲載の記事です。
※社名、所属部署、利用サービス、価格など、この記事内に記載の内容は、取材当時または記事初出当時(2005年8月)のものです。
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