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コンテンツファームが永久に不滅な理由

14 years 5ヶ月 ago
世間はGoogle+1ボタンが話題になっていても、コンテンツファーマーはひたすら汗かき日々コンテンツを生成するのみ、、、かどうかは知りませんが、ますますコンテンツの質が問われる時代に入りつつあるのだけは間違いなさそうです。その上でSEO Bookが語る「コンテンツファーム不滅論」をご紹介。 — SEO Japan 工業産業的な生産手法を用いて、ロングテールのクエリをターゲットにしたコンテンツを作成するサイト — 所謂コンテンツファームにグーグルが行った措置に関する議論が、最近、事あるごとに交されている。この件は多くのインターネットビジネスの関心を引いた。その理由は、アドワーズのコンテンツネットワークで広告を掲載しているからか(そして、拡大解釈するとコンテンツファームで宣伝していたと言うことになる)、もしくは、特定の検索においてコンテンツファームと競合していた、もしくは、検索結果にコンテンツファームが掲載されているのが許せなかったのかいずれかだろう。たまたま、私はこの3つの理由全てに該当している。こんなことを言うのは悔しいが、コンテンツファーミングは今後も続くだろう。経済的に避けられないのだ。 アテンションエコノミー 現在、インターネットの大半は、直接的な収益化から若干距離を置くアテンションエコノミーの下で動いている。フェイスブックは500億ドル以上の価値があるかもしれないが、それは大儲けしているからではなく — 実際に大儲けしているが — アテンションエコノミーで独占的な立場を築き上げ、このような巨大なアテンション(注目)の流れを自分の好きなように動かし、その一部を実際のお金と交換することが出来るからだ。 グーグルはアテンションエコノミーで最も優位な立場にいる — インターネットのナビゲーションをコントロールすることで、大量の注目を集めており(検索でダントツにリードすることで)、注目をアドワーズ広告と言う形式で販売し、そして、アドセンスの製品を使って、注目を巡る市場を提供しているのだ。 個人のパブリッシャー — ニューヨークタイムズから、インターネット上の小規模な趣味レベルのサイトに至るまで — もまたアテンションエコノミーに参加している。ニューヨークタイムズのような巨大なブランドにとっては、注目は作り出すこと可能なアイテムである — 文字通りニュースを作り出している。ディズニーは、繰り返すことが可能な産業プロセスを持っており、一人の少女を迎え入れ、数万人もの熱狂的なファンを生み出している。 小規模なプレイヤー達 — 寮の部屋で開発されていた時代のグーグルや現在の趣味サイト — はこのような規模で注目を作り出すことは出来ない。既存の注目を集めることで精いっぱいである。注目は、その存在とは関係なく、世界に存在している。ゴルフを楽しむ。クッキーを焼く。ダン・ブラウンの小説を読む。メッセージを読む。このようなこと、そして、それ以外のことに対して、人々はコンテンツを求めるのだ: ゴルフのスイングを改善することを望み、新しいクッキーのレシピを知りたがり、ダン・ブランの新作の小説を読みたがり、how-to動画を見たがっている。そして、稀な商品であり、現金に換金することが可能な注目を介して進んで料金を支払うのだ。 コンテンツ作成の経済の仕組み インターネットで注目をお金に変える効果的な方法がない状態を仮定してもらいたい。容易に想像することが出来るはずだ: ドットコムバブルの時代のインターネットがまさにこの状態であり、誰もが“訪問者数”を気にかけていたが、“訪問者数”とバナー広告の組み合わせは、経済的に持続不可能なビジネスをもたらしたのだった。この仮のインターネットでは、コンテツは、大抵、実際にコンテンツを作る理由を持っている人々によってコンテンツが作成される: 情熱を分かち合いたい愛好家、専門家としての評判を高めたいロースクールの教授、誰か(ウェブマスターを含む)を採用する必要がある政府などだ。これはエデンの園のシナリオと呼べる: 心を乱すお金の影響のないインターネットである。 このインターネットはかつて実在し、一般のユーザーは惨めな目に遭っていたのだ。 インターネットでコンテンツを配信する力は、難解な技術的なスキルの存在により支配されていた(つまり“ウェブマスター”になると言うこと。この肩書はありがたいことに廃れていった)。ウェブマスター達は概してとてもギークな人材が揃っていた。基本的にウェブマスターは自分の好きな分野に専念し、その結果(やはり)ダンジョンズ・アンド・ドラゴンズのキャラクターシート、アメコミのトリビア、そして、ファンが字幕をつけたアニメのエピソードでインターネットは埋め尽くされた。 