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ベム最後の投稿 2020年代広告業界7つの予測
①企業の姿勢が問われる個人情報扱い
~経営マターとしてのデータ取り扱いポリシーとファーストパーティデータの同意取り直し~
前回のエントリーで書いたように、今年1月1日からCCPAの施行される。CCPA(カルフォルニア州消費者プライバシー法)は、Cookieや位置情報に代表される「許可なき追跡」に対して消費者に主に5つの権利を与えている。まず、消費者はデータを取得している事業者に「わたし」のどんな情報を持っていて、どこから集めたのかを聞ける権利を有する。そして、それを過去12か月分どんなデータかを知る権利がある。また、それらを確認したら「消去しておいてくれ」と命令できる権利がある。同時に「わたしのデータを他社に売ってはいけない」と命令できる。ついでにデータ消去を命令したからといって事業者が「わたし」へのサービスの質を低下させてはならない。
その上で、オプトイン(同意)のプロセスに関しても従来よりはるかに誠実な対応を求めている。
この潮流は確実に日本にも来る。企業でデータに関わるすべての人に関わる重大な事態となるだろう。構築してきたDMPがほぼ使えないという状況も考えられる。
また1stパーティデータを再構築、つまり同意の取り直しを行う必要もでてくるだろう。この際、保有している1stパーティデータがそもそも持っていても大丈夫なのか、保持していることが逆にリスクになるダークデータではないのか検証すべきだろう。その意味でも2020年はCMP(コンセント・マネージメント・プラットフォーム)が注目されるようになるだろう。
企業のデータマネージメントにおける大きな変化は、広告業界にも(特にデジタル領域において)大きな影響を与えることとなる。サイト内ではクッキー取得を同意するかしないか問わなければならなくなると、クッキーを取得できないブラウザのPVカウントにも影響する。当然、リタゲや位置情報による広告配信は大打撃を受けることになるだろう。
リスティングの費用対効果の頭打ちによって大きく市場を拡大したリタゲ広告ではあるが、今度はそれに代わって「指名検索」を得るためのコミュニケーション施策が幅広く追及されるだろう。
②テレビ広告の反転増加
~オンライン&データによる枠選定で蘇るテレビCM少量投下需要とデジタル連動~
リタゲに限らず、ターゲティング手法全般にプライバシー法の影響がおきる。そうなると、「指名検索」を促す広告をしてテレビCMが改めて注目されるだろう。ただそこには従来の番組やスポットのような買い付け手法ではなく、1本1本買い付けるASSのような買い付け手法に行くことになる可能性が高い。
ベムは従来から「テレビで認知させてネットで刈り取る」というよりは、「デジタルで素地をつくってテレビで刈り取れ」と主張している。テレビはやはりスラッガーなので、1番バッターを打たせるより、デジタルで1~3番を出塁させておいてテレビにホームランを打たせて4点とるほうが良い。
また、ASSのような買い付け方はデータを基にターゲット含有や視聴質を吟味して1本1本を選定する。これは従来のスポット広告の空爆型投下というより、デジタルとの連動を最初から織り込んだ「ミドルファネル施策」としてのテレビ広告というポジションが確立できる。
当然デジタルの知見とミドルファネル用のクリエイティブを開発できるエージェンシーにチャンスがあり、この領域を制するエージェンシーが2020年代に大きな成長をすることだろう。
③テレビとデジタルの境目の消失
現状、日本ではネットフリックスを見るデバイスは大型テレビ受像機が37%程度、スマホ、タブレットが60%近くとなっているが、アメリカではこれが大型テレビディスプレイが7割近い。オリンピックも契機をなって、4K・8K普及と同時にテレビの結線率も大きく伸長するはずで、オンラインでテレビ番組や映画を見る機会はリビングの大型ディスプレイが主流になるだろう。いわゆるリーンバック型の視聴態度の比率が高まる。またオンラインでのリニア配信を大型テレビ画面で視聴する機会が増加することになる。
オンラインでもリニア放送型の視聴され、そこに挿入型CMチャンスも増える。そうなると、テレビCMとデジタルCMの境目は放送かオンラインかではあるものの、同じCM枠に放送と結線テレビにはアドレッサブルCMと差し分けられるようになるので、これらをテレビ広告かデジタル広告かを区分することはナンセンスかもしれない。
まあ、ずいぶん前からテレビ受像機もデジタルデバイスではある。
さて、リビングでは大型テレビディスプレイが結線され、放送でも配信でも視聴され、個室ではテレビではなくスマホやタブレットでテレビ放送の同時配信やオンデマンド配信を個々に視聴される。こうした形態が定着するだろう。そうなるとリビングで家族で視聴されるコンテンツやCMには、個別視聴とは別の価値が出てくる。
リビングで複数の家族の構成員で視聴する「コ・ビューイング」は、テレビの個人単独視聴より、画面への注視率が高くなる。2人よりも3人の方がより注視率は高い。つまりより大勢で視聴すればするほど画面へよりコミットするので、こうした視聴形態に価値があるということだ。昔の「お茶の間」視聴はまさに画面にみんな見入っていた訳で、現代にこうした状況を再現できるか番組の質にかかっている。
ベムが持っているデータでも番組によってこのコ・ビューイング率に大きな違いがある。世帯視聴率はさほどではないが個人全体視聴率が高い番組はいい番組(いい視聴質の番組)となる。
「個の時代」への対応は限界点を迎える。十人十色は一人十色にも百色にもなり、ただ人を特定するだけではモードになる(触発する)タイミングに合わせることも難しくなった。家族なり、誰かと一緒に見るオケージョンにフォーカスした方がよさそうだ。
また、ベムの会社(デジタルインテリジェンス)での調査データでは、高齢層はCM接触頻度(フリークエンシー)が高くても認知率が上がらず、若年層では少ないフリークエンシーでも一定以上の認知が取れている。これはもうフリークエンシーの理論は崩壊しており、ターゲットリーチのコントロールとクリエイティブのパフォーマンスを上げることがより求められるだろう。従来なかった視聴データが、到達実態や視聴実態を詳らかにする。データによる効果検証(クリエイティブを含む)と改善は2020年代大きく進むだろう。
④日本版DNVBの台頭 NPO的小さなブランド支援と深いデータ
Digitally Native Vertical Brand については、https://gyoukai-test.amebaownd.com/posts/18704537と、https://gyoukai-test.amebaownd.com/posts/18704538 を読んで欲しい。ウォルマートが数年前から矢継ぎ早に買収してきたり、ジレットのシェアは奪い、ユニリーバが買収したり、P&GもDNVB買収に積極的になっていた。
このマーケティングモデルに関してベムは、これの日本型はどういうものになるのかと考えてきたが、①で書いた潮流によって、やはりプラットフォーマーの強さが改めて確認されることで、巨大プラットフォーマーとは全く違う消費者との繋がりをつくることが試行される中で、日本版DNVBが登場して来るかもしれない。
そして、そこには日本的な事情が大いに影響するものになるだろう。
日本の人口動態は極めて急激な人口減少に見舞われている。2019年の出生数が89万という現実は驚愕せざるを得ない。270万人いた団塊の世代の3分の1以下である。
こうした現象は少子高齢化での年金問題もさることながら、日本にある「いいものづくり」や「いいサービス」の継承者がいないことで消えていってしまっていることに改めて気づく。ベムは新しい価値の提案とともに、改めて「無くなりそうないいものやいいサービス」の生き残りをデジタル空間で支援するモデルの確立が待たれるところだと思う。
クラウドファウンディングや本来のふるさと納税の思想は、日本版VBの支援することにブランドとの濃い繋がりを持つことに価値を感じる消費者によって、プラットフォーマーにはない関係づくりを目指すだろう。
まずは消費者が「価値」を感じるブランドとの関わりがあることで、濃い個人データがトレードオフしてもらえる。そこには消費者がブランドから受ける「価値」だけではなく、消費者がブランドに与える「支援」が消費者にとっての「価値」となるモデルがどんどん現れると思う。
DNVBに関しては米国IABが特集レポートをつくったくらいで、広告を核としたマーケティング産業に携わる者にとっても、無関心ではいられない注目のマーケティングモデルである。
つまり、CCPAの影響によるターゲット広告などの減衰に代わる施策は、広告ではなく、新しいこうしたマーケティングモデル支援であったり、自社ビジネスとしてのブランド構築であったりするだろう。
誠実なデータ取得同意は突き詰めると、消費者からの積極的なデータトレードオフにある。
データをどう取得するかから思考するのではなく、どんな価値のあるカスターエクスペリエンスを創造するかから考える者が、2020年代のデータを制するだろう。
⑤DX推進が進む企業、落ちこぼれる企業
企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)の核となるのは「教育」である。
デジタルかつビジネスクリエイティブ発想ができる「カルチャー」と「スキル」を獲得することである。そのためには、まずはビジネスのプロセスにおけるデジタル化とは何かを発想し合い、試行するマインドセットを植え付けることだ。CDO(チーフ・デジタル・オフィサー)の役割はこうした「教育」と「スキル開発」である。
CDOというのはCOO、CFOクラスの強い権限が必要である。場合によってはCEOが兼任するか(CEOにデジタル知見が十分にあれば)、強い権限をCDOに与えなければならない。デジタル化は企業のバリューチェーンのすべてで行なわれなければならない。部門横断で推進するからには、各部門より強い権限が要る。
そして、そのためにもまずはCEOのデジタル化への認識が最も重要である。昨年11月に「マーケティングのデジタル化5つの本質」という本を上梓した。是非経営層に読んで欲しい。
DX推進に関しては、成功する企業には下記の3つのタイプが出てくるだろう。
・個人情報ではないデータで成功する企業、
・「紙芝居モデル」で成功する企業、
・泥臭いアナログ施策(のプロセスをデジタル化して)で勝機を得る企業
*紙芝居モデルとは、紙芝居そのものは無償だが、駄菓子や水飴で商売するようにメディア利用やコンテンツで関係を築き、別のビジネスで回収するモデル
⑥デジタルメディアでの「動機づけ」のコミュニケーション機会拡大
ネット世界では関心が顕在化することで、情報接触の機会が格段に増える。しかしながら欲しい情報が明確でない、または漠然と情報空間を散策している場合は、いわゆる「動機づけ」してくれることは稀かもしれない。
書店を覗くのが好きだという人は、意識していない関心事に出会うことを求めているのだろう。
従来のリコメンドは基本協調フィルタリングで、関心事を示すことで「他の人はこれも観てますよ」というリコメンドでしかないので、「無意識の関心事」に出会うことはままならない。これまでネット空間はリアル空間のメタファーにことごとく失敗している(セカンドライフしかりである)。
リアル空間に模すことの最大の利点は書店のような「意識していない関心事との出会い」だろう。
予期しない出会い、あるいはテーマを動機づけるという、その昔特に雑誌が果たしてきた役割を、デジタル環境が果たすことができる時代になるかもしれない。
手段としてのAIやVRに注目するというより、「動機づけ」のコンテンツに対するマーケティング的「価値」に注目されるだろう。
⑦電博CA 三大広告会社体制確立とマーケティング支援サービスの構造変化
2019年はネット広告専業代理店の伸長が止まった年として、後に記録されるだろう。
そして2020年はテレビを中心としたマス広告、CPAを追求してきたネット広告という2分化した(発注者もエージェンシーも二つに分かれた)状況が終わり、マスをデジタルが吸収し始める年となるだろう。③に書いたようにテレビとデジタルの融合というか、境目がなくなり、分けて考えることがナンセンスになる。
そもそもテレビもデジタルデバイスだし、新聞、雑誌、チラシ、OOH、ダイレクトメールなどもそのプロセスのデジタル化が進み、デジタル施策との連動は当然のこととなるだろう。
デジタル施策を中核にしてマスやリアル施策を展開するようになり、立体的なコミュニケーションプランニングと実行ができるエージェンシーが主役となる。
こうした中でエージェンシーも、コアスキルの再設定を余儀なくされるのは言うまでもない。
2014年にベムが書いた「広告ビジネス次の10年」には、ネット専業の業界シェアは2020年前後に縮小すると書いた。しかし当時はここまでネット広告におけるプラットフォーマーによる寡占化が進むとまでは考えていなかった。今後もYahoo、Google、FB、LINE、Twitter、Amazonの広告枠が市場のほとんどを占める状況は当面はあまり変わらないだろうが、広告以外のマーケティング施策に大きな市場が形成されるだろう。
エージェンシーはDNVB支援やブランド事業者への資本業務提携などによって、スキルを持つ人財の囲い込みに走るだろう。こうしたことに対応できる経営のスピードと社員のセンスが決め手になるように思う。
基本、電通グループ、博報堂グループ、CAグループの3大エージェンシー体制は2020年代も続くだろうが、新たなブランド開発に事業者としても参入できるスピリットとセンスにおいてサイバーエージェントに勝機が出てくるかもしれない。
エージェンシーはフロント(従来営業と呼んでいる)のスキル改革と、企業のインハウスへの人材供給でどこまで収益性が確保できるかが課題となるだろう。
日本ではまだまだ広告主側にマーケティングスキルやメソッドが乏しい。
ビジネスに成果が出ないとエージェンシー機能も評価されない時代は、事業者側のマーケタースキルとエージェンシー側のプランニング&オペレーションスキルがオーバーラップしていく必要がある。
ブランド側であり、エージェンシーでもあることが新たなマーケティング支援集団になる可能性がある。
さて、「業界人間ベム」は2008年にスタートして丸12年経ちましたが、今回の投稿をもってこのブログを閉じようと思います。長い間、皆さんありがとうございました。
