ChatGPTが首位も、伸び幅トップはGemini! AI検索利用率は初の5割超【サイバーエージェント調べ】

ブラウザではなく“AIで検索”が常識に? 46.6%が「検索の半分以上をAIに移行」と回答。

今井扶美(Web担編集部)

9月11日 6:00

サイバーエージェントの専門組織「GEO Lab.(GEOラボ)」は、「生成AIのユーザー利用実態調査(2026年8月期)」を実施した。全国の15~69歳の男女9,278人を対象に、検索での生成AI利用や、回答を見た後の行動を調べている。

生成AIの検索利用率は52.3%、調査開始以来初の過半数

生成AIサービスの検索利用率推移

まず、AIモードを含む生成AIの検索利用率は52.3%となり、調査開始以来初めて過半数を占めた。2026年2月調査からは7.5ポイント、2025年5月調査からは31.0ポイントの上昇となる。検索エンジンの利用率は86.9%となり、2026年2月の88.7%からやや低下したものの、依然として高い水準を維持していた。

各サービスの利用率(2026年8月)

サービス別の検索利用率では、「Google」が73.4%で最も高く、「YouTube」が46.3%、「Yahoo!」が40.7%となった。生成AIサービスでは「ChatGPT」が30.6%で最多となり、「AIモード」が28.4%、「Gemini」が23.2%と続いた。ChatGPTの利用率は「Instagram」の31.8%に近く、「X」の29.2%を上回っていることからも、生成AIの利用が日常に浸透しつつあることがわかった。

10代の8割が「生成AIで検索」、AIモード・Geminiが大きく伸長

【年代別】生成AIサービスの検索利用率(AI Mode含む)

年代別では、10代の検索利用率が80.6%で最も高く、20代が61.1%、30代が53.3%と続いた。40代も50.2%となり、初めて半数を超えている。50代は46.1%、60代は39.6%で、若い年代ほど利用率が高い傾向が見られたが、全世代で利用率が拡大していた。

【サービス別】検索利用率推移

主要AIサービスにおける利用率の推移を見ると、ChatGPTは2026年2月の29.1%から8月には30.6%となり、1.5ポイント上昇した。同期間に、AIモードは21.0%から28.4%へ7.4ポイント、Geminiは15.6%から23.2%へ7.6ポイント増加している。利用率はChatGPTが引き続き首位だったが、伸び幅ではAIモードとGeminiがChatGPTを上回った。

46.6%が「検索の半分以上をAIに移行」、購買行動への影響も

検索行動の生成AIへの移行状況

検索エンジンと生成AIの両方を利用する人に対し、検索行動における生成AIへの移行状況を聞くと、「半分以上を生成AIに切り替えた」と回答した割合は46.6%だった。2025年5月調査と比べると、16.5ポイント上昇している。

【用途別】検索行動で最初に利用するサービス

検索行動の目的別に、最初に利用するサービスを聞くと、「情報収集のため(22.6%)」「調べた内容を実際の行動に移すため(24.6%)」といった日常の検索で生成AIを選ぶ割合が特に増加していた。

ショッピングでは、「商品の情報収集」が10.4%だったのに対し、「候補商品の価格比較」が15.5%と高かった。旅行では「宿泊施設の比較」が14.8%、不動産では「物件条件の比較」が14.6%となるなど、意思決定を伴う検索でAI活用が進んでいた。

AIの回答を見た後のユーザー行動(推移)

最後に、AIの回答を見た後の行動を聞くと、回答に表示されたURLをクリックすることが「よくある・時々ある」と答えた割合は61.0%だった。また、「AIにおすすめされた商品・サービスをさらに詳しく検索する」と答えた人は77.3%に達した。

さらに、「AIのおすすめをきっかけに、実際に商品を購入・サービスを利用した」という人は58.7%にのぼった。2026年2月調査の54.8%から3.9ポイント上昇しており、生成AIが消費者の購買行動に与える影響が明らかになった。

調査概要

  • 【調査対象】全国の15~69歳の男女9,278人
  • 【調査方法】インターネット調査(本文の増加ポイントは2026年2月調査比)
  • 【調査期間】2026年8月7日~8月10日
  • 【調査機関】マクロミル
  • 【調査主体】サイバーエージェント インターネット広告事業本部 GEOラボ
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