14 years 6ヶ月 ago
14 years 6ヶ月 ago
株式会社博報堂DYメディアパートナーズと株式会社博報堂は、企業や団体と顧客の継続的な絆づくりを支援する検索ツールバー「atus(エータス)」の販売を開始した。
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14 years 6ヶ月 ago
株式会社カカクコムは5月24日、役員の異動を発表した。
現・監査役の小堀晴司氏が退任し、6月23日付で現・管理本部副本部長の前野寛氏が監査役に就任する。
ま…
14 years 6ヶ月 ago
株式会社デジタルガレージは、米国LinkedIn社が運営するビジネスパーソン向けプロフェッショナル・ネットワーク「LinkedIn」の日本におけるマーケティング…
14 years 6ヶ月 ago
ニューズ・ツー・ユーでは、海外の PR 業界の動向を知るために、 PR Week という雑誌を海外から購読しています。
PR Week には米国版と英国版があるのですが、今回は英国版で、わたしがちょっと気になった記事を紹介します。
Reputation Survey: Sony - Sony's Reputation Damaged By Breach
その記事とは、ソニーの件です。先日、プレイステーションネットワーク (PSN) で、なにものか知りませんが外部侵入者によるらしい大規模な情報流出事件が報道されました。驚いたのは、全世界規模、7000万件という数字だけでなく、安全のためとはいえ、PSN のサービス提供を長期間停止したことです。PSN は単にゲームやビデオをダウンロードしたりするだけでなく、さまざまなオンラインサービスを提供していて、プレイステーション3 (PS3) で遊ぶ上では欠かせないものなのですが、それがとまってしまうと、PS3 でまともに遊べなくなってしまいます。事実、ゲームが好きなわたしの知り合いもかなり困っていました。これだけ止めてしまうと、ユーザーがいなくなってしまうのではないか、と思いました。実際のところはどうなんしょう。
こういう危機状況下は、広報の人にとっては、うれしくないですが、実は活躍の場でもあります。みなさんだったらどうしますか? こういう事態が起きたときに、世の中の人達がどう感じているかが分からないと、どんどん泥沼に陥ってしまう可能性すらあります。PR Week では、OnePoll という調査会社と2000人からなるパネルで調査した最新結果が掲載されていました。なんともタイムリーですね。
興味をひいたのは、62%の人が、この事件を切っ掛けにして、Wii や Xbox など、他のプラットフォームに移ることには否定的な意見を出していたことです。なぜなのか。この理由が利いていまして「このような情報流出は、どんな会社でも起こりうることだから」とのこと。それはそうですね。ダメージに直面しても、次の行動のリスクをきちんと評価しているわけです。
このことから学べるとすると、リスクのきちんとした理解こそは、ユーザーをつなぎとめる鍵になりうるのではないでしょうか。パニックにならないで冷静に考える人が一定量いることがサーベイの結果で伺い知れますし、そういう人との平時におけるコミュニケーション、そしてリスクの周知こそ、危機、そしてその後のコミュニケーションや信頼の回復に重要だと思いました。
日本ではとかくリスクはゼロとか、ありえないこと、不可能なことを考えてしまいがちで、それが進んで神話化し、正常なリスク・コミュニケーションの妨げになっていると思います。リスクを正しく伝えるコミュニケーションを心掛けたいです。ちなみに、今回の評判のダメージという意味では、レスポンスの悪さを挙げる人が78%と一番多く、みんなの一番の関心は「いつゲームができるようになるのか」でした。
5月27日、ようやく復旧のリリースも出ました。段階的に復旧をすすめるようですので、これからの取り組みも注視していきたいと思います。
PlayStation®Network・Qriocity™(キュリオシティ)の一部サービス
日本およびアジアの国・地域でも再開
(ひらただいじ)
14 years 6ヶ月 ago
2011/5/31 Yahoo! Japanのおしらせから。
http://analytics.yahoo.co.jp/portal/news/index.html
Hiromi.Ibukuro@gmail.com (衣袋 宏美(いぶくろ ひろみ))
14 years 6ヶ月 ago
14 years 6ヶ月 ago
ウェブページから簡単にフォローしてもらうためのウィジェット。次のようなボタン。ぜひクリックを。
noreply@blogger.com (Kenji)
14 years 6ヶ月 ago
ナイキジャパン「NIKEiD」。オリジナルシューズをカスタマイズすると、そのシューズが友人のページでバナー広告として紹介される。バスキュール号が制作したという。ブランドの特徴を反映したおもしろい企画。一方、あらゆるブランドが容易に利用できる汎用性のあるソーシャル広告サービスも期待される。
noreply@blogger.com (Kenji)
14 years 6ヶ月 ago
伊藤直樹氏、原野守弘氏、清水幹太氏、中村洋基氏、川村真司氏の5名によるクリエイティブラボ。
noreply@blogger.com (Kenji)
14 years 6ヶ月 ago
「ExcelでGoogleAnalyticsのデータを自動取得しレポート作成を短縮 「Excellent Analytics」を使って必ず取得するべき3つのレポート」という内容で連載の第8回がMarkezineで公開されました。 2ヶ月ほど空いてしまいましたが、連載の第8回です。今回は利用者も結構いると思われる、Excellent Analyticsを紹介いたします。英語でとっつきにくい部分があるので、使い方や見るレポートの例などを図解入りで紹介しています。モニタリング用途でGoogle Ana ...
