レンタルサーバー導入&活用事例

初心者でも専用サーバーの管理をメールで任せられる/マルチメディアスクール・ウェーヴ

レンタルサーバー導入&活用事例

マルチメディアスクール・ウェーヴ+スタジオマップ

野本 幹彦(フリーライター)

相談ベースの対応を行ってくれ
仕様にはない要望にも応えてくれる柔軟な姿勢

ウェブサイトの基本的な情報や利用サービスに関する情報はこちらを参照。

ビジネスの現場で役立つカリキュラムを提供

株式会社マルチメディアスクール・ウェーヴ
営業企画部
西端雅人氏

マルチメディアスクール・ウェーヴ(以下、WAVEと表記)は、「WEBデザイン」「プログラミング」「DTP」「IT」「ビジネスパソコン」などのカリキュラム/コースを提供しているPCスクールだ。北海道から福岡まで22か所に教室を構え、「パソコン初心者をプロフェッショナルに育成し、就・転職までサポートする」ことを理念として掲げている。

WAVEでは、スクールの受講生向けにスタジオマップの「SPPDレンタルサーバー」(以下、SPPDと表記)を利用している。この専用サーバーは、容量を切り分けて受講生に提供され、ウェブ上に作品をアップする場合や、授業でPHPを使う場合などに利用しているという。一方で、WAVEのホームページは、SPPDとは異なる事業者の共有レンタルサーバーを利用している。営業企画部の西端氏によると、「スクールの紹介などの限定された利用しかしておらず、メールが使えればよいので、簡便な共有サービスを利用している」とのことだった。あえてコーポレートサイトとは別に、2001年からSPPDの専用サーバーを借り始めたWAVEだが、選択の理由はどこにあったのだろうか。

「私が入社する前からSPPDを使っていたので、当時の選定基準の詳細については前任者でないとわかりません。ただ、現在も継続して利用している理由の1つは、サービスメニューや仕様に拘らないでサービスを提供してくれていることですね。“そのようなサービスは行っていない”という話で終わってしまう事業者も多いですし、もし融通を利かせてカスタマイズしてくれても多額なコストを支払わなければならない場合もあります。SPPDでは、サーバースペックなども我々の都合に合わせて調達してくれているので、大変助かっています」

専用サーバーを切り分けて共有サービスのように利用しているWAVEだが、目的が受講生の学習のためであるため、一般的なスペックやサービスでは要求を満たすことができず、相談ベースでSPPDに対応してもらった部分が多いと西端氏は話す。

「数千人が使えるような大容量のサーバーも特別に用意していただいたこともありますし、前のバージョンでPHPを触りたいという受講生の方がまだまだいるので、3台借りているサーバーのうちの1台を前のバージョンのPHPにしてもらったりもしています

要望にも柔軟に応えてくれてトラブルの対応も迅速

一般的に専用サーバーでは自由度が高い反面、自分達でサーバーを管理して設定なども行っていかなければならない場合が多い。しかし、SPPDでは、管理者権限をユーザーに渡さずに管理をSPPD側で行うようにすることも可能となっている。本業はデザインや広告制作で「サーバー管理者というより、サーバーのカギを預かっている役割」という西端氏は、SPPDに管理を任せられる便利さを話してくれた。

「前任者はサーバーの知識が豊富な人でしたが、私自身はサーバーの管理や操作に関する専門技術を持っているわけではありません。本当なら、専用サーバーを借りて自分でPHPやCGIのバージョン管理や設定などもやらなければならないのですが、それらの設定はメールで“こういった設定にしたい”とお願いするだけでやってくれるので助かります」

とはいえ、サーバーの知識がまったくなければ、設定をお願いすることはできない。

「自分達がやりたいことをサーバーのどの設定で行えばよいかを知っておく必要がある」と西端氏が言うように最低限の知識は必要となる。西端氏は、本業の傍らでWeb担当者としてサーバーのことを学習してきた経験を次のように語る。

「最初はサーバーのコマンド1つに関してもSPPDの営業担当の方に質問していました。徐々に覚えていって、慣れてくれば、何がどうなっているかということは把握できるようになりました。デザインや広告制作の仕事は、ある程度見ていけば部下に任せることができますが、サーバーに関しては部下に仕事を振らずに自分でやるようにしています」

