ステップ・バイ・ステップで始める! 企業のInstagramマーケティング

なぜInstagramを企業が利用? その最新潮流を数字データから改めて裏付ける【第1回】

ビジネス利用が広がる「Instagram」について、SNSマーケティングでの活用方法を、企業担当者向けにやさしく解説。

本連載は、「企業のSNS担当者なら絶対押さえておきたい基礎知識」から「Instagramだからこそできる効果的な活用方法」「Instagramの最新トレンド」まで、これを読めば“明日にでもInstagramアカウント運用をスタートできる”よう、最前線のノウハウをわかりやすく解説します。

さまざまなSNSがあるなか、なぜ「Instagram」なのか?

こんにちは!(初めての方は)初めまして! コムニコの後藤 真理恵と申します。

入社して以来、SNSアカウント運用・キャンペーンなど、企業のSNSマーケティング全般をお手伝いするチームのマネージャーを務めています。あと「SNSエキスパート協会・代表理事」という肩書きもいただいております。

今月からWeb担当者Forumで、「Instagram」をテーマに連載を持たせていただくことになりました。企業のSNS担当者向けに、“明日からすぐInstagramアカウント運用をスタートできる”ノウハウを解説したいと思っていますので、よろしくお願いします。

 

初回なので、「そもそもなぜ連載のテーマが“Instagram”なのか?」から、話を始めたいと思います。

国内でのSNS人気・利用率の上昇にともない、企業によるSNSのビジネス活用も盛んになってきました。なかでも、ユーザー数・ビジネス利用する企業数がともに急増しているのが、2010年に誕生したInstagramです。

一方で、「独特の世界観・機能」をもち「トレンドの移り変わりや機能拡張のスピードが速い」Instagramを前にして、「どう始めていいかわからない」「アカウントを作っては見たものの、成果が見えない」などとお悩みのSNS担当者もいらっしゃることでしょう。

そんな読者のみなさんに寄り添いながら、Instagramアカウントの開設~運用、効果測定などをステップ・バイ・ステップで進めていけたらと思い、今回のテーマとして選びました。

日本でInstagramユーザーが急増中! 月間アクティブアカウント3300万突破

「ユーザー数が急増中」と書きましたが、具体的にいうと、日本国内の月間アクティブアカウント数の伸びがすごいのです。以下は、Facebook社が公表している数字です(なおInstagramは2012年にFacebook社に買収されています)。

【Instagramの国内月間アクティブアカウント数】
  • 2000万アカウント(2017年10月)
  • 2900万アカウント(2018年9月)
  • 3300万アカウントを突破(2019年3月)

2017年から2018年にかけては、約1年で900万アカウントの増加、拡大率145%です……。といってもイメージが湧きにくいかもしれませんね。「都道府県別人口ランキング」(2015年の国税調査より)に当てはめてみると、大阪府の人口より増えたことがわかります。「神奈川県か大阪府がもう1つ増えた」と想像してみると、インパクトが大きいですね!

【都道府県人口との比較】
  • 1位:東京都:約1351万人
  • 2位:神奈川県:約913万人
  • 1年で増えたInstagramアカウント:約900万
  • 3位:大阪府:約884万人
※2019年2月時点、編集部作成

シニア層も男性も! Instagramユーザーは多様化している

ここまでユーザーが急増した理由ですが、2017年末の流行語大賞に「インスタ映え」が選ばれたことで、一気に知名度が高まったことが、まず1つ。そして、それ以上に「Instagramが、日本人にとって魅力的なSNSである」ことが一番の理由でしょう。

「インスタを使っているのは、10代・20代の女性ばかり」と思っていませんか? 確かに、年代別では20代以下ユーザーの割合が高めですが、40代・50代のユーザー数もぐんぐん伸びているのが最近の傾向です。先ほどあげた最新調査結果では、男女比について「男性が全体の43%を占めている」(つまり女性が57%)と、Facebook社は公表しています。意外かもしれませんが、男女比はほぼ半々なんです。

ビジネス利用も広まるInstagram、日本経済にも影響

Instagramに対して、

  • おしゃれ、かわいい、かっこいい画像が簡単に作れる写真加工ツール
  • 盛った自撮りや人気のモノ・場所など、“インスタ映え”する画像を投稿するSNS
  • リア充な日々をアピールするSNS

というイメージしかない方は、今、この場で、意識を変えましょう!

