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「ベルリッツ」をエキスパートレビュー!

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最寄りの教室を探す

コースの内容を確認したので、次は最寄りの教室を探すアプローチをしたいと思う。「お近くの教室を探す」のボタンはトップページの右上あるいは、下へスクロールした場合の左側に存在しており、容易に見つけることができる(前のページにあるトップページの図の赤枠部分)。クリックして飛んだページが図1だ。

「ベルリッツ英会話教室のご案内」ページ
図1:「お近くの教室を探す」のリンク先である「ベルリッツ英会話教室のご案内」ページ

関東以外のエリアには、ページ上部にあるページ内アンカーで下に移動させるナビゲーションになっているので迷わないだろう。また地図はポインタを重ねると色が変わるクリッカブルな所に教室があるということが、容易に分かる。また地図の下にはテキストリンクも用意されている。ここでは渋谷から左下へ伸びる路線の2つ目の「溝の口」をクリックしてみる(赤枠で囲んだ部分)。表示されるのは図2だ。

ページの上部と下部それぞれに予約フォームへのリンクと電話番号の告知があり、どの位置でもアクションに結び付きそうなリンクを見せるように工夫されている

各拠点ですべての教育プログラムを提供している訳ではないので、該当の拠点で提供しているサービスをページ上部で、まず紹介している(赤枠で囲んだ部分)。図2の溝の口ランゲージセンターの場合は、一般向け、キッズ向け、ティーンズ向け、大人の英会話、GTECの5つとなっている。

ここでは少し用語に揺らぎがあるのが気になる。「レッスン」「サービス」「GTEC」といった言葉の区別は、初めてベルリッツを検討しているユーザーには分からないだろう。GTECはベネッセのオンラインテストの通称だ。それはGTECのページに行くと書いてあるので分かるが、「実施中のサービス」を見ただけでは想像もつかない。同様に、「一般向けレッスン一覧」と「大人の英会話」の区別もよく分からないだろう。

「大人の英会話」とは、前回くまなくサイトを見た我々であれば、これが50歳以上を対象にしていることだということを記憶しているかもしれないが、まずそれを記憶していることを普通求めてはいけない。ここはむしろ明確に50歳以上が対象であることを明記する表現の方がよいだろう。「プライベート向けレッスン一覧」ページの中にある表現では、「50歳からはじめる英会話」とあるので、それに合わせるというのも手だろう。

また毎度のことだが、50歳以上が見るページなら文字サイズは基本的には大きくしてほしい。右上には確かに文字サイズが可変となっているが(図3の赤枠で囲んだ部分)、それならば、デフォルトは中か大にしておいてほしい。私の環境では「小」がデフォルトで、他のページと同じだった。本当のことを言えば、サイト全体を通して、「中」の文字サイズくらいがいいと感じたのだが、サイト訪問者には若い方も多いだろうと想像できるので、そこまで要求するのは酷かもしれない。

「大人の英会話のページ」のファーストビュー
図3:「大人の英会話のページ」のファーストビュー
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