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SEO Japanの掲載記事からピックアップ

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海外のSEO/SEM情報を日本語でピックアップ

  • グーグルインスタント検索でトラフィックは増えたのか、減ったのか?
    (Conductor Blog)

    検索キーワードの入力に合わせて検索結果を更新するグーグルインスタント検索を前回の記事でピックアップした。SEOに対する影響が盛んに議論された新しい機能である。トラフィックは導入前と比べてどのように変化したのだろうか。データを公開するサイトが出始めた。

    Conductorのデータでは、キーワードの語数に関係なく導入前後でほとんど差異は見られなかった。つまりインスタント検索によるトラフィックへの影響はない。

    キーワードの語数別の検索訪問数。緑色がGoogleインスタント検索前、オレンジ色がGoogle検索後。
    キーワードの語数別の検索訪問数。緑色がGoogleインスタント検索前、オレンジ色がGoogle検索後。
    出所:Conductor

    一方、distilledのデータでは変化があった。2語・3語での検索トラフィックが減少し、反対に4~7語、特に6語と7語の検索トラフィックが増加した。ただし変化率はどちらも1%以下である。

    キーワードの語数分布。青色がGoogleインスタント検索前、赤色がGoogle検索後
    キーワードの語数分布。青色がGoogleインスタント検索前、赤色がGoogle検索後。出所:distilled
    キーワードの語数ごとの、Googleインスタント検索前後の変化率
    キーワードの語数ごとの、Googleインスタント検索前後の変化率。出所:distilled

    Conductorとdistilledで違いが出たのは、キーワードのタイプや対象ユーザー層の違いによるものだろうか。いずれにしても「SEOは終わった」などという劇的な変化が発生することは、まずないと言えそうだ。

  • サイトの表示速度を速くすると、ホントにグーグルで良い結果になった
    (John Mueller(JohnMu) on Twitter)

    ウェブページのコードを見直してページの読み込み時間を改善したところ、Googleウェブマスターツールのレポートで確認できるクロールの統計情報がすべて改善したことをClickZが伝えている。

    この記事を見たグーグル社員のジョン・ミューラー氏は、この記事を参照して次のようにツイートした。

    サイト全体をインデックスしてもらえてない?だとしたら(この記事の)1番目の(1 日あたりのクロールされたページ数の)グラフを見るといい。遅いサイトはクロールしづらいんだ。

    たしかに、ClickZの記事のグラフを見ると、ロボットがHTMLをダウンロードするだけで10秒以上かかっていたのを0.4秒程度に改善したあとは、1日あたりのクロール数が激増している。

    またSEOgadgetは、性能の良いレンタルサーバーに乗り換えて成功した体験談を伝えている。利用していたレンタルサーバーがDOS攻撃を受けたのをきっかけにパフォーマンスの良いサーバーにサイトを移転したところ、ページの表示時間、Googlebotのクロール時のダウンロード時間、Googleウェブマスターツールでのサイトのパフォーマンスでの読み込み時間がともに短縮できたそうだ。直接関係するどうかはわからないが、検索ランキングも上昇したとのこと。

    表示時間が早いことはユーザーの利便性を向上するし、グーグルのクロールに好影響を与えるのも間違いないと言えそうだ。

  • ディレクトリ階層が浅いほうが順位が上がるのか?
    (Google Webmaster Channel on YouTube)

    「/」(スラッシュ)で区切られたURLのディレクトリ階層の数は、検索順位に影響するのか、グーグルのマット・カッツ氏がビデオで解説した。要点をまとめると次のようになる。

    • ヤフーやBingがどうかはわからないが、少なくともグーグルはディレクトリの階層の数を評価対象にしていない。
    • ディレクトリの階層の数ではなく、トップページ(通常もっともリンクが多く集まっていてPageRankが高い)からのリンクの数は、順位に影響してくる。
    • 階層は浅いほうがユーザービリティ的には好ましいと言える。
    • 「/search」や「/review」のようにカテゴリごとにディレクトリを分けるとユーザーにわかりやすい。

