リッチスニペットが表示されない理由
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リッチスニペットが表示されない理由
「質」の問題か? (Google Webmaster Help Forum)
リッチスニペットが正しくマークアップできておりテストツールでは正しく表示されるのに実際の検索結果に出てこない。
こんな問題に関する2つの投稿に、グーグル社員が英語版グーグル公式ヘルプフォーラムで回答した。
ともに品質に関する問題が原因になっているようだ。
片方は、マークアップしたコンテンツがユーザーには見えないようになっており、完全なガイドライン違反だった。
もう片方は、断定はできないが、やはり品質が疑われる。グーグル社員は次のように助言した。
正しくマークアップされていても、リッチスニペットの表示をグーグルは保証しません。そのウェブサイトにリッチスニペットを出すか出さないかは、品質に関係するいくつかの指標をもとに決定します。
そしてグーグルは、検索結果に表示されるリッチスニペットの数を減らすことを、最近発表しています。これは、検索結果の品質を向上させスパムを防ぐための措置です。
正しい設定にもかかわらずリッチスニペットが表示されなかったり、それまで表示されていたリッチスニペットが突然消えてしまったりしたときは、リッチスニペットの「品質に関する問題」のヘルプをチェックしたほうがいい。またここに書かれていなくても、サイト全体の質も見られているかもしれない。
なお、グーグル社員が次のように補足していることもお伝えしておく。
品質が問題となってリッチスニペットが表示されないとしても、ランキングに悪い影響が出ることはありません。
サイト移転したら、リンクの否認はどちらのサイトで行うべき?
移転先だけでいいけど両方が無難 (SEO Blog by Dave Naylor)
301リダイレクトでサイトを移転した場合、リンクを否認するのは古いサイトに対してか、それとも新しいサイトに対してか、あるいは新旧両方のサイトに対してか?
リンクの否認ツールに関するこんな疑問を投稿した記事。明確な回答は出せていない。
実はまったく同じ質問にグーグルのジョン・ミューラー氏が、ウェブマスター向けGoogle+ハングアウトで半年以上前に答えていた。
基本的には、移転処理が完了しているなら新しいドメインの側でリンクを否認すればいい。しかし、万全を期すためには念のため新旧両方のサイトでリンクを否認するほうがいいだろうと、個人的には考える。
両方で否認したからといって悪い影響が出ることはないだろう。少し手間はかかるかもしれないが、両方で否認ファイルを送信しておくのが無難なやり方のようだ。
専用サーバーだからといって検索エンジンの評価が上がることはない
SEO都市伝説の1つ (WebmasterWorld)
約300のサイトと共有サーバーを使っている。数か月前からランキングが徐々に落ち始めた。
独自のIPアドレスを与えられた専用サーバーに乗り換えたら順位アップに効果があるだろうか?
こんな質問がWebmasterWorldフォーラムに投稿された。
「不特定多数のサイトが同居する共有サーバーよりも自分だけの専用サーバーのほうが検索エンジンの評価が高い」というのは、昔からあるSEO都市伝説の1つだ。
専用サーバーだからといってそれだけで評価が上がることは、絶対にない。合理的に考えれば明白だ。世の中の大多数のサイトは共有サーバーを使っているだろう。専用サーバーのサイトの順位を上げたとしたら不公平極まりない。
検索エンジンが検索ユーザーに提供したいのは、関連性があるウェブページ(あるいは画像や動画なの他の種類のコンテンツ)であって、専用サーバーに存在するウェブページではない。
訪問者にとってどうかという視点では、同じ共有サーバーで多大な負荷をかけるサイトが動いていたら、自分のサイトもパフォーマンスが落ちるといった恐れはある。専用サーバーなら他のサイトの影響を受けることはない。そういう問題が発生しているのならば、専用サーバーに移る意義はある。
しかし、共有サーバーか専用サーバーかの違いが、検索エンジンの評価に直接関係することは、ない。
titleタグとmeta descriptionにサイト共通の部分があっても問題ないか
一部分だけを差し替える方法は利用可能 (WebmasterWorld)
titleタグとmeta descriptionタグの記述について、こんな相談がWebmasterWorldに書き込まれた。
テンプレートを作りプログラムで一部分だけをページごとに変えて残りはすべてのページで同じでも、検索エンジンにマイナス評価を受けたりしないだろうか。
質問の内容をわかりやすく示すと、次のようなtitleタグをイメージするとわかりやすい。
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太字で示した商品名だけが異なり、残りは同じ文字だということだ。
ECサイトのようにページ数が多く、データベースと連動させてページを生成しているサイトのウェブ担当者ならば、同じような疑問を持ったことがあるかもしれない。
結論から言うと、テンプレート化して固有の部分を差し替える方法は”あり"だ。
共通する部分がtitle文字列内に占める比率がどのくらいかやページ数にもよるが、基本的には問題ないと考えていいはずだ。数十万、数百万ページもある大規模サイトで1つ1つ記述していくのは大変な労力を要するだろう。それにどうしても似かよってきてしまうことが避けられないジャンルのサイトもあるはずだ。
1つコツを挙げておくとすれば、重要なページは独自の記述に変更するといい。売上高が多い商品や検索結果で目立たせたいページなど、サイトの鍵となるページはテンプレートを使わずに手作業でカスタマイズしておく。そうすれば検索結果での訴求力を上げられるし、検索クエリへの関連性をより高められる。
SEO Japanの
掲載記事からピックアップ
今週のピックアップは2本も外部リンク施策にかかわる記事だ。
- 2014年版 SEOの計画書 – 外部リンク構築編
前回の内部最適化編とあわせて読みたい - 2014年に実現したい14点のリンクの誓い
2014年にあるべき被リンク構築の姿
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