ベム最後の投稿 2020年代広告業界7つの予測
① 企業の姿勢が問われる個人情報扱い
~経営マターとしてのデータ取り扱いポリシーとファーストパーティデータの同意取り直し~
前回のエントリーで書いたように、今年1月1日からCCPAの施行される。CCPA(カルフォルニア州消費者プライバシー法)は、Cookieや位置情報に代表される「許可なき追跡」に対して消費者に主に5つの権利を与えている。まず、消費者はデータを取得している事業者に「わたし」のどんな情報を持っていて、どこから集めたのかを聞ける権利を有する。そして、それを過去12か月分どんなデータかを知る権利がある。また、それらを確認したら「消去しておいてくれ」と命令できる権利がある。同時に「わたしのデータを他社に売ってはいけない」と命令できる。ついでにデータ消去を命令したからといって事業者が「わたし」へのサービスの質を低下させてはならない。
その上で、オプトイン(同意)のプロセスに関しても従来よりはるかに誠実な対応を求めている。
この潮流は確実に日本にも来る。企業でデータに関わるすべての人に関わる重大な事態となるだろう。構築してきたDMPがほぼ使えないという状況も考えられる。
また1stパーティデータを再構築、つまり同意の取り直しを行う必要もでてくるだろう。この際、保有している1stパーティデータがそもそも持っていても大丈夫なのか、保持していることが逆にリスクになるダークデータではないのか検証すべきだろう。その意味でも2020年はCMP(コンセント・マネージメント・プラットフォーム)が注目されるようになるだろう。
企業のデータマネージメントにおける大きな変化は、広告業界にも(特にデジタル領域において)大きな影響を与えることとなる。サイト内ではクッキー取得を同意するかしないか問わなければならなくなると、クッキーを取得できないブラウザのPVカウントにも影響する。当然、リタゲや位置情報による広告配信は大打撃を受けることになるだろう。
リスティングの費用対効果の頭打ちによって大きく市場を拡大したリタゲ広告ではあるが、今度はそれに代わって「指名検索」を得るためのコミュニケーション施策が幅広く追及されるだろう。
② テレビ広告の反転増加
~オンライン&データによる枠選定で蘇るテレビCM少量投下需要とデジタル連動~
リタゲに限らず、ターゲティング手法全般にプライバシー法の影響がおきる。そうなると、「指名検索」を促す広告をしてテレビCMが改めて注目されるだろう。ただそこには従来の番組やスポットのような買い付け手法ではなく、1本1本買い付けるASSのような買い付け手法に行くことになる可能性が高い。
ベムは従来から「テレビで認知させてネットで刈り取る」というよりは、「デジタルで素地をつくってテレビで刈り取れ」と主張している。テレビはやはりスラッガーなので、1番バッターを打たせるより、デジタルで1~3番を出塁させておいてテレビにホームランを打たせて4点とるほうが良い。
また、ASSのような買い付け方はデータを基にターゲット含有や視聴質を吟味して1本1本を選定する。これは従来のスポット広告の空爆型投下というより、デジタルとの連動を最初から織り込んだ「ミドルファネル施策」としてのテレビ広告というポジションが確立できる。
当然デジタルの知見とミドルファネル用のクリエイティブを開発できるエージェンシーにチャンスがあり、この領域を制するエージェンシーが2020年代に大きな成長をすることだろう。
③ テレビとデジタルの境目の消失
現状、日本ではネットフリックスを見るデバイスは大型テレビ受像機が37%程度、スマホ、タブレットが60%近くとなっているが、アメリカではこれが大型テレビディスプレイが7割近い。オリンピックも契機をなって、4K・8K普及と同時にテレビの結線率も大きく伸長するはずで、オンラインでテレビ番組や映画を見る機会はリビングの大型ディスプレイが主流になるだろう。いわゆるリーンバック型の視聴態度の比率が高まる。またオンラインでのリニア配信を大型テレビ画面で視聴する機会が増加することになる。
オンラインでもリニア放送型の視聴され、そこに挿入型CMチャンスも増える。そうなると、テレビCMとデジタルCMの境目は放送かオンラインかではあるものの、同じCM枠に放送と結線テレビにはアドレッサブルCMと差し分けられるようになるので、これらをテレビ広告かデジタル広告かを区分することはナンセンスかもしれない。
まあ、ずいぶん前からテレビ受像機もデジタルデバイスではある。
さて、リビングでは大型テレビディスプレイが結線され、放送でも配信でも視聴され、個室ではテレビではなくスマホやタブレットでテレビ放送の同時配信やオンデマンド配信を個々に視聴される。こうした形態が定着するだろう。そうなるとリビングで家族で視聴されるコンテンツやCMには、個別視聴とは別の価値が出てくる。
リビングで複数の家族の構成員で視聴する「コ・ビューイング」は、テレビの個人単独視聴より、画面への注視率が高くなる。2人よりも3人の方がより注視率は高い。つまりより大勢で視聴すればするほど画面へよりコミットするので、こうした視聴形態に価値があるということだ。昔の「お茶の間」視聴はまさに画面にみんな見入っていた訳で、現代にこうした状況を再現できるか番組の質にかかっている。
ベムが持っているデータでも番組によってこのコ・ビューイング率に大きな違いがある。世帯視聴率はさほどではないが個人全体視聴率が高い番組はいい番組(いい視聴質の番組)となる。
「個の時代」への対応は限界点を迎える。十人十色は一人十色にも百色にもなり、ただ人を特定するだけではモードになる(触発する)タイミングに合わせることも難しくなった。家族なり、誰かと一緒に見るオケージョンにフォーカスした方がよさそうだ。
また、ベムの会社(デジタルインテリジェンス)での調査データでは、高齢層はCM接触頻度(フリークエンシー)が高くても認知率が上がらず、若年層では少ないフリークエンシーでも一定以上の認知が取れている。これはもうフリークエンシーの理論は崩壊しており、ターゲットリーチのコントロールとクリエイティブのパフォーマンスを上げることがより求められるだろう。従来なかった視聴データが、到達実態や視聴実態を詳らかにする。データによる効果検証(クリエイティブを含む)と改善は2020年代大きく進むだろう。
④ 日本版DNVBの台頭 NPO的小さなブランド支援と深いデータ
Digitally Native Vertical Brand については、http://g-yokai.com/2018/03/dnvb-1.php
と、http://g-yokai.com/2018/03/dinydnvbiab.php を読んで欲しい。ウォルマートが数年前から矢継ぎ早に買収してきたり、ジレットのシェアは奪い、ユニリーバが買収したり、P&GもDNVB買収に積極的になっていた。
このマーケティングモデルに関してベムは、これの日本型はどういうものになるのかと考えてきたが、①で書いた潮流によって、やはりプラットフォーマーの強さが改めて確認されることで、巨大プラットフォーマーとは全く違う消費者との繋がりをつくることが試行される中で、日本版DNVBが登場して来るかもしれない。
そして、そこには日本的な事情が大いに影響するものになるだろう。
日本の人口動態は極めて急激な人口減少に見舞われている。2019年の出生数が89万という現実は驚愕せざるを得ない。270万人いた団塊の世代の3分の1以下である。
こうした現象は少子高齢化での年金問題もさることながら、日本にある「いいものづくり」や「いいサービス」の継承者がいないことで消えていってしまっていることに改めて気づく。ベムは新しい価値の提案とともに、改めて「無くなりそうないいものやいいサービス」の生き残りをデジタル空間で支援するモデルの確立が待たれるところだと思う。
クラウドファウンディングや本来のふるさと納税の思想は、日本版VBの支援することにブランドとの濃い繋がりを持つことに価値を感じる消費者によって、プラットフォーマーにはない関係づくりを目指すだろう。
まずは消費者が「価値」を感じるブランドとの関わりがあることで、濃い個人データがトレードオフしてもらえる。そこには消費者がブランドから受ける「価値」だけではなく、消費者がブランドに与える「支援」が消費者にとっての「価値」となるモデルがどんどん現れると思う。
DNVBに関しては米国IABが特集レポートをつくったくらいで、広告を核としたマーケティング産業に携わる者にとっても、無関心ではいられない注目のマーケティングモデルである。
つまり、CCPAの影響によるターゲット広告などの減衰に代わる施策は、広告ではなく、新しいこうしたマーケティングモデル支援であったり、自社ビジネスとしてのブランド構築であったりするだろう。
誠実なデータ取得同意は突き詰めると、消費者からの積極的なデータトレードオフにある。
データをどう取得するかから思考するのではなく、どんな価値のあるカスターエクスペリエンスを創造するかから考える者が、2020年代のデータを制するだろう。
⑤ DX推進が進む企業、落ちこぼれる企業
企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)の核となるのは「教育」である。
デジタルかつビジネスクリエイティブ発想ができる「カルチャー」と「スキル」を獲得することである。そのためには、まずはビジネスのプロセスにおけるデジタル化とは何かを発想し合い、試行するマインドセットを植え付けることだ。CDO(チーフ・デジタル・オフィサー)の役割はこうした「教育」と「スキル開発」である。
CDOというのはCOO、CFOクラスの強い権限が必要である。場合によってはCEOが兼任するか(CEOにデジタル知見が十分にあれば)、強い権限をCDOに与えなければならない。デジタル化は企業のバリューチェーンのすべてで行なわれなければならない。部門横断で推進するからには、各部門より強い権限が要る。
そして、そのためにもまずはCEOのデジタル化への認識が最も重要である。昨年11月に「マーケティングのデジタル化5つの本質」という本を上梓した。是非経営層に読んで欲しい。
DX推進に関しては、成功する企業には下記の3つのタイプが出てくるだろう。
・個人情報ではないデータで成功する企業、
・「紙芝居モデル」で成功する企業、
・泥臭いアナログ施策(のプロセスをデジタル化して)で勝機を得る企業
*紙芝居モデルとは、紙芝居そのものは無償だが、駄菓子や水飴で商売するようにメディア利用やコンテンツで関係を築き、別のビジネスで回収するモデル
⑥ デジタルメディアでの「動機づけ」のコミュニケーション機会拡大
ネット世界では関心が顕在化することで、情報接触の機会が各段に増える。しかしながら欲しい情報が明確でない、または漠然と情報空間を散策している場合は、いわゆる「動機づけ」してくれることは稀かもしれない。
書店を覗くのが好きだという人は、意識していない関心事に出会うことを求めているのだろう。
従来のリコメンドは基本協調フィルタリングで、関心事を示すことで「他の人はこれも観てますよ」というリコメンドでしかないので、「無意識の関心事」に出会うことはままならない。これまでネット空間はリアル空間のメタファーにことごとく失敗している(セカンドライフしかりである)。
リアル空間に模すことの最大の利点は書店のような「意識していない関心事との出会い」だろう。
予期しない出会い、あるいはテーマを動機づけるという、その昔特に雑誌が果たしてきた役割を、デジタル環境が果たすことができる時代になるかもしれない。
手段としてのAIやVRに注目するというより、「動機づけ」のコンテンツに対するマーケティング的「価値」に注目されるだろう。
⑦ 電博CA 三大広告会社体制確立とマーケティング支援サービスの構造変化
2019年はネット広告専業代理店の伸長が止まった年として、後に記録されるだろう。
そして2020年はテレビを中心としたマス広告、CPAを追求してきたネット広告という2分化した(発注者もエージェンシーも二つに分かれた)状況が終わり、マスをデジタルが吸収し始める年となるだろう。③に書いたようにテレビとデジタルの融合というか、境目がなくなり、分けて考えることがナンセンスになる。
そもそもテレビもデジタルデバイスだし、新聞、雑誌、チラシ、OOH、ダイレクトメールなどもそのプロセスのデジタル化が進み、デジタル施策との連動は当然のこととなるだろう。
デジタル施策を中核にしてマスやリアル施策を展開するようになり、立体的なコミュニケーションプランニングと実行ができるエージェンシーが主役となる。
こうした中でエージェンシーも、コアスキルの再設定を余儀なくされるのは言うまでもない。
2014年にベムが書いた「広告ビジネス次の10年」には、ネット専業の業界シェアは2020年前後に縮小すると書いた。しかし当時はここまでネット広告におけるプラットフォーマーによる寡占化が進むとまでは考えていなかった。今後もYahoo、Google、FB、LINE、Twitter、Amazonの広告枠が市場のほとんどを占める状況は当面はあまり変わらないだろうが、広告以外のマーケティング施策に大きな市場が形成されるだろう。
エージェンシーはDNVB支援やブランド事業者への資本業務提携などによって、スキルを持つ人財の囲い込みに走るだろう。こうしたことに対応できる経営のスピードと社員のセンスが決め手になるように思う。
基本、電通グループ、博報堂グループ、CAグループの3大エージェンシー体制は2020年代も続くだろうが、新たなブランド開発に事業者としても参入できるスピリットとセンスにおいてサイバーエージェントに勝機が出てくるかもしれない。
エージェンシーはフロント(従来営業と呼んでいる)のスキル改革と、企業のインハウスへの人材供給でどこまで収益性が確保できるかが課題となるだろう。
日本ではまだまだ広告主側にマーケティングスキルやメソッドが乏しい。
ビジネスに成果が出ないとエージェンシー機能も評価されない時代は、事業者側のマーケタースキルとエージェンシー側のプランニング&オペレーションスキルがオーバーラップしていく必要がある。
ブランド側であり、エージェンシーでもあることが新たなマーケティング支援集団になる可能性がある。
さて、「業界人間ベム」は2008年にスタートして丸12年経ちましたが、今回の投稿をもってこのブログを閉じようと思います。長い間、皆さんありがとうございました。
定期購入の通販・ECで相次ぐ特商法違反による行政処分、なにが問題?