14 years 6ヶ月 ago
Yahoo!JAPANが「Yahoo!ロコ」を公開。Yahoo! JAPANの地点情報のサービス群を集約した日本最大級のジオサービス。モバイル・スマートフォン...
14 years 6ヶ月 ago
英語圏では既に本格導入されたパンダアップデート、日本語版の導入に様々な噂だけが飛び交う今現在。実際の導入時期、結果はともあれ、まずはできる限りの知識武装だけはしておこうということで、Googleがパンダアップデートを行うにいたった過程と今後取り組むべきSEO手法について書かれた記事をサーチエンジンランドからご紹介。 — SEO Japan 文言は若干異なるものの、同じ質問を最近何度も耳にしている: 「パンダ/ファーマーとやらが行われた後、グーグルは何をしているのか?」 (通常、深いため息、必要以上な手のジェスチャー、そして、しかめっ面を伴って) すべてはカフェインから始まった 「カフェインのおかげで、大きな規模でウェブページをインデックスすることが出来る」グーグルのキャリー・グライムス氏 グーグルがカフェインを展開したのは1年前のことだ。これは当時(そして今でも)前例のない取り組みであり、最近行われいる劇的なアルゴリズムの改善を可能にしたのがカフェインの導入であった。 カフェインはアルゴリズムの変更ではなかったが、グーグルのインデックスの鮮度、そして、ほぼリアルタイムでクロールし、コンテンツをインデックスする能力を大幅に改善した。 しかし、カフェインアップデートとほぼ同時期に、ロングテールのクエリに対して、質の高い結果を返すことに焦点を絞ったメーデーアップデートが行われていた。メーデーアップデートでは、eコマースサイト、そして、コンテンツが乏しく、オーソリティの高いページ(ホームページ、主要なカテゴリー、または信頼性が高く、固有なコンテンツを持つURL)から何度かクリックしなければ到達することが出来ないアイテムレベルのURLで構築されているページが影響を受けた。 そして、パンダ/ファーマーが実施された。メーデーはクエリのごく一部のみに影響を与えたが、最新版のパンダアップデート(日本語)は遥かに影響度が高く、検索の約12%を直撃した。ロングテールの質と信頼度に焦点を絞っていたメーデーとは異なり(単純にキーワードとクエリをマッチさせるような抜け道に罰則を与えた)、パンダは質、オーソリティ、信用、そして、信ぴょう性等のコンセプトに的を絞り、またユーザーによるシグナルを組み込んでいた。 それではなぜカフェインは重要なのだろうか?カフェインは、少なくとも部分的においては、ウェブの大きな領域をインデックスすることが可能なため、アルゴリズムにおける進化を実現する土台を作ったと見られている。再びグーグルのキャリー・グライムス氏の言葉を借りよう: 「カフェインのおかげで、大きな規模でウェブページをインデックスすることが出来る。事実、毎秒カフェインは大量のページを同時に処理している。これが紙であったら、毎秒、積み重なる紙は3マイル高くなっていくことになる。カフェインは一つのデータベースで1億ギガバイト近くの容量を処理し、毎日数十万ギガバイトに相当する新しい情報を加えている。この量の情報を格納するには最も容量が大きなiPodを62万5,000台用意する必要がある。積み重ねていくと、40マイル以上の高さになるだろう。」 URLを適切に格付けするためには、URLがインデックスに存在する必要がある(クロールされ、フェッチされた後)。これは一連のアルゴリズムにおける特異的なプロセスである。カフェインは、検索に新しいモデルを導入した。これによって、データを正確にモデル化し、コンテンツ、ソーシャルシグナル、そして、グーグルが検索エンジンに構築してきたページランクの方程式のシグナルを基に格付けする、近代的なウェブのインデックスが誕生したのだ。 SEOに与える影響 主要な検索エンジンの全体的なサイトのインデックスをモニタリングする取り組みは、長年に渡って標準的に行われてきた(その大半はグーグルに焦点を絞る)。深くインデックされていないサイトは、その数字を上げるために特定の戦略を必要としており、十分にインデックスされているサイトは、そのレベルを維持するために、注意深くモニタリングされることになる。 しかし、パンダ後は、インデックスが、メトリクスとして、または、シグナルとして、もはや意味がなくなった。なぜなら、グーグルは、インデックスに組み込むことが出来るものはすべて手中に収めようとしているためだ。インデックスは、グーグルがURLをデータベースに持っている点を示すことを除き、シグナルとしての役割がなくなったのだ。 パンダによって複数の大規模なサイトが影響を受けており、それぞれのケースでは、グーグルからのオーガニックな検索のトラフィックは50%またはそれ以上落ち込んでいるものの、インデックスの量自体は変わっていない。 メーデーがロングテールに影響を与える点をグーグルが認めた件で、バネッサ・フォックス氏は次のようにレポートしていた: 「私がさらに詳細をグーグルに尋ねたところ、グーグルは、メーデーがクローリングやインデックスの変更ではなく、格付けの変更であると明言した。これは、トラフィックが減ったとしてもインデックスは継続され、一部のページは以前と比べるとランキングが落ちることを示唆しているのではないだろうか。」 これはまさに今パンダで起きていることでもある。 パンダに対する推奨するSEOのアプローチ 今うまくいっていることは、常にうまくいっているはずだが、少なくとも1つ注目に値する変更点がある。 