[マーケターコラム] Half Empty? Half Full?

全部見せます! マーケターの成長を加速させるヤプリの「1on1」

マーケターコラム、今回はヤプリの島袋孝一さん。リモートワーク時代に必要なコミュニケーション「1on1 ミーティング」について。
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会社に長く務めていれば、部下を持ち、チームを率いるフェーズがやってきて、人材育成や人事評価に向き合う必要が出てきます。ヤプリでは、育成や評価の支援施策として、「1on1ミーティング(以下、1on1)」を導入しています。

「1on1」とは、上司と部下が1対1で定期的に(週1回~月1回)話し合うスタイルの人材育成手法で、米IT企業を中心に導入が進んでいます。日本でも2017年に『ヤフーの1on1』(本間浩輔著、ダイヤモンド社)という書籍が話題になりました。

私自身、実際に「1on1」を実施してみて、多くの企業で取り入れていくべき手法だと思いました。しかし「1on1」を受けたことのない人は、イメージがつかみにくいのではないでしょうか。そこで今回の当コラムでは、僕の部門スタッフとの「1on1」を公開します(当然、企業や個人の特秘事項には配慮した上で、です)。

今回、この公開「1on1」にお付き合いいただくのは、マーケティング本部の和田理美さんです。

株式会社ヤプリ マーケティング本部
和田理美氏
 


大学卒業後、電子部品メーカー2社にて既存営業を経験。2016年に創業期のヤプリへ5人目のセールス担当として参画。SHIBUYA109エンタテイメント、プロントコーポレーション、青山学院大学など、業種、業界を問わない50社以上の公式アプリ立ち上げに従事。拡大するセールス組織で、セールスリーダーを経て、累計100以上の公式アプリ立ち上げに携わる。2019年10月より、オフラインマーケティングに所属。企業やブランド視点の課題やニーズを引き出すヒアリング能力をセミナー企画やプレゼンに生かしつつ、一消費者としての感覚を忘れず、鋭い切り込みをいれるモデレータを目指す。憧れはさんまさん。

ポイント1:上司と部下の壁を取り去る

島袋: じゃ、「公開『1on1』」、はじめましょうか! まずは、自己紹介からお願いできますか。

和田: はい。ヤプリでの社歴は、島袋さんより長くて5年目です。私が入社した2016年当時はまさに、ヤプリ導入企業数の拡大期でした。2019年末よりマーケティング本部に異動し、オフラインチームの担当として展示会やセミナーなどの企画・運営などを行いながら、B2B事業全体の実務を勉強中です。

島袋: マーケティング部に異動してちょうど1年くらいだね。

和田: そうですね。ですけど、この3月からコロナ禍になり、オフラインの仕事はいっさいなくなりました。

島袋: そういえば、僕がヤプリに入社する前に、和田さんと面識があるんだよね。確か、音楽ライブで会ったと思うんだけど……?

和田: そうなんですよね(笑)。2018年9月にDÉ DÉ MOUSのライブに、共通の友人たちと一緒に行きましたね。

島袋: その後、僕が入社し、チームメンバーになるとは思ってもなかっただろうけど(笑)。

和田: それに、自分がマーケティング本部に異動になって、島袋さんが上司になるとは、思っていませんでしたよ(笑)。でも、セールス部にいた頃から営業同行でご一緒することもありましたし、部署が別れていても、比較的身近な印象は持っていました。

島袋さんとご一緒して、一番記憶に残っているのは、2019年のオフィス移転パーティーのときです。とにかくゲストに喜んでもらえるおもてなしをしようと、いろいろアイデア出しをしていたときに、島袋さんが「DÉ DÉ MOUSEを呼んでみるのは?」とポロっと言ったことが、自分にはまったく思いもつかないことで、ホントにびっくりしました。

そんなことしてもいいのかなって思ったけど、島袋さんが「お客様が喜んでいただけて、自分自身も楽しめることをしようよ」と言っていただいたことに背中を押されて、結果、実施できたことは、とても嬉しかったし、楽しかったです。

ポイント2:上司はつねに聞き役に徹する

島袋: セールスからマーケティング本部に異動してきて1年くらいだけど、どう?

和田: ざっくりした質問ですね(笑)。実務でやることは、当たり前ですけど、ガラッと変わりましたね。ただ、「Yappliというプロダクト・サービスの魅力を伝えていく」ということ自体は変わらないな、と思います。

その一方で、The Model型(セールスフォース・ドットコムで長年培われてきた営業活動を効率化するための仕組み、概念)の組織で、実際にマーケティングのファネルの一端を担っていることは、これまでのセールス担当には経験できなかったことです。展示会やウェビナーのプランニングを協力会社様と作り上げていくのは、とても新鮮で楽しいです。

今までYappliを知らなかった方に知ってもらう。お見合い的に会社同士の良縁を紡いでいく。Yappliを使ってアプリを導入していただくという、仕事のゴール自体は変わりませんし、セールスという経験があったことが、今のマーケティングの部署でも活きていると思っています。

島袋: そうですね。和田さんのキャリアは、今のマーケティングのメンバーにはないスキルや経験を含んでいますよね。それを踏まえて質問するけど、ヤプリを含めたBtoBスタートアップベンチャー界隈って、マーケターのキャリアやスキルにおいて、まだロールモデルと言えるものがない気がするんだけど、和田さんはどう思いますか?

