[マーケターコラム] Half Empty? Half Full?

総務もマーケター! ニューノーマルな働き方をノーマルにするヤプリ総務の取り組みとは?

マーケターコラム、今回はヤプリの島袋孝一さん。コロナ禍に対応するヤプリ総務のマーケター的発想やアクションについて。
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この1年、コロナ禍によって日常生活やビジネスを取り巻く環境は、大きな変化を余儀なくされました。変化の度合いこそあれ、コロナ禍以前とまったく同様の働き方をしている方はいないと思います。

「ニューノーマル」と呼ばれる環境において、マーケターが最高のパフォーマンスを発揮し続けるためには、市場や顧客のさまざまな変化にすばやく対応し、手を打たなくてはなりません。その一方で、環境に即した就労状況を維持し続ける必要もあります。

一般に「ビジネスサイド」と呼ばれるマーケティング・セールス部門で働くマーケターが適切な就労環境を維持するには、「コーポレート」と呼ばれる総務・経理・人事労務部門チームのサポートが欠かせません。

2021年年初、再び「緊急事態宣言」が出されたこともあり、ヤプリでは昨年に続き、原則在宅勤務体制へと移行しました(宣言は3/21に解除)。

コロナ禍以降、ヤプリのコーポレートチームでは、変化に対応すべく、さまざまなトライが行われています。そこで見えてきたのは、「マーケター」と形容しても遜色ないクリエイティブなコーポレートメンバーの取り組みでした。

今回は、ヤプリでコーポレートを支える一人、総務部の池内香澄さんとリモートミーティングをする機会があったので、この1年の劇的変化への対応や、昨今の取り組みについて伺いました。

マーケティング感覚を持った総務

島袋: 昨年のコロナ禍突入でフルリモートワークが始まったとき、ヤプリのコーポレートチームでもさまざまなトライがありましたね。

池内: はい。フルリモート環境で社内の人とどのようにコミュニケーションをとるのがいいのか思案して、部門を横断しての会話が減ったなぁ、と思い、日常的に社員がよく使うSlackにコミュニケーション用のチャンネルや、「雑談Zoom・池内の部屋」という場を作りました。リアルのヤプリオフィスのカフェ・ラウンジの空気感をどう再現できるかな、と思い巡らした結果でした。また、リアルで実施していた「部門シャッフルランチ」もオンライン化を実施しました。

島袋: 環境変化に強いチームですよね。

池内: 「環境変化に対応する」という意味では、市場の変化と対峙している「マーケター」と、円滑な社内コミュニケーションや、最善な就労環境を作り出そうとしている「総務」には、ある意味、共通するマーケター的要素があるかもしれません。

そもそも私は、自身を「総務」と思っていません。近江商人の「三方良し」って言葉がありますが、あの感覚です。「あらゆる立場の人、ステークホルダー同士が、最良の関係性を築くには、どうすべきか?」という意識で働いています。

社内外のコミュニケーションのあるべき姿とは

島袋: もともと変化に強いタイプだったんですか?

池内: ヤプリ入社以前に転職経験もありますが、私、ヤプリの社内でも異動経験があるんですよ。入社当時、まだ人数が少なかったころは、ビジネスサイドのインサイドセールスを担当していました。その後、コーポレートの人事や庶務を担当することになり、社員数増加や組織の形成とともに、総務の役割を担うようになってきたんです。

島袋: へぇ!知らなかった!

池内: ですが、先ほど言ったように、自身を「総務」とも思っていないので、昨年とは変わった今の環境に対し、現在もつねに「今とこの先」のヤプリ社内外のコミュニケーションのあるべき姿を探っています。そのトライの一つが「ヤプリ社内放送部」です。

島袋: 「ヤプリ社内放送部」とはどのような取り組みか、簡単に教えてください。

池内: 社内向けに、週1回、ランチタイムに30分という枠組みで、YouTubeを使って情報を配信しています。昨年の「雑談Zoom・池内の部屋」は私個人で運営していましたが、今回の「ヤプリ社内放送部」は、企画に賛同してくれた有志メンバーによって、部活的なノリで運営が始まっています。"ヤプリで働く人"にフォーカスしてインタビューするスタイルです。現在までの配信内容は、エンジニアによるプロダクト開発秘話や、昨年末の東証マザーズ上場にあたって尽力した経理チームの話、社内制度の部活の活動報告など多岐にわたります。

島袋さんがStreamYardを使って社外向けに配信しているのを見て、あれを社内でやってみたらどうだろう?と思って。

島袋: なるほど。マーケター的な冷静な現状分析ですね。確かに環境は昨年とまったく同じではありません。同じ繰り返しでよいものと、変えるべきものがありますよね。

池内: はい。もともとヤプリのSlackチャンネルには「#yappli-friend-club」という仕事とは関係のない雑談チャンネルがありましたが、テキストによるコミュニケーションだけではない空気感・カルチャーをフルリモート環境下でどう醸成していくか。そんなイメージです。「配信は週1回、ランチタイムに30分」という頻度や時間配分も絶妙だと思います。島袋さんたちと相談させていただいて、とても良かったと思っています。

島袋: この週替わり企画コンテンツ、有志メンバーの自走感がすごいですよね。「社内放送」なので、社外にお見せできないのが本当に残念です。

池内: ヤプリに入社いただければ見られますね(笑)

ニューノーマルは、ノーマルに

島袋: コロナ禍初期に「新しい生活様式」「ニューノーマル」と言われた環境は、すでに「ノーマル」になっている感覚もあります。池内さんはどのように見ていますか?

池内: そうですね。ヤプリでのコロナ禍対応は、前年や前回といった前例踏襲がない、毎日が「再構築」の連続でした。なので、日々「ノーマル」のようで「ノーマル」ではない。社外の環境が変化しているのと同様に、社内の環境も「日々まったく同じ」なんてことはない。でも、どんな環境であっても、みんなが最高のパフォーマンスを発揮できるような土壌づくり・空気づくりをしていきたいですね。

島袋: ありがとうございました。部門や役割は違いますが、企業として目指すビジョンは一緒です。これからもよろしくお願いします!

◇◇◇

マーケティング部署にいる人だけがマーケターではありません。名刺に「マーケティング部」と書かれていなくても、マーケター的発想やアクションをしている人はたくさんいます。皆さんの会社のコーポレートチームにも、マーケター的な視点で仕事をしている人はいませんか? ぜひ話を聞いてみて、考え方や取り組みを参考にしてみてください。

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