エデンの園タイプのインターネットではあまり見かけなかったのが、ギークと関わることがほとんどない層の関心を引くコンテンツであった。女性、若年層、高齢者、非英語圏のユーザー等は、ダンジョンズ & ドラゴンズのプレイヤーとは正反対に位置していた。アップルパイの作り方に関するアドバイスも存在したが、それは運がよければの話であり、奇妙なことに関心を持つコンピュータサイエンスの教授が作っただけであった(少なくともコンピュータサイエンスの教授にとっては)。 コンテンツ管理システム(CMS)が普及するようになると、この傾向が変わり始める。CMSのおかげで、“コンピュータプログラミング”レベルから、“ワープロ”レベルのスキルでもコンテンツを作成することが出来るようになったのだ。初めて一般に普及したCMSがブログであり、ブロガー達の間では、ブログがインターネットを民主化したとして称賛の声が相次いでいた。パジャマのままでブログに取り掛かり、それでもニューヨークタイムズと対等に戦うことが出来るといった主張が絶えることはなかった。 ワープロを使うことが出来るスキルは、ウェブマスターになるスキルよりも広がっていったが、それでも一般に浸透しているわけではない。ブログは主に情報を発信する職業から支持されていた。つまり、大学教授、ジャーナリスト、そして、印刷媒体を用いたスキルを長い間利用し、既存のオーディエンスから信頼されていた職業の人達である。時を同じくして、教養のある、中流階級の郊外に住むアメリカの白人の社会人に向けたコンテンツ作成が爆発的に増加していた。政治、お金に関するアドバイス、教育、宗教、国際的なニュース等が、大手メディア、オンラインに移行してきた配信業者、そして、ニューメディアによって(従来型のメディアと同じタイプだが、必要な資本は圧倒的に少ない)、何度も何度も報じられていた。コンテンツは、革命によりアメリカが民主化されたと同じコンセプトで、民主制を迎えることになった: 白人の資産家は自分達の関心が適度にオンラインに反映されるようになった。 インターネットを早い段階で導入した人達以外の人のコンテンツに対して膨大な量の需要 — 未回収の注目 — が存在していた。大規模なオンラインのパブリッシャー達は、需要の頂点を追い始め、ホビーサイトは引き続き、アップルパイのレシピ等のコンテンツを配信していった。見せると言う意味での質は、数年前からは格段に進歩していることが多かった。グーグルアドワーズは、この進歩を可能にした要因の一つであった — アップルパイ等のニッチを支配する趣味のサイトが、突然趣味レベルではない額のお金をサイトのオーナーに与えるようになった。これは基本的には広告販売の交渉に係る取引コストがアドワーズの登場によって割愛されたためだ。また、アドワーズにより、グーグルが注目の余りをより巧みに収益化することが出来るようになった。なぜなら、検索者をアドセンスを持つサイトに送ることで、クリックに対して料金を得る2度目のチャンスが転がり込んでくるためだ。アドセンスによる収益はここ数年グーグルの収益の約3分の1を占めている。 コンテンツ作成の産業化 コンテンツ作成に対するハードルをテクノロジーが下げ続け、アドワーズ等のビジネスモデルの最適化が注目を収益化する機会を改善していったため、供給曲線と需要曲線が交差することは現実的に避けられなくなった。住宅ローン等の価値の高いバーティクルはずっと前から存在していた。多くの取引が行われ、利益率が高く、多額の広告予算がつぎ込まれ、そして、流動性のアフィリエイト/リードを生成するマーケットは、大量のコンテンツの作成を支援してきた。多くのインターネットに精通したユーザー達は、住宅ローンやポーカーを日ごろ検索しているわけではないので、この現象に気づかなかったのだ。インターネットは実際に数えきれないくらい多くの注目のマーケットであり、その多くにおいては、手に入る注目の量では穴埋め出来ないほどコンテンツの作成にはコストがかかった。このようなニッチが十分に活用されない状況が続いていた。資本主義風に言うならば、もっと多くのコンテンツを人々は利用するものの、その肝心のコンテンツが存在しなかったのだ。 そして、破壊的な革新が起こった: 基本的に、多くの企業がアルゴリズムが予測する注目とコンテンツ作成をアウトソース化することで、比較的少ない量の注目を、大きな規模で同時に搾取することが可能な点に気づいたのだ。このイノベーションは、今まで供給曲線と需要曲線が一度も交わったことがない、おびただしい数の注目市場において、供給曲線と需要曲線が交差する現象を起こした。その結果、巨大な規模で、コンテンツファーミングが行われることとなったのだ。 例えば小学校の先生を対象にしたビンゴカード。これはとてもニッチなテーマだが、家賃ほどの収益を上げる。このテーマにも注目が存在するのだ: [...]

