国内&海外SEO情報ウォッチ 「海外SEO情報ブログ」の鈴木 謙一氏が、日本と海外の検索マーケティング情報をさらっとまとめて毎週金曜日にお届け。
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リンク購入をグーグル社員にもちかける強者がいた

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グーグル検索SEO情報②

リンク購入をグーグル社員にもちかける強者がいた
ばれない不正リンクなどない (Google SearchLiaison on X) 海外情報

グーグル検索の広報を担当しているSearchLiaisonがXで次のような投稿をあげた。

ランキングを目的としたリンクの売買は、当社のスパム対策方針に反しています:
https://developers.google.com/search/docs/essentials/spam-policies

リンク販売者が「買ったリンクだとは検知されない」「グーグルにはわからないだろう」と言ったとしても ―― グーグルで働いている私たちに同じセールストークを送っている可能性があります(しかも、確認用に実際のURLを添えて)。

リンクの購入をもちかける勧誘メールをグーグル社員に送ってきたSEO業者がいたようだ。興味があるふりをして(グーグル社員であることを隠して)、「販売しているリンクの具体例を見たい」と頼んだら、本当に見せてくれたらしい。

ランキング操作を目的としたリンクの売買を、グーグルはスパムポリシーで禁止している。程度がひどい場合は、手動の対策を受けることもある。

もっとも、今のグーグルは不正なリンクを自動で見破り無効化できている。ジョン・ミューラー氏は別の場所で次のようにコメントしている。

不正なリンクのほとんどは何の効果もない。そういった類のことを無効化する動きを、私たちは何年もしてきた。

グーグルに絶対にばれないリンクというものはあり得ない。巧みなセールストークにだまされて、スパム認定されないように気をつけてほしい。

★★★☆☆
  • SEOがんばってる人用(ふつうの人は気にしなくていい)

2023年8月2回目のオフィスアワー: AIを使った高品質コンテンツ、階層の深さとクロールされやすさの関係、構造化データはPCかモバイルかなど
Search Central Live質疑応答の続きあり (グーグル 検索オフィスアワー on YouTube) 国内情報

8月2回目のグーグル検索オフィスアワーをあんな氏がYouTubeで開催した。

取り上げられているQ&Aは、8月1回目のオフィスアワーの続きで、Search Central Live Tokyo 2023の質疑応答の後半部分と、通常の事前質問とそれに対する回答だ。

  • Search Central Live Tokyo 2023 質疑応答(後半)
    • 動画検索について(2:32
    • AI を使った高品質コンテンツ(5:40
    • 検索の仕組み解説マンガは誰が描いたのか(24:17
    • SEO 専門家は AI をどのように使うべきか(25:57
  • ページがインデックスされない(28:34
  • サイトを統合する場合のリダイレクト(29:34
  • ニュースサイト向け SEO ベストプラクティス(30:36
  • 複数ドメインに同一のサイト名を表示させる(32:08
  • ajax スクロールイベントの処理(33:11
  • 階層の深さとクロールされやすさの関係(34:38
  • 低品質被リンクを大量に付けてくるスパム攻撃(36:42
  • 正規化に関する問題の修正(39:21
  • サイトマップの ping エンドポイント(41:13
  • robots.txt とリダイレクト(42:21
  • 構造化データはデスクトップ?モバイル?(43:17

タイムスタンプには、直接その場面から視聴できるようにリンクを設定してある。興味をもった質問の回答だけ聞いてもいいし、全体を通しで視聴するのもいい。

★★★★★
  • すべてのWeb担当者 必見!

SEOに有利なリダイレクトは301? 302?
どちらでもOK (Google Search Central on YouTube) 海外情報

ジョン・ミューラー氏が語るSEOショート動画の投稿頻度をグーグル検索チームは増やしている。

今回のショート動画のテーマは、「リダイレクト」だ(前回紹介したショート動画のテーマは「ユーザーと競合を知ることの重要性」だった)。

301または302、どちらを選択すればPageRankを最大化できるでしょうか?