しかし、受講者が増えてくるとユーザー管理のすべてを西端氏が行うわけにもいかなくなる。

「当初は、Linuxのコマンドを使ってこれらの作業をしていたのですが、受講者数が多くなると作業が煩雑になってしまいます。そこで、2台目のサーバーからはSPPDにアカウント管理ツールを作ってもらい、GUIで簡単にユーザー管理が行えるようにすることで、各拠点の担当者が登録作業などを行える体制にすることができました。それまでは、私1人で全拠点の登録作業を行っていたので、随分と負担が軽減されましたね」

こういった要望にも迅速に応えてくれるだけでなく、トラブルの対応などのサポート面に関しても非常に満足しているようだ。

「受講生さんがいろいろ試すためのサーバーですから、たまに設定を誤ってCGIが暴走してしまい、サーバー全体に負荷がかかってしまうようなトラブルも発生します。このような場合も最低限の時間で迅速に対応してくれています」

社内システムもSPPDに預け早期の移行を目指す

一方、WAVEでは2007年4月にWindows Server 2003ベースの専用サーバーサービスを利用している。これは、社内向けのサーバーとして利用しているようだ。

「社内システムはこれまで自社サーバーで運用しており、システム管理も社内の人間で行っていました。しかし、現在では、システム管理をエキスパートレベルで行える人材を抱えず、ある程度まではアウトソーシングにしたほうがよいというように方針を転換してきています。社内にサーバーを置いているとセキュリティ面でも不安がありますし、エキスパートな人材が退職してしまうと、それを引き継ぐための人材も確保しなければなりません。サーバーに関するすべての権限をエキスパートな人材に与えた場合のリスクも大きくなります。コスト面でも、アウトソーシングしたほうがよいということになりました」

システム管理という面まで社内で行うのはリスクが高いと判断をしたWAVE。現在はこれまでWindowsシステムには搭載していなかったメールサーバー機能も新たに搭載してもらうようにSPPDに対応してもらい、移行作業は自分達で順調に進めているという。

講者向けや社内向けのサーバーで合計3台の専用サーバーを利用しているWAVEだが、今後のカリキュラムの進め方によっては、利用する台数や仕様の変更を行っていく必要も出てくると西端氏は言う。

「今後は、ただウェブサイトを制作するだけではなく、たとえばMovable Typeなどのブログの知識も習得して、その技術をどのように就職に活かしていくのかといったことも考えていかなければなりません。一般ユーザーも使っているようなツールや機能をプロユースとしてどのように活用していくかといったこともカリキュラムに取り入れていきたいので、これらに対応できるようなサーバーも用意していかなければなりません」

今後は、これらのインフラをベースに、本当にビジネスに役立つPCスクールとしての方向性を見極めていかなければならないと西端氏は言う。

「我々もさまざまな技術やトレンドを見据え、これまで以上に仕事に役立つカリキュラムを見極めていかなければならないと思っています。小学生でもブログやウェブサイトを作っている時代となっているので、10年後は教える内容も現在とはまったく違うものとなっている可能性もあります。これらも見極めつつ、就職に役立つカリキュラムや企業研修用のカリキュラムを作り出していきたいですね」

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株式会社マルチメディアスクール・ウェーヴ

株式会社マルチメディアスクール・ウェーヴ
http://www.mswave.co.jp/
  • 設立:1996年6月11日
  • 本社所在地:東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティビル13F
  • 事業内容:PCスクール事業、人材派遣や職業紹介などの人材事業、法人向け研修
  • URL:http://www.mswave.co.jp/

レンタルサーバー利用概要

  • 利用サービス:SPPDレンタルサーバー専用サーバー(ベーシックおよびスタンダード)
  • URL:http://www.sppd.ne.jp/
  • 利用内容:受講生向けのテストサーバーと社内向けシステムに利用

株式会社マルチメディアスクール・ウェーヴが選んだレンタルサーバーサービス

スタジオマップ
http://www.sppd.ne.jp/

SPPDレンタルサーバーの専用サーバーでは、共用サーバーで提供するツールのすべてが利用可能。豊富な運用プランが用意されており、複数台構成でもフルマネージドで利用できるのが特徴だ。24時間365日有人体制でのサーバー死活監視はもちろん、完全二重化されたバックボーン接続部によって、万が一のトラブル時にもサービス停止時間を最小限に抑えた運用を実現する。

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※社名、所属部署、利用サービス、価格など、この記事内に記載の内容は、取材当時または記事初出当時のものです。

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