Googleは「+1」でFacebookの「いいね!」に挑む

14 years 5ヶ月 ago
Googleがいよいよ+1ボタン機能をリリースするというニュースが飛び込んできましたが、+1ボタンがお披露目された4月の時点でサーチエンジンランドが+1ボタンについて詳細に解説した記事を改めてご紹介します。 — SEO Japan フェイスブックのライクボタンがウェブ上に広まってからもうすぐ1年が経過するが、ここにきてグーグルが、グーグル独自の+ 1ボタンの告知を行った。本日、検索エンジンの一環として、+ 1ボタンが立ち上げられ、好きな検索結果および広告を「+ 1」することが出来るようになる。そして、数ヶ月後には、皆さんのウェブサイトにも導入されるようになるようだ。 +1(“プラスワン”と呼ばれる)は、以前から噂されていたグーグルが構築しているソーシャルネットワークの一部なのだろうか?それとも、+1はグーグルが予告していた“ソーシャルの層”に過ぎず、フェイスブックへの対抗策ではないのだろうか? 答えはイエスだ。 それでは、+1の仕組みと方向性を確認し、最後に全体像を見ていこう。 好きなグーグルの検索結果を+1しよう 今日から、グーグルドットコムで、英語で検索を実行している一握りの米国のユーザーに対して、ログイン時に、検索リスティングの隣に+1ボタンが掲載される。例を以下に掲載する: たとえ+1が見えなくてもパニックに陥らないでもらいたい。iPad 2とは異なり、+1ボタンは豊富に用意されている。グーグルエクスペリメンタルを訪問すると、検索で表示させるオプションを選択することが出来る。 ボタンをクリックすると、色が変わる仕組みになっている: すると、「+1」したことになり、グーグルはソーシャルネットワークに通知する。「+1′d」よりも「+1d」の方が正しいはずだ。グラマーガールにはまた次の機会に活躍してもらおう。 また、+1を取り消すオプションも与えらており、結果の好みをソーシャルネットワークで公開している点をグーグルから伝えてもらえる。 ソーシャルネットワークが再び話題に上っている。一体どのソーシャルネットワークを指しているのだろうか?+1 ソーシャルネットワークは、グーグルのソーシャル検索ネットワークとも、フェイスブックのネットワークとも、ツイッターのネットワークとも異なる。 この点については後で説明するので、心配しないでもらいたい。 検索におけるネットワークでの+1の結果 グーグルにログインして検索を行うと、自分が+1した結果、またはネットワークに参加している人物が+1した結果が強調される: 上の例では、「nintendo」に対する結果で表示された結果のうちの1つに2人の名前が添付されている。この2人は検索者のネットワークで該当のリスティングを気に入った人物であり、その他にも16人がこのリスティングを高く評価している。 また、検索結果が多数の+1を獲得しているものの、ネットワークの人々に支持されているわけではない場合でも、名前は掲載されないものの、総数が通知される。そうすることで、ページが+1のユーザーの間でどれぐらい人気があるのか把握することが出来る。 推薦を用いて検索結果を改善 このアイデアはとても理に適っている。検索をしているとき、友達が推薦している答えがあると助かる。とても道理に適っており、グーグルは既にこの機能をグーグルソーシャル検索を通じて2年近くに渡って提供している。そして、この明確な推薦は現在グーグルの一部になっている。 グーグルの検索スパム対策部門を統括していることで知られ、2009年のグーグルソーシャル検索の立ち上げに貢献したマット・カッツ氏は「大きなメリットは、検索が改善されることである。ユーザーインターフェース内で瞬く間に改善されており、私たちは検索の質を改善するシグナルとしてのポテンシャルにも注目していくだろう。ソーシャル検索はとても便利だと私は感じており、先日のアップデートによってさらに強化されている。この変化によりソーシャル検索の革命は継続しており、また、検索エクスペリエンスを改善するための自然な成り行きでもある。」と述べている。 +1がソーシャル検索にフィットする点については、フェイスブックを用いたビングのライバル製品と併せて後ほど説明する。とりあえず今は+1の仕組みにさらにスポットライトを当てていこう。 AdWordsのための+1 グーグルの検索のリスティングの他にも、検索結果に表示されるアドワーズの広告を評価することが出来る。広告の隣に表示される+1ボタンをクリックしてみよう: 通常の検索結果と同じように、+1するとソーシャルネットワークの他の人達が閲覧する際に、広告の隣に表示されることになる。そして、ネットワークの友人が+1すると、自分が閲覧した際に表示される。 広告主およびサイトのオーナー向けのFAQ この時点で、「何だって?!」と言う広告主の叫び声が聞こえるような気がする。いずれサーチエンジンランドで、広告の隣に表示されるこの+1ボタンに対する広告主の見解をエントリの中で紹介していくつもりだ。 グーグルは、実施したテストでは、+1された広告のクリックスルー率が上がったこともあり、広告主には+1を大いに気に入ってもらえると考えており、また、広告のリンクをユーザーが+1と間違えてクリックしてしまう可能性は低い(広告主に負担がかかる)と思うと教えてくれた。以下にグーグルが指摘するその他の事実を挙げていく: すべての広告に+1ボタンが提供される 広告主はボタンを無効にすることは出来ない 広告の隣の+1ボタンをクリックしても、有料の広告クリックにはカウントされない 広告主は+1を多く集めた広告を把握することが可能なスタッツを見ることが出来る スタッツに関して、広告主以外のユーザーが冷遇されていると感じているだろうか?辛抱しよう。グーグルによると、ローンチの直後、グーグルウェブマスターセントラルに登録しているユーザーは、無料、つまりオーガニックな検索リスティングに対する+1のスタッツを閲覧することが出来るようになるようだ。 もうすぐ: ウェブサイト用の+1 ここまで+1ボタンがグーグルの検索結果で役に立つ仕組みを説明してきた。現時点では、+1ボタンが掲載されるのは検索結果のみである。しかし、“すぐに”(グーグルによると、数週間後と言うよりも数ヶ月後の話だそうだ)パブリッシャーもこのボタンをウェブページに掲載することが出来るようになるそうだ。 そう、その通りだ。すぐにグーグル +1ボタンをフェイスブックのライクボタンやツイッターのツイートボタンの集まりに加えることが出来るようになるのだ。 グーグルはウェブサイトで+1がプラスに働く仕組みについては多くを説明しないだろう。例えば、グーグルにログインした状態でウェブサイトを訪問したら、フェイスブックのライクボタンと同じように、ネットワーク内の誰かがページを+1したかどうかを把握することが出来るのだろうか? 答えは返ってこなかったが、グーグルは現在+1を検索に導入する仕組みに専念していると言われた。 しかし、グーグルは、ウェブページで誰かが+1すると、検索結果でこのページを見つけた別の人達に紹介されると明言している。個人的には、ウェブサイトにこのボタンを加えてもらうための大きな賄賂になると思う。 それまで待てないだろうか?それなら、グーグルの登録ページで、ボタンが利用可能になったら通知してもらえるように登録しておこう。 追伸: 明らかにグーグルは別のサイトのコンテンツをパーソナライズするつもりだ。スタートセクション内のサインアップボックス内を見れば一目瞭然である。しかし、トム・クリッチロー氏もパーソナライゼーションのページがこの点をさらに提供する仕組みを見出している: これは、フェイスブックが提携を結ぶ選ばれたサイトに対する、フェイスブックのインスタント・パーソナライゼーションの仕組み、そして、さらに幅を広げると、フェイスブックのライクボタンが、友達に関するパーソンライズドされたコンテンツを第三者のウェブサイトに引き入れる仕組みに酷似している。 +1を始めるには +1をする準備は出来ているのだろうか?まずはグーグルプロフィールが必要だ。既に持っているものの、あまり活用していないのではないだろうか?グーグルプロフィールに関する詳細は以下の過去記事を参考にしよう: 人物の検索を改善することを願ってGoogleが「プロフィール結果」を立ち上げる [...]

