SEO専門家が著した、良質コンテンツを作成するために役に立つ良質なコンテンツ
グーグル検索SEO情報②
SEO専門家が著した、良質コンテンツを作成するために役に立つ良質なコンテンツ
全面改訂版 (ボーディー) 国内情報
SEOの文脈における良質なコンテンツ作成の手ほどきを、ボーディーの住太陽氏が記事に著した。新規記事ではないが、全面的に改訂したとのことだ。
当該記事はボーディーのサイトに掲載しているが、改訂に際してのこだわりを住氏はXで次のように説明している:
良質なコンテンツとは?という記事を一文字残らず全面改定しました。
— 住 太陽 (@motoharusumi) February 28, 2024
良質なコンテンツとは「検索ユーザーの疑問や困りごとを解消したり、検索ユーザーがしたいことをできるようにする役に立つコンテンツで、その分野の専門家が十分な労力を費やして作ったコンテンツ」です。https://t.co/LGEvMNHxpk
改定前はGoogleが出してる公式情報が少ない中で海外の専門家の意見とかをまとめた構成になってて、大きく外れてはいないものの正確性に欠けるものだったんですよね。
— 住 太陽 (@motoharusumi) February 28, 2024
でも今はGoogleの公式情報が十分どころか散らかってる状況なので、わかりやすく簡潔にまとめたこの記事はわりと有用だと思います。
あと「その分野の専門家が十分な手間をかけて書く」っていうところでライターさんたちが困惑するかもですが、優秀なライターさんは今後、編集者的な立ち位置でコンテンツ制作に関われたらすごく価値があると思います。
— 住 太陽 (@motoharusumi) February 28, 2024
ある分野の専門家が書くことにも優れてるケースはほとんどないですからね。
グーグルが事あるごとに使う「役に立つコンテンツ」「品質が高いコンテンツ」は概念的なものであり、絶対的な基準はない。とはいうものの、住氏の言葉を参考にすれば、もう少しイメージがわきそうだ:
検索ユーザーの疑問や困りごとを解消したり、検索ユーザーがしたいことをできるようにする役に立つコンテンツで、その分野の専門家が十分な労力を費やして作ったコンテンツ
良質なコンテンツの具体例は、まさしく住氏が書いたこの記事だ。この記事を読み、どういった点で疑問が解消し求めていたものが手に入ったかを考え、自身のコンテンツ作りに応用するといい。
- すべてのWeb担当者 必見!
グーグルアップデートでアクセス激減→AI生成コンテンツを増産してリカバリできるか?
冗談でしょ? (Reddit) 海外情報
グーグルの直近のランキングシステムアップデートによるアクセス減少について、Reddit(レディット)のSEO掲示板でディスカッションが始まっていた。
そこに次のように書き込んだユーザーがいる:
アクセス数の減少を補うために、もっとコンテンツを投稿してみようと思います。
現在、500記事で1日のアクセス数が200件ですが、以前は2,000アクセスありました。そこで、(もちろんAIを活用して)5,000記事書く予定です。そうやって、1日2,000アクセスに戻せるといいのですが。
単純な方法に聞こえるかもしれませんが、他にいいアイデアが浮かばないんです。
グーグルのジョン・ミューラー氏がこの書き込みにコメントした:
冗談で言っているといいのだが、良いアイデアではない。
むやみに量を増やすより、サイト全体の質を考え直すほうが良いと思う。場合によっては、今のサイトを捨てる覚悟で、長期的に価値のあるものを作りなおすことも視野に入れて進めるのがいいかもしれない。
「トラフィックが減った分を、大量のAI生成コンテンツで埋め合わせしよう」という策略は、ひょっとしたら一時的には効果が出るかもしれない。しかし、その効果が持続的でないことは言うまでもない。
ミューラー氏のコメントの要点をまとめると、次のような感じだろうか:
量より質を重視する ―― 読者にとって本当に価値のあるコンテンツだけを提供する
長期的な視点でサイトを構築する ―― 持続的にユーザーの役に立てるサイト作りを目指す
ゼロから作り直す覚悟も必要 ―― 現在の基盤が弱い場合、現状をもとに変更していくよりも、戦略的にゼロから再構築するほうが効果的な場合もある
- SEOがんばってる人用(ふつうの人は気にしなくていい)
