日本ネット経済新聞ダイジェスト
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ヤフー第3四半期 ショッピング流通額3.4%増 個人の出店も2月から始める考え

連日ポイントセールを実施するなど積極的な販促を実施してきたが、低成長にとどまった

ヤフーは1月29日、13年10-12月期(第3四半期)の業績を発表、「ヤフーショッピング」の流通額は前年同期比3.4%増の866億円となった。昨年10月に出店料を無料にする「eコマース革命」を発表して以降、連日ポイントセールを実施するなど積極的な販促を実施してきたが、低成長にとどまった。

昨年10月以降、メールマガジンを刷新して効果を高めたほか、ヤフートップページや「ヤフー知恵袋」などアクセス数の多いページにショッピングの広告を掲載するなど、ショッピングの流通額を高める施策を強化してきた。また、年末の需要増加に対応するため、楽天市場で実績のあるショップを優先して出店させて、流通額の拡大を図った。この結果、13年12月の月次取扱高は過去最高を達成した。ヤフーは「ショッピングの流通額は3四半期連続でマイナスとなっており、それに歯止めがかけられた」(広報)としている。

ただ、ショッピングの流通額にはアスクルと共同展開している「ロハコ」の流通額を含んでいる。「ロハコ」は昨年11月に開始し、13年10-12月期の売り上げは約30億円。これを差し引いた、出店者による流通額はマイナスになっているものと見られる。

出店者数は10年12月から約2万店で推移してきたが、無料化の影響もあり13年12月末で2万9411店舗に拡大している。出店者が増えたことで、取扱商品点数も前年12月末と比べ約30%増加した。

無料化発表後3カ月で9万件の出店申し込みがあり、今後も出店作業を進めていく。2月からは個人の出店も始める考えだ。

・Yahoo!ショッピング
http://shopping.yahoo.co.jp/

・ヤフー株式会社 会社概要
http://docs.yahoo.co.jp/info/

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※週刊『日流eコマース』は、2011年6月23日より『日本ネット経済新聞』へとリニューアルしました。

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