アドビが「Adobe Target」の一部機能をオープン化、企業独自のモデルを組み合わせたパーソナライズが可能に

自社独自のデータモデルとアルゴリズムをAdobe Targetに統合することが可能に
岩佐 義人(Web担 編集部) 2017/8/4 14:19

アドビは、Adobe Marketing CloudのエンジンであるAdobe Targetのデータサイエンス機能およびアルゴリズム最適化機能をオープン化した、と8月3日発表した。ブランド企業は、アドビが開発した従来のアルゴリズムに加え、自社独自のデータモデルとアルゴリズムをAdobe Targetに統合することが可能となり、顧客に優れた体験を提供することができる。Adobe Targetが企業独自のアルゴリズムと最先端のマーケティングプラットフォームを組み合わせることができるのは、業界初の機能となる。

業界の専門知識とAdobe TargetにおけるAdobe Senseiの高性能なマシンラーニングとAIの機能を組み合わせることで、ブランド企業は広範囲において個々の顧客ニーズに応えられるようになる。例えばどの顧客がオファーに反応しそうかを予測するために独自のアルゴリズムを構築した金融機関は、そのアルゴリズムをAdobe Targetと組み合わせることで、自社モデルをリアルタイムのトラフィックでテストし、各顧客に最適なオファーを提供できるようになるという。

この記事が役に立ったらシェア!
メルマガの登録はこちら Web担当者に役立つ情報をサクッとゲット!

人気記事トップ10(過去7日間)

今日の用語

インデックス
検索エンジンがWebページをデータベースに保存しているデータベース。データベース ...→用語集へ

インフォメーション

RSSフィード


Web担を応援して支えてくださっている企業さま [各サービス/製品の紹介はこちらから]