【漫画】デジマはつらいよ シーズン2

キャリアアップに大事なのは「自分の北極星」 5年後のキャリアイメージなんてザックリでいいのよ!/【漫画】デジマはつらいよ2・第2話

マンガ新連載! 「もっと成長したい!」と悩むECディレクター・ユミに、瞳は2つのアドバイスを送った。
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前回のあらすじ!

大手化粧品会社のECディレクター・北原ユミは、自分をもっと成長させるために、そのまま社内で実績を積むべきか、転職して厳しい環境に身を置くべきか悩んでいた。そんなある日、ユミは、京極虎の営む「BARデジマ」で、伝説のWebマーケター三立瞳に出会った。

…
どうも
「Webマーケッター瞳」で
おなじみ
三立(ルビ:みた) 瞳です
…
どうかした?
なにか
私の知っている
瞳さんと
違うような…
そっくりさん?
漫画家が
違うからよっ
ほっ
本題に戻りましょう
現状を変えるために
転職しようか
迷っているのね?
はい…
ユミさんは
将来の夢とか
あるの?
夢ですか
え
あ
その…
今後の
キャリアについて
たまに聞かれることも
ありますが
明確なイメージが
持てなくて
あなたに
必要なのは…
「北極星」と
「コネクティング・
ザ・ドッツ」ね
え?
ちょっと
質問を変えようか…
ユミさんは
「いつか
こうなりたい」
みたいな
漠然とした
イメージとか
憧れみたいの
ってある?
正直
現実離れして
お話し
するのも
恥ずかしいの
ですが
いつか日本を代表する
マーケターの1人と
呼ばれるような
存在に…なりたいです
いい夢ね
それを
「北極星」に
しましょう
北極星
…?
Appleの
創業者
スティーブ・ジョブズが
晩年
スタンフォード大学で
行った
伝説のスピーチに
コネクティング・ザ・ドッツという
言葉があるの
すごく簡単に言うと
過去の経験が
思いもよらないことに
活かせる状況を表した
言葉なの
今目の前にある
楽しいと感じることに
全力で
取り組んでいると
いつの間にか
次の興味の扉が開く
成功したのちに
振り返ってみると
「今まで夢中になって
取り組んできたこと」が
全ては必然として
今に繋がっていたことに
気づく
北極星は
どう関係
するんですか?
ここからは
私の持論
なんだけど
北極星って
北半球のどこから見ても
いつも同じ位置に
見えるじゃない
いつか
こうなりたい
っていう夢は
北極星のように
自分の
大きな目的として
常に意識している
ことが大事
大きな目的—
その上で
とにかく
目の前のことに
夢中で
取り組む
すると…不思議と
その方向に向かって
ステップアップを
していくことが
できると思うの
よく
人生のゴールを
決めて
そこから逆算して
人生の計画を
立てた方がいい
って言うけど
私はそう
思わないわ
それどころか…
5年後の
キャリアイメージなんて
どうでも
いいと思うのよね
言うねぇ
私も無我夢中で
やってたら
「Webマーケッター瞳」も
いつのまにかシーズン5まで
続いてましたからね
今の仕事
楽しいん
でしょう?
はい
じゃあとにかく
今を
楽しむこと!
楽しいのなら
今取り組んでいることは
きっと間違ってない
はずだから
もし いつか
今の取り組みに
飽きたら
そのときに次を
考えれば
いいんじゃない
そうですね
あと…現状の
不満や焦り…
マイナスの感情だけに
とらわれた転職は
失敗しやすいかも
しれないわ
夢中になれることが
転職先にあるかの
見極めが大事よ
これまで
やってきたことが
間違ってない
ってわかったんで
すっきりした
顔に
なったな
最後に
僕からも一つ
いいかな?
え
マーケターとして
一流に
なりたいなら
常に
「マーケティングとは
何か?」
という
問いに対して
自分なりの答えを
求め続けろ
おぉ!!
マーケティング
とは何か?
…ですか
そうだ
本質を追求し
続けることが
君を成長
させてくれる!
答えは
あるんですか?
きっと
ない!
ええっ
それでも
追求し
続けるんだ
日本一に
なりたいん
だろ
はっ
はい!
ならば
マーケティングの本質と
北極星を…
追求!!
追求!!
追求ぅううう!!!
わっ…!
わかりましたよっ
結局 瞳さんの
アドバイスを受けて
転職は見送りました
当分は
今の仕事を
やりきります
焦らずに
自分のペースで
その先に何が
待っているか
今からワクワクです
俺の
アドバイスは
活きてるかぁ!?
考えて
ますからっ

第3回に続く

第1話・第2話のまとめコラム:自己の成長をどうデザインするか?(中澤伸也)

こんにちは、「デジマはつらいよ」原案者の中澤です。

1月からいよいよシーズン2がスタートしました! これもいつも購読してくださっている読者の皆様のおかげです、ありがとうございます。

デジマはつらいよ シーズン1」では、マーケターが身につけておくべき本質的なスキルセット(ベーススキル)について、漫画を通してお伝えしました。「スキルセット」についてはWeb担のセミナーでも講演し、以下の記事にまとまっています。