消費者庁は12月26日、通信販売事業者のTOLUTO(2019年9月30日付でe.Cycleから商号変更)に対し、特定商取引法に違反したとして、2019年12月26日から2020年3月25日までの3か月間、通信販売に関する業務の一部(広告、申し込み受け付けおよび契約締結)を停止する処分を発表した。
TOLUTOは化粧品の定期購入を広告した際、定期購入契約の主な内容である2回目以降に引き渡される商品の代金支払い時期を表示せず、定期購入契約の申し込みとなることを容易に確認できるように表示していなかった。また、申し込みの内容を容易に確認し、訂正できるようにしていなかった。
申し込みの最終段階の画面上において、申し込みを完了させるボタンよりも下に、申し込み内容を当該ボタンの文字の大きさに比べて著しく小さい文字で表示。また、当該表示部分を多数回スクロールしなければ内容を最後まで確認することができないように表示しておきながら、当該表示部分にスクロールバーを表示せず、顧客が申し込み内容を容易に確認・訂正できるようにしていなかった。
また、初回注文の際の金額3128円はわかりやすく表示していたが、最低4回の継続購入や4回購入した際の金額3万8980円を小さな文字で表示していた。

消費者庁は12月10日、焼酎や水の通販を行う財宝に対しても、定期購入に関する特商法違反で、電話勧誘販売の際に、当該契約が定期購入であり、商品の支払い時期によって販売価格が異なる場合は、代金の支払い時期および引き渡し時期について、必ず購入者に告げるよう指示を行っている。
財宝は健康食品の電話勧誘販売の際に、初回100円で勧誘していたが、2回目の以降の販売価格や支払い時期、引き渡し時期について一切説明していなかった。しかし、1回目の商品到着時に導入されていた書類に、定期購入契約が締結された書類を封入していた。
特商法は2017年12月1日に改正(平成28年改正特定商取引法)され、定期購入にECについて、広告内に定期商品であることの明記、料金総額、定期購入の契約期間などの取引内容の詳細を、わかりやすく表示するように規定している。
「平成28年改正特定商取引法」に関する行政の情報
- 平成28年改正特定商取引法について消費者庁による解説(消費者庁がHPで用意したPDFが開きます)
- インターネット通販における「意に反して契約の申込みをさせようとする行為」に係るガイドライン(消費者庁がHPで用意したPDFが開きます)
- 定期販売についての企業事例、アンケート結果など(第27回インターネット消費者取引連絡会の資料)
※このコンテンツはWebサイト「ネットショップ担当者フォーラム」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
オリジナル記事:定期購入の通販・ECで相次ぐ特商法違反による行政処分、なにが問題?
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【2020年トレンド予測】カスタマーエクスペリエンス向上施策で押さえるべき5つの変化 | 海外のEC事情・戦略・マーケティング情報ウォッチ

