生成AIアプリのアクティブユーザーが2年で18倍! Claude利用者の7割超がChatGPTを併用【フラー調べ】

生成AIアプリの延べMAUが拡大中。10代のユーザー構成比は男女ともに上昇。

今井扶美(Web担編集部)

6:15

フラーは、「生成AIアプリ市場調査レポート2026年6月版」を公開した。アプリ市場分析サービス「App Ape(アップ・エイプ)」のデータをもとに、生成AIアプリの利用実態をまとめている。

今回対象となったのは、ChatGPT、Google Gemini、Microsoft Copilot、Claude、パープレ(Perplexity)、Grok、DeepSeek、Gemini Notebook(旧NotebookLM)などの生成AIアプリで、国内約40万台のAndroid端末から収集したサンプルデータを抽出・分析した。

生成AIアプリの月間アクティブユーザー数、2年で約18倍に拡大

生成AIアプリ延べMAUの推移

まず、生成AIアプリの延べMAU(月間アクティブユーザー数)をみると、2024年6月以降、ほぼ一貫して増加していた。2024年6月を基準値1とした場合、2025年後半から増加ペースが加速し、2026年6月には約18倍に達した。

生成AIアプリ利用ユーザーの性年代別構成

また、生成AIアプリ利用者の性年代別構成を2025年6月と2026年6月で比較すると、40代・50代・60代以上で男女差が縮小していた。特に50代では、男性の構成比が13.2%から11.9%へ低下した一方、女性は8.9%から10.3%へ上昇。男女差は4.3ポイントから1.6ポイントに縮まっている。

さらに、10代では男女ともに構成比が上昇し、男性は4.6%から6.3%、女性は2.5%から3.2%に伸長した。一方、30代は男女ともにやや低下し、20代では大きな変化がみられなかった。

生成AIアプリの併用率

続いて、生成AIアプリの併用率をみると、他のアプリユーザーの多くがChatGPTやGeminiを併用していた。Claudeユーザーでは、ChatGPTの併用率が71.8%、Geminiが65.5%と高く、DeepSeekユーザーでも、ChatGPTが73.4%、Geminiが69.6%にのぼっている。

一方、ChatGPTとGeminiの相互利用を除くと、両アプリのユーザーがほかの生成AIアプリを併用する割合は、いずれも5%未満だった。

生成AIアプリ利用頻度の変化(Claude)

生成AIアプリ利用頻度の変化をみると、多くのアプリでライトユーザー(月間利用日数10日未満)が減り、ミドルユーザー(月間利用日数10日以上20日未満)とヘビーユーザー(月間利用日数20日以上)の割合が拡大した。

特にClaudeではライトユーザーからミドル・ヘビーユーザーへの移行が顕著で、ライトユーザーは16.2ポイント減少し、ミドルユーザーは9.4ポイント、ヘビーユーザーは6.8ポイント増加。ミドルユーザーとヘビーユーザーを合わせた割合は10.8%から27.0%へ拡大した。

調査概要

  • 【調査方法】フラーが提供するアプリ市場分析サービス「App Ape」による分析。国内約40万台のAndroid端末から収集したサンプルデータのうち、一定の条件を満たしたものを抽出し分析。
  • 【調査対象アプリ】以下すべての条件を満たすアプリ
    • Google Playのカテゴリ「仕事効率化」に属するアプリ(2026年6月時点)
    • AndroidアプリのMAUが1万以上(2026年6月時点)
    • 生成AI自体が主要な機能であり、本調査の趣旨に沿うと編集部が判断したアプリ(生成AIモデルのAPIを活用したサードパーティー製クライアントアプリは除く)
  • 【調査期間】2024年6月~2026年6月
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