日本ネット経済新聞ダイジェスト
BookLive 電子書籍専用端末を開発。Koboやキンドル日本版と対抗 電子書籍データから端末まで一貫体制へ
現在、試作機の段階にあり、端末の仕様や販売方法、価格については今後詰める。
2012/7/26 7:00 EC/ネットショップ | 解説/ノウハウ
凸版印刷グループの電子書籍ストア事業者、BookLive(本社東京都、淡野正社長)は電子書籍専用端末を開発し、今秋に販売を開始する。専用端末は、楽天がカナダ製の「Kobo」の販売を開始したばかり。BookLiveは国内製品で差別化を図る。専用端末はアマゾンも「キンドル」日本版を準備しており、ストア事業者による競合が本格化しそうだ。
現在、試作機の段階にあり、端末の仕様や販売方法、価格については今後詰める。楽天は自社の端末を7980円で販売すると発表しており、これを意識した価格設定になりそうだ。
自社ストアで取り使う8万冊の大半が端末で購入できる。
凸版グループは、電子書籍データの制作、取次、ECストア事業、端末提供を一貫して手掛けることになる。日本国内でこれらのサービスを単独提供するのは初めて。
・電子書籍ストア BookLive!
→ http://booklive.jp/
・BookLiveのプレスリリース
→ http://booklive.co.jp/release/2012/07/041056.html
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