体験レッスンを申し込む
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図2の「溝の口ランゲージセンター」のページに戻って、ファーストビュー下部に表示されている、オレンジ色の「この教室で無料相談&体験レッスンを予約」ボタンを押してみる。ジャンプ先が「受講相談のお申込み」ページ(図4)だ。
このページの教室のプルダウンでは、該当の教室(今回の場合は溝の口LC)が選択済みとなって、他の項目を選択するだけになっている。
ここでは大きく3項目の入力をすればよい。
「1.ご希望の内容を選択してください」ではすべてをチェックしてみた。
「2.教室とご希望予約日時をお選びください」では第2希望まで選択可能で、適当に選択してみた。この項目の直下には、フリーダイヤルと受付可能時間が記載されていて、当日を希望することも可能だ。ファーストビュー以外でも諦めそうになった人を救う手掛かりがあり、好感できる。
「3.お客さま情報をご入力ください」では入力項目はそれほど多くはないが、学習目的や職業は聞かなくてもよいのではないか。
あとは、前回もトップページ分析のところで指摘したように、フッターにある各ページへの詳細なリンクは、サイトマップに任せてしまうべきだろう。少なくともコンバージョンを促進するための入力フォームのページで、わき道に逸れる可能性のあるリンクは少ない方がよい。
情報入力後は確認画面があって、そのまま申し込みという流れでまったく問題はなさそうだ。
資料請求ページをチェック
ちなみに「資料請求」のページもあるので、そちらも見てみた(図5)。「総合パンフレット」「英語以外の外国語」「ベルリッツ留学プログラム」の3つのパンフレットがあるのだが(赤枠で囲んだ部分)、標準でチェックが付いているのは「総合パンフレット」だけで、妥当なデフォルトの設定になっている。
「ベルリッツ」のサイト上では、申し込めるのは体験レッスンまでで、正式に受講契約をするためのページは存在していないようだ。そこで「ビジネス向け英会話レッスン一覧」のページ(図6)などのローカルナビゲーションにある「ご入学までの流れ」(赤枠で囲んだ部分)をクリックしてみる。
本契約に至るまでのプロセスは、時間を掛けて生徒さんと対話を重ねながらステップを踏んでいくということがよく分かり、好感が持てる。ステップとしては下記のようになる。
- 問い合わせ
- ベルリッツの近くの教室を訪問
- 受講相談(カウンセリング)
- 入学手続き
- オリエンテーション
- 教材の受け取り
- レッスン開始
- レッスン終了
- この記事のキーワード :
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この記事の筆者
衣袋 宏美(いぶくろ ひろみ)
1960年東京都生まれ。東京大学教養学部教養学科卒業。大手電気メーカー勤務後、日経BP社へ。調査部、インターネット視聴率センター長などを経て、2000年ネットレイティングスへ。視聴率サービスやアクセス解析サービスの立ち上げに尽力。2006年株式会社クロス・フュージョンを設立し代表取締役に。2023年活動停止。
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