カルーセル表示の構造化データをグーグルがサポート
より広い面積を検索結果で獲得できるかも (グーグル 検索セントラル) 国内情報
検索結果にカルーセルを表示できる構造化データをグーグルがサポート開始した。
わかりやすい例を示そう。次の画像は、モバイル検索に表示されたレストランのカルーセルだ。クエリ(sushi restaurants nyc)に関連があるレストランがカルーセル形式で掲載されている:
「カルーセルを表示できる」と言っても、現時点で対応しているのは次のタイプの構造化データだけだ:
LocalBusiness
(ローカルビジネス)およびそのサブタイプ
※サブタイプの例:Restaurant
(レストラン)Hotel
(ホテル)VacationRental
(民泊)
Product
(商品)Event
(イベント)
ベータ版としての提供なので正式採用になるとは限らない点には注意が必要だ。しかし、カルーセルを表示できれば、より広い面積を検索結果で獲得できる。ユーザーの目にもとまりやすくなりそうだ。サポートするタイプを扱っているなら、試してみたい。
構造化データの具体的な仕様はドキュメントを参照してほしい。
- SEOがんばってる人用(ふつうの人は気にしなくていい)
グーグルビジネスプロフィールにフェイスブックの投稿が表示される
米国だけ? (Near Media) 海外情報
グーグルビジネスプロフィールの「ソーシャル メディアのリンクを管理する」ヘルプ記事のよくある質問に、次の項目が追加された:
ソーシャル メディアの投稿がビジネス プロフィールに表示されるのはなぜですか?
ソーシャル メディアのリンクが関連付けられているビジネス プロフィールには、そのソーシャル メディアの投稿が自動的にビジネス プロフィールに表示される場合があります。
ビジネスプロフィールの管理ツールから作成した投稿は今までも検索結果のビジネスプロフィールに掲載されていた。しかし、ビジネスプロフィール以外での投稿、たとえばフェイスブックの投稿もビジネスプロフィールに掲載されるようになったのだ。
外部のソーシャルメディアの投稿も掲載されるのはプロモーションに役立ちそうだ。しかしながら、どうやら日本では(まだ?)利用できないようだ。それでも導入された時のために、ビジネスプロフィールからソーシャルメディアの関連付けはしっかり済ませておきたい。
- ローカルSEOがんばってる人用(ふつうの人は気にしなくていい)
グーグルビジネスプロフィールに名称変更が反映されないときの対処法
多方面から働きかけ、あとは待つ (Darren Shaw on X) 海外情報
店名や社名などのビジネス名を変更した際に、グーグル検索のビジネスプロフィールに変更後の名称が反映されず以前の名称が表示され続けることがある。ローカルSEO専門家のダレン・ショー氏が、対処策のヒントをXで共有した:
- 投稿や写真などのコンテンツを頻繁に更新する
- サイテーションを整理する(新名称に更新する)
- 顧客にレビューを書いてもらうように勧める
- 新しい名称をグーグルに認識してもらえるまで待つ
これらの施策を実行し、最終的には新しいビジネス名がビジネスプロフィールに表示されるようになったとのことだ。それでも4か月かかったそうだ。グーグルに変更を認識してもらえるように多方面から働きかけ、あとは待つのみというのが実情だろうか。
Imagine this: You changed your business name, and now you can't be found on Google 😱
— Darren Shaw (@DarrenShaw_) March 6, 2024
That's exactly what happened to our client, Easy Offer DFW.
Whenever the business owner asked customers to search his new name “Easy Offer DFW", the Google Business Profile would not show up.… pic.twitter.com/lx98NhUdOm
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