サーバ、ニャン(何)台借りる?
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新規Webサイト、サーバは何台用意する?
これから新たにWebサイトを立ち上げるとしましょう。新規サイトなので、サーバも新規に用意することとし、データベースを利用する何らかのCMSも組み込む前提とします。さて、サーバは何台契約すれば良いでしょうか?この記事では、この契約する台数を決めるのに必要な情報をご提供します。
※本記事では専門用語が多数登場します。注釈は最小限にとどめていますので、ご自身の習熟度に合わせ、適宜調べながら読み進めてください。
まず、論理サーバと契約台数の区別をしましょう。この記事での論理サーバとは、URLのスキームとホスト名の組で区別されるWebサーバのことです。詳しくは後ほど説明します。
Apache(アパッチ)とかNginx(エンジンエックス)などの現代的なWebサーバプログラムは、バーチャルホストという形で複数の論理サーバを一台のマシンに収容することができます。このため、論理サーバの台数と契約台数を合わせる必要はありません。
論理サーバは何台必要?
まずは論理サーバについて、説明しましょう。例えば、
http://example.org
https://example.org
http://www.example.org
https://www.example.org
は、それぞれ別な4台の論理サーバになります。
「http://」と「https://」はスキームが異なるので別扱いですし、「example.org」と「www.example.org
」はホスト名が異なるので別扱いとなります。
2020年現在、ユーザーにセキュアなアクセスを確保する意思のあるWebサイトでは、httpでアクセスしてくることを許しつつ、やんわりとhttpsの方へ301転送するように設定します。また、wwwありを正式URLとした場合、wwwなしでアクセスしてきた場合もこっそりとwwwありの方へ転送するように設定します。(詳しくはこちらもご参照ください。)
問題はこれらの転送を実施するためには、転送作業を行うWebサーバが必要なのです。というわけで、公開サーバについては少なくとも4台の論理サーバが必須ということになります。ほら、思ったより台数多くなりそうでしょ?
▼続きは下記にてご覧いただけます。
サーバ、ニャン(何)台借りる?(2/4)
https://getting-better.jp/how-many-servers-you-need-200626/2/
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