    SEOを意識するときは、目に見えるURLのディレクトリ階層ではなく、トップページからのリンク階層(いくつのリンクでそのページに到達できるか)を考慮しなければならない。グーグルで言えばリンクを通ってPageRankが渡る。もっとも強いであろうトップページからリンクされているページはより多くのPageRankがもらえる。反対にトップページから5つも6つもリンクを介さなければならないようなページは、外部リンクが張られていなければ、PageRankが十分に流れて来なくてクローリング頻度が低下し、インデックスされづらい状況になる。当然検索結果に出るチャンスが減る。重要なページに限れば、トップページからのリンク階層は浅いほうがいい。ディレクトリ階層は関係ない。

    ただディレクトリの階層構造が深くても問題ないとはいっても、長いURLは検索結果でのクリック率が落ちるとのデータもある。したがってカテゴリを表すディレクトリだけにするなど、ユーザーにとって意味を成す最小の数に抑えておいたほうがいいだろう。

  • リンク購入がバレた ⇒ リンク無効化 ⇒ 順位ダウン
    (Google Webmaster Central Help Forum)

    数年間トップを維持し続けていた複数のビッグキーワードでのランキングが、3位や4位、あるものは10位以下に下がってしまったウェブ担当者がグーグルの公式ヘルプフォーラムでアドバイスを求めた。

    グーグル社員のジョン・ミューラー氏が次のようにコメントした。

    あなたのサイトを見てウェブで他のサイトとどんなふうに繋がっているか調べた結果、以前のようにはリンクは評価されていないようだ。概して言うと、

    • リンク交換がされていないこと
    • リンクが売買されてないこと
    • そのほか検索順位を操作するような企みが行われていないこと

    は、私たちにとって重要なことなんだ。

    つまり順位が下がった原因は、相互リンクやリンク購入がバレてしまい、サイトに張られたリンクが無効化または評価を下げられてしまったということのようだ。

    たくさんのアドバイスが書き込まれたが、ジョン・ミューラー氏のこの返信でスレッドは集結した。親身になって原因究明に当たったフォーラムのメンバーが不憫に感じられるが、一番状況がわかっているグーグルの中の人が答えてくれるのは、やはりありがたいことだ。

  • グーグルの最新サービス情報がすべて分か「るGoogle New」
    (Google New)

    「グーグルは何をやっている会社?」と尋ねられれば、おそらく100%に近い割合で「検索」という答が返ってくるだろう。しかしグーグルは検索サービス以外にもさまざまなビジネスを展開している。検索サービスだけでも通常のウェブ検索以外の検索サービスもたくさん提供している。公式ブログは全世界でゆうに100を超えている。グーグルの最新情報を追いかけていくのは至難の業だ。

    そこでグーグルはグーグルの各プロダクトの“今”の情報を一か所で知ることができるサイトをオープンした。その名も「Google New」である。Google Newに行けばプロダクト全体、各プロダクトの最新情報を入手できる。

    筆者が残念に感じるのはRSSフィードがないことだ。更新があったかどうかの通知がもらえないので、結局定期的に訪問しなければならず存在を忘れてしまいそうだ(というより、ここでピックアップするまでアクセスしていなかった)。

  • (ちょっと一息)人面検索の恐い近未来
    (Abstruse Goose)
    iScanner

    先週はお休みをいただいたので、今週はおまけでもう1つ“おもしろい”記事(マンガ)をピックアップする。

    別ウィンドウで開いて、左から右に読み進めてほしい。

    • (男が女性をナンパして)一杯おごらせてくれないかい?
    • ピピ(モバイルデバイスを女性が操作する)
    • (女性がデバイスを男に向けると)「3D光学スキャン実行中……、顔認識を開始します……」
    • 「センターのデータベースに問い合わせ中……、照合中……」
    • (結果が出てきて)ユーザー評価:★0.5
    • ユーザーコメント:NG「感覚的に受け入れられない」/NG「ベッドで自己チュー」/NG「オンナ好きで、寝たいだけのペテン師」
    • (女性、去る)

    近い将来、実現するかもしれない。

SEO JapanSEO Japanの掲載記事からピックアップ

今週はナチュラルリンク構築の歴史とグーグルが出願したスパムを排除する仕組みの特許をピックアップする。

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