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EC構築サービス「BASE」が始めた「ローカルオンラインショップ構想」とは? 地元離れの課題を抱える自治体などと連携

5ヶ月 ago

BASEはこのほど、あらゆる地域でECを通じた収入源の多様化や所得向上の実現をめざす「ローカルオンラインショップ構想」を始動した。第1弾として6月24日、兵庫県豊岡市と協働し、オンラインショップ「豊岡BASE」をオープンした。

「地方創生2.0」を背景にBASEの取り組みが始動

BASEの「ローカルオンラインショップ構想」が始動した背景には、日本政府による「地方創生2.0」を掲げた大規模な地方創生策の推進への取り組みがある。

2024年12月に政府が発表した「地方創生2.0の『基本的な考え方』」では、地方を離れる動きが加速している若者や女性にとって魅力ある働き方・職場作りを官民連携で進める必要性が強調されている。

このような状況を受けてBASEは、雇用機会や収入の不足などによる地元離れの課題を抱える自治体などと連携、あらゆる地域でECを通じた収入源の多様化や所得向上の実現をめざす新たな仕組みとして「ローカルオンラインショップ構想」を始動した。これまでの経験で得た知見を活かして本構想を確立し、全国の行政・自治体などとの連携を進める。

第1弾の取り組みで兵庫県豊岡市と協働、「豊岡BASE」をオープン

構想の第1弾として兵庫県豊岡市と協働する。兵庫県の北部に位置する豊岡市は、若年層の流出が続いており、一次産業や伝統産業の担い手不足や現役世代の人口減少といった課題を抱えている。

その解決策の1つとして、豊岡市は2014年から地域おこし協力隊制度を導入、積極的に隊員を受け入れている。延べ100人以上を受け入れ、直近5年間に地域おこし協力隊として任期の満了を迎えた人の定住率は77.8%と全国平均(55.7%)を大幅に上回る。

一方、これまで一部の任期満了者は暮らしていくために必要な収入を得られるビジネスプランの構築や現地でのキャリア形成が難しく、定住を断念せざるを得ないケースがあったという。

そこでBASEと豊岡市が協働し、任期を終えた元・地域おこし協力隊員4名が運営するオンラインショップ「豊岡BASE」をオープンする。「豊岡BASE」の運営メンバーは、豊岡市の伝統産業である「杞柳細工(きりゅうざいく)」や「出石焼(いずしやき)」を手がける伝統技術の継承者と、地元の旬のフルーツや野菜を使用した料理や加工品を作る事業に取り組む起業家で構成。豊岡市にゆかりのある商品を販売する。

EC構築サービス「BASE」が始めた「ローカルオンラインショップ構想」とは? 地元離れの課題を抱える自治体などと連携
「豊岡BASE」のトップ画面(画像はECサイトから編集部がキャプチャ)

商品開発や製造技術には自信があるものの、販路開拓に知見がないという運営メンバーの課題に対し、BASEがネットショップの構築から運営、売上支援までを全面的にサポート。豊岡市は地域おこし協力隊員のネットワーク化や学習機会の提供など、コミュニティ形成や現地での運営を支援する。

今後、豊岡市内のさまざまな事業者の参画を促し、豊岡市ならではの商品ラインナップの拡充に加え、商品や人との出会いを創出する。こうした一連の取り組みを通じて、豊岡市の若者の定着や移住促進、地域全体の活性化につなげていくとしている。

この取組みを通じて、これまで以上に、豊岡市において地域資源を活用したクリエイティブな仕事と地方での魅力的な暮らしが両立する事例が増えていくとともに、「地方で暮らし、地方で稼ぐ」取り組みが豊岡市から全国に広がっていくことを期待している。(豊岡市 門間雄司市長)

「豊岡BASE」の取り組みを通じて、豊岡市の魅力を発信されている方々の一助となり、地域における収入源の多様化や地域産業の活性化につながる持続的な環境づくりに貢献していきたい。(BASE・BASE事業責任者 林田秀平氏)

鳥栖 剛

「メルカリShops」総合3位の甲羅組に学ぶ刺さるショップ戦略。顧客傾向は「低単価」「入口商品のリピート買い」 | 通販新聞ダイジェスト

5ヶ月 ago
「メルカリShop」で「越前かに職人甲羅組」のショップを運営する伝食は、通常のECモールとは異なる顧客の特長を捉えた施策で売り上げを伸ばしている

カニなどを販売する「越前かに職人甲羅組」の伝食が、フリマアプリ「メルカリ」上のECプラットフォーム「メルカリShops」で売り上げを伸ばしている。2月には、メルカリShopsにおける優秀店舗を表彰する「メルカリShopsアワード2024」において、総合3位を受賞。「メルカリ」における「売上金」の使い道として、同社が扱う海産物の需要が高まっているようだ。

総合3位の「甲羅組」が築く、売り上げ伸長の仕組み

売上金と「交換」する需要を捉えて成功

同社がメルカリShopsに出店したのは2022年10月。もともと「メルカリ」で不用品を販売する機会の多かった、通信販売部通販運営企画課・福地志穂美課長代理の発案だという。

「メルカリShop」の「越前かに職人甲羅組」ショップトップページ(画像はサイトから追加)
「メルカリShop」の「越前かに職人甲羅組」ショップトップページ(画像はサイトから追加)

「『メルカリ』で何か売れると『売上金はどうしようか』となる。銀行口座に振り込むと手数料がかかってしまうわけで、私自身は貯まった売上金を『メルカリ』での購入に充てていた。他にもそういう人は多いだろうから、甲羅組としてメルカリShopsに出店すれば、購入するというよりも、売上金と『交換』する需要が生まれるのではないかと考えた」と振り返る。まだ食品を販売するEC事業者の出店が多くなかったことも後押しとなったという。

新規顧客を獲得したいのはもちろんだが、いつもは楽天市場やヤフーショッピングで購入しているユーザーでも、『メルカリ』の売上金の使い道に困ったら1つの経済圏にこだわらず、当社の商品と『交換』できるような仕組みが作りたかった。たとえば、ちょっと値段高くて手出なかったカニがあったとして、大掃除を頑張って不用品が『メルカリ』で売れたし、売上金で交換しよう、となってくれれば」(福地氏、以下同)。

2022年10月に出店してから、売り上げはすぐに伸びたという。「他の仮想モールはリピーターが70%程度を占めることが多いが、メルカリShopsの場合は新規がほぼ半数を占めている」のが大きな特徴だ。もちろん、新規の中には他の仮想モールで購入経験のあるユーザーも多く含まれているとみられるが、当初の目的は達しているようだ。

「売上金ありき」の買い方が目立つ

顧客層としては、「もっと若いかと思っていたが、ふたを開けてみれば、40代以降が多い他の仮想モールより、やや平均年齢が低い程度」で、30代後半が目立つという。

一方、購入単価については、Qoo10を除く他の仮想モール店舗に比べると、かなり低くなっている。福地氏は「売上金を使う目的ということもあるのか、安い商品を探しているユーザーが多い傾向にある。他の仮想モールはカニが売れる時期は購入単価1万円を超えることもあるが、メルカリShopsは頑張っても4000円程度。2~3000円という月もあるので、とにかく数をこなすしかないという印象だ」と明かす。

特に、昨年は「訳ありホタテ」が好調に推移。カニに関しても、そのまま1杯買うというよりも、ほぐした身のパック商品などが売れ筋。「他の仮想モールでは売れるのに、メルカリShopsではあまり動かない」という商品も珍しくない。福地氏は「年齢層の問題かと思っていたが、『お金の出どころ』が大きいのではないか」と分析。つまり「売上金ありき」で購入するユーザーが非常に多い、ということだ。

単価が著しく低いということへの社内での評価はどうなのか。「『単価の向上』が議題に挙がることもあるが、それは顧客次第という面が大きい。それよりも『他の仮想モールであまり動いてない商品が売れるのであれば、そちらで伸ばしていけば良いのでは』という雰囲気になってきている」。

「メルカリShops」ならではの顧客傾向

顧客は買い求めやすい「入り口商品」をリピート

フリマアプリ「メルカリ」上のECプラットフォーム「メルカリShops」で売り上げを伸ばしている、「越前かに職人甲羅組」の伝食。単価については他の仮想モールより安く、いわゆる「入り口商品」を購入したユーザーが、そのまま同じ商品のリピーターとなるケースが多いようだ。

