生成AI利用、日本は5カ国中最下位? GoogleのAI概要も4割弱がスルー【アウンコンサルティング調べ】
日本人の3人に1人が「AIを使っていない」。インドやシンガポールとの利用差は?
6:00
アウンコンサルティングは、「AIツールの利用状況と検索における利用実態調査」を実施した。日本、アメリカ、ドイツ、インド、シンガポールの20歳以上の男女1,969人が回答している。
関連記事
仕事・プライベートともに5カ国すべてで「ChatGPT」が最多
まず、プライベートで最もよく使う生成AIツールを聞くと、5カ国すべてで「ChatGPT」が最多だった。シンガポールが57.8%、インドが55.6%、アメリカが43.8%、日本が40.8%、ドイツが40.0%を占めている。次いで多かったのは「Gemini」で、インドでは33.8%にのぼった。一方、アメリカでは「Google AI Mode」が25.0%に達し、Geminiの15.5%を上回った。
また、仕事や学校生活においても、5カ国すべてで「ChatGPT」がトップに。シンガポールは56.3%、インドは55.8%と半数を超えている。アメリカではプライベート同様に「Google AI Mode」が22.6%と高かった一方で、日本では「その他」の割合が5カ国で最も高かった。
続いて、生成AIツールの利用頻度を聞くと、「利用していない」と回答した割合は日本が33.5%で5カ国中最も高かった。この割合はシンガポールでは3.4%、インドでは1.6%にとどまっており、国によって差が見られた。
さらに、「検索エンジンと同じくらい利用する」と「検索エンジンより多く利用する」を合わせた割合は、インドが85.5%、シンガポールが69.5%に達した。一方、日本は28.0%にとどまっており、従来の検索エンジンを中心に情報収集する傾向がうかがえた。
日本人は「AIによる概要」を読まず、自然検索へ進む?
また、Google検索行動について聞くと、日本では「AIによる概要(AI Overviews)は読まずに、下部の自然検索結果からウェブサイトにアクセスする」が36.7%で最多だった。この割合は5カ国の中で最も高くなっている。
一方で、アメリカとシンガポールでは、「AIによる概要を読んだ後、概要内にあるリンクからウェブサイトへアクセスする」が比較的高く、ドイツでは「AIによる概要だけを読み、検索を終了する」が33.1%で最も多かった。また、インドでは、「AIによる概要を読んだ後、さらにAI Modeへ移行し、情報を深掘りする」が24.7%で最多となっている。
最後に、AIツールの利用目的を聞くと、5カ国すべてで「検索エンジンの代わりとしての情報収集・リサーチ」が最多となった。2位以降には国ごとに差が見られ、アメリカ・シンガポール・ドイツでは「アイデア出しやブレインストーミング」が多かった一方で、日本では「日常生活のスケジュール管理やプライベートなサポート・雑談」が14.3%で他国よりも高かった。
調査概要
- 【対象国・有効回答】アメリカ324人、ドイツ335人、インド385人、シンガポール325人、日本600人
- 【調査対象】対象国の20歳以上の男女
- 【調査期間】2026年6月30日~2026年7月6日
- 【調査方法】調査ツール「Surveroid」を利用し、インターネット調査を実施