良い知らせは、どちらでもいいということです。技術的に正しいリダイレクトタイプを使用してください。307または308のリダイレクトでも構いません。検索エンジンは大昔からリダイレクトをうまく取り扱ってきました。

SEO専門家が「302リダイレクトは使うべきではない」と言っていたら、この動画を紹介してください。

もっと詳しく知りたい場合は、その他のビデオやHTTPステータスコードに関するドキュメントをチェックしてください。

301リダイレクトと302リダイレクトは技術的には異なり、使うべき状況も異なる。しかしながら、グーグル検索においては、302を含む300番台のHTTPステータスコードは、最終的にはすべて301と同じ処理になる。処理の完了にかかる時間を気にかけないのであれば、どのリダイレクトを選んでも最後は同じにようになる(それでも、SEO上級者を目指すなら技術的にふさわしいリダイレクトを選んでほしいとは思うが)。

HTTPステータスコードのグーグルの扱いを解説している技術ドキュメントはこちらだ。

★★★☆☆
  • ホントにSEOを極めたい人だけ
  • 技術がわかる人に伝えましょう

304ステータスコートで起こりうる悪夢のようなトラブル
頭の片隅には入れておきたい (Gary Illyes on LinkedIn) 海外情報

HTTPステータスコードに関するトピックをもう1つ紹介する。こちらは、グーグルのゲイリー・イリース氏がリンクトインに投稿したものだ。304 Not Modifiedで起こりうるトラブルについて、イリース氏が注意喚起した。

※筆者補足: 304は、リクエストされたリソースを再送する必要がないことを示すHTTPステータスコード。クライアント(ブラウザ)のキャッシュが最新のものであることを通知する。ネットワーク経由でサーバーからリソースをダウンロードしないので、通信量の削減やページ表示速度の向上が見込まれる。

HTTP 304 (not modified) は、最後にクロールした時点からコンテンツが変更されていないことをクローラに知らせるのに非常に便利だが、壊滅的な結果を招くこともある

次のように起こる:

  1. クローラがURLをリクエストする

  2. サーバーが何らかのエラーに遭遇し、200 (OK) のHTTPステータスコードとともに空のページを返す

  3. クローラは、これを一時的な軽微なエラーとみなし、検証のため再クロールをスケジュールする

  4. (実際には提供されなかったが)コンテンツが変更されていないため、サーバーは304を返す(RFC 9110が定めるとおりコンテンツは返さない)

  5. クローラはエラーが続くと「学習」し、再クロールしなくなる(最終的にはするが、息を殺して待つのはおすすめしない)。

このようなことが本当に起こるのだろうか? たしかに起こる。

頻繁に起こるのか? そうではない。

だとしても、デバッグは悪夢のように面倒なので、頭の片隅に入れておく価値はある。

「一時的な軽微なエラー」とみなして再リクエストする場合は、さすがにグーグルもIf-None-MatchIf-Modified-Sinceを送信していないだろう。しかし、そうした状況ではないレアケースで、実際にこうした問題が起きているようだ。

304は、HTTPサーバーでキャッシュ関係の設定をしていれば当たり前のようにHTTPサーバーが返しているレスポンスコードだ。この情報に対して「こういう対処をすればOK」という明確な解決策はないが、こういうケースがあり得ることは認識しておこう。

★★★☆☆
  • ホントにSEOを極めたい人だけ
  • 技術がわかる人に伝えましょう

Googleマップは、対象の場所で撮影した写真や動画の関連性を高く評価する
経験則が裏付けられた (マップのユーザー作成コンテンツに関するポリシー) 国内情報

Googleマップにメディアを投稿する際のヒントを説明するヘルプページにセクションが増えた。コンテンツと形式に関するヒントだ。

  • 自分で撮影したメディアを使用する。自身のカメラで場所を撮影したメディアをアップロードします。スクリーンショット、ストックフォト、GIF、コラージュ、過度に編集または加工された写真、他者が作成した画像は使用しないでください。

  • 投稿先の場所でメディアを作成する。投稿対象の場所で写真や動画を作成すると、関連性を高めることができます。

  • 場所をメインの被写体とする。コンテンツの主なテーマは、その場所である必要があります。場所以外のものが中心となっているメディア(自分または複数の人物がメインの被写体となっている自撮り写真など)は、他のユーザーが行き先を決める際の参考にはなりません。

ローカルSEO専門家の長谷川翔一は次のようにコメントしている。

特に「投稿対象の場所で写真や動画を作成すると、関連性を高めることができます」という部分は、経験則からそうだろうとは感じていたが、明文化されたとのことだ。

メディアはビジネスオーナーも投稿できる。追加されたヒントを参考にして、Googleマップでの自社ビジネスのプロモーションに役立てよう。

★★★★☆
  • ローカルSEOがんばってる人用(ふつうの人は気にしなくていい)

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