通信販売部通販運営企画課・福地志穂美課長代理は「店舗内検索が実装されていないことが、高価格帯商品の購入につながらない一因となっているのではないか」と指摘する。ユーザーは一度購入した商品に「いいね!」を押し、「いいね!」欄より再度購入するという流れ。ただ、店舗内検索がないために、店舗内での回遊が起きにくいわけだ。

店舗内検索に関しては、以前から要望を出しているものの、まだ装備されていないという。福地氏は「店舗のフォロワーに対しては、商品を追加すると通知が行くので、そこから店舗内で他に買いたい商品を見つけてもらえればと思っているが、どこまで効果があるかは分からない。その他の手段はメールマガジンしかないので、他の仮想モールに比べるとアプローチが難しい」と話す。

1日3回のセールで集客

集客の核となるのはアプリの通知だ。タイムセールを行うとフォロワーのスマートフォンに通知が送信されるため、1日3回セールを行うようにしているという。

セールのスタート時間を変えることで、通知が3回飛ぶ。たとえば、朝はスマホを見る時間が無い人でも、昼休みなら確認できるかもしれない。『ちょうどスマホを見る』タイミングで通知が飛ぶようにしたい」(福地氏、以下同)。もちろん、通知を頻繁に送ることを迷惑に思いブロックするユーザーもいる。「それでも『いつも見ていないとお得な情報を逃す』と感じてもらうことを重視している」。

昨年末からはモール内での検索連動型広告がスタートした。伝食でも出稿はしているものの「他の仮想モールと比較すると、想定していたよりも効果が出ていない」という。

「メルカリShops」の顧客に刺さるヒット商品

メルカリShops店においては、毎週木曜日を「新商品の日」に設定。1~2年続けてきたことで、ユーザーの間でも浸透しており、木曜日に同店をチェックする人も増えているようだ。

カニの爪の根元部分だけを詰めた「ボイルずわいがに爪下棒肉 ポーション」のように、他の仮想モールではあまり売れず、メルカリShopsでは爆発的に売れる商品も出てきている。「他の仮想モールでは見向きもされないが、メルカリではセール時に4000円を切ることもあり良く売れる」。自社で加工している商品だが、昨冬には製造が間に合わなくなることもあったという。

「メルカリShops」でヒット商品となっている「ボイルずわいがに爪下棒肉 ポーション」
「メルカリShops」でヒット商品となっている「ボイルずわいがに爪下棒肉 ポーション」

課題と今後の展望

課題はまとめ買いのしにくさ

メルカリShopsにおける優秀店舗を表彰する「メルカリShopsアワード2024」において、総合3位を受賞した同店だが、2024年はやや苦戦したという。「出店店舗が増えてきたので、今までと同じことをやっていては埋もれかねない」。価格競争も激しくなってきており、今まで以上に商品力が重要になってきている

もう一つ、メルカリShops店において課題となっているのが「まとめ買いに対応しづらいこと」だ。現在、メルカリShopsには買い物カゴ機能がない。そのため、複数商品の購入はもちろん、同一商品をまとめて購入することが難しい

福地氏は「『同じ商品の2個セット』『3個セット』というように、わざわざセット商品のページを作らなければいけない。ユーザーから『まとめ買いがしたい』という要望があるたびに、商品ページを作っているので非常に手間がかかる」と明かす。

水産加工ができる強みを生かしたMDを構想

他にも、商品説明欄での動画活用や、クーポン発行を通知した際に「クーポン一覧」ではなく、クーポン対象商品のページに遷移してほしい、といった要望を出しているという。

福地氏は今後のメルカリShops店の運営方針について、「タイムセールの通知は他店に真似をされているので、時間を変えたり回数を増やしたり、工夫をしていきたい」と話す。また、社内で水産加工ができる強みを活かし、「カニの爪下ポーション」のように「メルカリ」で売れる商品を開発していきたい考えだ。

※記事内容は紙面掲載時の情報です。
※画像、サイトURLなどをネットショップ担当者フォーラム編集部が追加している場合もあります。
※見出しはネットショップ担当者フォーラム編集部が編集している場合もあります。

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通販新聞

口コミがヤラセだと思ったら「購入しない」人が約半数。「ヤラセだと思ったことがある」人は95%【口コミに関する意識調査】

5ヶ月 ago

口コミ探索サービス「みん評」を運営するマイスタースタジオが、全国の男女518人を対象に実施した「ヤラセ口コミに関する意識調査」によると、口コミがヤラセだと思ったら「購入しない」と回答した割合は過半数にのぼった。ヤラセだと思うポイントは「高評価が多すぎる」「言葉が不自然」などがあがった。

調査対象の内訳は女性327人、男性191人。調査期間は2025年3月25~29日。

95.7%が「ヤラセだと思ったことがある」

口コミをヤラセだと思ったことがあるかを聞いたところ、「よくある」が32.4%、「たまにある」が63.3%で合計95.7%にのぼった。マイスタースタジオは「商品やお店を選ぶときにネットなどで口コミを確認する人が多いことから、ヤラセだと思われる口コミに触れる機会も多くなる」と推測している。

口コミをヤラセだと思ったことがあるか
口コミをヤラセだと思ったことがあるか

ヤラセだと思うポイントは「高評価が多すぎる」「言葉が不自然」

口コミがヤラセだと思うポイントを聞いたところ、最も多かったのは「高評価が多すぎる」で40.0%、続いて「言葉が不自然」が19.9%、「具体的な記述がない」が17.6%だった。

マイスタースタジオは「『高評価が多すぎ』『褒めすぎ』『口コミ件数自体が同時期に多すぎ』など過剰だと感じられ、『言葉が不自然』『同じような内容ばかり』といった不自然さも、AIなどで量産された口コミではないかと疑われる理由になりうる」と喚起している。

口コミがヤラセだと思うポイント(複数回答可)
口コミがヤラセだと思うポイント(複数回答可)

「高評価が多すぎる」と答えた回答者からは、「100%高評価だとあまり信憑性がない」「すべての口コミが極端に高評価で、ネガティブな意見がほとんどない場合」「あまりにも高評価が多すぎて、ひとつも低評価がないのはおかしい」といったコメントがあがった。

「言葉が不自然」と回答した人からは、「文章が不自然で、無理やり日本語にしたようなものがみられる」「ところどころに日本では見慣れない漢字が混ざっていたり、語尾が明らかに不自然だったりする」といったコメントがあった。

46.9%がヤラセだと思ったら「購入しない」

口コミがヤラセだと思ったらどうするかは、「購入しない」が最多で46.9%、続いて「別の口コミを調べる」が26.4%、「他の商品を探す」が6.4%、「商品情報を調べる」が5.4%だった。

マイスタースタジオは「商品を買うとしても慎重に検討する人が多く、口コミに不信感を抱くことで商品に興味を抱いてから購入するまでの時間が長くなることがうかがえる」と指摘している。

口コミがヤラセだと思ったらどうするか(複数回答可)
口コミがヤラセだと思ったらどうするか(複数回答可)

「購入しない」と答えた回答者からのコメントは「信用がないので、商品・サービスの購入・契約はしない」「ヤラセを使う会社は嫌なので、買わない」「購入をやめる。多少高くても、別の有名なブランドのものを買う」などがあがった。

「別の口コミを調べる」と回答した人からのコメントは「マイナス評価の口コミ内容を見て考える。マイナスでも客観的判断なら購入する」などがあった。

「他の商品を探す」と回答した人からのコメントは「似たような商品で、もっと信頼できそうなものを探す」「商品販売元自体を怪しく感じるので、他の類似商品を考えることにする」などがあがった。

消費者が求める対策は「ヤラセ口コミの調査」「ペナルティ実施」

企業やプラットフォームに対して求めるヤラセ口コミを防ぐ対策について聞いたところ、最も多かったのは「ヤラセ口コミの調査」で26.1%、続いて「ヤラセへのペナルティ実施」が22.0%、「通報制度を設ける」が13.3%だった。

企業やプラットフォームに対して求めるヤラセ口コミを防ぐ対策(複数回答可)
企業やプラットフォームに対して求めるヤラセ口コミを防ぐ対策(複数回答可)

「ヤラセ口コミの調査」と答えた回答者からのコメントは、「AIで判断しつつ、人間の手でもしっかり確認してもらう」「やらせだと思われる口コミについて審議する機能を求める」などがあがった。