パンダアップデートの実施と共に、SEOのモデルが変わり、出来るだけ多くのURLをインデックスさせるのではなく、最も質が高く、最も重要なURLのみをインデックスしてもらうことが理想となった。そのために、次のような重要なページを判断するための一環したシグナルを送るべきである: どのURLがカノニカルであるかを決めて、強いシグナルを生成する(rel canonical、ロボット排除、内部のリンクプロフィール、XML 際とマップ等) どのURLが最も価値があるのかを決めて、そのURLがインデックスされ、適切に最適化されていることを確認する 無関係なURL、コストがかかるURL、重複するURL、質の低いURL、そして、不要なURLをインデックスから排除する オーソリティページからのカノニカルな価値の高いURLへの内部リンクを構築する(mozRankの高いページ、固有のリラファーのドメイン、リンクの総数等がオーソリティページの基準となる) 質の高い外部のリンクをソーシャルメディアでの取り組みを通じて構築する 特に3番目の取り組みに注目してもらいたい。サイトの質が低い場合、または重複するコンテンツが多い場合、インデックスからこのようなURLを削除することを勧める。質の高いコンテンツが多少ありものの、薄っぺらいコンテンツや質の低いコンテンツが大部分を占めているサイトでさえも、パンダが原因で、トラフィックが落ちているのだ。 少なくともパンダに関して言えば、質の高いページをプッシュし、質の低いページや経費ばかりがかかるページをインデックスから完全に削除する取り組みが、新たなSEOとなる。要するに、質を重要視することなく、ページを大量に作成して誰でも簡単に競争に参加することが出来る時代は幕を閉じたのだ。一部のサイトにとっては、SEOが遥かに難しくなっとことを意味する。 関連するエントリ 検索ランキングに影響を与えるためにグーグルが利用しているユーザー行動データはずばり何か? SEOByTheSea.com Googleの言った通りになった SEOmoz Googleの最新の変更がSEOに及ぼす影響 AudetteMedia 持続可能なSEO戦略は“質”だけ その理由 SearchEngineLand この記事の中で述べられている意見はゲストライターの意見であり、必ずしもサーチ・エンジン・ランドを代表しているわけではない。 この記事は、Search Engine Landに掲載された「5 New Tactics For SEO Post-Panda」を翻訳した内容です。 「多くのURLをインデックスさせるのではなく、最も重要なURLのみをインデックスしてもらうことが重要になった」 [...]
14 years 6ヶ月 ago
東北地方太平洋沖地震の余震も一時に比べると多少落ち着きを見せはじめ、どちらかというと原発問題の方が予断を許さない不安な日々が続いていますが、いつ起きるのが分からないのが地震の怖さ。今回は地震対策の基本をインフォグラフィックにまとめてみました。 — SEO Japan 震災をマーケティングに使うな、という声もありそうなのですが、絵にすることで見てもらえることもあるかと思い、あえて地震対策をテーマにしたインフォグラフィックを作成してみました。日本に住んでいれば学校で一度は習った基本的なことばかりですが、改めて目を通してみると日頃の、また万が一の際の地震対策の参考になるかもしれません。 改めてこの度の東北地方太平洋沖地震により被災されました皆様に心よりお見舞い申し上げます。上記内容は、各種リソースを参考にできるだけ正確性を期したものにしているつもりですが、何かおかしな点などありましたらご指摘いただければ幸いです。 — SEO Japan
14 years 6ヶ月 ago
SEO Bookからストレートに読める真面目な記事を。新作のSEO関連本みたいなタイトルですが、SEOやウェブマーケティングにこれから取り組む初心者向けの内容ながら基本のおさらいとしても使える内容です。 — SEO Japan 上司やクライアントからなぜあなたのウェブサイトがGoogleで見つからないのかと聞かれた時、あなたは何と答えるだろうか?あなたはそれに備えておく必要がある。なぜなら、いつかはその質問をされることになるからだ。 その時はその時?それとも、ローンチ後に、“何かやってくれる”SEOの専門家を雇ってサイトを上位表示させる?SEOなんて、広告を買うようにマーケティングの1つの機能にすぎない? この記事では、なぜSEOをアドオンのように扱うことが悪い考えなのかについて概要を述べ、SEOをあなたのウェブ戦略に途切れなく進める方法に着目するつもりだ。 戦略的に考えること 最近では、SEOは簡単に実践できる一連の技術的手段ではなくなっている。 SEOとはメタタグにキーワードを追加することだと聞いたことがあるかもしれない。下層コードを変更すること。コンテンツに小さな変更を加えてサイトを検索エンジンに登録すること。このプロセスに従えば、あなたのサイトは検索結果の最初のページに登場するようになると。 これはもう何年も前の話だ。今ではこれは真実ではない。 もしあなたがそれだけしかしなかったら、あなたのサイトは結果の1ページ目に表示されない可能性が高い。仮にあったとしても、72ページ目までは表示されないかもしれない。検索エンジンはより高機能に成長してきている。多数の異なる要素に目を向け、順位を決定する時にメタタグにウェイトを置くことはないのだ。 では、検索エンジンは何を見ているのか? さまざまな因子を見ているのである。 1つの因子が票である。検索では、リンクが票となる。人々にあなたのサイトに票を入れてもらうためには、リンクする価値のあるサイトが必要だ。そして、投票箱にはトリックがある。