あなたが顧客に感謝される14の行動

14 years 5ヶ月 ago
やれ広告だSEOだソーシャルメディアマーケティングだとは言ってもお客様に感謝されなければビジネスの長期的な成功はあり得ません。もちろん素晴らしい製品サービスを提供することが大前提ですが、些細なことでも実はお客様に感謝していただけることも沢山あるかもしれません。今回はConversation Marketingから日々のビジネスに役立つかもしれないちょっとしたアドバイスを。 — SEO Japan 私は約束をしない。でも、もしあなたが実際にこの中のいくつかを実行すれば、顧客はあなたに感謝するのではないかと思う。 サイト上の全てのページの読み込み時間を1秒速くする。サイト上の全画像を圧縮することから始めるのだ。どうかやってみてほしい。それが違いを生む。 PayPalを受け入れる。あなたが嫌いだからといって、彼らも嫌いだということにはならない。 文字のデザインを少し基本に戻す。行間のスペースを増やし、フォントを大きくする。サイトを読みやすくするのだ。 1行に15語以上入れない。 1つの段落に5行以上入れない。 ページを分割する。リスト、画像、小見出しなどを利用する。どでかい画像やテキストを1つだけ与えるというようなことがないように。 TwitterやFacebookで質問をされたら、答える。 TwitterやFacebookで褒められたら、お礼を言う。 値下げをするよりも、もっと優れた製品を与える。 ウェブサイトをデザインし直すために45,000ドル支払う前に、既存のサイトを使い易くするために4,500ドルを支払う。そして、新しいサイトで学んだことを利用する。 客が購入する前にログインしなければならないことをほのめかさない。そういうことは清算プロセスの最後の最後、‘サンキュー’ページに置く。 ‘上品’や‘個性’と引き換えに‘明瞭さ’と‘自明性’を手に入れる。売上げが増えるのに注目だ。 あなたは欲しかったけれど顧客は求めていなかった機能を1つサイトから削除する。 マーケティングに関するものを読むことをやめ、それを実行に移す。   この記事は、Conversation Marketingに掲載された「14 Nice Things You Can Do For Your Customers」を翻訳した内容です。 どれも基本的なことばかりともいえますが、改めて客観的に自分のサイトやソーシャルメディア上の活動を見直してみると改善できる点があるかもしれません。個人的にはこの記事で一番響いたのが最後の「マーケティングに関するものを読むことをやめ、それを実行に移す。」だったんですけどね。情報を日々得ていく中でネットマーケティングやソーシャルに詳しくなっている(つもり含む)の人は数多いと思いますが、実際にそれを実践できている人は意外と少なかったりするかもしれません。私もSEO Japanをリニューアルしてから情報の摂取量は格段に増えたのですが、実践といわれるとまだまだ足りない点が多いです。。。知識だけで実践しなければ何も始りませんからね。深く反省&今後に生かしたいです。 — SEO Japan