「ヤラセへのペナルティ実施」と回答した人からのコメントは、「ヤラセを行ったユーザーのアカウントを使用できなくする」「ヤラセを行った会社に対して、プラットフォームからペナルティを課す」などがあがった。

「通報制度を設ける」と答えた回答者からのコメントは、「ヤラセだと思ったものを通報する」「読んだ人がヤラセだと感じたら、通報できるような仕組みがあればいい」などがあった。

調査概要

  • 調査対象:全国の男女518人(女性327人、男性191人)
  • 回答者の年代:10代 0.6%、20代 17.6%、30代 33.0%、40代 26.8%、50代 16.6%、60代以上 5.4%
  • 調査期間:2025年3月25日~29日
  • 調査方法:インターネットによる任意回答
大嶋 喜子

売上高300億円超のブランドリユースを手がけるSTAYGOLD、新たなロジスティクスセンターを開設

5ヶ月 ago

「BRING」や「BRAND REVALUE」などブランドリユース事業を展開するSTAYGOLDは6月23日、ブランド品の買取・リユース事業の成長と在庫管理の効率化を図るため、東京・南千住に新たなロジスティクスセンターを開設したと発表した。

新ロジスティクスセンターの開設で、取り扱う商材に対する物流機能を強化し、サービス品質の向上をめざす。

新設したセンターは、単なる“倉庫”ではないという。高い天井、明るく開放感のある空間で、若いスタッフがいきいきと働き、モノのエコサイクルの中核として機能させるとしている。地域の住民とのつながりを大切にし、「倉庫=陰気な場所」という従来のイメージを覆す、温かく、人のぬくもりを感じられる場所をめざすとしている。

新ロジスティクスセンターの内観

■ロジスティクスセンター概要

  • 所在地:東京都荒川区南千住4丁目1番1号 日本運輸倉庫(株)隅田川支店第二営業所内
  • 稼働開始日:2025年5月12日
  • 機能:ブランド品の在庫管理・商品検品・出荷業務・物流業務など
  • 特徴:高天井・開放的空間/若手中心の明るい職場環境/エコ・リユース志向の設計

今後は、倉庫業務の自社内製化や遊休スペースの充実化、将来的にはお客さまの倉庫となり、ささげ業務を代行できるセンターをめざす。(STAY GOLD・能登ロジスティクスセンター長)

◇◇◇

STAY GOLDの業績は好調。2025年2月期の売上高は前期比19.6%増の348億4500万円、営業利益は同54.7%増の8億5300万円、経常利益は同54.7%増の7億6600万円、当期純利益は同1.8%増の3億1900万円だった。

前期は時計やバッグを中心に売上は継続的に増加したという。事業拡大に伴い人件費や新規店舗出店費用、広告宣伝費用などの販管費が増加したが、粗利率の改善などにより大幅な増益となったという。

鳥栖 剛

ユミルリンク、エンジニア向けのメールリレーサービス・メール送信API「Cuenote SR-S」で月額2.7万円で利用できる新プラン

5ヶ月 ago

メッセージングプラットフォーム「Cuenote(キューノート)」のユミルリンクは、エンジニア向けのメールリレーサービス・メール送信API「Cuenote SR-S」で、月額2万7000円(税込2万9700円)から利用できる新プラン「Cuenote SR-S エントリープラン」の提供を7月1日から開始する。

これまで月額8万2500円(税込9万750円)から利用できるプライベートクラウド型のプランを提供してきた。メール送信数が少ない中小規模やBtoB向けの配信用途での導入を目的に、月額2万9700円から利用できる新プラン「Cuenote SR-S エントリープラン」を設けた。なお、初期費用は5万5000円、契約プラン内の月間配信数を超過した場合、1通あたりの費用×超過通数分が加算される。

「Cuenote SR-S」は、高速で確実なメール配信、エラーの解析機能を提供するエンジニア向けのメールリレーサービス・メール送信API。トランザクションメール(例:会員登録時の確認メール、注文確認メール、ワンタイムパスワード通知など)の高い到達率を実現するとしている。

配信エラーの解析機能でメール配信の効率と信頼性を高めることに加え、GmailやMicrosoft Outlookの新しい「メール送信者のガイドライン」に対応。エンジニアの作業負荷を軽減するという。

メッセージングプラットフォーム「Cuenote(キューノート)」のユミルリンクは、エンジニア向けのメールリレーサービス・メール送信API「Cuenote SR-S」で、月額2万7000円(税込2万9700円)から利用できる新プラン「Cuenote SR-S エントリープラン」の提供を7月1日から開始する
「Cuenote SR-S」について

「Cuenote SR-S エントリープラン」の特長は次の通り。

  • 専用IPアドレスを提供
    • 専用のIPアドレスを利用できるため、IPレピュテーションをコントロールでき、他社の影響を受けることなくメールの到達率を向上する。
  • 高い到達率
    • 「Cuenote」独自のメール配信の独自ノウハウ、月間81億通の配信実績で高い到達率を実現する。
  • エラーアドレス管理
    • メール不達時のエラーやバウンスメールは自動的にフィルタリングし、効率的なリスト管理をサポート。不達アドレスを管理するための運用負担を大幅に軽減できる。
  • 安心のセキュリティ対策
    • 二段階認証、DKIM(送信ドメイン認証)、TLS暗号化などを標準装備し、安全な運用を支援する。
  • スピーディな導入
    • 申し込みから最短2営業日で利用を開始。初期設定もサポートが可能。
宮本和弥

「Yahoo! JAPAN商品情報掲載」を無料に

5ヶ月 ago

LINEヤフーは、これまで成果報酬型で提供していた「Yahoo! JAPAN商品情報掲載」を無料に。

LINEヤフー、成果報酬型の課金方式で提供していた「Yahoo! JAPAN商品情報掲載」を無料で提供開始
https://www.lycorp.co.jp/ja/news/release/017923/
検索広告(ショッピング)商品情報掲載の無料化について
https://www.lycbiz.com/jp/news/yahoo-ads/20250312/

なお、グーグルは2020年から商品の無料リスティングを提供している。

Googleショッピングでの商品掲載を無料化
https://blog.netadreport.com/2020/06/google.html
商品の無料リスティング
https://support.google.com/merchants/answer/13889434

noreply@blogger.com (Kenji)

中古ブランド販売の大黒屋、海外20か国以上に商品販売。グローバル決済プラットフォーム「Stripe」を導入

5ヶ月 ago

中古ブランド販売を手がける大黒屋は6月20日、グローバル市場の開拓に着手すると発表した。

海外展開はグローバル決済プラットフォーム「Stripe」を導入。オーストラリア・ブラジル・カナダ・香港・インド・インドネシア・ケニア・マレーシア・メキシコ・ニュージーランド・フィリピン・サウジアラビア・シンガポール・南アフリカ・スイス・タイ・アラブ首長国連邦・英国・米国・日本などを含めた20か国以上でのグローバル販売を実現する。

20か国以上へグローバル販売を開始する

海外顧客からの新規年間粗収益は2億2500万~4億5000万円(約145万~290万米ドル)を見込む。コンバージョン率の向上とカート離脱率の減少も踏まえると、年間3000万~1億円(約19万~65万米ドル)の追加利益も生じると試算する。2年目以降はその規模と精度を向上させ、より高い収益をめざすとしている。

初年度から最大4億円の収益増を想定

また、「Stripe」の導入を通じて、大黒屋では、送料、手数料、通貨における計算や、詐欺対策などの作業を外部に委託せず、自社内で一括して管理する体制の構築を実現するとしている。