2019年は、シンプルで印象的で一貫性のあるエクスペリエンスに対する消費者の期待が高まり続けた1年でした。2020年は、消費者とのつながりを深めるカスタマーエクスペリエンスを追求するために、企業はより厳格に運用していくことでしょう。それらの変化は5つの主要な流れの中で顕著に現れます。
消費者の80%「企業が提供するエクスペリエンスは商品やサービス同様に重要」
2019年は、シンプルで記憶に残る一貫したエクスペリエンスに対する消費者の期待が高まり続け、ビジネスのあらゆる側面で企業のパフォーマンスに対するプレッシャーが増大しました。実際、Salesforce社の最近の調査では、消費者の80%は企業が提供するエクスペリエンスは商品やサービスと同じくらい重要だと考えていると報告さしています。

2020年に目を向ける前に、まずは正直に振り返ってみましょう。2019年は、消費者の要求に対して積極的に対応していましたか? 大胆で決断力がありましたか? それともでたらめなアプローチを採ってしまいましたか?
先進的なブランドは、消費者と関わる人材に再投資し、消費者に関する知識を可能な限り得ようとしています。
もし、2019年がカスタマーエクスペリエンスの競争として象徴されるとしたら、2020年は、消費者とのつながりを深めるカスタマーエクスペリエンスを追求するために、企業はより厳格に運用していくことになるでしょう。
そして、それらの変化は以下の5つの主要な流れの中で起こります。
2020年、企業がカスタマーエクスペリエンスを追求するために起こる5つの変化
1.マーケティングとeコマースチームは同じKPI、結果を共有する
比較的最近まで、マーケティングチームとeコマースチームはそれぞれ独立した組織で、それぞれが独自に運営する企業が大半でした。
Salesforce社のレポートによると、共通の目標と指標を共有しているマーケティングチームとeコマースチームの割合は現在、半分に留まっています。
調査会社のAltimeter社の見解も同様で、マーケターはデジタルマーケティングにおける取り組みの目標を、最も有名な「ブランド認知」に置いていますが、実はその成功となるKPIは収益で測られているのです(調査対象企業のうち55%)。このように、目標とKPIの間にギャップがあることは、戦略的な同期が為されていないことを表しています。

やるべきことはたくさんありますが、マーケティングチームとeコマースチームはすでに密接に連携して、KPIの達成、カスタマージャーニーの最適化、および潜在顧客のコンバージョン関する責任を共有し始めています。それでも、調整は難航しているようです。
2020年は、売り上げ、市場浸透率、ブランド認知、顧客維持に関する共通の目標を達成するために、eコマースチームとマーケティングチームの連携に重点が置かれるでしょう。
必然的に両チームが、メール開封率や「いいね!」の数といったソフトなものではなく、多大なビジネスインパクトがある売上高、取引高、平均受注額、顧客減少などを測るための、一連の測定基準を共有することになるかもしれません。
たとえば、Whereoware社は、複数のブランドを持つ独立系ディーラーを通じて商品を販売するグローバルな消費者ブランドと提携しています。販売店の競争が激化しているため、マーケティングチームは、本質的なブランドへのロイヤリティを高めるためその場ですぐに購入に至る見込み客が、店舗に来店することを目標としています。この目標を達成するために、ブランドのマーケティングサイトは、競合他社よりもさらに先を行き、タッチポイント全体でパーソナライズされたエクスペリエンスを設計しているのです。
2. eコマース担当者は機械学習とAIアプリケーションの活用法を学ぶ
我々が関わっている多くのブランドはAIの波に乗りたいと思っていますが、それが何を意味するのかはわかっていません。洗練度のレベルはさまざまですが、それらのブランドのほとんどは、すでにAIを使っているのです(自覚しているかどうかは別にして)。
ほとんどのeコマースサイトは、商品レコメンデーションエンジン、コンテンツレコメンデーションエンジン、パーソナライゼーションエンジンなど、さまざまなAIアプリケーションを使用しています。
これらのソリューションはすべて、ユーザー行動などを予測し、行動を起こさせ、結果を測定し、どの商品やメッセージが特定の個人にもっとも響くのかを評価するアルゴリズムを保有。eコマースサイトは、戦略を最適化し、さらにはそれらのインサイトを他のチャネルに適用できます。AIアプリケーションは、そのために設計されているのです。
ただし、それらのアルゴリズムは、企業の個々の目標をサポートするように調整する必要があります。商品レコメンデーションエンジンはコンバージョン率とAOV(平均注文額)を向上させるように設計されているかもしれませんが、もしそれらの目標だけを最適化しているのであれば、低コストや競争率の高い商品にのみ焦点を当てているのかもしれません。
これは、消費者との強固な関係を構築し、より高いLTVを推進することを長期的な戦略に掲げている場合、不利に働く可能性があります。
eコマース担当者がこれらのアルゴリズムを理解し、自ら微調整する必要があると言いたいわけではありません。これらのツールを使って、売上目標を達成しながら、いかに消費者と商品との出合い、ブランド体験を強化するための戦略を最適化できるのかを理解する必要があるのです。
3. eコマースチームはAIツールに大量のデータ提供する
上記のAIコメントに関する要点をあげると、eコマース担当者は顧客ファイル、CRMデータ、商品の収益性などより多くのデータをツールで生かすために、2020年に労力などを費やすことでしょう。
AIを個々の企業向けにカスタマイズすることの重要性は、いくら強調しても足りません(その企業に固有の大量のデータがあると仮定しての話です)。
ツールが自社のファーストパーティデータにアクセスできない場合、そのツールに使用するアルゴリズムは、自社データと似ていると思われる他社データに基づいてレコメンデーションを行います。
こうした傾向においてバランス(より多くのデータを使用したアルゴリズムを調整)を取ることが、最大限の成果をもたらし、意味のあるカスタマーエクスペリエンスを促進する唯一の方法です。
4. 消費者に最も近い人材へ投資する
過去数十年にわたって、ブランドがカスタマージャーニーを理解し、見込み客を獲得するための戦略を実行へ向けて、デジタル技術への集中的な投資が行われてきました。
しかし、セールス担当者やカスタマーケアなどの人間は除外されていました。ですが、人間は依然としてブランドの武器となる最も価値のある(そして高価な)販売チャネルなのです。
先進的なブランドは、消費者と関わる人材に再投資し、消費者に関する知識を可能な限り得ようとしています。これは、Nordstromが販売担当者にiPadを持たせた数年前に始まった傾向です。販売担当者はCRMシステムを利用して過去の購入履歴、嗜好、返品状況などのインサイトを得て、消費者と話すときに適切な提案をすることができます。
2020年は、企業がこの機能をさらに強化し、より幅広いデータに投資し、顧客対応スタッフがすぐに利用できるようにデータの可視化に力を入れていくことでしょう。
5.マーケティング担当者はより厳格にコンテンツを作成する
オーディエンスの感情を刺激し、記憶に残るストーリーを語れるコンテンツは、常に王者であり続けるはずです。しかし、感情の刺激とブランド想起だけでは十分ではありません。
最近、コンテンツが価値あるものになるためには、タイムリー、かつ時代に左右されないものでなければならないと熱烈に信じているマーケターのプレゼンテーションを聞きました。
彼は要点を明確にするため、1970年のファッションの写真を2枚紹介しました。1枚はディスコウェア、ポンチョを着た男性、レジャースーツという本当にひどいもので、もう1枚は「ティファニーで朝食を」の中で黒いドレスを着たオードリー・ヘップバーンのものです。そう、良いコンテンツはいつまでも続くのです。
2020年のマーケターは、人々がブランドに関わり続けられるようなコンテンツを作ることに集中するでしょう。しかし、6か月や12か月後にブランドが恥をかくコンテンツにならないよう、注意する必要があります。
CMSでコンテンツ制作が容易になったため、忘れたくなるようなコンテンツの増加も含め、コンテンツの寿命は延びました。また、コンテンツのアトリビューション分析に力を入れれば、どのメッセージが最も効果的に販売ファネルに移行させるのかを理解することもできます。
消費者がブランドにより多くを期待するように、企業はカスタマーエクスペリエンスへのアプローチにおいて、大胆で、戦略的で、厳格でなければいけません。
これらの傾向はいずれも特に驚くようなものではありませんが、組み合わせることで、BtoBおよびBtoCの消費者を意味のある方法で導くことができます。2020年、みなさんはどのような計画を立てていますか?
※このコンテンツはWebサイト「ネットショップ担当者フォーラム」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
オリジナル記事:【2020年トレンド予測】カスタマーエクスペリエンス向上施策で押さえるべき5つの変化 | 海外のEC事情・戦略・マーケティング情報ウォッチ
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アリババ「独身の日」は何が売れた? カテゴリ動向、EC法施行などから見る中国ECの今

中国EC最大のショッピングイベント「独身の日」。中国ECモール「天猫(Tmall)」のイベントとして2009年にスタートして以来、年々規模が広がっている。11月29日に行われたNint主催のセミナーで、代表取締役の吉野順子氏が、中国ECの現況と2019年の独身の日を振り返った。
「独身の日」全体流通額の約7割を「Tmall」が占める
Nintでは中国越境ECデータ分析サービス「Nint China」のデータに基づき、アリババの「独身の日」データを独自に集計。吉野氏がその動向をレポートした。

