アクセス解析ツール「Pt engine(ピーティーエンジン)」が、A/Bテストツール「Optimizely(オプティマイズリー)」とシステム連携し、PtmindがOptimizelyのテクノロジー・パートナーになったことを、Ptmindが12月17日に発表した。
「Pt engine」は、Webサイトからネイティブアプリまで解析が可能なマルチデバイス・アクセス解析ツール。ユーザーのサイト内行動を、サーモグラフィのように見える化する「ヒートマップ」機能を搭載しており、現在9,000サイト以上にて利用されている。
一方「Optimizely」は、実際のサイト上でユーザーの反応を見ながらサイト改善を繰り返す「A/Bテスト」ツールとして、世界7,000社以上で利用されている。
今回のシステム連携により、Optimizelyで行われるA/Bテストに対し、それぞれのサイト改善施策に紐付いたヒートマップの分析ができるようになった。
これにより、Pt engineのヒートマップをもとに課題抽出・仮説構築を行い、その内容に基づいてOptimizelyでABテストを行い、結果をまたテストのパターンごとにヒートマップで評価できるようになった。
「Pt engine」は、無料利用が可能な「Free」のほか、計測可能イベント数などが増える「エコノミー」「ビジネス」「ファースト」、無制限の「プレミアム」が用意されている。6か月、12か月の長期契約(一括払い)により、割引が適用される。
「Optimizely」は、無料利用が可能なプランと、各社のビジネスに最適化するカスタムプランが用意されている。
参考リンク
Ptmindのニュースリリース
「Pt engine」紹介ページ
「Optimizely」紹介ページ
Web担先生と初心者君のやさしいニュース解説
そういう人は多いんだけれども、ぜひ試してほしいね。それぐらい価値があるのだから。
そうなんですか?
ユーザーは、サイト運営側が思っているよりも、短気で、注意力がなく、企業のことを知ろうとは思っていないんだ。
たとえば?
「ここに資料請求ボタンを置いておけばいいだろう」とWeb担当者が思っていても、ユーザーはまったく気づかなくてスルーしてしまったりね。
へー。
だから、可能な限り、A/Bテストをやってみるといいと思うよ。
ぼくも、やってみたくなってきました。
ただ、オプティマイズリーは、かなり日本語化されているけれども、まだ英語の部分が残っていたりするのが難点なんだよね。
それはちょっと……。
そういう人は、日本製のA/Bテストサービスもあるから、調べてみるといいよ。
※「はじめてWEB」のオリジナル版は掲載を終了しました
A/Bテストって、やったことないんですよね。