例えば、Microsoftのような大きなブランドからの投票は、あまり誰も聞いたことがないようなサイトからのたくさんの票よりもずっと大きな価値があるのだ。検索エンジンは、他のサイトからの人気を評価する傾向がある。もしもあなたが提供している情報に十分な人気がなければ、あなたは順位に入らないのだ。 これらのリンクを獲得するためには、人々がリンクをしたくなるようなページを発行する必要がある。トップページだけではない。内部ページにもリンクが必要だ。自分自身に尋ねるのだ:どんなサイトならリンクをしたいと思うか?どんなページならリンクをしたいと思うか?あなたが競合相手にリンクをする可能性は低い。他の誰かのeコマース商品カタログにリンクをする可能性も低い。あなたはたぶん記録のページにリンクする。参考資料やニュースのページや、その他注目すべき素晴らしいコンテンツに。 それこそが他のみんながすることなのだ。検索の時だけでなく、ソーシャルメディアでも。 もう1つの因子が、あなたの情報の質である。それについても簡単に見ていく。 達成するのは難しそうに聞こえるだろうか? そもそもあなたにSEOは必要なのか? もしかしたらいらないかもしれない。 もしあなたが既存顧客が直接やって来るようなよく知られたブランドを持っているのであれば、そこまでSEOを必要としないだろう。自分のブランド名で検索されることができる限り、あなたはそれなりの報いを受けるだろう。しかしながら、新規客を引き付けたり、競合するブランドから顧客を集めたいのであれば、SEOについて真剣に検討する必要がある。最低でも、自分のサイトがクロールされるようにしなければならない。 SEOを使わなくても検索チャンネルに参加することはできる。PPCを使ってクリックを買うのだ。マイナス面としては、Googleへのインセンティブは競合相手の付け値を介してクリック額をさらに高くすることを狙っているため、これには高額の費用がかかることがある。あなたは、継続中のコストとSEO戦略を導入した場合のコストを比較検討する必要があるのだ。多くの人がSEOとPPCの両方に取り組むが、それはもちろんサイトの可視性を最大限にするためだ。 長期的であること、安価、ビジターのトラフィック流入があなたにとって重要なことならば、あなたにはSEOが必要である。あなたの会社について聞いたことがないかもしれない検索ビジターを引き付けたいのであれば、あなたにはSEOが必要である。あなたの競合相手がSEOを実施しているのであれば、あなたにはSEOが必要である。さもなければ、彼らがそのチャンネルでの存在感を得て、あなたの市場シェアを手に入れてしまうだろう。 OK、私にはSEOが必要だ では、SEOに取り組む最善な方法は何か? もしあなたがまだサイトを立ち上げていないのであれば、もしくは、新しいサイトを立ち上げることを計画しているのであれば、既存のサイトにSEO戦略を組み込まなければならない人達よりも明らかに優位だ。なぜなら、SEOは戦略から流れ出るものだからだ。もしウェブ戦略がSEOに不利に作用すると、SEOを組み込むことはとても難しくなる。それは簡単に起こり得ることなのだ。 例えば、Googleは定期的に更新され、人気があり、参考になる情報を発信しているモデルを好む傾向がある。その例の1つがウィキペディアだ。どう考えても商用サイトがウィキペディアのようにはなることはないが、そこから学ぶべきことはいくつかある。重要なのは、何らかの形で詳細なテキスト情報の発信をサイトに組み込むことである。単なるセールスコピーのページではなく、参照となる視点を持ったようなものを。 Amazonを見てみよう。Amazonはひねりの利いた商品カタログになっている。Amazonはユーザーにレビューを書かせている。レビューのテキストは検索エンジンによってクロールされることができる。テキストレビューの存在がAmazonを他の商品カタログと差別化するのに役立っている。検索エンジンにとっては、例えば書籍名や価格や商品説明などはほとんど同一に見えるのだ。検索エンジンは複製コンテンツを格下げする傾向がある。 だから、あなたは自分のサイトにユニークで参考資料となる発行物を考慮に入れたセクションを含めるべきなのだ。例えば、業界ニュースや業界の辞書、議論をするフォーラム、ブログ、ユーザーコンテンツやコメントを後押しするフィードバック・ループ、指導書、ユーザー教育などなど。ウェブ戦略を複数のサイトにわたって分けるのもいいかもしれない。1つのサイトは会社の包括的なサイト、もう1つは情報ベースのサイトというように。あなたのSEOにはたくさんのアイディアが出て来るだろう。だから、重要なのは早くに始めることなのだ。 SEOの組み込み SEOはサイト立ち上げの後に追加することも可能だが、それには問題が伴うことがある。 考えられる最悪のシナリオは、商品情報や網領が希薄なパンフレットサイトだ。リンクはそういうサイトには流れそうもないし、そういうサイトは情報が豊富であるとも言い難い。その場合リンクを購入する必要がある可能性が高く、それはコストの追加にもなるし、検索エンジンはその取り組みを快く思わないため、無茶をすればリスクが高まる恐れがある。もしあなたの競合相手がリンクを購入せずに集めているのであれば、彼らが常に有利となり、あなたが捕まえるのはとても難しくなるだろう。 この問題に対する手段はいくつかある。参考資料の配信に専念したサイトのセクションを新しく作るのだ。例えば、業界ニュースや業界の辞書、用語集、議論をするフォーラム、ブログ、指導書などだ。 もしサイトがこのアプローチに適していないのであれば、ウェブ戦略を複数のサイトで分けることを検討しよう。 