中国EC市場は現在、BtoCの割合が増加している。アリババグループが運営する「淘宝(タオバオ)国際」「天猫国際(Tmall Global)」を比べてみると、2016年は「淘宝(タオバオ)国際」が89.6%、BtoCの「天猫国際(Tmall Global)」が10.4%。それが、2019年上期には「淘宝(タオバオ)国際」は73.4%にまで下がり、「天猫国際(Tmall Global)」は26.6%にまで増加している。
BtoCの割合が増えているとはいえ、CtoCの割合が多いことに変わりはないことは意識すべき点である。(吉野氏)

2019年「独身の日」は「天猫(Tmall)」が取扱高を伸ばし、日本円ベースでは前年比25%増となる2兆8700億円を記録。これはアリババグループ全体の流通総額約4兆1000億円のうち約7割を占める計算になる。「天猫国際(Tmall Global)」は前年比30%増と大きな伸び率となった。

「Tmall」ではデジタル家電が1位
「Tmall」のカテゴリ動向を見ると、1位がデジタル家電(21.10%)。服・靴・バッグ(20.41%)、美容関連(17.95%)と続いた。これまでは服などのアパレル関連が1位を獲得していたが、2019年に初めてデジタル家電がトップに躍り出た。

KOLを中心としたライブコーマスで若年層を獲得
美容関連で注目すべき点は、カテゴリ3位のEstee Lauder(エスティー・ローダー)で、流通額は前年比219%増。1万円を超える美容液、4万円以上の化粧水、美容液、クリームのセットなど高額商品を中心にプロモーションを行い、流通額が伸びた。若者に人気のKOLが動画ライブコマースで商品の宣伝を行い、新規の若年層ユーザーの獲得に注力したことも影響しているという。
| 順位 | ブランド |
|---|---|
| 1 | L'oreal |
| 2 | Lancome |
| 3 | Estee Lauder |
| 4 | Olay |
| 5 | SK-Ⅱ |
| 6 | PECHOIN/百雀羚 |
| 7 | CHANDO/自然堂 |
| 8 | The history of whoo/后 |
| 9 | Shiseido |
| 10 | Sulwhasoo/雪花秀 |

2位の服・靴・バッグカテゴリは前年比8%増。新規ユーザーが減少しているようで、伸び率が穏やかになっている。
「Tmall Global」日本ブランドの販売動向
「Tmall Global」に出店している日本ブランドの流通額TOP10を見ると、ムーニーやメリーズ、資生堂などがランクイン。吉野氏が注目したのは6位に入った「DR.ARRIVO(ドクターアリーボ)」。主に高額な美顔器の販売を行うブランドで、前年比510%増と大きな伸長率を記録した。
「ドクターアリーボ」は2019年5月に旗艦店を出店しており、典型的な越境ECの形で成功を収めている。(吉野氏)
「ドクターアリーボ」が伸びた理由として、「独身の日」に向けたPRや動画コマースのほか、旗艦店の出店前に「タオバオ」でKOLを活用した販促活動をを展開。その後、「Tmall」内で販売して基盤を築いた後、「Tmall Global」に旗艦店を出店したという流れがある。
| 順位 | ブランド |
|---|---|
| 1 | ムーニー |
| 2 | メリーズ |
| 3 | Shiseido |
| 4 | Curel |
| 5 | Dr. Ci. Labo |
| 6 | DR.ARRIVO |
| 7 | Casio |
| 8 | SK-Ⅱ |
| 9 | ウテナ |
| 10 | 任天堂 |
2020年はライブコマースがポイントに
2019年の「独身の日」はKOLを活用した新規ユーザーの獲得や商品PRが人気となっていた。「今後、ライブコマースは流行から主流の手法になる」と吉野氏は説明。有名ブランドによる人気KOLの登用が増える場合、他社ブランドとの差別化をどれだけ行えるかが重要になってくるという。
EC法が中国にもたらした変化
2019年の中国ECに関する大きな出来事は、消費者保護や関税の強化といった観点から、1月に「電子商取引法(EC法)」が施行されたこと。これにより、非正規流通の監督・取り締まりが強化されることになった。
11月には「中国国際輸入博覧会」において、中国政府は引き続き輸入を重視し関税を引き下げる方向だと宣言。これを受け、阿里巴巴(アリババ)は今後5年で2000億ドル相当の輸入を達成すると発表している。
国として非正規の流通を取り締まりながら輸入を重視する。プラットフォームもその流れに沿って力を入れていくことになる。(吉野氏)
EC法の施行で「淘宝(タオバオ)国際」のショップ数が減少
EC法の施行により、「淘宝(タオバオ)国際」と「Tmall Global」における販売ショップ数や取扱高に影響があった。
2018年11月以降、「淘宝(タオバオ)国際」の販売ショップ数、取扱高ともに減少した。これは2019年1月のEC法施行前、2018年11月~12月にかけてショップが在庫処分などを一斉に行ったため。その後、一定規模で下げ止まっている。

一方、「Tmall Global」は堅調にショップ数、取扱高ともに増加傾向にある。その理由としては、EC法施行によってCtoCからBtoCで海外製品を購入する流れができていること、出店審査の緩和によって出店数が増加したことがあげられる。

※このコンテンツはWebサイト「ネットショップ担当者フォーラム」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
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ブログのコメントをメインコンテンツの一部としてGoogleは扱う、良くも悪くも評価対象に
ヤフー、広告主向けコミュニティーを開設
日産、SF小説を発売
CSS Nite in Fukuoka, vol.13フォローアップ(2)屋代 敬介さん

2019年2月26日にデジタルハリウッド STUDIO福岡で開催したCSS Nite in Fukuoka, vol.13のフォローアップとして、屋代 敬介さん(ディーゼロ)の『クオリティを維持しながら短期間で効率よく制作を進めたい!ミニマルデザインの制作事例によるワークフローのご紹介』セッションのスライドなどを公開します。
フォローアップ
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。『クオリティを維持しながら効率よく制作を進めるために』でお話させていただいた屋代です。
みなさまからのアンケートも全て拝見しました。非常に多くの方から役に立ったという回答をいただき、お話できて良かったと心から感じております。
複数人のプロジェクトチームで、デザインのクオリティを維持しながら、ボリュームのあるサイトを短期間で組み上げるにはどうしたら良いか。私自身、日々、効率的なワークフローという課題に悩んでいる制作者のひとりです。
今回のポイントとしては、「サイト内で使用するレイアウトパーツを限定する」「原稿にパーツを割り振ることでページの制作者がレイアウトに悩まないようにする」「準備したパーツをコンポーネント化する」という3点が大きなポイントでしたが、これを行うことで、考える人と考えずにアウトプットだけする人を明確に分けたという点が効率化という部分に大きくつながったと思っています。
今回お伝えしたように、単純作業をいかに効率化するかということが、クオリティアップにも直結します。クリエイターとして設計やデザイン、演出など考える部分にしっかり時間を使うことが出来たらもっともっとより良いクリエイティブが生まれていくのではないでしょうか。
アンケートで頂いた貴重なご意見、ご質問に関して
(質問)それぞれの原稿にIDをふるのは実際どんな風にやっているのか気になりました。その原稿はどのようにして共有されているのでしょうか?
まず原稿ですが、クライアントからページ単位でテキストとして準備していただきました。それをディレクトリマップと同じ階層構造でフォルダ分けし、社内のファイルサーバで管理しました。IDを振る作業ですが、ディレクトリマップに原稿の列を設け、IDの割り振りが必要なページ(主要ページと各種フォーマット)に印を付けて、そのページのテキスト原稿に内容を見ながら適したパーツを割り振っていきました。
(感想)バーガーエディタのモジュールをカスタマイズできるのがいい!
そうですね、今回のようにブロック全体を入れ替えることも出来ますし、デフォルトのブロックにオリジナルのブロックを追加することも可能です。ただ、セッションの中でもお伝えしましたが、あまりに選択肢が増えすぎると更新担当者が選択に迷ってしまい、結果的に使いづらいCMSになってしまいますので、その点は注意したいところです。
(質問)baserCMSが気になりました。
BurgerEditorというプラグインを使用することで、Webの知識がなくても、簡単にリッチなページを作成することが可能になります。使用可能なブロックの数は48種類あり、写真や文章のブロックだけでなく、YouTubeやGoogleマップなど多種多様なブロックでWebページの表現の自由度が高まります。下に関連リンクを記載していますので、ぜひデモでお試しください。
(質問)SEO要件はどの程度のものだったか知りたいです。
SEOに関して特に要件はなかったのですが、ユーザーにとって有益な情報となるようコンテンツを充実させたり、ページタイトルの付け方を工夫するなど情報の中身の部分で手を入れました。
(質問)レイアウトの検証にどれくらい時間をかけたのか、何パターンほど試したのかを知りたい。
レイアウトの検証については、レイアウト特性の違うページをディレクトリマップからピックアップし、6パターンほど実際のデザインパーツを当てて検証しました。検証する中で、やはり上下に並んだ時にバランスが悪かったり、メリハリが無かったりするパーツが出て来ましたので、それぞれ適した組み合わせになるようデザイン変更し調整を繰り返しました。
関連URL
baserCMS
https://basercms.net/BurgerEditor
http://burger.d-zero.com/
※デモサイトでは実際にBurgerEditorをお試しいただけます。
CSS Nite in Fukuoka, vol.13フォローアップ(3)鷹野 雅弘

