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「キャッシュレスな世界が我々にもたらすもの」などFintech・ブロックチェーン・決済をテーマとした5セッション|アドテック東京2019

アドテック東京2019の見どころを紹介! 「Fintech Forum」Fintech・ブロックチェーン・決済などに関するトラックのアドバイザリーボードメンバーの打ち合わせを取材。その様子をお届けします。

マーケティングの最新事例や最新技術が得られる「アドテック東京2019」。今年は、2019年11月27日~28日に東京国際フォーラムで開催される。

今回、「Fintech Forum」Fintech・ブロックチェーン・決済などに関するトラックのアドバイザリーボードメンバーの打ち合わせを取材。打ち合わせに参加した以下2名から次のようなコメントをいただいた(打ち合わせに参加した人のみ取材を行ったため、全員とは限らない)。

「Fintech Forum」メンバーからのコメント

打ち合わせの様子
左から、石黒 不二代 氏(ネットイヤーグループ株式会社)、大地 伸和 氏(株式会社大広)
石黒氏

ブロックチェーンは、まずファイナンス業界に大きな変化をもたらす。それが、AIや認証技術と相まり、各産業の構造を変えていく。マーケティングテクノロジー、そのダイナミズムが味わえるセッションを期待している。

大地氏

技術は人々を幸せにするためにあります。企業目線のデータ分析・マーケティングの議論におちいらず、顧客が楽しく便利になるためのFintech議論を期待します。

Fintech・ブロックチェーン・決済などに関するトラック

アドテック東京2019の「Fintech Forum」のトラックは、二日目に5つのセッションが用意されている。セッションタイトルは次の通り。

  1. キャッシュレスな世界が我々にもたらすもの
  2. フィンテックの潮流がマーケターの視座を変えていく
  3. 生活者目線で考える、5年後のお金の使い方
  4. 広告×ブロックチェーン入門~活用事例から考える広告業界の未来
  5. 新時代のEコマースプラットフォーム (65min)

石黒氏、大広氏らアドバイザリーボードメンバーが各セッションで聞きたいこと、セッションに参加する人が聞きたいであろうことをまとめた「期待する内容」とセッションで語られる「キーワード」を紹介する。

公式サイトでは紹介しきれていない情報が満載なので、すでに申し込みをしている人はセッションへの期待値調整に役立ててほしい。また、まだ申し込みをしてない人は、自分に合ったセッション探しに役立っててほしい。

なお、申し込みをしたい場合は公式サイトより申し込みが可能だ。セッションによっては、無料(ビジターパス)で参加できないこともあるので、公式サイトの料金表で確認いただきたい。

「アドテック東京2019」の公式サイトで詳細を確認する

キャッシュレスな世界が我々にもたらすもの

 

アドバイザリーボードメンバーが本セッションで「期待する内容」

キャッシュレスと聞くと、QRコードを使った各種Paymentサービス事業者は今後どうなるのか?ということになりやすいが、注目すべきは、それによって得られるデータの有効活用と、顧客体験価値の変化への対応ではないか?

例えば、AmazonGOのような無人店舗は日本でも実験が進んでいる。そうした買い物体験が当たり前になったとき、マーケターに求められることはどのようなことなのかをディスカッションしたい。

本セッションの「キーワード」

  1. Paymentの変化が顧客体験の変化を創造する
「キャッシュレスな世界が我々にもたらすもの」のセッション詳細はこちらをクリック⇒

11月28日(木) [11:30-12:20]
FF1

キャッシュレスな世界が我々にもたらすもの
http://adtech-tokyo.com/ja/session/session.html?num=FF1

セッションの概要

「FinTech」の普及によって、金融のあり方が変わりつつあり、人々の暮らしや企業の活動に大きな変化をもたらしています。 キャッシュレス決済が進むと、現金決済では把握できなかった「誰が、いつ、どこで、いくら買ったか」という情報をデジタルデータとして蓄積することが可能となり、決済データの分析によって、消費者一人ひとりの興味や嗜好に合わせた、より精度の高いマーケティングができるようになります。

本セッションでは、キャッシュレスや昨今注目されている無人店舗での買い物体験が当たり前となったとき、マーケターに求められることは何か?マーケティング活動はどう変化していくのか?それらがもたらす新たな時代とその可能性を探ります。

フィンテックの潮流がマーケターの視座を変えていく

 

アドバイザリーボードメンバーが本セッションで「期待する内容」

フィンテックといってもその幅は非常に広い。フィンテックのどの分野がマーケターに大きくかかわるのかを登壇者に聞きたい。

例えば、購買行動に関するデータが以前よりも集まりやすくなることは容易に想像できるが、そうなったときにマーケターに求められるスキルはどう変化するのか? 単にデータ分析に強くなりましょう、ではなくさらに踏み込んでディスカッションしてほしい。

本セッションの「キーワード」

  1. 数年先のマーケターの活躍に大きくかかわるフィンテックはどの分野?
「フィンテックの潮流がマーケターの視座を変えていく」のセッション詳細はこちらをクリック⇒

11月28日(木) [12:35-13:25]
FF2

フィンテックの潮流がマーケターの視座を変えていく
http://adtech-tokyo.com/ja/session/session.html?num=FF2

セッションの概要

フィンテックがマーケティング活動の上で、どこでどう役に立つのか、活用の上で何に留意していくべきか、今後どうなっていくのか。そもそもなぜ重要なのか。

そんな問いに応えるべく、第一線でその実務・経営に携わる方々が語ります!初心者大歓迎!