ソーシャルメディアの人気ブランドを一枚の絵にまとめたインフォグラフィック

14 years 5ヶ月 ago
日本を先行して様々なソーシャルメディアでの取り組みを各企業や芸能人が積極的に行っている米国。今回はそんなアメリカのソーシャルメディアシーンでの人気ブランド・セレブリティをインフォグラフィックにまとめてみました。 — SEO Japan Facebook、Twitter、YouTubeの3大巨大ソーシャルメディアを中心に人気がある企業やセレブリティの様々なデータをまとめてみました。実際の人気とソーシャル上の人気と若干差がある場合もあるかもしれませんが、米国でこんな企業やセレブがソーシャルメディアを上手く活用しているんだ、という気づきがあるかもしれません。Enjoy! このインフォグラフィック、元々、今年の2月にBlogHerald向けに作成したものなので若干データが古いのですがご了承ください。最初の人気企業ブランドは日本でもお馴染みな名前が多いですが、レッド・ブルがここまで人気とは知りませんでした。何かキャンペーンやっているんですかね。スターバーストは子供向けのキャンディですが、TwitterはやらずにFacebookに集中して取り組んでいるみたいですね。セレブのランキングは新旧スターからオバマ大統領、Facebook自身にFacebookで人気のポーカーゲームまでかなりカオスなリストですが、これもまた楽しいかと。 — SEO Japan