2019年2月26日にデジタルハリウッド STUDIO福岡で開催したCSS Nite in Fukuoka, vol.13のフォローアップとして、鷹野 雅弘さん(スイッチ)の『Illustrator、Photoshop使い倒しテクニック集中講座』セッションのスライドなどを公開します。
フォローアップ
ご参加ありがとうございました!
画像アセット
基本をおさらいしておきましょう。画像アセットとは、レイヤー名に拡張子を付けるだけで、自動的に書き出しできる機能。2013年からあり、スライス書き出しは過去のものです。
- この進化はズルイ!Generatorテクノロジーを使ったPhotoshop CCの「画像アセット」 - DTP Transit
- ベテランほど知らずに損してるPhotoshopの新常識(4)まだスライスで消耗してるの?「画像アセットの生成」でスライス不要のサクサク切り出し - Adobe Blog
レイヤー名の設定
Adobe Layer Namerを使うことで、レイヤー名にオプション設定と拡張子を付けることがラクに行えます。
- 拡張子の追加
- パラメーターの設定
2xサイズの設定
Photoshop の新しいプラグイン(Adobe Layer Namer、Adobe Paper Texture Pro、Watercolor Assistant J) - DTP Transit
直ダウンロードはこちらから。
インストールを行うには、次のいずれかを利用します。アドビの純正のExtension Managerは開発終了しています。
- Adobe Extension Managerのダウンロード(Windows 7とWindows 8)
- Anastasiy's Extension Manager for Adobe platform
- ZXPInstaller
試してみたところ、Adobe Layer Namerは古すぎるのか(使えますが)起動時にエラーが生じるので、次のエクステンションを利用するとよいでしょう。
書き出し先の設定
画像アセットは、PSDと同じ場所に「ファイル名-assets」フォルダーを作成し、そこに書き出します。しかしながら、サイト制作では、PSDを置くディレクトリと、実際に使う画像を置くディレクトリは別ですので、ひと手間必要になります。
シンボリックリンクを使うことで、書き出し先をカスタマイズできます。シンボリックリンクは、MacでもWindowsでも使えます。下記を参考にインストールしてみてください。
コンじる(コンテンツに応じる)
「コンじる」については、次のように進化しています。

CSS Nite in Fukuoka, vol.13フォローアップ(1)高木 剛志さん

2019年2月26日にデジタルハリウッド STUDIO福岡で開催したCSS Nite in Fukuoka, vol.13のフォローアップとして、高木 剛志さん(ひとつぶの空)の『むずかしい!と言われないためのお客様とのコミュニケーション術』セッションのスライドなどを公開します。
フォローアップ
先日は月末のお忙しい中お越しいただき、誠にありがとうございました。お客様とのコミュニケーションについてお話させていただいたひとつぶの空の高木です。
いただきましたアンケートもすべて拝読いたしました。あまり技術寄りの話ではなかったのでどうかと思っていましたが、アンケートの感想で「気づきがあった」や「業務でお客様とのやり取りの時に参考にしたい」などいただき、何らか日々の業務のお役に立てれば幸いです。
7つのポイントということでお話させていただきましたが、僕自身もお客様とのコミュニケーションについては試行錯誤の状態です。お客様とのやり取りを意識して「こんな感じにしたらうまくいった」など皆さんと共有して、発注者と制作者のスムーズな関係が作れると良いなと思っています。
ご質問とご感想
以下、いただきましたご質問や貴重なご感想についてコメントさせていただきます。
どんなサイトが作りたいか、ご自身でもはっきりしないお客様に、どのようにアプローチして要望を聞き出しているのか?
作るサイトの種類にもよりますが、最初の段階ではまずはお客様が思っていることをすべて話していただけるよう努めます。例えばリニューアルの場合、多くのお客様が現状のサイトに何らか不満を持っています。見た目のことかもしれないし、サイト運用体制のことかもしれません。それらの不満を、順番とかはバラバラでも良いのでとにかくすべて出していただきます。話を聞きながら項目ごとに付箋に書いておき、目に見える形で徐々に要望をまとめていきます。ただ、ここで注意しないといけないのは、7つのポイントでも上げたように「制作者が勘違いしているかも」という気持ちは常に持って、お客様の発言をそのまま鵜呑みにしないことです。その要望は何が気になっているから出されているものか、いくつか出されている要望を論理的に考えて、こういう要望があるのであればこの要望は矛盾しているというように、制作者側でチェックする姿勢が大事です。
またお客様の方は「こんなことは関係ないかな?」と、実は重要なことを言い控える場合もあります。なるべくそうならないよう、気楽に話せる環境づくり(お客様の会社など慣れてる場所でヒアリングする、お菓子や飲み物など用意する)を心がけると効果的です。
いかに相手に理解してもらうか考える重要さがわかってよかった。
制作者は、得てして制作物のクオリティのことばかりに気持ちがいってしまいがちですが、その良さをお客様にわかっていただかないとせっかくの良い制作物も意味がありません。「良い物は見ればわかる」という考えもありますが、ウェブサイトの役割も多様になってきてデザインカンプを見るだけでは伝わらないところも多いです。なかなかうまく伝えるのは難しいことですが、結局僕らがやっているのはコミュニケーションデザインなので伝えるスキルは制作物のデザイン手法にもつながってくるものだと思います。
「いとしま応援プラザ」に興味が引かれました。
糸島の観光バスがまず行くというほどメジャーなスポットになってますのでぜひ行ってみてください。
いとしま応援プラザ
多くの作家さんの作品が一同に見れますので、好きな方はいくら時間があっても足りないという感じです。
また糸島の工房は場所によってはわかりにくかったり不定期で休みになったりするので、そういう情報も教えてくれます。はじめて工房巡りする方はまずいとしま応援プラザに行って情報仕入れてまわるのがオススメです。
ちなみに僕の行った情報発信講座でInstagramのハッシュタグで「#糸島クラフト工房」というのをつけて投稿しましょうというのをやりました。色々な工房の投稿が見れますので、ぜひ見てみてください。
7つのポイントはもう少し絞り込んでも良かったかも。
僕の時間配分が良くなく、後半のポイント説明が駆け足でお聞き苦しかったかと思います。今回7つにまとめましたが、それぞれの項目ごとで掘り下げられる内容だと思っています。また何か機会があればどれか項目をしぼって取り上げてみたいと思っています。
抽象的すぎて実体験と照らし合わせてのイメージがわかなかったが言っていることはだいたい理解できた。具体例などあげてもらったら良かったかも。
アンケートでは「まさに先日ブラウザが通じない体験をしました」などのご感想とともにこのようなご感想もいただきました。ポイントの書き方として、エッセンスのみ書いたので、確かに今まで経験があるかどうかにより受け取り方が違ってくるなと思いました。具体例があれば近い体験にできると思うので、今後の参考にさせていただきます。貴重なご感想、ありがとうございました。
伝えたいことを伝えるのが苦手なので役に立てたい。
実は僕自身もあまり得意な方ではないのですが、それゆえにどうやったらうまく伝わるかを考えてお客様と接していたので手法をまとめられたというのはあるかもしれません。うまく伝わらなかった時は、なぜ伝わらなかったのかを考えて次の機会に使ってみるというのが良いと思います。
カタカナ語を先方に理解していただくために利用しているツールやサイトはありますか?
特にツールやサイトとして特定のものを使っていないのですが、NHKのスマホ講座の教本やご年配の方向けの解説本などは時々見るようにしています。
やはりパソコンに慣れていない方と話をするのが一番役に立ちます。幸い(?)妻がアナログ派なので良いトレーニングになってます。親との会話も良いですね。
セッションの時に鷹野さんが話されてたカタカナ語の変換語録みたいなものはまとめても良いかもしれないなと思っています。
私はデスクトップの散らかり具合やアイコンから何を使っているか探ります。
なるほど、お客様を知る方法としてはひとつのやり方ですね。確かにデスクトップは使ってい方の性格が出るかもしれません。あるお客様はデスクトップに保存していくのが当たり前と思っていた方もいらっしゃいました。聞くと、スマホと同じ感覚で思っていたとのことで、そういう感覚もあるんだなと納得しました。
SNS
CSS Nite in Fukuoka, vol.13のフォローアップを公開します
2019年2月26日にデジタルハリウッド STUDIO福岡で開催したCSS Nite in Fukuoka, vol.13のフォローアップを公開します。
CSS Nite LP64「Coder's High 2019」のフォローアップを公開します。
2019年10月19日に大崎ブライトコアホールで開催したCSS Nite LP64「Coder's High 2019」のフォローアップを公開します。
- (1)阿部 文人さん、今 聖菜さん
- (2)阿部 正幸さん
- (3)神森 勉さん
- (4)鹿野 壮さん、松下 絵梨さん
- (5)長谷川 広武さん
- (6)中村 享介さん
- (7)カイトさん
- (8)大串 肇さん
- (9)井水 大輔さん
ツイートは下記にまとめました。
次のブログにて取り上げていただきました。ありがとうございます。
CSS Nite LP64「Coder's High 2019」フォローアップ(9)井水 大輔さん

