本末転倒? 自社メディア運営の目的「SEO対策」と思っている企業が最多42.3%【ニュートラルワークス調べ】

「広告収入」「ブランディング」以上に「SEO対策」が優先的に考えられている。

ニュートラルワークスは、「自社コラムやオウンドメディアなどの記事制作」に関する調査結果を発表した。これらを運営している企業に所属するビジネスパーソン130人が回答している。

独自の記事制作をしても「アクセス向上に結びついていない」3割

まず自社メディア(コラム、オウンドメディア)などの「運営の目的」を聞くと、「SEO対策」42.3%が最多だった。狙ったキーワードで上位表示されることで「購買意欲の高いユーザーの流入」や「サイトの専門性強化」に繋がると考えているという。しかしSEOは本来あくまで“メディアへの集客の強化”の手段でしかなく、メディア運営本来の目的ではない。本末転倒で認識している担当者が多いと考えられる。なお2位は「広告収入」31.5%、3位は「ブランディング」21.5%だった。

一方「記事制作において重視していること」を聞くと、「内容の独自性」44.6%、「内容の正確性」33.8%、「更新頻度」32.3%が上位だった。

さらに「記事制作に対して感じている課題」については、「アクセスが伸びていない」33.8%、「手間がかかる」32.3%、「集客に繋がっていない」「売上に繋がっていない」各30.8%だった。SEOを意識した記事制作を行っているが、現実的には集客・売上に繋がっていないようだ。なお「現在の記事制作に対する満足度」は、「満足している」6.1%、「やや満足している」32.1%と、全体で38.2%が“満足のいく記事制作ができている”としている。

調査概要

  • 【調査対象】自社コラムやオウンドメディアなどを運営している企業に所属するビジネスパーソン
  • 【調査方法】インターネット調査
  • 【調査時期】2022年12月7日~24日
  • 【サンプル数】130人
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