シーズン2でも「トレンドに左右されない本質的に役に立つことを伝える」というスタンスは変えませんが、より幅広いテーマについて扱っていきます。

記念すべき第1回(第1話+第2話)は、あの伝説のマーケティング漫画「Webマーケッター瞳」とコラボし、マーケターのキャリアについて考えてみました。

コネクティング・ザ・ドッツと北極星

今回のお話における重要なキーワードは、「コネクティング・ザ・ドッツ」と「北極星」の2つです。漫画では誌面上の制約から、(瞳と虎が)詳細には語らなかった部分もあるので、ここで少し補足的な説明をします。

「コネクティング・ザ・ドッツ」とは「点と点をつなげる」です。マンガでも紹介したスティーブ・ジョブズの「2005年スタンフォード大学卒業式辞」を抜粋・要約してみます。

  • いま取り組んでいることが将来何につながるかは、あらかじめ予見できない
  • 重要なのは、目の前のことに夢中になって取り組むことだ
  • それらの点(取り組んだこと)は、後になって振り返れば必然的な線となってつながっていたことに気づく
  • だからすべての経験は、将来何らかの形でつながると信じることだ
  • 過去にとらわれず、未来を恐れず、いまを生きろ

ジョブズが何を伝えたかったのか。中澤的に解釈するとすれば、「その時々で夢中になり、のめり込んで会得したものは、結果としてあとで必ず役に立つ。だからとにかく、将来のことなど気にせず、いまを全力で生きなさい」となります。

人生においては、「いま自分がやっていることは果たして将来役に立つのだろうか? キャリアにとって意味があるのだろうか?」と悩むことも多いかと思います。

こうした悩みに対して、よくあるアドバイスとしては、「不安を打ち消すために人生計画を立てよう」「ゴールから逆算して自分のキャリアロードマップを描こう」などがあります。ただ、個人的にはあまりこの方法はオススメしません。なぜならば、「自分の可能性」そのものを狭めてしまうかもしれないからです。

ロードマップが描けるということは、ある程度可能性がある、筋道が見える範囲でゴールを設定してしまっているということです。「いまの自分」が描くゴールは、本当に自分が到達したいゴールでしょうか?

コーチングの理論では、ゴールとは「その状態に達したときに心からワクワクできるか」が重要な指針であり、可能か不可能かは考えないことが大事とされています。なぜなら、ゴールがその人の可能性の幅を決めてしまう可能性が高いからです。

自分の可能性を広げるには、できるだけ「現状の延長線上にない、一見不可能と思えるような、そして自分が心からワクワクできる」ゴールを設定すること。だとすれば、ゴールはむしろ「漠然としている」方が良いのではないでしょうか?

マンガの中では、この「漠然としたゴール」のことを瞳が「北極星」と表現しています。辿り着く方法はさっぱりわからないけど、人生において常に自分の目指すべき「一点」として、同じ位置に輝き続ける星という意味です。

常に「北極星」を心のどこかに持って、とにかくいま自分が「夢中になって取り組める」ことにのめりこむ。そうすれば、いつの間にかそれが線としてつながり(コネクティング・ザ・ドッツ)、気づけば少しずつ北極星に近づいているはずです。

「夢中になれる何か」というのは、自分が「本当にやりたいこと=北極星」と自然にリンクしているのです。

夢中になることを工夫する

とはいえ、現実では多くの場合、さまざまな制約条件から、自分があまり夢中になれない仕事もやらざるをえません。また「そもそも自分が夢中になれることがわからない」という人もいるでしょう。

夢中になれることが明確でありながら、いまの仕事とマッチしないのであれば、転職するというのも選択肢の一つではあります。ただそれには大きなリスクも伴います。

なので、ぜひ一つ試してみていただきたいのは、いまの仕事の中で「夢中になれる要素はないか?」探してみることです。「自分にとって面白くなるような、夢中になれるような工夫はできないか?」と考えてみてほしいのです。

自分の話で恐縮なのですが、高校生時代、レストランでデザートを作るアルバイトをしていたときのこと。仕事がとにかくつまらなくて仕方なかったのですが、ある時、「メニューの写真にどこまで近づけられるか」と「最短何秒でストロベリーパフェを作れるか」というチャレンジをするようになりました。それからはその達成に夢中になり、いつの間にかその仕事が大好きになっていたのです。

どのような仕事であっても、「夢中になる工夫」を行う余地というのは意外にたくさんあるものです。もちろん、それが将来何の役に立つのか?なんてことは脇に置いておきましょう。考えた瞬間に心が醒めてしまいますので。

将来のことなんて誰もわからない、いまを夢中に生きましょう

ジョブズも言っていますが、自己の成長をデザインするにおいて重要なのは、とにかくいま夢中になって真剣に取り組むこと。そしてそこから何かが会得できたと感じるまでのめり込むことです。適当に、何となくやっていたのでは、残念ながら何も得られません。

ぶっちゃけ私自身の人生も完全に「行き当たりばったり」。その時その時に「面白そう! やってみたい!」と思ったことに夢中で取り組んできただけで、戦略などまったく考えずにキャリアを歩んできました。当然ながら、25歳の頃の自分には、このようなマンガの原案を書くことになろうとは想像もできませんでした。もしその当時、人生設計図を描いてそのとおりに歩んでいたとしたら、今の自分は存在しなかったでしょう。

読者の皆様のマーケター人生に、何らかのヒントとなれば幸いです。

◇◇◇

マーケティング支援企業のReproでCMOをやっています。Noteで定期的に情報発信をしているので、興味ある方はそちらも見てみてください。

「デジマつらいよ」シーズン1はこちら→

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