和田: うちの会社のビジネス職のスタッフは、全員が経験ありの中途採用で、さまざまなバックグラウンドを持っています。当然、マーケティング本部においても、みんなキャリアやスキルはバラバラだし、それに、かなり個性的だな(笑)と思います。

社外を見渡しても、スタートアップのプロダクトやサービスは会社によっていろいろで、コミュニケーションのやり方やマーケティングの手法は異なるので、業界全体で共通するロールモデルというのは、イメージしにくいですね。

そう考えると、これから、私自身がロールモデルを作っていく、作っていかなくちゃいけないというイメージですかね。

それに、BtoBスタートアップ界隈は、セミナーやカンファレンスで登壇する人を見てもわかるとおり、まだまだ圧倒的に男性が主体というイメージです。ヤプリでも、前面に出ているのは、島袋さんや、CCO(Chief Communication Officer)兼エバンジェリストの金子(洋平)さんなど、男性ばかりという印象があります。今後、そのあたりを変えていく意味でも、私のできることはまだまだあるかな、と思っています。

ポイント3:部下のやる気を引き出す

島袋: 今後、取り組んでいきたいことって、どんなことがありますか?

和田: 自社のマーケティングの仕事を極めていくというのが第一ですが、それと併せて、お客様理解を深めていくこともやっていきたいです。

具体的には、島袋さんがやっていたような、流通小売業やメーカーのBtoCマーケティングについても、理解を深めていきたいです。そうすることで、セミナーでの発表内容や、展示会でのコミュニケーションが、より一段階深いものにすることができると思うので。

島袋: そういえば、僕がマーケティング本部に配属されたときに、「BtoCマーケティングの勉強会をしようか」と言い出したにも関わらず、いまだにしていませんね。すいません……。

和田: オフラインの展示会も、安全を考慮・対応した上で9月から再開されました。来場者数的には、従来の展示会とは異なりますが、ブースにいらっしゃる方々の熱量は、格段に上がっていると感じています。

また、この半年間、本当に数多くのオンラインセミナーを開催してきましたが、まだまだ出会えていない方々が多くいらっしゃいます。展示会のような偶発的に出会うことから始まるオフラインの場でのアプローチも、より精度を上げていきたいです。

アプリは企業とユーザーをダイレクトにつなぐものであり、今や、DXの推進においても欠かせないパーツのひとつです。特に、顧客接点に関する課題は、私たちのサービス・プロダクトで解決できることがあると思っているので、多くの企業の担当者様にそれをしっかり伝えていきたいです。

そして、Yappliを導入いただいた企業の担当者様やチームが成果を上げ、輝いていただけるようなステージを作っていきたいです。

島袋: そうだね。ヤプリを展示会やセミナーで知っていただき、導入後は弊社のイベントやウェビナーにも登壇していただきたいですね。9月からは「週刊yappli」という定期ウェビナーを和田さんと一緒にやっていますが、そちらに出ていただいてもいいかも。

和田: これまでは、金子さんと島袋さんのホストでお送りしていましたが、9月9日の配信から私と島袋さんで担当させていただいています。初めての経験ですが、楽しみながらやっていきたいと思います。

週刊yappli

島袋: 現代は「VUCAな時代」と言われています。予測不能な、前例のない時代。なので、BtoBのマーケティングの手法も、その折々の外部環境の空気を読み、お客様の立場になってプランニングをしていく必要があると思っています。僕自身も経験のないことばかりですが、一緒にいろいろなトライをしていきましょう!

和田: はい! 今日はありがとうございました。

リモートの時代こそ「1on1」を

前職の大手メーカー勤務時にも、「1on1」という名称こそありませんでしたが、1対1で上司と話し合う機会はありました。それは、部門の定例会議とは異なった役割を果たしており、今後どのように自分のキャリアを積んでいくかをしっかりと考える、とてもいい機会だったと思っています。

僕自身、まだ「1on1」の完璧なノウハウやスキルを持っているわけではありませんが、今のところは、「上司と部下」という立場はさておき、チームメンバーとの対等な対話の場として、カジュアルな形で活用しています。「1on1」で話すべきテーマやアジェンダは、何度も話す中で固めていければいいかな、と思っています。

このコラムをお読みの皆様の会社でも、リモート環境が当たり前になったことで、「ちょっといいかな」的なカジュアルな対話や雑談が減って、部下からのちょっとしたサインに気付けないなどのお悩みをお持ちの方も多いのではないかと思います。

まずは週に1回30分、それが難しければ1ヵ月に一度でもいいから、始めてみてはいかがでしょうか。

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