日本ネット経済新聞ダイジェスト
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ヤフーショッピング「支援ギフト便」開始 支援物資送付サービス

出店者にとっても被災者支援活動が取り組みやすくなり、支援物資の調達が広がる

ヤフー(本社東京)は3月23日、〈ヤフーショッピング〉で購入した商品を支援物資として東日本大震災の被災者に送ることができるサービス「支援ギフト便」を始めた。第1弾として〈オーガニックサイバーストア〉が販売する白米を対象品とする。手軽に支援物資を届けられる仕組みで、消費者の参加を促す。出店者にとっても被災者支援活動が取り組みやすくなり、支援物資の調達が広がると見ている。

モールに出店している店舗が被災地で必要とされる商品を「支援ギフト」として販売。利用者の代金支払いが完了すると、物資として公益社団法人などを通じて現地へ届けられる。

個人が現地に支援物資を送ることは難しい。同サービスを使えば「個人も確実に支援に参加できる」(ヤフー広報)としている。被災地が要望する物資は時期によって変化するため、ニーズに合った商品を販売していく計画。食品、バスタオル、おむつ、生理用品など生活用品のほか、文房具やランドセルなどを予定している。

参加店舗には原価での商品販売を原則とし、ヤフーの販売手数料はかからないようにする。購入された商品は指定の公益法人などを送り先にすればいいため、店舗の通常業務の範囲内で現地に物資が届く。

今後、商品数を拡大していく。現状、各店舗の販売ページでの展開となっていが、早期に特設ページを設け、ヤフーのトップページなどから集客していく。

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※週刊『日流eコマース』は、2011年6月23日より『日本ネット経済新聞』へとリニューアルしました。

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