どちらも特別に見事ではないが、重要なことは、SEOは覆いの下で隠れて調整するだけのものではないということだ。SEOはサイトの不可欠な部分である必要があり、最近では、それは簡単なセールスコピーを超えた情報配信戦略の形をとることを意味している。 ユーザーありき ウェブはユーザーありきで、それは検索も例外ではない。 ウェブコンテンツは商品である。もしあなたのサイトにユーザーが求める情報がなければ、彼らをあなたのサイトに留めておくことはできないし、そもそも彼らがそこに来る理由がない。他にもたくさんのサイトが存在するのだ。ユーザーが求めているものを確実に与えることのできるサイトが勝つ。 幸いにも、検索においては、ユーザーは求めているものが何であるかをすでに伝えている。 この情報を掘り出す検索情報ツールには色々ある。これらのツールを使えば検索エンジンが集めたキーワードデータにアクセスすることができるのだ。このデータは、ユーザーが何を探しているかを示している。あなたはこの情報に基づいてウェブ戦略全体を作り出すのだ。 例えば、暖房装置を販売しているサイトオーナーを想像しよう。お金を支払って、“ボイラー暖房装置”よりも“ソーラー暖房装置”のほうが検索する人が多いことを知る。明らかに、ソーラーエネルギーへの関心が高まっているため、オーナーはこれらの製品をより目立つように特集したり、ブログという方法で最新の開発に関するニュースを提供したいと思うかもしれない。キーワード調査は、多くの人が暖房装置の設置ついてもっと知りたいと思っていることを示しているため、オーナーは、自分の製品を設置した人の全国リストやガイダンスを提供したいと思うかもしれない。その設置者のリストは、地域ごとに分類することもあり得る。そうすることで地域の検索トラフィックを引き付けるのだ。サイトオーナーは、全国的な設置者のネットワークに自分のサイトにリンクするように呼びかける。サイトオーナーが、考えられる暖房に関係するキーワードを全て網羅するために、暖房専門用語集も含めることもあり得る。 同じことをあなたのサイトでもするのだ。“ユーザーが本当に探しているものは何か”尋ねる。見込み訪問者が本当は何を考えているのかを見るために、SEO担当者にキーワードリストを調査するように依頼する。この情報を配信する方法を提供する。あなたのサイトにリンクをする良い理由を与えることによって、人々にそうすることを呼びかける。役に立つコンテンツを作ってから、SEOおよびマーケティングチームに登場してもらい、その情報を売り込んでもらうのだ。 一体化するメッセージ これは、ユーザーを第一に考え、彼らの求めているものを与え、彼らがそれを共有するように促すという考えに基づいた総合的なSEO戦略である。 セス・ゴーディンは、”All Marketers Are Liars(全てのマーケッターは嘘つきである)”という本を書いた。この本の中でセスは、今の時代、マーケティングは構想の段階から製品に組み込まれる必要があると言っている。工場から製品が上がってきた後に急いで優れたマーケティングプランを考え出す時代は終わったのだ。 検索にも同じことが言える。それは、ユーザビリティやあなたのメッセージやあなたのブランド、あなたの言語と同じように、あなたのウェブ戦略中に流れるべきものなのだ。 この記事は、SEO Bookに掲載された「Web Manager’s Guide [...]
14 years 6ヶ月 ago
パンダアップデートの調整でついに上場までしているコンテンツファームの代表格Demand MediaのeHow.comの検索順位が下落したことが少し話題になりましたが、今回はSEO Bookのアーロン・ウォールがその理由を独自の見解で分析。 — SEO Japan コンテンツファームではありません グーグルがコンテンツファームを堂々と話題に挙げるようになった頃、ディマンドメディアのリチャード・ローゼンブラットCEOは、同社のサイトをコンテンツファームと呼ぶことに嫌悪感を示し、同サイトの質、そして、そのための手入れを強調していた。当然だが、コンテンツファームのコンテンツを見ることに嫌気が差していた人達は、異なる見解を持っていることが多かった。 パンダIIがディマンドメディアを直撃 グーグルが今月の初めにパンダアップデートを世界展開した際、コアのパンダアルゴリズムに対するアプローチを調整し、ユーザーがブロックしたデータを導入した: 本日、グーグルはこの改善を世界中の英語を用いるユーザーに展開し、新たにユーザーフィードバックのシグナルを導入し、ユーザーがより質の高い検索結果を探すことが出来るようにしました。信頼度が高い一部の状況では、グーグルは、ユーザーがアルゴリズムに対してブロックしたサイトに関するデータを導入し始めました。さらに、この変更は質が低いウェブサイトの“ロングテール”にも深く入り込み、以前はアルゴリズムが評価することが出来なかった質の高い検索結果を返すようになりました。このような新しいシグナルのインパクトは初回の変更よりも範囲が狭く、米国のクエリの約2%が影響を受けました。これに対して初回の変更では12%近くの米国のクエリが影響を受けていました。- アミット・シングハル ディマンドメディアのサイトの多くは初回のアップデートでダメージを被ったが、コンテンツファームが衰退することで、影響を受けなかった同分野で活動しているサイトのトラフィックが急激に増加する状況が生まれた(競合者の多くが失速したため)。アンサーバッグやリブストロング等のサイトが衰退する中、eHowのトラフィックは大幅に増加していた。グーグルはエンドユーザーがブロックしたデータに頼りたくなかったのだと私は思う。