海外販売におけるこれまでの機会損失要因をStripe導入で払拭する

「Stripe」の導入によって期待されるメリットとして、大黒屋は次の項目をあげている。

大黒屋ではStripeの各機能を評価
  • ローカライズされた決済
    • 消費者は価格と支払いを好みの言語や通貨で確認でき、日本円で決済される。
  • 世界的な信頼の獲得
    • Stripeのセキュリティとブランド認知度で、購入者の懸念と不安を軽減、取引におけるグローバルな信頼を獲得する。
  • シームレスな決済
    • モバイルウォレットと自動入力決済オプションに最適化された決済を実現できる。
  • 日本限定在庫へのアクセス
    • 再販業者、プロキシ、サードパーティの購入サービスは不要。顧客はStripeを通じて大黒屋から直接購入できる。
  • 透明性の高いコスト
    • 税金、送料等を事前に表示できるため、配送時の手間や確認作業を軽減できる。
  • 国を横断した直接的な取引
    • 国ごとに分断されたサイトやブランドはない。公式グローバルストアは1つ。.us/.eu/.cn/.krといった各バージョンを個別に操作する必要はなく、単一のグローバルストアで、一貫した価格設定を実現する。
  • リアルタイムの注文確認
    • 即時の確認メールと追跡機能の統合により、リアルタイムの注文確認を実現する。
  • グローバル配送サポート
    • エンドツーエンドの配送状況が可視化される国際的な配送業者との連携を実現する。
  • 高い安全性
    • 安全な決済取引、明快なサポート管理、そしてStripe によるコンプライアンス対応と不正防止機能を備えた越境決済により、高い安全性を担保する。
鳥栖 剛

三井アウトレットパーク木更津のEC現場に自動配送ロボットを導入、梱包資材などの配送を自動化

5ヶ月 ago

三井不動産は6月20日、三井アウトレットパーク木更津のEC現場に自動配送ロボットを導入、梱包資材などの配送を自動化し、配送業務の負担を軽減する実証実験を開始したと発表した。施設内での梱包資材などの配送を自動化し、店舗在庫をECに利用する自社ECサイト「三井アウトレットパーク オンライン」の配送業務の負担軽減などをめざす。

「三井アウトレットパーク・オンライン」のイメージ
「三井アウトレットパーク・オンライン」のイメージ

「三井アウトレットパーク オンライン」は、三井不動産が3月17日に開設したアウトレットモールの店頭商品をオンラインで販売するECサイト。千葉・木更津や三重・長島など国内13拠点で運営するアウトレットモール「三井アウトレットパーク」の出店ブランドから、約140のショップが参加。約6万アイテムを取り扱っている。

「三井アウトレットパーク オンライン」の商品のほとんどは、出店店舗の在庫から引き当てし、アウトレット施設から出荷している。そのため、店舗スタッフは日々の接客業務に加えて、注文商品の引き当て、ピッキング、商品梱包、配送業者への商品引き渡しといった配送業務が発生している。

商品梱包の作業では、店舗側で所定の梱包資材保管場所へ梱包資材を取りに行く業務に、配送業者は広大な敷地内で各店舗を巡回するためにの集荷業務へ負荷がかかっているという。

「三井アウトレットパーク オンライン」の今後の需要拡大に備え、ロボット活用による自動配送で梱包資材などのアウトレット施設内の配送効率を向上、配送業務の負担軽減につなげる。

三井不動産は米国企業のAvrideの自動運転配送ロボットを現場に導入。自動配送ロボットを用いることで梱包資材の配送や梱包した商品の運搬を自動化することによる配送の効率化をめざす。

配送ロボットのイメージ
配送ロボットのイメージ
大嶋 喜子
鳥栖 剛

GoogleはWebの花を咲かせる太陽? それとも破壊神? 今、検索を取り巻く状況とは【ネッ担まとめ】 | 新・ネットショップ担当者が知っておくべきニュースのまとめ

5ヶ月 ago
ネットショップ担当者が読んでおくべき2025年5月25日~6月20日のニュース

2025年6月11日、なかなか刺激的なタイトルのコラムが、英国の大手放送メディア「BBC」に寄稿されました。これまで検索シェア90%超をキープしてきたGoogleに対し、「Google is the Sun that lets the flowers grow.(インターネットを庭にたとえると、Googleは花を咲かせる太陽のような存在)」とたとえる一節もありました。しかし、導入から1年が経過した「AI Overview(AIによる概要:AIO)」によって、Webサイトへのアクセスが大幅に減少していることも指摘されているなか、「AI MODE」によってその傾向がさらに加速するのではないかという懸念が広がっているのも確かです。

目の前にある情報の真偽を確かめることが大切

Is Google about to destroy the web?(GoogleはWEBを破壊しようとしているのか?) | BBC
https://www.bbc.com/future/article/20250611-ai-mode-is-google-about-to-change-the-internet-forever

If Google makes AI Mode the default in its current form, it's going to have a devastating impact on the internet – Lily Ray(もしGoogleが現状のままAIモードをデフォルトにした場合、インターネットに壊滅的な影響を与えることになるでしょう。)

冒頭で取り上げた記事がこちら。記事には世界的に著名なSEOコンサルタント、リリー・レイ氏のコメントも掲載されていますが、危機感を抱いているようすが伺えます。ただ、これも「現状のままをデフォルトにした場合」という前提条件がついていることに注意したいですね。

あわせて読んでおきたい、リリー・レイ氏のインタビュー記事も紹介します。

Googleが本当に見ているSEO指標は?AI検索・LLMO時代の本質に迫る|リリー・レイ氏インタビュー | ミエルカ. マーケティング ジャーナル
https://mieru-ca.com/blog/seo-and-llmo-lily-ray/

基本的には、通常のSEOで行っていることと大きく変わらないと思います。

今は「同一人物であっても、1か月・1週間違うだけで見解が変化する」といった状況ではないかと思いますが、「BBC」の記事とミエルカの記事を読み比べると、随分トーンが違う印象です。

「Google Discover」など比較的新しい機能でも広告が表示されていることから、いずれ「AIO」や「AI MODE」に広告が出稿されることは想像に難くありません。Googleは、「Google」利用者が減少し広告収益が上がらなくなることを危惧しているでしょうから、「Google離れ」だけは避けたいでしょう。

私のクライアントでも、「ChatGPT」「Perplexity(パープレキシティ)」「Gemini」からのサイト流入が目に見えて増加しています。従来の検索エンジンからの流入を新しいツールが取りにきていることは間違いないでしょう。

しかし未来予測は本当に難しく、そしてなかなか当たりません。たとえば、2024年5月に下記のような予測記事が出て、SEO界隈では少し騒ぎになりました。

AIの台頭によって検索エンジンからサイトへのトラフィックが2026年までに25%減少すると調査会社が予測 | Gigazine
https://gigazine.net/news/20240523-google-ai-search/

各社のデータを見ても微減なものはあり、あと半年で急減することもゼロではありませんが、現状では考えにくいですね。とはいえ、Googleのサービスも完全無欠ではなく、シェアを取ることなく早期終了したものもあります。

2019年3月に発表したGoogleのクラウドゲームサービス「Google Stadia(グーグル スタディア)」は、「携帯ゲーム機やスマホゲームを滅ぼす存在になりうる」という触れ込みもありました。しかし、サービス期間は2019年11月から2023年1月まで、4年も経たないうちに終了しています。

Googleのような企業でもこのようなことがあるわけですから、新興AIサービスの未来は不確定要素の方が多い気がします。AIの普及・台頭は間違いありませんが、不確定要素に踊らされず、目の前にある情報の真偽、・是非を峻別できるようにしていきたいですね。

要チェック記事

マーケティング関連

「カラーミーショップ大賞2025」受賞傾向&今日からできるショップ改善のヒントを大公開! | よむよむCOLORME
https://shop-pro.jp/yomyom-colorme/105001

ECサイト構築サービス「カラーミーショップ」が主催する、ECサイトのコンテスト。2025年度大賞の「KEY MEMORY Online Shop(キーメモリーオンラインショップ)」は、私が講師を努めた「カラーミーショップ」の講座「カラーミーカレッジ」の受講生店舗でもあり、今回の受賞を大変喜んでいます。

  • WordPressを利用したコンテンツマーケティング
  • レビュー投稿で顧客の安心感を可視化
  • 越境ECアプリを利用した海外販路の拡大
  • Instagram、TikTok、YouTubeなど動画SNSの活用

繁盛店が取り組んでいる上記の取り組みは、多くの店舗さんにもヒントがたくさんあると思いますので、ぜひご覧ください。「カラーミーカレッジ」受講後の変化についてのインタビュー記事もあります。

ネットショップも実店舗もDIY! 鎌倉の小さなお店「KEY MEMORY」の起業と成長の話 | よむよむCOLORME
https://shop-pro.jp/yomyom-colorme/66925

店選びは“Googleマップ”が主流? 写真やクチコミが少ない店はスルーされる時代に【ニュートラルワークス調べ】 | Web担当者Forum
https://webtan.impress.co.jp/n/2025/06/05/49478

