「学歴社会」は時代遅れではない…20代の7割以上が学歴を重視【ライボ調べ】

学歴が最も影響する場面は「転職よりも就活時」「書類選考」。

ライボは、「2024年 学歴とキャリアの実態調査」を実施した。学歴とキャリアの関係や学歴社会への価値観などについて、20~50代の社会人男女629人に聞いている。

学歴が最も影響するのは「就活時」の「書類選考」

学歴とキャリアの関係性とその理由

まず、学歴とキャリアの関係があると思うかを聞くと、「関係すると思う」は合計で80.3%にのぼった。理由としては「社会的な信用やステータスが上がるから」が55.4%で最も多かった。

学歴が影響する場面

就活と転職のどちらに学歴が影響すると思うかを聞くと、「就活時」が83.0%で圧倒的。実際に学歴が影響した具体的な場面としては、「書類選考時」が62.2%で最も多く、「面接時」は24.2%と大きく差がついていた。

他人の学歴を意識するか/意識する相手

また、他人の学歴を意識するかを聞くと、「意識する派」「意識しない派」がほぼ半々に。特に意識する相手としては、「同僚」が71.0%と最多となり、ついで「上司」が55.2%、「部下」が49.9%となった。

50代は「学歴社会はもう古い」vs 20代は「まだ必要」

学歴社会の価値観

学歴社会についての価値観を聞くと、「古いと思う」が59.5%にのぼった。年代別で見ると、「古いと思う」が最も多かったのは50代で、年代が上がるほど高い傾向が見られた。

学歴社会の必要性

一方で、学歴社会の必要性を聞くと、「必要だと思う」が66.0%を占めた。年代別では20代の「必要だと思う」が最も多く、年代が上がるにつれてその割合は少なくなるようだった。

学歴社会への賛否とその理由

学歴社会への賛否としては、「賛成」が66.9%で多数派に。賛成した人に理由を聞くと、「業界/職種への適応力の判断材料になるから」が47.3%で最も多く、「自分が学歴のためにがんばった経験があるから」「若手の活躍機会になるから」といった回答も見られた。

調査概要

  • 【調査対象】現在職を持つすべての社会人、JobQ Town(ジョブキュータウン)登録者
  • 【調査条件】全国 / 男女 / 20~50代
  • 【調査期間】2024年1月24日~1月29日
  • 【有効回答数】629人
  • 【調査方法】インターネット調査
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