2019年10月19日に大崎ブライトコアホールで開催したCSS Nite LP64「Coder's High 2019」のフォローアップとして、井水 大輔さん(エスファクトリー)の『 コーダーとしての価値を高めるウェブ解析活用術』セッションのスライドなどを公開します。
フォローアップ
『コーダーとしての価値を高めるウェブ解析活用術』のセッションを務めました井水です。
コーダーさん向けということで、どのような内容だと役立つかとても悩みました。
結局、なんのためにウェブ制作(コーディング)をしているんだっけ?を突き詰めると、事業の成果に貢献するためであってそれ以上でも以下でもないということを改めて感じました。
その中でも重要不可欠なコーダーさんの役割をもっともっと価値の高いものにしつつ、またそれを理解してもら得るように本内容が少しでもヒントになればと思いました。
アンケートでは「GTMを活用しみる」「自分の価値をもっとあげていきたいと思った」「自分のやったことに対してエビデンス(データ)をつけようと思った」など次のアクションに繋がる思いをもっていただけた方が多かったようでとてもうれしく思いました。
以下いただいた質問の回答です。
ITPの影響が気になります
ITP(トラッキング防止機能)により分析へマイナスの影響があるのかという質問でしょうか?
プライバシー保護の問題はますます厳しくなりデータの取得が困難なケースも増えてくるかと思います。
しかし一方でテクノロジーの進化とともに今まで取得できなかったようなユーザーの行動履歴が取得できるケースもあります。
最近では1人のユーザの詳細な動きからインサイトを理解してサイトを改善するという傾向も強くなってきています。
大事なことはビジネスの成果につながるデータは何なのかを見極め、そのデータを取得する方法を考えることです。
例えば、TELクリックの数を取得するにはウェブ上だけでなく実際にコールが鳴った数を記録するなどオフラインでのデータも合わせて活用していくと良いでしょう。
GTMでデータをとったあとデータポータルで視化したほうが良いと思うのですがいかがでしょうか?
データのビジュアル化はとても有効な方法と考えます。
データポータルに限ると日々確認しなければならないような数値や複数名で随時共有すべきデータは特に有効かと思います。
単純に工数(時間)短縮になります。
一方で、月次や年次でデータから課題抽出や施策を考える場合には、パワーポイントなどのツールも含めアウトプットしやすいものを選ぶと良です。
取得するデータの設計はどのようにしてますか?
目標やKPI設計ができてから、取得するデータの設計に移ります。
設計ではまず、
・要件に基づき、導入するツールを決定する
・導入するツールで取得するデータの設計をする
・計測できるように設定する
という流れになります。
「導入するツールで取得するデータの設計をする」の箇所ですが、そもそもどういうデータが取れるんだっけ、というのは理解しておかないといけません。
イベントではファイルのダウンロード数や動画の再生数、電話のクリック数などが取得でき、カスタム定義ではログインの有無、検索結果件数、口コミ数、会員ID、商品詳細の属性情報、スコアの取得などです。
上記も一部ですが、こういった中でKPIに基づく項目(指標)が決まれば、データ取得設計書に落とし込みます。
*データ取得設計書とはどういうデータを取得するか、ページ内のどの箇所か、どうIDを振るかなどを一覧にしたものです。
この辺りの内容は、知識や経験も必要になりなかなか学べる媒体もすくないですが、本気で取り組む方には「提案型ウェブアナリスト養成講座(https://happyanalytics.co.jp/schoolpbwa/)」がオススメです。
最後に
データを活用したマーケティングは今後ますます加速していきます。
その中でコーダーさんに求められるものは、これまで以上に売上につながる部分が重要視されていくでしょう。
これに応えられるコーダーさんとそうでない方では、もしかすると今後大きな価値の差ができてしまうかもしれません。
今回のセッションが少しでも皆さまの価値向上につながるきっかけになっていただけると幸いです。
SNSでも情報を発信していきますのでぜひお気軽に交流ください。
Twitter:https://twitter.com/ImiDai
Facebook:https://www.facebook.com/daisuke.imizu
Linkedin:https://www.linkedin.com/in/daisukeimizu/
CSS Nite LP64「Coder's High 2019」フォローアップ(8)大串 肇さん

2019年10月19日に大崎ブライトコアホールで開催したCSS Nite LP64「Coder's High 2019」のフォローアップとして、大串 肇さん(mgn)の『プロジェクトをうまく進めるために、コーダーが進化するためのテクニック』セッションのスライドなどを公開します。
主催者から補足
講演内で「リンクを無効にする」のは、次のコードです。
a {pointer-events: none;}CSS Nite LP64「Coder's High 2019」フォローアップ(7)カイトさん

2019年10月19日に大崎ブライトコアホールで開催したCSS Nite LP64「Coder's High 2019」のフォローアップとして、カイトさん(キテレツ)の『Nuxt.jsがもたらすWordPressの新たな可能性』セッションのスライドなどを公開します。
フォローアップ
こちら(Notion)にまとめていただいていますが、下記に転載します。
JAMStackとNUXTについての質問です。JAMStackはJSが膨大になることを防止することの理由が挙げられていましたが、NUXTを利用すると反対にJSが膨大になってしまうのではと思ったのですが、どうなのでしょうか?
中村享介さんより: その質問、僕のセッションでの説明のせいかもしれないですね。すみません。 JAMstack自体はJSのサイズについては特に言及されているものではないのです。 Kiteさんが紹介していたNUXTの静的サイト生成を使えば、JSのファイルサイズは大きく減ることはありませんが、HTMLを構築する処理の部分は終わっているので、速く表示することができます(CPUもその分使わないのでバッテリーのも優しいはず)。ちなみにNUXTのトップページの静的ファイルの生成という見出しの項目で、JAMstackという言葉も出てきますし、NUXTはJAMstackに対応したフレームワークといって問題なさそうです。
推測ですが、SPA/SSR として Nuxt.js を利用するケースを想定した質問かもしれません。SPA での JS の肥大化の原因は、HTML のレンダリングも JS に大きく依存するからです。しかし、セッションでは詳しく解説できませんでしたが、Nuxt.js はレンダリング方法を選ぶことができ、SSG (スタティックサイトジェネレーター) として、サイト全体を静的ファイルに生成しておけば、ここでいう JS の肥大化にはならないです。極端に言うと、アニメーションや動的コンテンツなどで JS を一切使わないサイトであれば、静的生成されたサイトの配信時は一切 JS がなくても大丈夫です。
記事プレビューをしたい場合の手段をもう少し詳しく知りたいです。
WordPress の下書き記事は、API のエンドポイントにパラメータ status=draft をつけることで取得できます。ただし、通常ではアクセスできず、API と認証を行う必要があります。WP API と認証する方法は下記をご参考ください。 https://ixkaito.github.io/wp-api-docs-ja/guide/authentication/ 公開用に静的生成されたものとは別に、下書きを取得できるようにした SPA もしくは SSR でビルドされたものを用意します。それを非公開で配信すれば、公開サイトの見た目で下書きを確認することができます。SPA の場合、Netlify やほとんどのレンタルサーバに、ファイル一式をアップロードするだけで大丈夫です。SSR の場合はサーバ上で npm start を実行しアプリを常駐させ、さらに外部からアクセスできる状態にしないといけないので、環境は限られてきます。ただ、静的生成されるはずのソースを確認できるなど、より公開サイトに近い状態を確認できるかもしれません。ちなみに、公開用静的ファイルと下書き確認用 SPA/SSR はワンソースで構築できます。それが Nuxt.js の強みでもあります。
Gatsby.js ではなく Nuxt.js を選んだのはなぜですか?
一番の理由は Vue.js ベースだからです。HTML/CSS/JS を一つのファイルに記述でき、かつ記述方法も通常の HTML/CSS とほとんど変わらないため、フロントエンドエンジニアが予め設定などを行っておけば、マークアップエンジニアあるいはコーダーでも簡単に開発に参加できます。
デプロイするサーバーがふつうのレンタルサーバー (CDN (Netlify) じゃない) のときも、つかえるでしょうか?
使えます。 generate コマンドで生成されたファイル (デフォルトでは dist フォルダ配下) をサーバーにアップロードするだけで大丈夫です。
Nuxt をはじめるのに参考になるサイトはありますか?
やはり Nuxt.js の公式ドキュメント (https://ja.nuxtjs.org/) がいいと思います。ほぼ100%日本語化されていると思います。その前に Vue.js の基礎知識もあったほういいと思いますので、ハムさんのセッションを参考にするといいでしょう。
CSS Nite LP64「Coder's High 2019」フォローアップ(6)中村 享介さん

2019年10月19日に大崎ブライトコアホールで開催したCSS Nite LP64「Coder's High 2019」のフォローアップとして、中村 享介さん(ピクセルグリッド )の『高速なウェブのためのモダンアーキテクチャ JAMstack』セッションのスライドなどを公開します。
フォローアップ
セッション6で、JAMstackを紹介させていただいた、中村享介です。
JAMstackは新しいアーキテクチャのため、すぐに理解するのは難しいかと思いますが、
事前にHTMLを生成しておくというポイントだけでも押さえておくと、今後さまざま情報が出てきてもついていきやすいはずです。
また、今回は概念とそれによるメリットの説明だけで、じゃあ実際どうやって始めたらよいのかという話はしませんでした。今回のセッションで興味をもっていただいたなら、まずは、事前にHTMLを生成する「静的サイトジェネレーター」から始めてみると良いでしょう。
WordPressなど、CMSのテンプレートの知識がある人は「11ty」のような、テンプレートエンジンベースの静的サイトジェネレーターがオススメです。最近のVueやReactといったJavaScriptの知識がなくても使えます。
Vueの知識のある方は、「NuxtJS」の静的ファイル生成を試してみてください。事前にHTMLを生成するというのがどういうことなのかわかりやすいと思います。
そうやって作ってみたサイトを「Netlify」で公開すれば、それはもう、JAMstack構成のサイトです。コーダーとしての知識だけで高速なサイトを作成できる感覚をぜひ掴んでいただければと思います。
JAMstack
https://jamstack.org/
静的サイトジェネレーター: Eleventy
https://www.11ty.io/
プログレッシブVue.jsフレームワーク: Nuxt.js
https://ja.nuxtjs.org/
ホスティングサービス: Netlify
https://www.netlify.com/
CSS Nite LP64「Coder's High 2019」フォローアップ(5)長谷川 広武さん