一企業の調査データですが、「お店選びは口コミサイトやSNSより『Google Maps』」というのは興味深いです。

「Googleマップの情報が少ないと『行くのをやめる』が2割弱」

店舗もあるなら、O2Oも重要な売上確保の戦略。SEO、SNSだけではなく、ローカル検索も意識していかねばですね。

地方・50代・フリーランスがこの先どうするのか?-どこかで誰かが見ていてくれると思いながら- | 運営堂
https://www.uneidou.com/22292.php

「ネッ担まとめ」の前任者、森野誠之さんのブログ。EC黎明期に若くして従事した方たちも50代~60代を迎えるにあたり、事業承継、引退など、さまざまな道を選ぶ方が増えてきました。

「特徴がない=ユーティリティープレーヤー」「これからの武器は言語化、棚卸し、裏方力かも?」

かくいう自分も50代が見えてきているなかで、少し先を歩む森野さんの言葉に思いを巡らせました。

SEO関連

AI Mode/AI Overviewはウェブトラフィックを送る、Google CEOが約束 | 海外SEO情報ブログ
https://www.suzukikenichi.com/blog/google-ceo-expects-ai-mode-to-drive-web-traffic/

GoogleのCEOスンダー・ピチャイ氏へのインタビューにて。ピチャイ氏は「『AI Mode』がウェブへトラフィックを送ることを、製品の方向性として非常に重視している」としながらも、本音と建前が見え隠れします。Googleとしては収益を上げることが何よりも重要ですからね。

SEO施策の失敗、8割以上が経験あり。具体的要因と改善策とは?【レオソフィア調べ】 | Web担当者Forum
https://webtan.impress.co.jp/n/2025/06/17/49505

8割以上が「SEOの失敗経験があり」と回答し、61.9%が「SEOに関する知識不足」をあげていることから、「正しく健やかな施策を行っている人が思いのほか多いのかも」とうれしくなりました。

商品検索はAmazon内が65%、楽天市場内が54%、Googleが44%。生成AIでの探索は7% | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/14236

質問項目によって一律ではない点に注意が必要ですが、500名を超えるアンケートなので、EC事業者は商品検索の現在地の情報として持っておいて損はないでしょう。

マーケターの6割「AI Overviewsによる自然検索流入減」を実感、9割がSEO戦略見直し【Google検索のAI要約の影響調査】 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/14154

こちらも上記とあわせて。日本在住で自社のWeb広告の運用およびSEOに携わっているマーケティング担当者325人の回答というのは参考になるかもしれません。

今、みなさんにお伝えしたいこと

Octet Men's Fashion Channel | YouTube
https://www.youtube.com/channel/UC1bnot9VbdsEqm3_xHSwjow

もはや「アフターコロナ」という言葉を見聞きすることも減った昨今。それでも、あの数年が人と人、人とWebの進化・変化に大きく影響したことはあると思います。

あの空白を埋めるように、会いたい人に会いに行く、話したい人と話す時間を大切にしていますが、先日、その1人であるメンズセレクトショップ「オクテット 名古屋」の代表 林啓成さんに会いに名古屋へ行ってきました。

「楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー」受賞経験もある同店のYouTubeチャンネル「オクテットチャンネル」は登録者約2.7万人を誇ります。最近は、審査通過率5%といわれる音声プラットフォーム「Voicy」も開始しました。

今回、「Voicy」の番組に4本出演させていただいたのですが、自分がとても楽しそうに話している声に我ながら驚きました。SEO、SNS、コンテンツ、AI時代の検索行動についてトークしていますので、ぜひ下記よりお聞きください。

SEOって、もう終わってる?──酒匂さんに聞く“これからの検索”のリアル | オトナ仕事図鑑byハヤシ
https://voicy.jp/channel/880814/6800807

AIツールでポッドキャストも簡単に生成できるようになっている今、むしろ生の人の声によるメディアが見直されそうな気もしています。

それではまた次回! 酒匂(さこっち)の「ネッ担ニュースまとめ」をよろしくお願いいたします。

ECマーケティング人財育成は「EC事業の内製化」を支援するコンサルティング会社です。ECMJコンサルタントが社内のECチームに伴走し、EC事業を進めながらEC運営ノウハウをインプットしていきます。詳しくはECMJのホームページをご覧ください。

UdemyでECマーケティング動画を配信中です。こちらもあわせてご覧下さい。

ユウキノインは寄り添い伴走しながら中小企業・ECサイトのSEOからコンテンツマーケティング、プレスリリースやクラウドファンディングなど集客・販促・広報をお手伝いする会社です。詳しくはユウキノインのホームページをご覧ください。

Designequationは何かに特化したサポートではなく、モール・ベンダー選定や広告・CSなど各企業に合わせたカスタマイズ型の運用サポートを行っています。

酒匂 雄二

ジュピターショップチャンネル、2025年秋にUGC型コマースと美容メディア型コマースを開始

5ヶ月 ago

テレビ通販大手のジュピターショップチャンネルは2025年秋、暮らしと美容をテーマにした新たなソーシャルコマース事業を始める。

UGCコミュニティ型、エイジングケアに特化したメディア型のソーシャルコマースで、顧客同士のつながり、信頼できるプロから必要な情報を得られる場の提供をめざす。

UGCコミュニティ型のコマースは「うちのね、」、エイジングケア特化のメディア型コマースは「CanauBi(カナウビ)」の名称で展開する。「うちのね、」は消費者同士のつながりの構築、「CanauBi」は美容のプロが情報を届けるのが特長という。

ジュピターショップチャンネルは、ライブコマース事業として2021年にライブ動画を通じて商品を販売するショッピングライブサービス「コレイヨ」を開始。その後、利用者のニーズに応じて「コレイヨ」をソーシャルコマース事業へと発展させ、インフルエンサーによるユーザー目線での使用感や体験に基づく情報を提供してきた。

「うちのね、」「CanauBi」は「コレイヨ」で培った知見を生かしながら、利用者同士のつながり、信頼できるプロから必要な情報を得られる場の提供をめざす。なお、「うちのね、」は「コレイヨ」のリブランディングとなる。

テレビ通販と2つの新ECサービスのビジネスモデル
テレビ通販と2つの新ECサービスのビジネスモデル

UGCコミュニティコマース「うちのね、」

「うちのね、」では、インフルエンサーや一般の消費者による商品活用の投稿を通じて、暮らしに役立つアイテムを紹介。共感やリアルな声を軸とした購買体験を提供する。取扱い予定カテゴリは、 ホームグッズ、家電、食品など。

これまで「コレイヨ」を利用していた顧客が継続利用できるよう案内を進める。

2025年秋、既存の「コレイヨ」を「うちのね、」に刷新する
2025年秋、既存の「コレイヨ」を「うちのね、」に刷新する

エイジングケア特化メディア「CanauBi」

「CanauBi」は美容コンテンツを軸としたECサービス。プロの美容家や専門医などによる記事・動画などのオリジナルコンテンツを配信する。取扱商品は化粧品、ヘルス(サプリメント)など。

化粧品やヘルスに特化した、美容情報発信型のECサービスとする
化粧品やヘルスに特化した、美容情報発信型のECサービスとする
大嶋 喜子

Z世代に支持されるには? “界隈を編集する”ポップアップ“文脈ストア”でアプローチしよう | その道のプロが解説するポップアップストア出店の“いろは”

5ヶ月 ago
Z世代にとって“買う”とは、“共感できる文脈の中に参加する”こと。ポップアップは商品を並べるだけでなく、文化や世界観を立ち上げる場でなければなりません。

ポップアップストアは、今やD2Cブランドや大手メーカーにとって定番の販促手法となりました。カウンターワークスの調査では、実施経験者の99%が何らかの効果を実感しています。一方で、Z世代の購買行動は近年、スペックや価格ではなく、“文脈”や“界隈”への共感に重きが置かれるようになってきており、単に「売るための場」ではなく、「自分もこの物語の一部だ」と感じられる体験設計が求められています。本記事では、Z世代に支持される“文脈ストア”の本質と可能性を、具体的な事例をもとに読み解いていきます。

記事のポイント
  • Z世代の消費行動は「共感する界隈への参加」が軸へ。購買はその文脈への“関与”として発生
  • “界隈”を意識したポップアップは“商品を売る場”ではなく“文化を編集・体験する空間”として設計する
  • オンラインとの接続やコミュニティ設計を通じて、、その場限りで終わらない「文脈の持続性」が鍵

