新型コロナウイルス影響によるアプリ利用増加1位は動画・音楽、減少1位はナビ、スマホアプリ利用時間増減ランキング

性別・年代別のレポートがダウンロード可能、レポートの詳細を紐解くオンラインセミナーも開催予定

2020年6月1日 7:23

※この記事は読者によって投稿されたユーザー投稿のため、編集部の見解や意向と異なる場合があります。
また、編集部はこの内容について正確性を保証できません。

FROSK株式会社(以下、FROSK)では、多くのアプリ開発者が高品質なスマートフォンアプリを作るため、スマートフォンアプリのクラッシュ、エラー検知・分析ツール「SmartBeat」の提供や、情報収集を行なっています。

SmartBeat

https://smrtbeat.com/

この度、スマートフォンのアプリの利用状況やクラッシュに関するアンケート調査「アプリ利用実態調査レポート(2020年春、新型コロナウイルス影響調査)」を実施しました。

 

アプリ利用実態調査レポート(2020年春、新型コロナウイルス影響調査)

FROSKでの今回のアンケート調査は、スマートフォンアプリが落ちる現象(クラッシュ、アプリが強制終了してホーム画面に戻ってしまう現象)だけに留まらず、

新型コロナウイルス影響を受けてのアプリの利用頻度の変化や、アプリのジャンル別の傾向、地域や年代などの傾向も合わせて調査をしています。

今回の調査結果の要旨としては以下になります。

  1. 利用時間増加/減少アプリジャンルランキング(半年前との比較)
  2. スマホアプリの利用時間が半年前との比較で最も増えた年代は、 10代で8割弱
  3. スマホアプリの利用時間が半年前との比較で増えた人が多い職業、 学生で8割弱、 会社員(事務系)で5割強
  4. 利用時間が増えたアプリにおいて、 クラッシュを不満に感じる傾向が強い職業、会社員・学生

1. 利用時間増加/減少アプリジャンルランキング(半年前との比較)

1) 利用時間増加アプリジャンルTOPは動画などのアプリ

「世界中で新型コロナウイルスの流行となっていますが、半年前の2019年10月頃と比較して、ウイルスの影響で利用時間はどう変化しましたか?」という質問について、

「劇的に増えた」「増えた」と回答した割合が16アプリジャンル中で最も多かったのは、

「動画・音楽・ゲーム・コミック」38.2%となりました。

利用時間増加アプリジャンルTOPは動画などのアプリ

2) 利用時間減少アプリジャンルTOPはナビゲーションアプリ

同じ質問について、「減った」「劇的に減った」と回答した割合が16アプリジャンル中で最も多かったのは、

「ナビゲーション(路線検索、地図、カーナビなど)」20.2%となりました。

利用時間減少アプリジャンルTOPはナビゲーションアプリ

2. スマホアプリの利用時間が半年前との比較で最も増えた年代は、 10代で8割弱

「世界中で新型コロナウイルスの流行となっていますが、半年前の2019年10月頃と比較して、スマホアプリの利用時間はどう変化しましたか?」という質問に対して「劇的に増えた」「増えた」と回答した人を詳細に見てみました。

この回答を年代別で見た時に、「劇的に増えた」「増えた」と回答した10代(15歳未満、15〜19歳)はそれぞれ4割弱ずつ、総じて増えた10代が8割弱となりました。

10代は有意に増えたことがわかります。

他の年代で最も多い回答の割合は、 30代以上の「変わらない」が6割前後となっており、

10代が顕著に増加したことがわかります。 

スマホアプリの利用時間が半年前との比較で最も増えた年代は、 10代で8割弱

3. スマホアプリの利用時間が半年前との比較で増えた人が多い職業、 学生で8割弱、 会社員(事務系)で5割強

この回答を職業別で見た時に、

「劇的に増えた」「増えた」と回答した学生は合計8割弱、会社員(事務系)は合計5割強となりました。

スマホアプリの利用時間が半年前との比較で増えた人が多い職業、 学生で8割弱、 会社員(事務系)で5割強

4. 利用時間が増えたアプリにおいて、クラッシュを不満に感じる傾向が強い職業、会社員・学生 

「世界中で新型コロナウイルスの流行となっていますが、半年前の2019年10月頃と比較して、ウイルスの影響で利用時間はどう変化しましたか?」という質問に対して「劇的に増えた」「増えた」と回答したアプリジャンルについて、不満な点や物足りない点を聞いたところ、

「強制終了(クラッシュ)する」と答えたのは会社員(事務系)、学生が3割前後と多くなりました。

利用時間が増えたアプリにおいて、クラッシュを不満に感じる傾向が強い職業、会社員・学生

アプリ利用実態調査レポート(2020年春、新型コロナウイルス影響調査)

https://smrtbeat.com/resources/



またアプリ開発やマーケティング担当の方々に向けては、セミナーを開催しています。

6/11(木)のオンラインセミナーでは、今回の新型コロナウイルス影響を受けてのアプリ利用実態調査レポートの詳細も紐解いて解説いたします。

ふるってご参加ください。

  • FROSK主催アプリセミナー一覧 https://smrtbeat.com/url/prptx
  • オンラインセミナー:Withコロナにおいてアプリ運用は変わるのか!? ~コロナウイルスがアプリユーザーに与える影響と今こそ気にすべきアプリ品質~​
  •   2020/06/11(木) https://smrtbeat.com/url/peatix0611

■調査概要

調査主体:FROSK株式会社

調査時期:2020/04/16〜2020/04/24

調査対象:10歳~69歳の男女661名

調査方法:インターネットリサーチでのアンケート調査

※本調査は、集計の際に性・年代別のばらつきを補正するため、サンプルに重みづけを行っています(ウェイトバック集計)



■SmartBeat

https://smrtbeat.com/

スマートフォンアプリのクラッシュ/エラーの検知と解析を行うツールです。

現在、導入アプリ2,500以上、月間アクティブユーザー数1.9億人以上、1日あたりのエラー検出数3,000万件以上の実績があります。

リリース前のテスト/デバッグ、リリース後に継続的に発生する品質問題への対応を効率化します。



■FROSK株式会社 概要

社名:  FROSK株式会社 

https://frosk.co.jp/

所在地:  東京都千代田区紀尾井町1-3東京ガーデンテラス紀尾井町 紀尾井タワー

設立:  2012 年 8 月 31 日

事業内容: ソフトウェア企画・開発・運営

 

 

 

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