著者それぞれ専用の紹介ページを作るべき4つの理由
グーグル検索SEO情報②
著者それぞれ専用の紹介ページを作るべき4つの理由
理にかなっている (Lily Ray on Twitter) 海外情報
米国の腕利きSEOコンサルタントであるリリー・レイ氏が、コンテンツ著者それぞれに個別の紹介ページを作成するように勧めている。以前は、著者全員をまとめたページでも個別ページでもどちらでも構わないという考えだったのだが、最近は考えが変わったそうだ。
個別紹介ページを作るべき理由は次の4つだ:
著者についての検索需要がたまたま発生したなら、専用ページがあれば著者の名前の検索結果で競い合うチャンスがある。著者名での検索需要がないとしても、いつか検索が増えたときにそのページがあれば検索結果に出てくる。
著者の名前で検索したときに、検索結果にいろいろなサイトの著者紹介ページが出ていて自分の専門性を示す状態になっていれば、著者は喜ぶはず。また、望まない検索結果を下に押しやることにも役立つ。
著者紹介はしっかりとしたものでなければならず、そこに記載する価値のある内容は多々ある。そうした情報をコンテンツページの著者紹介欄に詰め込むと、ページ内のコンテンツとは無関係な情報を追加することになるし、同じ筆者によるコンテンツすべてで重複が起こる。こうした状況は良いとは言えない。
(特定のトピックにおいては)サイトの著者の評判を調査するようにグーグルは検索品質評価者に頼んでいる。見つけやすくしたほうがいいに決まっている。
4つとも理にかなっている。著者個別の紹介ページの作成を筆者も推奨する。
If there happens to be search demand for your authors, having a dedicated page means you have the chance to compete for their name in the search results.
— Lily Ray 😏 (@lilyraynyc) January 24, 2023
If there isn't search demand for your authors, maybe there will be one day, and your page will be there.
Authors will probably like the fact that the "brand SERP" for their name is occupied by results showing their expertise, like author bio pages across different sites. It also helps push down anything else they might not want there.
— Lily Ray 😏 (@lilyraynyc) January 24, 2023
Author bios should be robust, and there's always more you can add to them. If you're cramming that content into a bio on the article page, you're adding irrelevant content to that page and duplicating it everywhere the author's name appears... not great.
— Lily Ray 😏 (@lilyraynyc) January 24, 2023
Google asks search quality raters to research the reputation of the authors of a site (for certain topics).
— Lily Ray 😏 (@lilyraynyc) January 24, 2023
Why not make it easy on them?
- すべてのWeb担当者 必見!
【注意】サイトのデザイン変更は検索順位の変化を引き起こすことがある
重要なHTML構成の変更を伴うため (Gary Illyes on LinkedIn) 海外情報
サイトをリニューアルするとランキングに悪影響を及ぼすことがある。
グーグルのゲイリー・イリェーシュ氏が、リンクトインでこのように注意喚起した。
その理由を次のように説明している:
コンテンツの意味を理解するために、何よりも、ページのHTMLを検索エンジンは利用する。たとえば、次のような操作はHTMLの読み取り結果を変更する:
- 段落を分ける
- (見出しを)CSSでスタイル化したいのでhタグを削除する
- 改行タグを追加する(特に、中国語・日本語・韓国語でよくある)
こうした類の変更はクローラーによるページ内容の解釈に影響し、結果として検索順位が変わってしまうかもしれない
多くの場合リニューアルは、見た目の変更だけにとどまらないだろう。次に挙げるような要素が変わることも往々にしてありうる:
- タイトル
- 画像
- 内部リンク
- URL構造
- 表示速度
グーグルは、ページを評価する際にこうした要素を利用することがある。1つひとつを見れば、ランキングに与える影響があったとしても微々たるものかもしれない。しかしサイト全体で変更したならば、目に見える変化を引き起こす可能性がある(順位が必ずしも下がるとは限らず、改善された結果上がることもありうる)。
なお、サイトのリニューアルがランキングにも影響を与えうることは、イリェーシュ氏と同じくチューリッヒオフィスを拠点にしているジョン・ミューラーも過去に注意喚起している。読み直すといい。
- すべてのWeb担当者 必見!
英アディダスのフッターリンクはSEOスパムチック
スパムポリシー違反のキーワードの乱用に見える (Kieron Hughes on Twitter) 海外情報
次の画面キャプチャを見てほしい:
スポーツ用品を手がけるアディダスの英国サイトのフッターエリアにある内部リンクだ(カテゴリ系のページテンプレートで確認できる)。整然と並んでいるように見えるが、見ようによってはグーグルがスパムポリシーで禁止しているキーワードの乱用に思える。同じワードを何度も繰り返しているし、上位表示を狙っていそうなアンカーテキストばかりだ。
英アディダスのウェブ担当者がどういった意図でこのようなフッターリンクを設置しているのかはわからない。もしかしたら、ユーザー利便のために設置しているナビゲーションヒントなのかもしれない。
それでも、もし筆者が関係者であれば直ちにこれを撤去させるだろう。スパム判定されて手動の対策を受けるリスクがあるからだ。
- SEOがんばってる人用(ふつうの人は気にしなくていい)
2023年1月の2回目のオフィスアワー: 品質評価ガイドラインのアップデート、リニューアル後のサイトが検索されない、URL変更後の対処など
気になる質問はあるか? (グーグル ポリシー オフィスアワー on YouTube) 国内情報
2023年1月の2回目のグーグルポリシーオフィスアワーを金谷氏と小川氏が開催した。両氏が回答した質問は次のとおりだ:
今回のQ&Aは特別なものではなく一般的なトピックだったと筆者は感じたのだが、みなさんはどうだろうか? 気になる質問があればもちろん回答を確認してほしい。質問の場所から再生が始まるようにタイムラインにリンクを設定してある。通しで視聴できるように動画も埋め込んでもおく。
グーグル検索とパブリッシャーポリシーについて疑問があれば質問フォームから送信しておこう。次回以降のオフィスアワーで回答してもらえる。
- SEOがんばってる人用(ふつうの人は気にしなくていい)
Googleマップに投稿できなくなった!? どうして?
制限がかけられたのかも (マップユーザーの投稿コンテンツに関するポリシー ヘルプ) 国内情報
Googleマップでの投稿の制限に関するヘルプ記事が新たに公開された。
Googleマップには、レビューや写真をユーザーが投稿できる。だがグーグルの判断により、その場所への投稿に制限がかかる場合がある。そうした状況を説明するためのヘルプ記事だ。
制限には大きく分けて次の4種類がある:
- 短期的な制限
- 長期的な制限
- 部分的な制限と完全な制限
- 投稿がない、または古い投稿しかない場所
ローカルSEOでは、ユーザーが投稿するレビューや写真は非常に重要だ。もし万が一投稿を受け付けない状況が発生してしまったとしたら、こうした制限にひっかかっていないか確認するといい。
- ローカルSEOがんばってる人用(ふつうの人は気にしなくていい)
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