容易に競合者の飛躍を妨害することが出来るためだ。しかし、アップデートを介してeHowに打撃を与えるために、このデータを利用する必要があったのだろう。eHowは幾つかの特徴を持っていた(一部の古い質の高いコンテンツ、素晴らしいウェブデザイン、配信提携、多くのメディアでの露出)。このような特徴が原因で、ブロックに関するデータを利用しない場合、犠牲を出すことなく打撃を与えるのが難しかったのだ。 Demand Media、Google経由のトラフィックが40%減少 フォーブスドットコムは、ディマンドメディアのグーグル経由のトラフィックが40%減少したと予測したヒットワイズのデータに注目した: 1月の一週間目および二週間目で、グーグルからディマンドメディアを訪問したのは0.57%であった … 4月の中旬にパンダアップデートがすべて展開されると、ディマンドメディアは痛みを感じることになった。4月16日の時点で、グーグルのダウンストリームの0.34%にとどまり、2011年の年明けと比べると、40%減った。 Demand Mediaの株価も40%下落 ちなみにここ数週間でディマンドメディアの株価が約40%下落した。 その点を考慮して、eHowが狙われた理由を考えてみよう。その前にコンテンツファームの台頭と衰退を視覚的に表したインフォグラフとeHowに関するストーリーの1部に目を通しておこう。2部はこれから始まる。 ブランディング 結局、コンテンツファームがまともに宣伝を行っていたら、誰も気づかなかったし、気にもとめなかったのではないだろうか。ディマンドメディアが安物の使い捨ての答え制作工場として、ワイアードで特集されるまでは、“コンテンツファーム問題”が取り上げられることはほとんどなかった。 このエントリはジャーナリストを煽るだけでなく(リストラ、アウトソース、そして、テクノロジーの変化により仕事を失った人達)、オリジナルのコンテンツを作成し、その後eHowがリライトした作品に居場所を奪われた人達の逆鱗に触れたのであった。 このエントリ(eHowが大儲けしていると主張していたが、これはコンテンツの価値の下落の説明によっては、曖昧である)は、ディマンドメディアをIPOに向かわせること、そして、より多くのメディアの配信提携先を獲得することを目的としていた。 しかし、実際にはウェブコミュニティを怒らせ、そして、同業者を増やし、ディマンドメディアが明かした青写真を基にコンテンツファームが乱立したのだった。マーケティングが多くの人々の怒りを買い、同時に怒らなかった人達が直接競合するようになると、マージンが割れるため、マーケティングのアプローチとしては失敗と言えるだろう。 賃金 ジャーナリストがディマンドメディアの悪口を躊躇うことなく言えたのは、あまりにも賃金が低かったため、詳細なリサーチを行うことが出来なかったからだ(最低賃金を下回っても喜んで働くなら話は別だが)。そのため、eHowのビジネスモデルをジャーナリスト達が探り始めると、eHowのライター達に次のようなことを打ち明けさせたのだった: 「ゴミのような作品を書いていることは自覚している」とその人物は述べた。「家でジンを作る方法に関する私のアドバイスが誰にも読まれないことを祈っている。なぜなら自ら毒を盛っているようなものだからだ」と続けた。 そして、「eHowのアドバイスには絶対に耳を傾けるべきではない」と、自らの作品のほとんどが掲載されている、ディマンドメディアのトラフィックの多いウェブサイトの一つの名前を挙げていた。 スケール スケールが大きければ大きいほど、自分の行動の問題点を見つけるのが容易になる。1%の大きな数字は、10%の小さな数字よりも大きい。手を抜いて、大きな規模で運営するなら、出来るだけ多くの敵を作り、あとは天に祈るのみである。運は後々必要になるからだ。 常軌を逸したコンテンツ 素通りすることが出来ないほど常軌を逸したタイトルがeHowには幾つか存在する。私の友達が幾つか教えてくれた。そして、5分間の検索で、次のようなコンテンツを私自身も見つけた: 鼻をほじる 適切に鼻をほじる方法 ehow.com/how_5722363_pick-nose-proper-way.html 誰にも見つかることなく鼻をほじる、もしくはこする方法 ehow.com/how_2181862_pick-nose-scratch-surreptitiously.html 効果的に鼻をほじる方法 ehow.com/how_5067366_effectively-pick-nose.html お下劣系 おならをする方法 ehow.com/how_2151823_fart.html おならを止める方法 ehow.com/how_4785860_stop-farting.html おならを抑える方法 ehow.com/how_2320127_muffle-fart.html 森の中で大便をする方法 ehow.com/how_2179463_poop-woods.html 生産性に関するアドバイス eHowの記事を消されないようにする方法 ehow.com/how_5570908_not-ehow-article-erased.html [...]
14 years 6ヶ月 ago
電通、JAXA、東大、ロボ・ガレージが「KIBO ROBOT PROJECT」を公開。共同で研究を進めている、国際宇宙ステーション 「きぼう」日本実験棟の滞在...
14 years 6ヶ月 ago
シャープのソーシャルメディア関連アカウントを紹介する「ソーシャルメディア公式アカウント」が公開。様々なソーシャルメディアでの活動へのリンクと共に、Facebo...
