若年未婚男女の55.2%が「子どもが欲しくない」 女性では約4人に1人が「授かれる可能性は残しておきたい」【ロート製薬調べ】
ロート製薬は、妊活に対する知識・理解の普及を目指した意識調査として「妊活白書2023」を発表した。妊娠や出産に対する意識について、18~49才の男女22,453名に聞いている。
なお、同社では妊活の正しい知識を伝えるアニメ動画として「めげない!卵子ちゃん!」を制作し、ロート製薬公式YouTubeにて公開している。
18~29歳の未婚男女の55.2%が「子どもが欲しくない」
女性では約4人に1人が「授かれる可能性は残したい」
まず、若年未婚男女(18~29歳)に対し、「子どもが欲しいかどうか」を聞くと、「今も将来も欲しいとは思わない」と回答した人は全体で55.2%にのぼった。男性では59.0%・女性では51.1%となり、男女ともに半数を超えていた。
また、子どもが欲しくないと答えた人のうち、22.3%が「将来子どもを授かれる可能性を残しておきたい」と回答。妊娠・出産に年齢的な制約の大きい女性においては、25.5%の人が「将来考えが変わったときには子どもを授かれるように、妊娠ができる身体の状態を維持しておきたい」と答えた。
妊活開始~子どもを授かるまでの期間は「平均13.6ヶ月」
実際に妊活を経て子どもを授かった経験のある女性(18~49歳)に対し、「妊活開始前に想像したよりも妊娠は成功しづらいか」を聞くと、68.8%が「あてはまる」と回答。さらに、58.4%の人は「もっと早くから妊娠のための準備や妊活を始めておいた方が良かった」と答えた。
妊活開始から子どもを授かるまでにかかった期間を聞くと、平均で13.6ヶ月という結果に。年齢が上がるにつれて期間が伸びる傾向が見られた。
また、「若い頃に妊娠・出産に関する正しい知識を得ておきたかった」は65.0%、「妊娠に関する知識を得る機会が不足している」は67.5%にのぼり、妊活における知識不足に悩んだ人が多いことがうかがえた。
調査概要
- 【調査期間】2023年12月1日(金)~4日(月)
- 【調査方法】インターネット調査
- 【調査対象】18~49才の男女
- 【対象エリア】全国
- 【サンプル数】22,453名
ソーシャルもやってます!