Z世代の消費行動は「文脈と共感が購買を動かす」。ニーズに応えるポップアップ設計の3ポイント

Z世代は、SNSを通じて日常的に「共感」に触れながら育ってきた世代です。InstagramやX(旧Twitter)、TikTokといったSNS上で、他者の選択や価値観がリアルタイムで可視化される環境で形成された「界隈」こそが、Z世代にとってのリアルな文化圏と言えます。

そのため、ブランドが何を提供しているか以上に、「誰が支持しているか」「どのような背景があるのか」が重要になります。

ポップアップストアにおいても同様で、展示や接客以上に“空気感”や“立ち上がる文脈”が重視されるようになってきていることは、押さえておくべきポイントです。

そんなZ世代の価値観に応えるポップアップを設計するには、次の3つの軸を意識することが重要です。

1. キーパーソン(推し)を起点とした構成

界隈を象徴する存在、インフルエンサーやアーティストなどを中心に空間を構築することで、共感を得やすい接点を生み出します。単なるタイアップではなく、彼らの価値観や表現手法を設計段階から反映させることで、熱量のある来場体験を生み出せます。

2. 世界観の統一

香り・音・照明・温度といった感覚的な要素から、SNS上でのビジュアル、投稿テンプレートに至るまで、トーン&マナーをそろえることが不可欠です。世界観を途切れずに接続することで、「その場にいた感覚」をリアル・オンラインの双方で再体験できます。

3. 参加の余白を用意する

来場者がただ“来る”のではなく、コンテンツの一部として関与できる設計が鍵となります。物理的には、書き込みスペースや持ち帰り可能な冊子、オンラインではハッシュタグ投稿や投票企画、さらにはInstagramライブやTikTok配信など、会場に足を運ぶことができないSNSフォロワー層も巻き込む仕組みを組み込むことで、“界隈全体”を取り込む文脈設計が可能になります。

この3ポイントを組み合わせることで、「ここにいると自分が肯定される」と感じられる空間が実現します。

文脈設計が光るポップアップ事例3選

ケース1:POPEYE Web Presents BAZAAR at 自由が丘ひかり街(2023年8月・2024年3月・2024年6月)

2024年6月27日と28日の2日間、雑誌『POPEYE』のWeb編集部には東京・自由が丘の老舗商店街「ひかり街」でバザーイベントを実施。このイベントでは、編集部メンバーの私物、料理家・土井光さんのアイテムなどが販売され、訪れた人々にとって新たな発見の場となりました。

出典:POPEYE Web

また、同時に実施した「BOOK SWAP MEETING」では、来場者が自分の本を持ち寄り、『POPEYE Web』が用意した本棚から別の一冊と交換するという、読書好きにはたまらない企画が展開されました。

出典:POPEYE Web

さらに、バザーで商品を購入した来場者には、『POPEYE Web』編集部が独自に作成した「自由が丘マップ」を配布。編集部お薦めのスポットを巡る楽しみも提供しました。

出典:POPEYE Web

このイベントは、『POPEYE Web』が掲げる「Come Join us!」の精神を体現するもので、読者との直接的な交流を通じて、ブランドの世界観をリアルな場で共有する試みとして成功を収めました。

ケース2:rom&nd(ロムアンド) at アンノン原宿(2024年12月)

韓国発の人気コスメブランド「rom&nd(ロムアンド)」は、2024年12月23日から2025年1月2日にかけて、東京・原宿でポップアップイベント「ロムアンドのおうち」を実施しました。

テーマは「コスメオタクの友だちの部屋」。空間全体が「rom&nd」の世界観を反映しており、商品の陳列というよりも「推しアイテムの見せ合い」や「お気に入りの使い方を語る」ような、同好の士同士の共有体験が可能な構成を志向しています。

コスメに囲まれた部屋のなかでは、メイクアップ体験だけでなく、フォトスポットやガチャガチャ企画、SNS連動のミッションイベントなどを展開し、来場者は受け身の顧客ではなく“場作りの参加者”となる余白のある設計でした。

「ロムアンドのおうち」は単なる販促施策ではなく、コスメを軸とした界隈における価値観を可視化・共有する点で、Z世代の共感的消費行動に適応しながら、“わたしの好き”という感覚を他者と共鳴し合える文脈型ポップアップの好例といえるでしょう。

ケース3:CULTURE SNACK VOL.01 at コクヨ東京品川オフィス「THE CAMPUS」および周辺エリア(2024年11月)

2024年11月27日〜30日にかけて、品川・THE CAMPUSおよびその周辺エリアで実施された『CULTURE SNACK VOL.01』は、地域の企業やクリエイターが共同で企画・参加した、街ぐるみのカルチャーイベントです。

コクヨの社員有志による「謎解き部」が主催した体験型コンテンツ、地元パン屋とのコラボによる“朝活ワークショップ”、さらには事務椅子に乗って街を疾走する「いす1グランプリ」など、ユニークなプログラムが複数展開されました。

「CULTURE SNACK VOL.01」の魅力は、単なる地域振興や企業PRにとどまらず、「日常の中の文化」を再編集し、来場者自身がその文脈の一部として関われる設計にありました。

特に、“朝活界隈”や“オフィス文化界隈”といった価値観を共有する層に対して、「品川のパン屋さんを楽しむ朝活ワークショップ」や「コクヨサウナ部によるプロモーション」など、仕事や日常生活と地続きのプログラムを通じて共感を引き出す構成となっていました。

従来型のポップアップとは一線を画し、“生活者の視点に根ざした界隈性”を理解した設計で、優れた事例といえます。

オンラインとリアル:文脈接続のポイント

ポップアップは短期的なイベントである一方、その場で生まれた“界隈性”をどう持ち帰ってもらうかが重要です。そのために、オンラインとの接続設計が欠かせません。

  • 来場者が撮影した写真や動画をSNSで拡散できるハッシュタグキャンペーン
  • ポップアップ限定商品のEC展開
  • 来場者限定コミュニティ(LINEオープンチャットやDiscordなど)への招待

こうした仕掛けを用意することで、ポップアップはその場限りではなく、文脈が持続する「関係性の起点」となります。

実務者視点での設計上の注意点

Z世代は過剰な演出や「売られている」感に敏感です。そのため、以下の3点を押さえることが重要です。

  • 界隈性のリサーチと協業:対象となる界隈について十分な理解を持ち、実際にその界隈に属する人物との協業や監修を行う。
  • リアルな体温感の演出:作り込みすぎず、体験や共創の余白を残す設計を心がける。
  • フィードバックループの仕組み:イベント後も関係を継続できるよう、SNSやデジタル施策を連動させておく。

まとめ:文脈を売る時代のポップアップ

ポップアップストアは今、単なる販売チャネルではなく、「界隈を編集するメディア」へと進化しています。

Z世代にとって“買う”とは、“共感できる文脈の中に参加する”ことです。だからこそ、ポップアップは商品を並べるだけでなく、文化や世界観を立ち上げる場でなければなりません。

ブランドと消費者が新しい関係性を結ぶための「共創の場」として、文脈型ポップアップの可能性はこれからも広がっていくでしょう。

筆者からのお知らせ
「ECカンファレンス2025 Summer」で7月17日(木)16:20~16:50、筆者の中原がポップアップ×ECのOMO戦略を解説します(詳しくは画像をクリックしてください)。
中原 祐一郎

中国発の格安EC「Temu」、日本の販売事業者による出店を完全開放。招待制→招待なしで出店可能に

5ヶ月 ago

中国PDDホールディングスの格安ECモール「Temu」は6月20日、日本国内事業者向けの「国内販売事業者の募集プログラム」を全面開放した。プログラムは2025年1月から招待制でスタートしていたが、招待なしで出店できるようになる。

「Temu」は「国内販売事業者の募集プログラム」を本格展開することで、プラットフォーム上の商品ラインナップを拡充する。それにより、出店企業は新たな何百万人もの新規顧客層へリーチできるようになるとしている。

全面開放により、日本国内で登録し、在庫を保有する事業者であれば、招待なしで「Temu」の出店に申し込むことができるという。「Temu」によると、新規販売事業者の50%以上が、登録後20日以内に初回販売を達成しているという。