14 years 6ヶ月 ago
ネットビジネスにも様々ありますが、技術がなくとも営業力を武器に広告代理店として起業する人ははネット黎明期から現在まで常に絶ちません。その中には上場まで達成し大成功を収めた会社もあれば、途中で失速して解散した会社まで様々なケースがあります。さて今回は米国でネット広告の代理店を経営している筆者が広告代理業で成功するコツを25紹介します。 — SEO Japan これらは、今日私がSearchFestのプレゼンテーションで紹介した25のアドバイスである。私が自分自身の広告代理店を(これまで)16年間にわたって運営してきた上での個人的な失敗に基づいた心からのアドバイスである。 自ら広告代理店を運営することは、糞にまみれた熊と格闘しているようなものだ。あなたはひどい傷を負うかもしれないし食べられてしまうかもしれない。あなたが勝つかもしれない。しかし、いつかは、あなたは悪臭を放つようになるだろう。 キャッシュが王様。ビジネスの基本だ。収益はキャッシュフローではない。収入はキャッシュフローではない。銀行にあるキャッシュ、それこそがあなたに必要なものだ。私は、一番のビジネスモデルは使うお金以上にお金を稼ぐことだと思っている。 あなたはソフトウェア会社ではない。ソフトウェア会社のように自分の会社を運営しようとしないこと。あなたが1人だとしても100人だとしても、一度に複数のプロジェクトと優先事項とゴールを管理するために準備しておかなければならないのだ。 あなたはクライアントのために働いている。クライアントはしばしば‘疑問’と呼ばれるものを抱えている。彼らは‘回答’を必要としている。割り込み仕事を計画に入れておき、素早く回答する準備をしておくこと。あなたには、それを可能にするワークフローが必要なのだ。 ドキュメントが全て。私の会社には、Fat Free Guideと呼ばれるナレッジベースのようなものがある。それは、SEO、PPC、クライアントケア、タイムアレンジメント、アナリティクス、一般的なビジネスに関して私達が学んだことを保有する内部ブログだ。それには、私達が私達の手法を新しいクライアントにどうやって紹介しているか、一般的なプロジェクトを私達がどう運営しているかなどを段階的に説明したものも含まれている。私達はそれを頻繁に更新し、いくらか整理しておくことを試みている。 常に学習させる。もし誰かがあなたに質問をしに来て、あなたはその答えが自社の知識ベース内にあることを知っていたなら、そこで回答を見つけるようにお願いするのだ。それに無駄な時間を使わないことだ。ただ常に学習させるようにすればよい。 絶えず教育する。私の会社では、2-3週間に一度、1時間のトレーニングを設けている。あなたも同じことを必ずしなければならない。しかし、それには他の側面がある。あなたの最大の仕事の1つは、最終的には自分のチームを教育することになるべきだと私は主張する。私はまだそこに到達していないが、そうありたいと思っている。 技術ではなく、頭脳で採用する。私はこれまでに数多くの人を採用してきた。採用されない人というのは、自分に‘経験がある’ことを私に伝えようとしない人である。頭の切れる人を採用するのだ。そういう人は、あなたと共に学び成長するだろう。 誠実さで採用する。ビジネスには嘘つきが存在する余地はない。もしあなたがその余地があると思うなら、今すぐここからお引き取り願いたい。 知的好奇心で採用する。学習することに夢中になる人が欲しいのだ。 共感/感情的知性で採用する。いつの日か、もしあともう1人クライアントと話せば、あなたは自分の洋服をはぎ取って、オフィスから飛び出し、表通りを訳の分からないことを早口にしゃべりながらうろうろするなんてことになる。そんなことになる前に、あなたのためにクライアントと話す人が必要になるだろう。それには、話の聞き方を知っていて、賢く、好奇心のある正直な人が要求される。 使命感を持つ。網領のことではない。ビジネスゴールは単に‘お金をたくさん稼ぐこと’であってはならないということだ。お金は素晴らしい―私達が物を買う方法なのだから。しかし、お金があなたとチームを長い間やる気にさせ続けることはない。私には、人々をより良いコミュニケーターにすること、そして生活を向上するためにそれを使うことを教えることが全てだ。あなたは?くだらないように思えても心配することはない。それはくだらないことなのだ。ものすごくくだらない。子どもを傷つけるから、ポリオを一掃しているのと同じだ。 ホームチームを応援する。自分のチームにも売り込みをする必要があるということを忘れないこと。彼らは、なぜあなたの会社が通りの向こうの会社よりも優れているのかを知る必要がある。それは彼らのおかげなのだと。 スピードではなく能率性のために委任する。あなたは自分がより早く出来ることを知っているために仕事やプロジェクトを手放さないでいることは容易い。あなたがそれを早く出来るとはいえ、あなたは会社の能率性に損害を与えている。あなたの時間はあまりにも高くつくのだ。もしあなたがチームにいる誰かにその仕事を実行することを委任して教えることができれば、未来の能率性に投資したことになる。そうすることであなたは自分の大切な仕事に集中できるのだ。 [次の2つは、Patrick Lenocoiniの本から採用する―The Four Obsessions of an Extraordinary Executive は読む価値がある。] 優れた人間関係のチームを築く。あなたが外に出かけて行って幹部チームを採用しなければならないという意味ではない。私はそれが上手くいったところを見たことがない。