[若手マーケター連載] Half Empty? Half Full?

「何をするか」より「誰とするか」――私が仕事で大切と感じる3つの本質とは?

マーケターによるリレーコラム2回目はDIGIDAYの木内愛氏。メーカーからデジタルエージェンシーへの転職を通じて、大切にしている3つの本質を紹介
株式会社インフォバーン メディア部門アカウントプランナー 木内愛氏

みなさま、はじめまして、木内愛と申します。

このたび、マーケターによるリレーコラム「Half Empty? Half Full?」に参加させていただくことになりました。よろしくお願いします!

「Web担当者Forum」に登場するのは初めてなので、まずは簡単に自己紹介をさせていただきます。

メーカーからデジタルエージェンシーへ転職

私は、2010年にパナソニック電工株式会社(現パナソニック株式会社)に入社しました。国内・海外のマーケティングコミュニケーションを担当。おもに、インドやミャンマーや、タイ、台湾などのアジア地域におけるBtoB、BtoBtoCマーケティングに携わっていました。

そして、2016年10月、株式会社インフォバーンに入社。グループ会社の株式会社メディアジーンが運営するDIGIDAY[日本版](以下、DIGIDAY)というデジタルマーケティング戦略情報メディアのメニュー開発や広告・イベントのセールスを行い、グロースとファン作りに取り組んでいます。

DIGIDAYでは、単にオンラインで情報を発信するだけでなく、クローズドのカンファレンスを年に数回行い、業界をより良くするためのコミュニティづくりを強く意識しています。

またDIGIDAYとは別に、毎年7月にドイツ・ベルリンで開催される、TOA(Tech Open Air)というテクノロジー・イノベーションカンファレンスの、日本企業向けの出展メニュー作りやセールスも担当しています。

DIGIDAYにしても、TOAにしても、まだ日本において認知度は高くありませんが、すでに強力なファンがついていると確信しています。そんな、成長段階にあるブランドを、すばらしいチームメンバーとファンのみなさんと一緒に育てていく、というところに、喜びと面白さを感じながら日々仕事に取り組んでいます!

パナソニックというグループ総従業員数20万人超えの超巨大事業会社から、200人ほどのデジタルエージェンシーに転職して約1年。前職では、デジタルマーケティングを専門としていたわけではないので、この業界の変化のスピードについていくことの大変さを痛感しつつも、おもしろさも感じています。

一方、どんな仕事、どんな環境においても大切なこと、本質は変わらないなということも実感しています。私が特に大切だと感じている本質は3つあります。

大切なこと①――人にも自分にも、素直でいる

新卒で入社したパナソニックでは、毎週月曜日に、七精神(私たちの遵奉すべき精神)というものを唱えていたのですが、その中の1つに「公明正大の精神」があります。

引用

“公明正大は人間処世の大本(たいほん)にして如何に学識才能を有するも此の精神なきものは以て範とするに足らず”

つまり、ウソをつかず、人として正しく振る舞うということなのですが、パナソニックでは、広告宣伝においても、ウソをつかない、騙さない、誠実でいる、ということを徹底的に教え込まれました。

この考えは、どんな企業にとっても、誰にとっても本当に大切な考え方だと思います。

私自身も、本当にクライアント/ユーザーにとって価値がある、と胸を張って言えるものを提案したいと思っています。気持ちのこもっていない、短期的な売上だけを狙った売り込みはクライアントの心を動かさない、と身を持って感じているからです。

悪いことを隠すのはもちろん嫌いですが、本心ではないのにむりやり褒めてみたり、媚びたりするのも苦手。誰にだって良いところはあるので、褒めるときは本心で褒める。自分の気持ちに嘘をついて、自分を偽って、その結果人に好かれても、絶対に良い関係は生まれないので、自分に対しても、正直でいたいと思っています。

大切なこと②――心地よく、伝える

広告施策において、伝えたい人に、伝えたいことが、きちんと伝わっているか、というのはよく問われ、マーケターの方々が頭を悩ませていることだと思います。

これは広告施策や、プレゼンテーションの場だけではなく、普段の、クライアントや先輩・同僚とのコミュニケーションにおいてこそ、しっかりと意識すべきことだと考えています。

社会人になって間もない頃、どうしても合わない方がいました。抽象的な話し方をする方だったので、当時の私は、「言うことが曖昧すぎて、意味がわからない。こちらが説明しても通じない。とにかく合わない。」と拒絶していました。

その頃、別の先輩から、「彼はどういう意図でその発言をしていたの?」と聞かれました。私は答えられませんでした。それ以来、表面的な言葉だけを受け取るのではなく、なぜ、その発言・質問をしているのかをしっかり考えて聴くという意識を持つようになりました。

1人ひとり、持っている情報も知識も、理解の仕方も、バックグラウンドも異なる。まずは、能動的にしっかりと相手の話をきく。どんな人なのか、どんな性格で、どんな考えをしているのか、必要としている情報は何なのか……。

そして、対クライアントでも、対ユーザーでも、対同僚でも、どんな言葉で、どんな方法をとれば、ストレスなく、わかりやすく、心地よく伝わるのか、を常に考えてコミュニケーションをとるように心がけています。

大切なこと③――自分がされて嬉しいことをする

どんなことも、というわけではありませんが、基本的には、相談されたこと、お願いされたことは、断らず受け入れるように意識しています(大勢の前で話すこと以外は)。

理由は本当に単純です。自分が反対の立場だったら、お願いや相談をしたときに断られたら悲しいから。せっかく声をかけてもらったのだから、喜んでもらえるように対応したいと思うのです。

コピーをとっておいて、というような簡単なお願いでも、気軽に声をかけてもらえて嬉しいと思いますし、逆に、自分の担当領域ではない、一見むずかしそうな内容でも、「相談してくれてありがたい」と思います。無茶な相談でも、すぐに突き返すのではなく、「そういうこともある、じゃあどうやってすすめようか」とすぐに気持ちを切り替えます。

そもそも、1人でできる仕事なんて存在しないので、できる方法を考え、周囲に相談しながらやっていけば良い、と思っています。だから断る理由なんてないんです。

なにかあったとき、木内に相談してみよう、とすぐに名前があがるようになれば嬉しいなと思いますし、ゆくゆくは、社外からも指名で相談をたくさんいただけるような存在になりたいです。

まだまだ大それたことはできませんが、少しでも人に喜んでもらえたり、この人とは働きやすいなと感じてもらえるように意識して、仕事に取り組んでいきたいです。

◇◇◇

私にとっては、何をするか、よりも、誰とするか、が重要。そして、1人でできる仕事はないから、周りの人と、たとえ仕事で関わりがなくても、部門が違っても、日頃から良い関係を築いておくことが、本当に大切だと思っています。

次回からは、今取り組んでいるDIGIDAYやTOA、キャリアなど、テーマを絞って執筆していきたいと思います!

お知らせ

最後になりますが、ちょっと告知を。11月22日(火)に、リッツ・カールトン東京にて、DIGIDAY HOT TOPICというイベントを開催します。テーマは、「Data Driven & Content Marketing」。有名マーケターたちが名を連ねるとっても濃密なカンファレンスです。ぜひ、みなさんも参加してみてください。

チケットはこちらから→ http://eventregist.com/e/digiday_hot_topic_171122
※好評につき、売り切れの場合がございます。ご了承ください。

私も会場にいますので、もし見かけたら「コラム読みました!」と気軽に声をかけてください(笑)。

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