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「働き方改革:インクルーシブが必須な時代」などマネジメント・人材育成を考える4セッション|アドテック東京2019

アドテック東京2019の見どころを紹介! 「People Driven」働き方・マネジメント・人材育成などに関するトラックのアドバイザリーボードメンバーの打ち合わせを取材。その様子をお届けします。

マーケティングの最新事例や最新技術が得られる「アドテック東京2019」。今年は、2019年11月27日~28日に東京国際フォーラムで開催される。

今回、「People Driven」働き方・マネジメント・人材育成などに関するトラックのアドバイザリーボードメンバーの打ち合わせを取材。打ち合わせに参加した以下4名から次のようなコメントをいただいた(打ち合わせに参加した人のみ取材を行ったため、全員とは限らない)。

「People Driven」メンバーからのコメント

打ち合わせの様子
左から、味澤 将宏 氏(Twitter Japan株式会社)、木村 真琴 氏(株式会社サンリオ)、吉柳 さおり 氏(ベクトルグループ)、久保田 和昌 氏(カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社)
味澤氏

我々が直面する大きな課題、働き方改革、Inclusion & Diversity、ビジネスモデルの再考等を深くディスカッションするトラックです。自分の組織、事業を見直すきっかけとなるお薦めのトラックです。

久保田氏

視座の高いテーマ設定が多くなっているので、レイアーを上げた課題認識を持って参加されることをお薦めします。課題解決のヒントを見つけ、自分の部署/ブランドだけに留まらず企業や業界や社会を変える行動を自らが起こすようなきっかけになればと思います。

吉柳氏

働き方や会社や事業の将来性について、自主的に学ぶヒントがたくさんつまったトラックだと思います。是非前のめりでヒントをいっぱい吸収していただき、キャリアやポジションに関係なく、ご自身の所属する組織を変えていくような機会になればいいなと思っています。

木村氏

VUCAであり変革の時代においては、企業組織だけでなく個人が軸をもって日々物事に対応することが望まれます。成功事例や前例にとらわれず自分自身の行動、発言により一層磨きをかけるために必要な学びを得られることを期待しています。

働き方・マネジメント・人材育成などに関するトラック

アドテック東京2019の「People Driven」のトラックは、4つのセッションが用意されている。セッションタイトルは次の通り。

  1. 働き方改革:インクルーシブが必須な時代 (100min)
  2. マーケターのキャリアについて考える
  3. 「広告以外の儲け方」も目指すこれからのビジネス
  4. 社会課題についてマーケッターができること (100min)

味澤氏、久保田氏、吉柳氏、木村氏らアドバイザリーボードメンバーが各セッションで聞きたいこと、セッションに参加する人が聞きたいであろうことをまとめた「期待する内容」とセッションで語られる「キーワード」を紹介する。

公式サイトでは紹介しきれていない情報が満載なので、すでに申し込みをしている人はセッションへの期待値調整に役立ててほしい。また、まだ申し込みをしてない人は、自分に合ったセッション探しに役立っててほしい。

なお、申し込みをしたい場合は公式サイトより申し込みが可能だ。セッションによっては、無料(ビジターパス)で参加できないこともあるので、公式サイトの料金表で確認いただきたい。

「アドテック東京2019」の公式サイトで詳細を確認する

働き方改革:インクルーシブが必須な時代 (100min)

 

アドバイザリーボードメンバーが本セッションで「期待する内容」

これは経営課題だが、オーディエンスの多くは社員なので、マネジメント層側ではなく、社員の目線で進めたほうが役立つ。広告業界の働き方を変えるには、広告主、広告会社、メディアが一体とならないと、相互に影響しあうので難しい。そこをどう変えていくのか?特に広告主側が変えるべきことについては、臆することなく議論してほしい。

また、広告会社については、案件が発生してからという「受けの姿勢」ではなく、明らかになっている課題に積極的にかかわらないと「脱・代理店」は果たせない。当然、業界における女性の働き方の柔軟性などに関する考えについても深まるセッションを期待したい。

本セッションの「キーワード」

  1. 業界の働き方を変えるには広告主から?
「働き方改革:インクルーシブが必須な時代 (100min)」のセッション詳細はこちらをクリック⇒

11月27日(水) [11:40-13:20]
PD1

働き方改革:インクルーシブが必須な時代 (100min)
http://adtech-tokyo.com/ja/session/session.html?num=PD1

セッションの概要

comming soon...

