日本ネット経済新聞ダイジェスト
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楽天が「楽天24」事業をケンコーコムに譲渡 日用品EC市場拡大で関与弱める

日用品のEC市場が拡大し、目標に達したことから、関与を弱めていく。

楽天は11月26日、「楽天市場」で展開する水や酒、食品、洗剤など日用品をまとめて販売する「楽天24」事業を来年1月1日付でケンコーコムに譲渡すると発表した。日用品のEC化率向上を狙いに、楽天が主体となって販売を行ってきたが、日用品のEC市場が拡大し、目標に達したことから、関与を弱めていく。

「楽天24」は、日用品の販売が弱かった「楽天市場」で日用品の販売を強化するため、10年10月に始めたサービス。各店舗の対象商品をまとめて「楽天24」のサイトに掲載。消費者はそのサイト内で買い物をした商品の代金をまとめて決済でき、1度の配送で受け取れるようにすることで、単価の安い日用品を買いやすくした。

対象商品は楽天の倉庫にまとめて保管し、楽天が受注や決済、カスタマーサービス業務を代行している。

ケンコーコムもこのサービスに商品を提供している出店者の1社だったが、グループ内で業務の効率化を図るため、事業をケンコーコムに譲渡する。ケンコーコムに事業移行後も、各社からの委託販売を継続する予定で、1月1日までに各社に参加の可否を確認する予定。

ただ、「楽天24」事業を販売会社のケンコーコムが譲り受けたことで、「楽天24」に参加している通販事業者からは不満の声も聞かれる。

日用品を扱う会社は「これまでは中立な立場の楽天が仕切っていたので参加できた。ただ、事業権限がケンコーコムに移ると、当社の販売データなども全て競合であるケンコーコムのもとに管理されることになる。そのような状況では参加できない」と話す。

別の日用品EC会社は「ページデザインなどもケンコーコムが自由にできる。ケンコーコムが販売する商品の露出を増やすのは目に見えている。『楽天24』は参加各社が成長させてきたページであるにもかかわらず、一方的にケンコーコムの売り場になってしまった。とても残念だ」と話すなど、ケンコーコムに事業譲渡したことで参加企業が離れることも予想される。

・楽天24
http://24.rakuten.co.jp/

・ケンコーコムの資料
http://blog.kenko.com/company_ir/files/20131126_bunkatsu.pdf(PDF)

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