生活者目線で考える、5年後のお金の使い方

 

アドバイザリーボードメンバーが本セッションで「期待する内容」

これから支払方法が大きく変化する。事前チャージ式が当たり前になり、財布からお金を出さずに「割り勘」することが当たり前になると、果たして人のお金の使いかに変化は生まれるのか? チャージした金額を確認しながら、ちょこちょこ使うようになるのか、それとも利便性からより多くの金額を使うようになるのか?

また「後払い決済」が人気を集める一方で、給与の前払いサービスに注目が集まるなど、行動経済学における人間の非合理的な行動というのも今後増えるのではないか?そうした予想にとどまらず、そのうえでマーケターに求めらえることを考えてほしい。

本セッションの「キーワード」

  1. 払い方の変化は使い方をどう変えるのか?
  2. 行動科学を理解することの重要性は高まるか?
「生活者目線で考える、5年後のお金の使い方」のセッション詳細はこちらをクリック⇒

11月28日(木) [13:40-14:30]
FF3

生活者目線で考える、5年後のお金の使い方
http://adtech-tokyo.com/ja/session/session.html?num=FF3

セッションの概要

キャッシュレスやブロックチェーン、フィンテックによってお金の使い方が大きく変わろうとしています。では、この変化を受けて生活者の意識や行動はどう変わっていくのでしょうか。さまざまなデータから見える現在の変化のきざしを元にして、5年後のお金の使い方・そしてそれに伴う今後のマーケティングの変化を大胆に予想していきたいと思います。各業界のキープレイヤーが集まり、生活者のお金の使い方のリアルを感じられる「切り口」や「スライド」を数多く提示する、みなさんにとってテイクアウトの多いセッションを目指したいと思います。

各業界のキープレイヤーが集まり、生活者のお金の使い方のリアルを感じられる「切り口」や「スライド」を数多く提示する、みなさんにとってテイクアウトの多いセッションを目指したいと思います。

広告×ブロックチェーン入門~活用事例から考える広告業界の未来

 

アドバイザリーボードメンバーが本セッションで「期待する内容」

この領域におけるブロックチェーン活用というと、どうしてもアドフラウド問題を解決する技術というのが先に来てしまう。もちろん、いまある大きな課題に役立てることは重要だが、解消することは同時に「無駄になっていた広告予算をどう活用するか」を意味する。

ぜひ、マイナス面が解消された後の世界。「成果を出すためのブロックチェーン活用」についても議論してほしい。

本セッションの「キーワード」

  1. 広告における攻めのブロックチェーン活用とは?
「広告×ブロックチェーン入門~活用事例から考える広告業界の未来」のセッション詳細はこちらをクリック⇒

11月28日(木) [14:45-15:35]
FF4

広告×ブロックチェーン入門~活用事例から考える広告業界の未来
http://adtech-tokyo.com/ja/session/session.html?num=FF4

セッションの概要

ブロックチェーンによって広告はどう変わっていくのか?広告主、メディア、アドテクベンダー、そして広告代理店は、どう変化しなければならないのか?

ブロックチェーンの概念と仕組みの解説、アドテク、メディア、Webサービスを中心としたブロックチェーンの活用事例の紹介を通じて、ブロックチェーンという新たなテクノロジーが広告業界をどう変えていくのか。これからの広告業界の未来について語ります。

新時代のEコマースプラットフォーム (65min)

 

アドバイザリーボードメンバーが本セッションで「期待する内容」

Amazonに代表される巨大プラットフォーマーはグローバル展開、テクノロジー投資という面でいまのところ他の追随を許さない状況にある。一方、中国では個人のインフルエンサーが影響力を持ち、大きな金額を売り上げていたりもする。

そうした流れを確認しつつ、日本においてはプラットフォームと個人のパワーバランスがどう変化すると考えているのかを聞いてみたい。

本セッションの「キーワード」

  1. 既存の巨大プラットフォームから覇権は移るのか?
「新時代のEコマースプラットフォーム (65min)」のセッション詳細はこちらをクリック⇒

11月28日(木) [15:50-16:55]
FF5

新時代のEコマースプラットフォーム (65min)
http://adtech-tokyo.com/ja/session/session.html?num=FF5

セッションの概要

20世紀の終わりに産声をあげたeコマースは、いくつかの大きなプラットフォーマーの成長とともに、直線的な成長を遂げてきました。今後も、eコマースの成長はプラットフォーマーが先導していく。―本当にそうでしょうか?

昨今のeコマースを取り巻く現象を紐解きながら、融解・多様化していく「eコマース」そして「プラットフォーム」の今を徹底議論します。

本イベントは、大きく分けると「展示会」「カンファレンス」の2要素から構成される。展示会では、約70社がブースを出展し、最新のマーケティングテクノロジーに触れることができる。カンファレンスでは、2日間で約60のセッションがあり、約250名のスピーカーが登壇する。

今年のアドテック東京では、「カンファレンス」で個別テーマをトラック毎に設けた「コンテンツコミッティー」制を導入。コミッティーは全部で8つあり、現場で活躍するマーケターにとって本当に役立つ内容は何かを考え、コミッティーのアドバイザリーボードメンバーが各トラックのセッションテーマを企画・決定していくという。

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