Googleがウェブサイトの質を判断してスパム対策を行う方法

14 years 5ヶ月 ago
パンダアップデート、有料リンク排除など常に進化し続けるGoogleのアルゴリズムを背景に、SEOにおいて今後さらに重要になってくるといわれるのが「ウェブサイトの質」。しかしそもそも質とは一体何なのでしょう?そんな素朴な疑問にSEO by the Seaが答えます。 — SEO Japan そのウェブサイトはどれぐらい信頼できるだろうか?そのサイトで提供されているページについて、どのぐらいの確率で、ビジターに信じてもらえるだろうか、さらに詳しい情報を知るために連絡を取ってもらえるだろうか、あるいは取引を行ってもらえるだろうか?サイトで質の高いコンテンツを提供していると自負しているだろうか?ページ上のコンテンツの価値をどのように計測しているだろうか? 検索エンジンは、グーグルが先日行ったパンダアップデート等を介して、ウェブページの質をより重要視していると見られている。公式のグーグルブログの複数のエントリでも、この点の説明が行われている: より質の高いサイトを検索で見つけるには 高品質のサイトに特化したアルゴリズムが世界展開、ユーザーのフィードバックを組み込む グーグルがページ上のコンテンツの質を検索結果に表示するページを選ぶ一環として注目しているなら、ページの質をどのように計算しているのだろうか? 作成中の作品の質を計測 2005年から2009年にかけて、学者および業界の研究者達は、ウェブスパム、またはウェブ上の敵対的な情報検索に的を絞ったワークショップを毎年開催していた。このワークショップシリーズは、AIRウェブと呼ばれていた。 何らかの理由で2010年にはこのワークショップは開催されなかったが、インドのハイデラーバードで行われた20世紀国際ワールドワイドウェブ・カンファレンスでWICOW(ワークショップ・オン・インフォメーション・クレディビリティ・オン・ザ・ウェブ)とのジョイントセッションの中でAIRウェブは復活を遂げた。 2011年3月28日に行われたウェブの質に関するWICOW/AIRのジョイントウェブワークショップ(ウェブクオリティ 2011)では様々なトピックが取り上げられた。リストはワークショップのウェブサイトに掲載されている。次のテーマがメインのテーマおよびトピックに含まれていた: コンテンツおよびウェブとソーシャルメディア上の人の信頼性を評価 ウェブコンテンツの質を計測 偏ったコンテンツおよびバイアスのかかったコンテンツを見つける 作者のアイデンティティ、信頼性、そして、評判のモデル化 グループおよびコミュニティの役割 マルチメディアコンテンツの信頼性 ウェブおよびソーシャルメディア上のスパム、荒らし、そして、盗用との戦い ウェブスパムを削減 電子メッセージシステムの濫用を削減 インターネット広告における濫用を検知 盗用および複数のアイデンティティの問題を探し出す ソーシャルネットワークでの協力を促す オンラインコミュニケーションのセキュリティの問題 ワークショップのウェブページでは、多くの論文がリストアップされ、リンクが張られているものの、ワークショップの議題に記載されたトピックを全て網羅しているわけではない。リストアップされたトピックおよびサブトピックは、考慮する価値があり、そして、ウェブサイトを運営し、ソーシャルネットワーク等のサイトに参加しているなら、問題を提起する価値があると言えるだろう。 Googleの質のガイドライン ウェブサイトの信頼性に関して是非参考にしてもらいたいリソースの一つが、スタンフォード・パスエイシブ・テクノロジーズラボが2002年に発表したスタンフォード・クレディビリティ・ガイドラインである。このガイドラインは、コンシューマー・レポーツ・ウェブウォッチと共同で行った調査「ウェブサイトの信頼性はどのように評価されるのか?」を基に策定されている。 このガイドライン、そして、ガイドラインの骨組みとなった調査にはそれぞれ大きな価値があるものの、共に10年近く前に作られたものであり、質よりも信頼性に焦点を絞っている。信頼性はウェブサイトの質にとって重要な局面だが、一連のウェブページの信頼性をユーザーがどのように判断するのかだけでは質を評価することは出来ない。 グーグルは、オンラインで見るアイテムの質を考慮する際に注目するポイントをグーグル自身のページで紹介している。その中には広告およびランディングページで注目する点が含まれ、そして、グーグルのランディングページおよびサイトの質に関するガイドラインは、たとえグーグルで広告を掲載していなくても、時間を割いて目を通す価値はある。この2つのガイドラインには次の3つの主なポイントが見受けられる: 関連するコンテンツおよびオリジナルのコンテンツ 透明性 ナビゲーション グーグルのウェブマスターガイドラインにも、サイトを構築する際に考慮する価値がある点が掲載されており、「ガイドラインに従うことで、グーグルがサイトを見つけ、インデックスし、格付けする際に役立つ」と言うメッセージが含まれている。ウェブサイトで私が見つける問題の多くは、グーグルがこのページでリストアップしているガイドラインに注意していれば解決することが出来るはずだ。 数年前、私は「Googleがうっとうしい広告とページを拒絶する仕組み」を投稿し、検索エンジンがプログラムに沿って広告およびランディングページの質を評価する方法を説明する特許を紹介した。このエントリの中盤で、私は特許に目を通して思ったことを太字で強調していた: このシステムが広告だけではなく、ウェブページのコンテンツ等、ウェブのその他のページを評価するために用いられる可能性はある。 パンダアップデートを介して、グーグルは広告に対して行っているような方法でウェブページの質を自動的に評価する方法を見出したように思える。 私は「大きなパンダでGooleを検索 決定木の発見」の中でパンダアップデートに関する見解を詳しく説明している。「グーグルはどのように“質”を決めているのか?」は、私が結論の中で提起した問題の一つであった。 グーグルのウェブマスターおよびランディングページのガイドラインには多くのヒントが記されている。また、質が高いと見られているサイトに注目して、その印象をどのように作り出しているのかを確認することも出来る。 信頼性および質に関するその他のリソース しかし、このようなガイドラインに記載されている以上の取り組みを行い、そして、質の高いサイトと見られているサイトを真似する以外にも注目する価値のある取り組みは他にもあるはずである。そこで、私はその他のリソース、そして、信頼性と質に関する情報を探してみた。それでは、次に私が興味深いと感じたページを挙げていく: ウェブページと検索結果を増やして、オンラインで信頼に値する情報を見つけやすくする(pdf) 信頼性のクラウドソース: ウェブページの信頼性に関するオーディエンスによるフィードバックの影響(pdf) eコマースにおける顧客の忠誠心: 前例と結果を吟味(pdf) 質問者がソーシャルQ & Aサイトで答えの信頼性を判断する基準 [...]

