kobo マンガ向け大容量機種「kobo glo」「kobo mini」発売 タブレット端末は未発表
楽天の子会社で電子書籍事業を行うkoboは11月1日、新しい電子ブックリーダー「kobo glo」「kobo mini」の2機種を日本市場に投入すると発表した。同日から予約を受け付け、11月15日から販売を始める。7月から開始した日本での電子書籍販売で、漫画のニーズが高かったことに対応し、漫画向けに保存容量を大きくしたのが新端末の特徴だとしている。koboはアンドロイドを搭載したタブレット端末も年内に販売する予定だが、販売時期など詳細については明らかにしなかった。
「kobo glo」はフロントライト機能を搭載し、寝室などの暗い場所でも本が読める。6インチタッチスクリーンで、解像度は758×1024。microSDカード(最大32GB)を利用することによって、約600~1500冊の漫画を保存できる。価格は税込み7980円。「kobo mini」は5インチタッチスクリーン(解像度600×800)で手のひらにも納まるサイズを実現。12月中旬に6980円(税込)で発売する。
楽天の三木谷社長は会見で「kobo gloは、日本のユーザーに人気がある漫画を読む電子ブック端末として最適化した。日本の会社が親会社だからこそ日本のニーズに合わせた商品が作れた。今後も日本のユーザーのニーズに合わせた商品開発をすることで、日本の電子ブック市場での優位性を確立したい
」と話した。
また、「koboイーブックストア」の品揃えが、10月末までに約6万5000冊に達したことも合わせて発表。「今後は、出版社の方々の協力によって1万冊などまとまった単位で増加する見通し。年内に日本語書籍20万冊を揃えるという当初の計画は遅くとも新年の早いタイミングで実現できる見通し
」(三木谷社長)としている。
・楽天<kobo>電子ブックリーダー
→ http://kobo.rakuten.co.jp/ereaders/
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