マーケターのキャリアについて考える

 

アドバイザリーボードメンバーが本セッションで「期待する内容」

いま、「マーケター」の定義が広くなっていて、経営者の視点を持ち、ファイナンスまでカバーし、CEOなどボードが参加するミーティングも出席して話せることが求められる。特に、近年デジタルトランスフォーメーションが経営課題になり、一層距離が近づいていると感じる。

一方で、事業開発を経験しないと、経営課題としてのマーケティングはわからないともいわれる。若いうちから、そういう経験を重ねていくためにはどうすればいいのか? 社内ローテーション、転職などいろいろな切り口から考えたい。

本セッションの「キーワード」

  1. 広がるマーケターの定義と近づく経営課題との距離
「マーケターのキャリアについて考える」のセッション詳細はこちらをクリック⇒

11月27日(水) [13:50-14:40]
PD2

マーケターのキャリアについて考える
http://adtech-tokyo.com/ja/session/session.html?num=PD2

セッションの概要

comming soon...

「広告以外の儲け方」も目指すこれからのビジネス

 

アドバイザリーボードメンバーが本セッションで「期待する内容」

「もはや、コミッションでは儲けられない」、この言葉自体が陳腐化していると感じられるほど、マージンだけのビジネスは厳しくなっている。コンサルティング会社も多数この領域に入ってきている中、エージェンシーの存在意義はどこにあるのか?

ネガティブな面ばかりではなく、日本のエージェンシの強みを再確認・再発見したうえでこの先のことを議論してほしい。

本セッションの「キーワード」

  1. エージェンシーの多角化はどこまで進む?
  2. 日本型エージェンシーの強みはこの先どこで活きるのか?
「「広告以外の儲け方」も目指すこれからのビジネス」のセッション詳細はこちらをクリック⇒

11月27日(水) [14:55-15:45]
PD3

「広告以外の儲け方」も目指すこれからのビジネス
http://adtech-tokyo.com/ja/session/session.html?num=PD3

セッションの概要

マーケティングの高度化に伴い、「戦略」「クリエイティブ」「データ」を中心に広告代理店に求められる領域は急速に拡大しています。 しかしながら、従来の報酬設計や意思決定フローでは実現困難な場面も多く、仕組みの見直しが必要な変革期を迎えています。

この変革期における最前線メンバーが「顧客と代理店のこれからの関係性」「報酬設計の再定義」「代理店ならではの介在価値」をテーマに、今後どのようにして顧客価値最大化を実現していくべきかを議論します。

社会課題についてマーケッターができること (100min)

 

アドバイザリーボードメンバーが本セッションで「期待する内容」

従来、CSRは総務・IR部門が中心となって担うことが多く「活動報告がサイトにあるだけで、メディアなどで取り上げられなくてもかまわない」という会社も少なくない。しかしいまや、社会課題に真摯に向き合っていることが伝わらないと、採用、インナーそしてなにより顧客に対しても大きな影響がある。

一方で、総論賛成・各論反対でとなっていることも多く見受けられる。最終的に選ばれるブランドとなるために「数字との両立」をどう解決すべきか、考えを聞きたい。

本セッションの「キーワード」

  1. 社会的課題の解決と利益の拡大は両立できるのか?
「社会課題についてマーケッターができること (100min)」のセッション詳細はこちらをクリック⇒

11月27日(水) [16:00-17:40]
PD4

社会課題についてマーケッターができること (100min)
http://adtech-tokyo.com/ja/session/session.html?num=PD4

セッションの概要

社会課題においてマーケッターができることは何か。本セッションテーマに向き合う上で、必要なことは論じるべき「問い」を立てることである。我々チームは、議論を重ね、シンプルな2つの問いを立てた。

(1)なぜ、いま社会課題に対してマーケッターが取り組むのか?(2)社会的課題の解決と経済的価値の追求は本当に両立することができるのか?

これらの本質的な問いに真剣に対峙すべく、事業会社・プラットフォーマー・広告会社に所属するマーケッターが、どのように挑戦し続けているかを具体的な事例を交えながら討論していく。

本イベントは、大きく分けると「展示会」「カンファレンス」の2要素から構成される。展示会では、約70社がブースを出展し、最新のマーケティングテクノロジーに触れることができる。カンファレンスでは、2日間で約60のセッションがあり、約250名のスピーカーが登壇する。

今年のアドテック東京では、「カンファレンス」で個別テーマをトラック毎に設けた「コンテンツコミッティー」制を導入。コミッティーは全部で8つあり、現場で活躍するマーケターにとって本当に役立つ内容は何かを考え、コミッティーのアドバイザリーボードメンバーが各トラックのセッションテーマを企画・決定していくという。

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