BtoCコンテンツマーケティングの活用目的トップはSEO、Ginzametricsが国内マーケッター100人調査

日本国内のBtoCマーケッター100人を調査、すでにコンテンツマーケティングを活用する企業が半数以上

コンテンツマーケティング・SEO管理プラットフォーム開発のGinzamarketsは、日本国内のBtoC企業のコンテンツマーケティングの取り組み実態を調査した「コンテンツマーケティング調査レポート2015」を2月2日に発表した。調査対象は、1月に開催した「Found Conference in Tokyo」に参加したマーケッター。

調査から、コンテンツマーケティングを活用している企業は54%、活用検討中企業は42%、活用していない企業は4%となり、すでにコンテンツマーケティングを活用する企業が半数を超える。

コンテンツマーケティングの活用目的の第1位は「SEO(自然検索の流入増)」(58%)が過半数を超え、2位以下は、「Webトラフィック獲得」(46%)、「コンバージョン」(45%)と続く。

※2015-02-04修正 記事初出当初、米国におけるコンテンツマーケティングとSEOに関する意識への言及がありましたが、削除しました。

KPIの上位3項目は、第1位「Webトラフィック」(60%)、第2位「コンバージョン」(39%)、第3位「SEO順位」(33%)と、2014年調査と同様の結果だった。

コンテンツの宣伝チャネルとしてのソーシャルメディア活用率は高く、上位から「Facebook」(77%)、「Twitter」(60%)、「YouTube」(19%)となった。

コンテンツの企画・制作・運用体制については、「社内とアウトソース」(58%)、「社内(既存メンバーのみ)」(36%)、「社内(外部から採用)」(2%)、「アウトソースのみ」(2%)となり、2014年と比較して「社内とアウトソース」の比率が上がり、「社内のみ」での体制が減る傾向にある。アウトソースする項目は、「コンテンツ制作」(76%)と最も高く、「企画」(26%)、「運用」(16%)と続く。

また、コンテンツマーケティングの課題として、「企画力/編集スキル/ノウハウ不足」(60%)、「リソース不足」(48%)、「KPI測定/パフォーマンス評価」(39%)が上位に挙げられており、リソース不足について、アウトソースで補っている状況がうかがえる。その他、「予算不足」(25%)、「社内/上司の理解」(16%)も挙げられている。

調査概要
  • 実施元:Ginzamarkets株式会社
  • 実施日:2015年1月20日
  • 実施方法:会場調査(第2回Found Conference in Tokyo参加者対象)
  • 回答数:100
  • 回答者属性:職種は43%がマーケティング、60%が100人以上の企業規模

コンテンツマーケティング調査レポート2015
http://www.ginzametrics.jp/blog/content-marketing-research-japan-2015

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