この連載で説明していきますが、今やInstagramは、企業のビジネス活用・マーケティング施策の場として急拡大中です。これまでTwitterやFacebookしかアカウント運用していなかった企業も、続々とInstagramのアカウント運用を始めています。

もちろん、プラットフォーマーであるFacebook社も静観していたわけではありません。この流れをさらに加速させるため、企業がビジネス利用する際に便利な新機能をいろいろ追加したり、企業がInstagramをより活用できるような情報を発信したりしています。

たとえば、Facebook社は3月に「Instagramが日本経済に与える影響」に関する調査結果を発表しています。この内容を見れば、「うちの会社も、そろそろInstagramを始めたほうがいいんじゃないかな……」ときっと感じてもらえることでしょう!(と信じて、以下に一部を抜粋しておきます)

中小企業でInstagramをビジネス活用しているユーザーへの調査(Facebook発表資料より)

「中小企業でInstagramをビジネス活用しているユーザーへの調査」として行った、国内Instagram利用者3023人ならびに中小企業(従業員250人未満)のInstagramをビジネス活用している500人、および85人の事業主・創業者による回答は次の通り。

  • 94%が「Instagramは顧客にリーチし、エンゲージするために重要なプラットフォームである」と回答。
  • 56%が「Instagramは顧客の来店促進に役立つ」と回答。
  • 48%が「Instagramは新規顧客の獲得に役立つ」と回答。
  • 40%が、自社のウェブサイトよりもInstagramの方が会社にとって重要な存在だと考えている。
中小企業で働く女性によるビジネスに関する意識調査(Facebook発表資料より)

「中小企業で働く女性によるビジネスに関する意識調査」として行った、Instagram利用者3023人による回答(男性1523人、女性1500人。35歳未満1878人、35歳以上1145人)は次の通り。

  • 56%が「Instagramは自身のビジネスの成長にもっとも役立つプラットフォーム」と回答。
  • 57%が「Instagramは女性起業家にビジネスの機会を提供している」と回答。
若手起業家によるビジネスに関する意識調査(Facebook発表資料より)

「若手起業家によるビジネスに関する意識調査」として行った、中小企業で働く35歳以下の利用者による回答は次の通り。

  • 56%が「Instagramがビジネスの成長に役立つ」と回答。
  • 51%が「Instagramのおかげで自身のビジネスが以前よりも成長した」と回答。
  • 47%が「Instagramが自社の売り上げを伸ばす上で役立った」と回答。

「なぜInstagramが連載テーマなのか」をご理解いただけましたか? 次回は、Instagramの特長や基本機能、アカウント開設についてご紹介します。

今回のおまけ:Insta Shopping Weekend

Instagramのショッピング機能をテーマにした期間限定イベント「Insta Shopping Weekend」が、日本でも初開催。6月8日・9日に、原宿でショップがオープンしました。

編集部撮影
編集部撮影

なお、Facebook社は5月17日~19日にも、日本初のFacebookのポップアップカフェ「Facebook Cafe」を原宿でオープンしており、こちらも大盛況でした。

それから1か月も経たないうちに今度はInstagramのリアル店舗をオープンとは、本当にびっくりしました! 「ショッピング機能」の日本上陸1周年を記念したイベントだったそうですが、「多大な予算をかけて」「『原宿』という場所で行われた」この施策からも、Instagram(Facebook社)の思い描く未来・戦略を感じとることができるのではないでしょうか?

今後もこうしたリアルイベントは増えそうな予感がします。決して回し者ではありませんが(笑)、みなさんも足を運んでみませんか?

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