ひとりSEO担当者の疑問に答えます

AIからの推薦を得るために、有料メディア掲載を継続すべき?

SEO担当者の質問に、SEOのエキスパートである住 太陽さんが実践的で有効な解決法を答えます。今回のテーマは「AIからの推薦を得るために、有料メディア掲載を継続すべき?」です。

住太陽[執筆], 渡辺 淳子[編集]

9月17日 7:05

ひとりで頑張るSEO担当者さんの悩みに答える本連載。今回の質問は「AIからの推薦を得るために、有料メディア掲載を継続すべき?」です。

この回答は「信頼されているメディアであれば継続しましょう」です。

「AIからの推薦を得るために、有料メディア掲載を継続すべき?」
に対する回答は
「信頼されているメディアであれば継続しましょう」です

AIからの推薦を得るために、有料メディア掲載は有効か?

今回の質問は「AIからの推薦を得るために、有料メディア掲載を継続すべき?」というもので、ペンネーム「サコ・ケン」さんが寄せてくださいました。ありがとうございます。AIからの推薦というのは「AIにおすすめの製品やサービスを尋ねたときの回答で推薦される」ことですね。

現状のAIは、一覧や比較、ランキングなどのページを情報源にして、回答で推薦するものを決めるケースが非常に多く、その種のページに自社の製品やサービスが掲載されることは現時点では極めて有効です。しかし残念ながら、比較やランキングのページはおしなべて恣意的で低品質であるという問題もあります。

サコ・ケンさんが疑問に感じておられるように、掲載料を徴収するメディアに掲載するようなケースでは、2000年代の有料リンクスパムとそう変わらない図式に思えてしまいます。どこかの時点で、AI各社が推薦のための情報源を見直すときがくるかもしれません。

有料掲載であっても、信頼できるメディアには掲載したほうがよい

とはいえ、現時点ではまだまだ有料メディア掲載は有効で、サコ・ケンさんもその方法で成果が出ているとのこと。そうであるなら、これはあくまでも個人的な見解ですが、動向を監視しながら掲載を継続してもよいだろうと思います。

まず、有料でも無料でも掲載メディアは選びましょう。掲載されている他の製品やサービスに不自然さがないなど、信頼できるメディアへの掲載は継続してよさそうです。一方、どう見ても掲載基準が不自然で恣意的に見えるメディアに掲載する必要はないでしょう。

そうしてメディアへの掲載を継続しつつ、他方では外部サイト上での言及を増やす取り組みをしましょう。たとえば、他社から自社へ乗り換えてくれたお客さまに、乗り換えの顛末をブログ記事に書いてもらえるように依頼する、などです。

まとめ

現時点でAI推薦を獲得するうえでは、一覧や比較、ランキングなどのページに掲載されることは極めて有効なのは事実です。このため、一覧や比較、ランキングなどを扱う有象無象のページやサイトが増加してくるだろうことも容易に予想できます。そうした有象無象ものへの掲載は避けたほうが無難でしょう。

一方で、掲載料が必要な有料のメディアでも、きちんと運営されていて極端に恣意的なリストになっていないなら、そしてAIの情報源として重視されていることが確認できるなら、過渡期的な措置として有料掲載も悪くはないと思います。とはいえそれだけに満足せず、本物のクチコミや比較を獲得していく取り組みも並行して実施するとよいでしょう。

P.S.
本コーナーでは、読者の質問にお答えしています。誰にも聞けずに困っていること、現場で感じるふとした疑問など、どしどし質問をお寄せください。

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