幹部チームを採用すると何が起こるか分かるだろうか?彼はずかずか入って来てあなたのお尻に火をつける。彼らは、自分達のバイアスや、物事がどうなされる‘べき’かの感覚や、物事を行う‘正しい方法’に関して彼ら自身の信念を押しつける願望を持ちこむ。それはあなたが必要とすることではない。あなたは自分自身の会社を作っているのだ。あなたの首脳部を内側から築くのだ。統率力を秘めている人に自信を与え、意欲をかき立て、教育する。もし彼らが去ったら、手を握り、あなたが彼らの経歴の助けになったことを良く思うのだ。しかし、彼らは残る可能性の方が高いだろう。なぜなら彼はたくさんのことを学ぶことになるからだ。こういった人々があなたのリーダーになる。 組織に透明性を持ち続ける。あなたが1人の人を採用するとすぐに、対立が生じることとなる。あなたは物事に合意しない。会社が生きるか死ぬかは彼らの決断力にかかっている。全ての人が自分の仕事を理解し、自分のボスが誰かを理解し、会社の使命が何であるかを理解していることが求められる。これら3つのことが意味することは、決断は下され強制される、説明責任がある、それらの決定を推し進める基本的考え方がある、ということ。これが感傷的に聞こえることは分かっている。かつて私はそれを見てあきれ果てたものだ。そうすればいい。それでもとにかくそれをするのだ。最初の採用時に組織図を作るのだ。そして必要な時にそれを更新するのだ。 勢力争いを管理する。会社にいる人の間には常に必要な緊張がある。それが公になっている限りは問題ない。あなたの仕事は、明瞭で知的な意思決定の範囲内で、全ての人を内側に留めておくことだ。 かっこいい’親にならないこと。ボスになることは本当に難しい。時にはあなたは誰かを解雇しなければならなかったり、仕事を批評しなければならなかったり、嫌われるような決定をしなければならない。そうすると人はあなたをろくでなしであるかのように見る。気骨を育てよう。 錯乱しないこと。その一方、あなたはサイモンでもない。誰かの称賛に値する行動は褒めること。できれば、穏やかに批判すること。 愚かな奇襲に注意すること。時には、あなたを含め会社にいる全ての人が、長く深い愚かな泉の水を飲む日がある。あなたは完全に自制心をなくすだろう。そういうこともある。謝ったら先に進むのだ。(私のリーダーシップの偶像は、Adamaである) ツールを選択し使用すること。例えばSEOであれば世の中には、SEOMOZ、Majestic、RayenToolsといった優れたSEOツールが存在する。1つを選んで使うのだ。チーム全体にそれを使わせるのだ。それによって多くの時間を節約することになる。 報告を自動化する。報告は、あなたがたくさんのことをまとめ上げることを要求する。トラフィック、ランキング、リンク数など。それは大変なものだ。それを自動化するのだ。Googleスプレッドシートやエクセルのインポート機能の使い方を学ぶこと。RavenToolsのようなものを使っている場合は、レポート一式を自動化してそれをEメールで送信させることができる。そうすることで測定するのだ。そうでなければ、あなたは、クライアントを追加する度に実際に新しい人物を追加しなければならない。 機敏であること。しかし、機敏過ぎてもいけない。できることはアウトソースする。しかし私の考えでは、最もクリエイティブなこと、質の高いリンク構築、オンサイトSEOなどはアウトソースすることはできない。クオリティを気にしないのであれば、基本的なコピーライティングはアウトソースすることができる。いつかあなたが重大なクライアントを持ちたいと思っているかどうか。仕事はあなたの後をついて回るだろう。安上がりに済ませば、それもあなたについて回る。会計をアウトソースすること。オフィス清掃をアウトソースすること。競合するリンクの調査は?私は賛成しない。リンクベイトの作成は?あなたが大馬鹿者である場合に限る。 人前で嫌なことをしない。クライアントがあなたをだます時(そういうことがある)、あなたはとても怒るだろう。同じことがオフィスでの不協和にも言える。自分がFacebookやTwitterで発言することに気を付けるのだ。 あなたと議論するよう自分のチームに働きかけるのだ。もし誰かがあなたに反論したら、言いたいことを言わせるのだ。絶対に鎮圧してはならない。彼らはあなたが見落としているかもしれない考え方を教えてくれるだろう。もちろん、彼らのアドバイスを無視するのはあなたの権利であることを彼らが理解しているようにすること。それが人生だ。 個人的にとらえる。私のブログを読んでいる人ならこのことは知っている。人はあなたにビジネスは個人的なものではないと言う。まあ、どうでもいいが。個人的であるのは間違いなく良いのだ。あなたは、スティーブ・ジョブズがビジネスを個人的に受け止めていると思うだろうか?ビル・ゲイツは?全くその通り、彼らは個人的にとらえているのだ。 この記事は、Conversation Marketingに掲載された「25 Tips to Build Your Own Agency」を翻訳した内容です。 会社運営、特に人材面のマネッジメントに言及した内容で、特に広告代理業に限らない内容でした。機能する組織をスタートアップが作るという意味では参考になる点も多いと思います。1つ1つは当たり前のことといえば当たり前のことばかりですが、実際に全てをスムースに実現できている会社はほとんどないと思いますし、栄枯盛衰なネット業界で16年も会社を経営し続けてきた筆者だからこそ重みを持って受け止めたい内容です。 — SEO Japan
14 years 6ヶ月 ago