「Temu」は世界90以上で事業を展開し、安価な製品を提供。2022年9月に米国でサービスを開始し、日本では2023年7月にサービスをスタートした。効率化したサプライチェーンによって豊富な商品、価格の手頃さが消費者の支持を集めている。

鳥栖 剛

ジャパネット、TOKIO国分太一氏の報道を受け番組・広告を中止・順次差し止め

5ヶ月 ago

ジャパネットホールディングスは6月20日、広告などに起用しているタレントのTOKIO 国分太一氏について、コンプライアンス上の問題行為が複数回あったとの発表を受け、出演する番組・広告を中止・順次差し止めると発表した。

ジャパネットたかたが展開するCMの差し止め、ジャパネットブロードキャスティングがBS10で放送している番組「国分太一のTHE CRAFTSMEN」の放送中止を決定。そのほか既に展開している広告についても、順次差し止める。

なお、国分氏を掲載した一部のカタログ・DMについては、既に発送しているものが届く場合があるとした。

ジャパネットHDは「国分さんは長きにわたり広告・番組にご出演をいただいており、このような判断をしなければならないことは弊社としても大変残念な想いでおります。詳細な事実がわからない状態ではあるものの、コンプライアンス上の問題行為ということ、活動休止となることを受けこのような判断といたしました」とコメントしている。

鳥栖 剛

製造業・卸売業など中小企業のBtoB取引に特化したクラウド型ECサービス「セカイカート」を提供、DGビジネステクノロジー

5ヶ月 1 週間 ago

DGビジネステクノロジー(DGBT)は6月19日、ジェーエムエーシステムズ(JMAS)と提携し、JMASが開発・提供するクラウド型BtoB-ECサービス「セカイカート」の取り扱いを開始すると発表した。

製造・卸売業の中小・中堅企業が抱えるBtoB-ECの立ち上げや拡張に関する課題に対して、スピーディーかつ柔軟に構築・運用できる環境を提供。国内外での販路拡大、デジタルシフトの加速を支援する。

DGBTはこれまで、BtoCに加えてBtoB-ECにも対応し、複雑な商流・業務要件への柔軟性に対応できるエンタープライズ企業向けEC構築パッケージ「SI Web Shopping」を提供してきた。一方で、パッケージ型構築だけでは、スピード面やコスト面で中小企業の悩みに対する柔軟な対応、アプローチの幅が限定されるといった課題を抱えていたという。

こうした状況を踏まえ、DGBTはJMASが提供するクラウド型BtoB-ECサービス「セカイカート」の取り扱いを開始した。「セカイカート」の導入しやすさや柔軟性に加え、BtoBを含む多様なEC構築・運用で培った実践的なノウハウ、ERPを源流とした業務設計力、プロジェクトマネジメントの実行力を掛け合わせることで、企業フェーズや課題に応じた柔軟かつ実行力のあるBtoB-EC支援体制を提供する。

「セカイカート」は、製造業・卸売業など中小・中堅企業のBtoB取引に特化したクラウド型ECサービス。BtoB特有の業務に対応する標準機能に加え、多様な商流への対応力も備えており、スピーディーかつ低コストで導入できる。主な特長は次の通り。

1. BtoB取引に最適化された販売・業務機能

卸値や値引き条件の個別設定、顧客ごとの表示制御、問い合わせ履歴の管理に対応。見積作成から受注・配送、在庫・顧客管理までの業務をカバーし、属人化しがちな営業業務の効率化と戦略的なデータ活用を実現する。

2. 海外販路拡大を支える越境対応機能

多言語・多通貨、海外配送業者との連携に対応し、日本国内のサポート体制の下でスムーズな越境ECを実現。公開国や販売商品を取引先ごとに制御でき、販路戦略に応じた柔軟な運用を可能とする。

3. コストを抑えたSaaS型料金体系

利用者数、商品数などに応じたプランが選択可能で、初期費用・月額費用を抑えたスモールスタートに最適。すべてのプランで全機能を利用できる。

4. 柔軟なカスタマイズと外部システム連携

SaaSでありながら機能の拡張ができ、自社の基幹システムや業務要件に応じた個別に対応きる。

鳥栖 剛

NTTドコモ、電通グループのCARTAを子会社化へ

5ヶ月 1 週間 ago

NTTドコモは、マーケティングソリューション領域の事業拡大のため、CARTA HOLDINGS(CARTA HD)の株式などの公開買付けを行い、CARTA HDと電通グループとの3社で資本業務提携する。約249億円をかけ、電通グループ以外が所有するCARTA HDのすべての株式を取得する。NTTドコモ、電通グループ、NTTアドが出資するD2Cは、CARTA HDの完全子会社とする。CARTA HDの株式の所有割合は、電通グループが3分の1超49%以下、NTTドコモが51%以上3分の2未満とする。これにより、NTTドコモは「Single ID Marketing」を推進し、顧客データの収益化を強化する。

CARTA HDの普通株式等に対する公開買付けおよびCARTA HD、電通グループとの業務資本提携契約の締結に関するお知らせ
https://www.docomo.ne.jp/info/news_release/2025/06/16_01.html
電通グループ、傘下のCARTA HOLDINGSをドコモとの合弁会社化へ
https://www.group.dentsu.com/jp/news/release/001480.html
CARTA HD、ドコモによる公開買付け(TOB)の開始予定に関する意見表明及び業務資本提携契約締結のお知らせ
https://cartaholdings.co.jp/news/20250616_1/

noreply@blogger.com (Kenji)

ECサイト構築パッケージ「ITFOReC」のアイティフォーが「Shopify」を活用した次世代ECシステムを開発へ

5ヶ月 1 週間 ago

ECサイト構築パッケージシステム「ITFOReC(アイティフォレック)」のアイティフォーは6月19日、ECプラットフォーム「Shopify」を活用した次世代ECシステムの開発を開始したと発表した。2025年9月に開発を完了し、販売を始める予定としている。

アイティフォーは1999年にECシステムの販売をスタート、2004年にECサイト構築パッケージシステム「ITFOReC」の提供を開始した。EC市場の拡大と顧客ニーズの多様化に対応するため、柔軟で拡張性が高く、導入・運用コストを抑えたシステムにする必要があると考え、新システムの開発に着手した。

開発に先立ち、「Shopify」のパートナーとなったアイティフォーは次世代ECシステムについて、従来のパッケージよりも柔軟で拡張性が高く、導入・運用コストを抑えたSaaS型プラットフォームをめざすという。

「Shopify」と、アイティフォーの小売業向け基幹システム「RITS(リッツ)」のギフト管理システムを統合。顧客の運用の効率化とコスト削減に寄与するECプラットフォームを、「Shopify」の支援を得ながら開発するとしている。

アイティフォーの既存のパッケージシステムを利用する企業を中心に、2025年度は5件の受注を目標に掲げる。

鳥栖 剛

エアークローゼット、浴衣のレンタルを開始。ドレスに続き利用シーンの拡大を加速

5ヶ月 1 週間 ago

エアークローゼットは、ドレスレンタルサービス「airCloset Dress(エアクロドレス)」で浴衣のレンタル提供「airCloset Dress YUKATA COLLECTION」を開始した。

レンタルする浴衣の一例
レンタルする浴衣の一例

エアークローゼットは月額制ファッションレンタルサービス「airCloset(エアークローゼット)」では普段着を中心に、「エアクロドレス」は結婚式、パーティー向けのドレス、卒業式や入学式向けなどセレモニースタイルのアパレルをレンタルで展開している。

「エアクロドレス」のラインアップに加えた浴衣のレンタル提供「airCloset Dress YUKATA COLLECTION」は、ユーザーの利用シーンをさらに広げる新たな取り組み。ユーザーは購入せずにレンタルでコストパフォーマンスよく浴衣を楽しめる。往復送料、メンテナンス料(クリーニング・修繕)、キャンセル料はすべて無料とし、エアークローゼットが負担する。

