W杯2026の偽チケットに注意! 関連ドメイン1.3万件超、詐欺サイトも確認 【フォーティネット調べ】

SNSのなりすましアカウントは1700件超。偽サイトで個人情報の窃取も。

今井扶美(Web担編集部)

7:05

フォーティネットは、セキュリティ研究部門のFortiGuard Labsによる「FIFAワールドカップ2026:サイバー脅威レポート」の日本語版を公開した。大会に便乗した不審なドメイン、SNSのなりすまし、偽チケット販売サイトなどの実態を分析している。

W杯関連ドメインが1万3000件超、なりすましSNSは1700件超


2026年1月から2026年5月までに登録されたFIFAワールドカップ2026関連のドメイン

調査によると、2026年1月から5月におけるFIFAワールドカップ2026関連の新規登録ドメインは、1万3000件を超えた。2026年3月から5月にかけて登録数が急増しており、このうち約8.8%は、ドメイン名のパターンや詐欺活動との関連性から「悪意のあるまたは不審なドメイン」に分類された。

新規登録ドメインの内訳をみると、「FIFAインフラ」が8割超を占めた。チケット販売や商業サービス、ベッティング(スポーツ賭博)や旅行プラットフォームなどを含み、大会関連情報を検索するユーザーを誘引している傾向が見られた。


ソーシャルメディアプラットフォームで確認されたFIFAを装った不審なアカウントの数

複数のソーシャルメディアプラットフォームで確認されたなりすましアカウントの例

ソーシャルメディアでは、FIFA関連のなりすましと考えられるアカウントやチャンネルが1700件以上確認された。プラットフォーム別では、Facebookが60.3%で最も多く、Instagramが28.9%と続き、両SNSだけで事例全体の約90%を占めた。

偽チケット販売サイトが乱立、ログイン情報や決済情報を窃取


チケット販売詐欺のワークフロー

また、FIFA公式Webサイトのコンテンツを模倣した複数の詐欺サイトが確認された。利用者が試合やチケットパッケージを選択すると、サインインまたはアカウント作成を求める画面が表示され、ログイン認証情報が窃取される。その後、正規サイトに見せかけた決済ページへ誘導し、個人情報や請求先情報、決済情報などを入力させる仕組みだ。

これらは、大会の公式発表の直前や、チケットの販売期間に合わせて開設されることが多い。大規模イベントに便乗した詐欺には今後も注意が必要だ。

調査概要

  • 【調査主体】フォーティネット FortiGuard Labs
  • 【分析対象期間】2026年1月~2026年5月(新規登録ドメインの分析)
  • 【日本語版公開日】2026年7月10日

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