2019年10月19日に大崎ブライトコアホールで開催したCSS Nite LP64「Coder's High 2019」のフォローアップとして、長谷川 広武さん(HAMWORKS)の『これだけは押さえておきたい Vue.js の基礎知識』セッションのスライドなどを公開します。
フォローアップ
セッション5を担当しましたハム(長谷川)です。
Vue.js の基礎の一部のみで、最低限覚えたほうがよい部分に絞ってお話をさせていただきました。基礎でもまだまだ学ぶことは多くありますので、ぜひ公式サイトのガイドページを読んで、実際にコードを試してみてください。
基礎をすすめていくと、コンポーネントごとに .vue ファイルを作成し、ビルドツールを利用して使う方法などもでてきます。しかし、基礎を学ぶ段階の人であれば最初はそこまでの使い方をする必要は有りません。基礎を学んでいる段階の人は、まずは Vue.js ファイルをHTMLで指定し、使いたい範囲も限定しての練習から始めてみてください。
セッションの最後で紹介したデモは、同じものではないですが、WordPressのRestAPIで取得したデータを一覧表示する例を容易してみました。こちらも参考に、まずはチャレンジしましょう!
▼ デモのサンプル(猫版ではなく、簡易に容易してみました)
データを取得してリスト表示する簡易サンプル
https://codepen.io/h2ham/pen/pooNGLV
▼ その他参考リンクピックアップ
Vue.js https://vuejs.org/
Vue.js(日本語) https://ja.vuejs.org/
単一ファイルコンポーネント
https://jp.vuejs.org/v2/guide/single-file-components.html
たにぐち まことのプログラミング学習応援チャンネル 「Vue.js 入門」
https://www.youtube.com/playlist?list=PLh6V6_7fbbo-SZYHHBVFstU2tp0dDZMAW
質問
Q. Vue.jsの入門書で一通り勉強してVue.jsの内容はできたけれど、実案件のどこで使えるのかが分かりません。どうすれば応用できるようになるのでしょうか?
実案件での利用は無理に使う必要はないのですが、中村さんやカイトさんがお話されているJAMstack利用で、HTML側のテンプレートとして利用をしたりなども活用できると思います。 他にも紹介をしているAjaxでのデータ取得での表示部分やコンポーネントとして登録しておくことで、タブ機能やカルーセル部分としても活用ができます。jQueryのプラグインでも十分ですが、Vue.jsで置き換えて利用することもできます。コンポーネントとしての導入時のコストは少し高めですが、あらかじめよく使うパーツの用意として試してみるのはいかがでしょうか。
Q. ReactではなくVueを選んでいる理由を教えてください。
Reactを使っていないわけではなく、これまでjQueryしか使ったことがないような人が、次のステップとして利用する前提でいうと、Reactよりも導入の敷居が低いと考えているため、そのような場合はVue.jsをおすすめしています。Reactを使うためには、Reactファイルだけでも使うことはできるのですが、JavaScriptのコードが複雑になってしまいます。シンプルで使うために導入するツールがVue.jsと比較すると多くなってしまうので、その分覚えることも多めになってしまうと考えています。 そういう意味でも、シンプルに次のステップで試してみるとしたらVue.jsがおすすめと考えています。 Reactの環境用意ができるような人であれば、Vue.jsでもReactでもどちらを採用しても良いとも考えています。
Q. 実際に現場で使用する場合、今回の内容だけで使用するのはアリですか?
ありです!確かにSSRなどで単一コンポーネントファイル(.vue)を用意してビルドしてつかうほうが、より多機能を作る場合は必要になります。ウェブアプリなどではそのような使い方が必要になりますが、アプリではないウェブサイトでは、Vue.jsファイルをscript要素で指定して使う程度の利用するほうがちょうどよいのではないかとおもいます。
ちょっとした利用箇所、例えば記事の追加読み込みの機能や、記事一覧のフィルタリングはjQueryを使うよりも楽にHTML側も機能側も作れますので、ちょっとしたところからの利用でもアリです。
Q. Vue.js はSEO的にはどうなのでしょう?
正確な知見をもっているわけではないのですが、シングルページアプリケーション(SPA)を作る場合は要検討ポイントかもしれません。部分的にちょっとだけ使うような場合であれば、SEOに重要なポイントではない部分で活用するようなところだと考えています。
あくまで現時点での個人的な感想ですが、Googleのクローラーの精度が高くなっているとはききますが正しくJSを実行全部できているかといえば、そうではないだろうと思います。そのため、SPAの場合で検索にもしっかり対応させたいような場合は、サーバーサイドレンダリング等も行えるようにしておくなどの工夫が必要になると思います。
Q. methods と watch と computed の使い分けをおしえてください
あくまで私の場合ですが、表示するプロパティで利用する場合は computed を利用し、表示に使わないようなロジック部分は methods に入れるようにしています。Watchは値が変わったときに、毎回なにかしら処理させたいようなときに使うようにしています。例えば、v-modelを指定したinputの中身が変わるたびに、ローカルストレージに値を保持する処理を書いたりなどで利用しています。
CSS Nite LP64「Coder's High 2019」フォローアップ(4)鹿野 壮さん、松下 絵梨さん

2019年10月19日に大崎ブライトコアホールで開催したCSS Nite LP64「Coder's High 2019」のフォローアップとして、鹿野 壮さん(ICS)、松下 絵梨さん(ツキアカリ)の『デザイナーとコーダーをつなぐ、Adobe XDを用いたモダンなウェブ制作』セッションのスライドなどを公開します。
フォローアップ
2019年10月19日開催のCSS Nite LP64で「デザイナーとコーダーをつなぐ、Adobe XDを用いたモダンなウェブ制作」セッションを担当した松下・鹿野です。今回はご参加ありがとうございました!
アンケートでは「XDの便利な使い方を知れてよかった」「ダークモード対応について初めて知った」「デザインとコーディングの連携部分を知れてよかった」などの声をいただき嬉しく思います。
デザイナー、コーダーを始め、チームのメンバーは、「エンドユーザーに良いコンテンツを届ける」という同じ目標に向かって歩む仲間です。ぞれぞれの長所を活かし、短所をカバーしあって、よりハッピーな制作をしましょう。
フォローアップでは、発表での補足とお寄せいただいた質問をいくつかピックアップして回答します。
アンケートでいただいたご意見、ご質問について
XDでのデザインで、Photoshopから移行する際にやりきれないなどありますか
色調補正、高度なマスク、レイヤースタイルなどはXDにはありませんので、それらが必要な時は、Photoshopで作業してからXDに素材を持ってくる、というようなワークフローになります。
参考)
Photoshop ファイルを XD で開くときにサポートされる機能
https://helpx.adobe.com/jp/xd/kb/open-photoshop-files-in-xd.html
PhotoshopやIllustratorとの連携
https://helpx.adobe.com/jp/xd/help/working-with-external-assets.html
XDで表現できないアニメーションは、どうフロントエンドエンジニアに伝えているか教えてほしい
XDでは表現できないイージングは、下記のようなサイトを使って伝えています。
Easing Functions Cheat Sheet
https://easings.net/
タイムラインが必要なような複雑なアニメーションの場合は、After EffectsやAnimateを使った方が良いかもしれません。
XDでのコメントはどのような記法ですか?マークダウン?
残念ながらマークダウンは使えず単なるプレーンテキストです。
画像の添付もできないので、「スクリーンショットを貼りたい!」という時などは別途Dropboxなどに画像をUPしてそのURLを貼る、というような運用になります。
XDの書き出しは、どのようにされていますか?
基本はXDから書き出しますが、XDはビットマップ画像の扱いにあまり特化していないので、配置する前にPhotoshopで色調補正やレタッチを行うことが多いです。その場合、Photoshopから書き出したPNG(XDに配置する前のPNG)をそのままコーディングに使うこともあります。
デザイン素材の書き出し
https://helpx.adobe.com/jp/xd/help/export-design-assets.html
また、XDからSVGを書き出すという事については、松田直樹さん(まぼろし)のセッションが参考になりますので、ぜひアーカイブ動画をご覧ください。
「#XDUFes2019」東京編(松田さんのお話は2:55:00あたりから)
https://blogs.adobe.com/japan/cc-ccdojo-adobe-xd-user-fes-2019/
XDでカンプを渡す際、カンプに取り入れる画像は別にわたす感じでしょうか?
background-size:cover;などで背景画像として扱う場合は、おっしゃる通り、XDに配置する前の、上下左右がマスクされていない状態の画像が必要になるので、別で渡します。
XDのおすすめプラグインはありますか?
おすすめのプラグインやTIPSは、下記にまとめています。
Adobe XD Tips
https://twitter.com/i/moments/1107995267297468418
CSS GridのIE11対応方法は?
CSS GridはIE11では使えないと思われがちですが、いくつかの手順を踏めばIE11でも動作させることが可能です。昨年のCSS Niteにて詳しく解説しましたので、参照くださいませ。
CSS Nite LP58フォローアップ(8)鹿野 壮 | CSS Nite公式サイト
https://cssnite.jp/archives/post_3023.html
昨年発表した内容からの更新情報としては、AutoprefixerによるIE11向けの自動変換対応(一部)です。たとえば、2行4列の行列を作り、左上から子要素を順番に並べるには次のようにCSSを記述します。
/* autoprefixer grid: autoplace */.container {grid-template-rows: repeat(2, 1fr);grid-template-columns: repeat(4, 1fr);}これをAutoprefixerで変換すると、IE11でも自動配置されるコードが出力されます。詳しくは次のドキュメントを参照ください。
https://github.com/postcss/autoprefixer/blob/master/README.md#grid-autoplacement-support-in-ie
CSS変数の対応ブラウザは?
CSS変数(英語ではCSS Variables)は、IE11を除く全モダンブラウザで使用可能です。
https://caniuse.com/#feat=css-variables
CSS変数を用いたコードを、IE11向けに変換するためのツールもいくつかあります。
- MadLittleMods/postcss-css-variables: PostCSS plugin to transform CSS Custom Properties(CSS variables) syntax into a static representation
- jhildenbiddle/css-vars-ponyfill
prefers-color-scheme の対応ブラウザは?
今回のセッションで、ユーザーがダークモードを設定していることを検知するメディアクエリ prefers-color-scheme を紹介しました。prefers-color-scheme は、IE11を除く全モダンブラウザで使用可能です。
https://caniuse.com/#feat=prefers-color-scheme
IE11についてはダークモード設定をブラウザ側で検知する手段はありませんので、IE11でのダークモード対応は諦めたほうが無難でしょう。
ちなみに、弊社のオウンドメディア ICS MEDIAではCSS変数とprefers-color-schemeを用いたダークモード対応を行っていますが、IE11でも最低限の見栄えが担保されるようにしています(プログレッシブ・エンハンスメントの考え方)。
さいごに
松下・鹿野は、次のような媒体でも情報を発信しています。ぜひご覧くださいませ。
Facebookに申請してくださる時は、「Coder's Highでお会いした」など、一言メッセージをそえていただけると助かります。