登録・注文はオンラインで完結。返却時、洗濯・クリーニングは不要で、全国のコンビニからQRコード経由で簡単に返却手続きができる。

「airCloset Dress(エアクロドレス)」での浴衣レンタルの特長
「airCloset Dress(エアクロドレス)」での浴衣レンタルの特長

提供する浴衣レンタルのラインアップは、クラシックなものからモダンなデザインまで幅広く展開。「浴衣+帯」のシンプルなセットのほか、小物も含めたセットも設けている。

小物のセット例
小物のセット例

「airCloset Dress YUKATA COLLECTION」サービス概要

  • 届け内容:浴衣・帯のセット/浴衣・帯・帯留め・帯締め・下駄・バッグのセット
  • サイズ:フリーサイズ
  • レンタル期間:7泊8日
  • サービス料金:7980円(税込)~ /都度課金型
大嶋 喜子

「プル集客」「プッシュ集客」「フック集客」それぞれの特徴と優先度を理解して、「集客プラン」を作る | 『売れる! EC事業の経営・運営 ネットショップ担当者、チームのための成功法則。』ダイジェスト

5ヶ月 1 週間 ago
『売れる! EC事業の経営・運営 ネットショップ担当者、チームのための成功法則。』(坂本悟史/コマースデザイン 著 インプレス 刊)ダイジェスト(第5回)

ここから、集客の話です。集客施策は、SEO(検索エンジン最適化)、SNS活用、広告、モールイベント参加、プレスリリース等々、たくさんあります。何からやるべきか? 時間も予算も人手も限られているので、優先順位が必要です。集客施策の分類を理解し、集客プランを立てましょう。

集客施策の分類と優先順位

「あの施策が売れるらしい」「◯◯集客やったほうがいいよ」集客施策については色んな情報が飛び交います。実行すると売上に直結しそうな気がして、つい色々手を出してしまいがちですが、一度に実施する施策は絞らないと運営が大変になるばかりです。集客施策は大きく分けて「プル集客」「プッシュ集客」「フック集客」の3つに分類できます。

まずは「プル集客」は、SEOなどで、すでに需要がある顧客を引き寄せる施策です。次に「プッシュ集客」。これは、実店舗での宣伝や、ネット広告などで、こちらから売り込んで「潜在的な需要」を掘り起こす施策です。そして最後に「フック集客」。これは、SNSなどで、間接的な方法で顧客を引きつける施策です。

SEOは明らかに競争が激しそうなので、SNSに気持ちを惹かれる方も多いかと思います。ただ、SNSはなかなか売上には直結しません。筆者としては、まずはプル集客から始め、次にプッシュ集客、最後に「投資として」フック集客と手がけることをお勧めします。

売れる! EC事業の経営・運営 ネットショップ担当者、チームのための成功法則。

売上に直結するが競争も激しい 「プル集客」

プル集客は、「すでに明確な需要がある顧客」に向けた施策です。対象は、検索経由で来店するお客さんです。施策としては主に、GoogleやECモールでの「検索の仕様を見越した調整」=SEOと、検索連動型広告です。

例えば「父の日 ビール」で検索してやってきたお客さんに対し、商品の露出を高めます。すでに購入するつもりで検索しているため、商品ページを見てくれれば買ってもらえる可能性が高いわけです。

特にSEOは、手間はかかりますが、外注しなければ費用がかかりません。なので、優先順位としては最優先です。当然みんな優先して実施するので競争が激しくなり、自分の商品が埋もれがちですが、法則3で解説したように「一見埋もれていても本当は棲み分けできている」ので諦めずに取り組みましょう。

SEOでまず大事なのは、お客さんの頭の中(検索意図)と検索キーワードを先読みすることです。楽天市場やAmazonなどでの商品検索キーワードなら、商品カテゴリ名(例:クラフトビール)やブランド名(例:よなよなエール)など明確な需要を示すキーワードだけでなく、商品の用途(例:お中元)や詳細ジャンル(例:IPA)や属性(例:お試し)を表すキーワードを踏まえてSEOを施しましょう。なお、Google検索とECモールの商品検索では、仕様は違いますが「先読みの重要性」は同じです。

法則3で紹介した「棲み分け構造」と「ダレナゼ」がイメージできれば、キーワードの想定がしやすくなるはずです。具体的な施策は次の法則6で紹介します。

潜在需要を開拓できる「プッシュ集客」

プッシュ集客は、まだ顕在化していない潜在的な需要を掘り起こす施策です。いわば「父の日に何を贈るか決めていない」お客さんが探し始める前に、「今年の父の日はクラフトビールが人気! 早割クーポンをどうぞ」等と売り込む方法です。

代表的な施策は、実店舗でのオフライン集客、ディスプレイ広告・純広告・SNS広告、インフルエンサーマーケティングなどです。広告は、プッシュ集客の主要な手段です。手始めにやるにはディスプレイ広告、SNS広告を活用します。出稿先の属性を絞り込んで、特定のターゲット層に対して訴求することも有効です。

SEOなどのプル集客だけでは競争が激しく限界があるため、プッシュ集客を組み合わせることで、それまでの限界を超えることができます。

お客さんがまだ能動的に探していない状態なので、こちらから働きかけて需要を「思い出してもらう」必要があります。「そういえば父の日まだ決めてなかった。確かにビール、いいかも」といった反応を引き出すことです。なので集客媒体も重要ですが、「思い出してもらうようなメッセージ設計」が非常に重要になってきます。

もし実店舗がある場合は「ネットショップ用クーポン」を提供することでECでの販売に誘導することができます。催事やポップアップストアで販売するなど、リアルの接点からクーポンで集客するのもプッシュ集客として有効です。

ただし、プッシュ集客は、商材によって向き不向きがあり、「潜在的にその商品を求めている人がどれくらい存在するか」が重要です。例えば「最近目の下のたるみが気になりますよね」という訴求は反応する人が多くても、「毎日の薪割りって大変ですよね」という訴求は、対象者が少ないので、不特定多数へのプッシュ集客は不向きです。こういう場合は、まずプル集客を突き詰めることが優先です。

その次の段階で「どういう人に広告を見てほしいか細かく設定して配信できる」タイプのディスプレイ広告やSNS広告に取り組むとよいでしょう。

中長期で強みを築いていく「フック集客」

フック集客は、販売ではなく、お役立ち情報やイベントなどエンターテ イメントの発信を通じて「間接的に」顧客と接点を作る方法です。

直接的な販売ではなく、じんわり覚えてもらい後につなげるのがフック 集客の目的です。売上につながることもありますが、最初からあまり期待 しないで、投資と思って長い目で取り組むことがお勧めです。EC事業者 のSNS運用は「やってみたけど売上につながらない」というのは当然で、 急いで売上を作りたいなら他の施策を優先したほうがいいでしょう。

施策としてはブログや動画の発信、SNS投稿、オフライン・オンラインでのイベント開催、プレスリリースなどが該当します。

ブログなどで「◯◯な時に◯◯する方法」「◯◯の健康効果とは」といったテキストコンテンツを発信してGoogle検索での露出を目指す「コンテンツマーケティング」施策は、フック集客の中心的な手法です。実は、販売系の検索キーワードと違って調べ物のキーワードは競争が少ない傾向です。例えば販売系のキーワード(例:ネクタイ)は競争が激しいですが、調べ物のキーワード(例:ネクタイの結び方)は競争が少ないわけです。

もちろん調べ物のお客さんを集めても、購入に直結しません。しかし専門性のあるコンテンツをたくさん作ると、サイト全体のGoogle検索順位が高まる効果があるのです(詳しくは法則8参照)

実店舗やオンラインでのイベント開催もフック集客に有効です。大きくなった EC 事業者は「商品の製造過程を見学できる工場見学」を開催して地元の子供達を呼んだり、旅行がてら工場見学に来る大人たちが集まって、それが SNSで拡散されたりします 。

すぐに売れるわけではないですが、人々の記憶とネット上に思い出が蓄積されていくのは、お店にとって重要な資産だと言えます。

集客プランとしては、前述の比較表を踏まえ、まずはプル集客に力を入れるのが基本です。あとは商品特性を踏まえて、プッシュ集客かフック集客のどちらを選ぶかを決めます。法則6から各施策を紹介するので、まずは理解を深めてから検討してください。

坂本氏坂本氏

集客施策は商品によって相性の良し悪しがあります。また 以前は良かった施策も効果が落ちることがあります。定期的に施策の効果を検証し、効果のない施策を中止するなどして、リソースを再配分しましょう。そうすれば、新しい集客方法に取り組む余裕が生まれます。

この記事は『売れる! EC事業の経営・運営 ネットショップ担当者、チームのための成功法則。』(インプレス刊)の一部を編集し、公開しているものです。

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