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非セキュアなページからのリンクはオーソリティやPageRankが少ない!?

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グーグル検索SEO情報②

非セキュアなページからのリンクはオーソリティやPageRankが少ない!?
HTTPでもHTTPと扱いは同じ (John on Twitter) 海外情報

こんな投稿がツイッターであった。

リンクが引き渡すオーソリティやPageRankは、安全ではないページ(HTTPページ)からのリンクの場合、安全なページ(HTTPSページ)からのリンクの場合よりも少ないのか?

この疑問をツイッター上で投票として投稿しており、投票結果は次のようなものだった(投票数は56件):

  • 少ない ―― 32%
  • そんなことはない ―― 57%
  • 場合による ―― 11%

見解を問われたグーグルのジョン・ミューラー氏は次のようにコメントしている。

オーソリティについては知らないが、HTTPページのリンクでもHTTPSページのリンクと同じように扱う。

グーグルはたしかにHTTPSをランキング要因にしている。しかし、それは検索結果に出てくるページがHTTPSの場合(ほんの少しだけ)評価が上がるというアルゴリズムだ。リンク元ページがHTTPSなのかHTTPなのかには影響しない。

また、オーソリティ(権威)そのものを測定するアルゴリズムはグーグル検索には存在しない。オーソリティは、人間のための単なる概念にすぎない。スコアで測る指標ではないので多いも少ないもないのだ。

★★☆☆☆
  • SEOがんばってる人用(ふつうの人は気にしなくていい)

トラフィックが減ったサイトからのリンクは否認すべきか?
自然なリンクなら否認の必要なし (Google Webmaster Central office-hours) 海外情報

興味深い質問が英語版オフィスアワーで出た。

検索トラフィックが減ってきたサイトからのリンクは否認したほうがいいですか?

グーグルの評価が下がってきているサイトからリンクを張られると、こちらの評価も下がるのでしょうか?

要は、「グーグルが評価を落としたサイトからリンクされていたら、こちらのサイトにもマイナスの評価が及ぶのではないか? それならば、否認したほうがいいのか」ということだ。

この質問に対してグーグルのジョン・ミューラー氏は次のように説明した。

自然に張られたリンクなら、(元サイトの)トラフィックが減ったからといって否認する必要はまったくない。何も問題ない。

リンクの否認は、手動対策を受けてどうしても取り除けないリンクがあるときに使うものだ。

ちょっとでも不安に感じるリンクがあると否認したくなる――そんなウェブ担当者はあとを絶たないようだ。質問者は完全に考えすぎだ。普通にサイト運営していれば、リンク否認が必要な状況にはならない。

★★★☆☆
  • SEOがんばってる人用(ふつうの人は気にしなくていい)

.com や .jp は正規のドメイン名で安心、.co ドメイン名は個人で取得できるから危険? そんなばかな
正規じゃないドメイン名はありません (長山一石 on ツイッター) 国内情報

ドメイン名に関する間違った情報がテレビ番組で流されたようだ。次のような説明がされていたらしい。

.com や .jp は正規のドメイン名だが、.co ドメイン名は個人で取得できるのでアクセスする際は注意が必要

この説明は正しくないと、元グーグル社員(現JADE取締役/ファウンダー)の長山氏が指摘している。

インターネットで提供されているドメイン名はすべて正規のものだ。ICANN(アイキャン)と呼ぶ組織(またはICANNが委譲した組織)がインターネット上での全ドメイン名を管理している。好き勝手にドメイン名を作成できるわけではない。

またスパム(もっと言えば犯罪)に利用されやすい傾向のドメイン名はあるが、ドメイン名だけで安全かどうかを判断することは困難だ。HTTPSも同様で、EV SSL証明書が使われていたとしても、そのサイトの運営元が詐欺的かどうかにはまったく関知していない。

ドメイン名を偽った詐欺、いわゆるフィッシングを防ぐためには、最終的には個人個人がだまされないように防御するしかない。そのためにグーグルはセーフブラウジングを提供し、Chromeでも対策している。それでも完全に防ぐことはまだできないのが現実だ。

SEOとは直接関係のない話題ではあったが、ドメイン名や安全性はウェブとは切っても切れない関係にあるので、今回取り上げた。

★★★★☆
  • すべてのネットユーザー必見!

2019年最後のオフィスアワー ―― 非技術者へのアドバイス、マークアップとペイウォールの併用、中古ドメイン名など
振り返りの特別編もあり (ウェブマスター オフィスアワー) 国内情報

2019年最後のオフィスアワーを紹介する。金谷氏とあんな氏が回答した質問は次のとおりだ(再生時間のリンクで各質問に直接ジャンプ)。

  • 非技術者へのアドバイス!(0:04:26
  • nofollow の副作用(0:09:38
  • Index API の対象範囲拡張の予定は?(0:14:30
  • ページの読み込み速度と検索順位(0:15:54
  • 何に対して力を入れてるかなど調べやすくして(0:18:25
  • 中古ドメインを使えば順位は簡単に上がるの?(0:23:55
  • 自動化されたクエリのガイドライン(0:46:38
  • しごと検索に表示されなくなった(0:54:09
  • マークアップとペイウォールの併用(0:55:36
  • 同一ドメインにファビコンを複数実装したい(0:58:02
  • 地域で有名な店舗を上位表示するために(0:58:38
  • 構造化データ複数の「Product」の実装は OK?(1:00:50
  • LazyLoad 実装時のカルーセル/タイリング(1:03:25
  • パフォーマンスレポートの対象となるサイト(1:05:10
  • BERT(1:05:55
  • Google からのクロールが急増した(1:06:15
  • Index から突然消えたり戻ったりしてる(1:08:35
  • 有料リンクと相互リンクの違い(1:09:30
  • スニペットの情報を修正したい(1:12:47
  • 2019 年ブログランキング(1:13:10

今回は、レベルの高い質問が多いように感じる。まだ視聴していない人のために録画を埋め込んでおく。

なお、「年末のご挨拶」と題した特別版オフィスアワーも別途開催された。Q&Aではなく2019年の振り返りだ。10分程度と短いので、こちらもあわせて観てもいいだろう。

★★★★★
  • すべてのWeb担当者 必見!

AMP成功事例3連発
まだの人は2020年はAMPに挑戦してみては (Google Developers Japan) 国内情報

AMPの成功事例を3記事、グーグルの開発者向けブログが2019年末に公開した。次の3つの企業の事例だ。

社名のところに、それぞれの記事へのリンクを設定してある。今年はAMPに取り組もうかと考えているなら参考にしてほしい。

★★★☆☆
  • AMPがんばってみたい人用(ふつうの人は気にしなくていい)
  • ホントにAMPを極めたい人だけ

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