携帯サイトへのリダイレクトは301でも302でもOK & パンダ・アップデートはモバイル検索にも導入

14 years 5ヶ月 ago


携帯用ページへ振り分けるときは301リダイレクトと302リダイレクトのどちらを使ってもよい。Googleはどちらか片方を推奨するということはない。パンダ・アップデートはモバイル検索にも導入されている模様。Googleのジョン・ミューラーが回答した。

- 携帯サイトへのリダイレクトは301でも302でもOK & パンダ・アップデートはモバイル検索にも導入 -

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「Cult of Analytics」を読んだ

14 years 5ヶ月 ago
英語の本は一度読んでもその良さを理解するのは困難。日本からアマゾンで買えば4千円は超すので、気軽にはお勧めできないかもしれないが、まあ一通りカバーしている感じはした。 面白いと思った部分は、REANモデル。これはReach, Engage, Activate, Nurtureのこと。僕が4S(集客、接客、成約、再訪)とか、流入/回遊/コンバージョン/リテンション等と言っているのに近い(全く同じではないが)。このようにわかりやすく整理して考えることが大事で、皆その辺りは共通なのだなと感じた。 あとはKPIにも触れているし、アクセス解析以外のデータ活用などにも言及いているので、結構いいバランスの本になっているかも。 <目次> 第1章:The Organizational Hub and Spoke Method 第2章:Understanding Reach, Engage,
Hiromi.Ibukuro@gmail.com (衣袋 宏美(いぶくろ ひろみ))

批判すまいと思うものの、ここまでひどいと・・・。

14 years 5ヶ月 ago

 震災以来、ツイートを控えていた。このブログもほとんど更新していなくて、日頃読んでいただいていた方には申し訳ないと思う。

 このブログでも、マスメディアを「批判のための批判」、「批判というよりただただ非難する」と断じてきたが、こういう時期には「誰が悪いの」ということ自体、憚るというか、では自分自身は何が出来ているかと問えば、他人のことを非難する資格などないわけだ。
 そう思って、ツイッターでもブログでも何も書かないでいたのだが、ここところメディアと国会で起きていることには、批判どころか本当に脱力する。

 この時期に、曲がりなりにも原子力災害対策特別措置法で総指揮官の立場にある総理を引き摺り下ろそうとする自民党の見識もひどいし、結局は「私怨」から野党の不信任案に乗じる動きをする民主党員もひどい。口では「この非常時とか国難とか」と言いつつだ。
 今はおそらく、従来の政府とか、官僚組織とか、企業とか、既存の組織では対応できないレベルのことが起きている。菅首相の能力うんぬんもあるだろうが、(もちろん今よりはましな対応を見せる誰かはいるのだろうが)それはこの危機に前にしては根本的な解決にはほとんどならないのではないだろうか。
 行政府としては力足らずとはいえ、対応していることは事実。そうしたなかで実際に何をしているか、震災があってから特別な作業をしているかという点では、国会議員とメディアこそ批判されるべきではないかと思う。
 これは私の尊敬するある方のご意見だが、西岡参議院議長は菅首相を批判する前に、立法府の長として、災害対応の法案が議院立法でどんどん提案されないのはおかしいと思わないのか。「議員立法」なんていう言葉があるのは日本くらいで、世界のほとんどの国では法律は国会議員によって立法される。官僚じゃないと法律案をつくれないことが異常だ。
 この非常時でも、官僚がつくらないと法律がつくれない日本の国会議員とはいったい何だろうか。
 そして、政局は常に「私怨」に帰す。またやりかた、つまり電話してきただけとか、せっかく申し入れたのに対応しないとか、行動規範のほとんどが個人的な「好き嫌い」でしかないということだ。

 もうひとつ批判されるべきは、メディアである。記者クラブ体制を維持していて、取材すべき対象に自ら情報を求めに行っている様子がない。東電や政府がちゃんと発表しないのだから、もっと取材したらどうなのだろう。海外メディアからは日本のメディアは批判されているポイントは、ジャーナリズムの根本だ。ウォーターゲートにしたって、大統領のバンキシャと疑惑を取材する記者は全く違う。利害関係に取り込まれないニュートラルな取材活動が自由にできるジャーナリストがどれだけいるのだろうか。今はむしろメディアが、政府なり、何らか実態を隠そうとする勢力の一部と化しているようにさえ見える。

今日のサンデー・フロントラインでの亀井さんの発言は、正論に感じた。改めて、日本の民度が試されていると思うが、日本における「議員」という存在と、国民市民のために批判しているようで実は誰の味方か分からない「メディア」は、最も先に変わるべきだろう。

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