編集部ブログ―池田真也

すべてが高レベルで融合したオウンドメディアの完成形、第6回「JWDA WEBデザインアワード」授賞発表

約150点の応募作品からグランプリおよび各賞の受賞発表が行われた

一般社団法人 日本WEBデザイナーズ協会(JWDA)は、第6回「JWDA WEBデザインアワード」の授賞式を4月18日に開催した。授賞式の様子はUSTREAMの「JWDA-WEB-DESIGN-AWARD6」で公開している。

JWDA WEBデザインアワードは、Webデザイナーの社会的認知向上と業界の活性化を目的にJWDAによって2005年に創設されたアワード。2005年から毎年開催を続け、第6回アワードでは、2010年11月1日から2011年1月15日の応募期間内に約150作品が応募。作品のクオリティは例年以上に高かったという。

グランプリを受賞した「チキラー島」、すべてのコンテンツが高いクオリティで融合されていると評価された。
http://www.chikinramen.jp/

応募作品の審査は、ブランディング、コンバージョンアップ、ビジネスモデルの創造などの目的に対する成果に注目し、今回初めて「グッドデザイン」「グッドアイデア」「グッドビジネス」の3つの視点で評価。一次審査と二次審査を経て、グランプリ1点、審査員賞4点、学生部門賞1点を決定した。審査の結果、第6回グランプリは日清チキンラーメンの「チキラー島」が獲得した。


受賞作品は次のとおり。

アワード受賞者による記念撮影

オウンドメディアとソーシャル連携の完成形

受賞発表後には、JWDA会長の中川直樹氏をモデレータに審査員によるアワード受賞作品の講評がパネルディスカッション形式で行われた。

パネルディスカッションの様子。写真左から、
  • JWDA会長/アンティー・ファクトリー 代表取締役社長 中川直樹氏
  • デジタルハリウッド大学 学長 工学博士 杉山知之氏
  • オールアバウト 代表取締役社長 兼 CEO 江幡哲也氏
  • ジャパン ライフデザイン システムズ 代表取締役社長 谷口正和氏
  • PAOSグループ(東京・上海)代表 中西 元男氏

グランプリ作品を受賞した「チキラー島」については、高いクオリティが各審査員から総じて評価された。グランプリ評価について、ジャパン ライフデザイン システムズの谷口氏は、「サイト内で独立したコンテンツが全体シナリオのなかでつながっていて、ラーメン1つをとっても多様な目線で見せている。従来からすると提供者の論理に陥りがちなものだが、いろいろな角度から多彩な話に組み立てており、全体のシナリオを作っている力作だと思った。コンパクトなドラマが全体で組み合わされているのもすごいことだと思う。そういう意味では、抜きん出ていた」と解説した。これを受けて、JWDA会長の中川氏も、すべてにおいて抜かりのない構成とクオリティの高さに感心したと、評価を述べている。

続いてオールアバウトの江幡氏は、「企業サイトがメディアになると言われ続けているなか、今回ソーシャルとの連結も含め、オウンドメディアの1つの形ができたのではないかと感じた。エポックメイキング的な作品として、タイミング的にも表彰するいいタイミングだった」と評価ポイントを解説した。キッズ向けサイトのチキラー島だが、実際に両親を通じて子供からのツイートが寄せられていた点など、効果につながっていることも評価のポイントだったという。

また、デジタルハリウッド大学 学長の杉山氏は、1クリエイターの立場から「作る側からすると、こういう仕事にめぐり合って全精力を傾けたい。これだけのアイデアを全部やらせてもらえると、大変だけど幸せだし、やったと感じられると思いました」とコメント。中川氏も、「アートディレクターとして仕事をしているが、ここまで手を入れるかという細かなところまで手が加えられていて、クリエイター冥利に尽きるサイトと感じた」と話した。

最後に評価を述べたPAOSグループの中西氏は、はじめに今回のアワードではオンリーワン的な作品が弱かったのが残念だ、と話したうえでグランプリ評価へと移り、「手間ひまとお金の掛かっているサイトだが、それを見せずにすべて昇華しており、無駄になっていない。本当に子供から大人までが楽しめるような、熟成度の高い作品。ネット社会になるに従い、マスコミュニケーションからマスインタラクションの時代に入ってきているのを象徴しているような作品ではないか」と話した。

さらに中西氏は、クリエイティブについて話題を移し、「我々がCIなどアイデンティティのデザインを頼まれて、表現やコミュニケーションをしなくてはならないとき、その大前提として、この会社がどうしたら期待を持って見られる企業になるかを考える。どうすればその先で憧れを持って見られる存在になれるのか。それを重ねていき、どうすれば尊敬に値する会社になるか、そのようなシナリオを描いていく」と話し、良いドライバーほど遠くを見て運転するというように、先にあるシナリオを描いていくことが作品には必要だと話した。

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