SEO Japanの掲載記事からピックアップ
海外のSEO/SEM情報を日本語でピックアップ
- HTMLとCSSの文法をまとめてチェックするツール
(W3C)W3C(WorldWideWebコンソーシアム)が、HTMLとCSS(とモバイルとフィード)に文法間違いがないか一括で検証できる「Unicorn(ユニコーン)」というツールを公開した。サイト作成時に文法エラーがないか確認するのに便利だ。
なお、このコーナーでも何度か伝えているように、文法ミスはないに越したことはないが文法エラーがあったからといってランキングにマイナスな影響を与えることは基本的にないし(終了タグを忘れてその後のコンテンツを読み取ってもらえないなどという致命的はミスは別)、反対に100点満点だからといってプラスに働くこともない。ただし文法エラーがなぜ発生していて、なぜそのままにしておくのかは把握しておこう。
- 404エラーページを301リダイレクトしてPageRankを救う裏技
(WebmasterWorld)WebmasterWorldのスレッドに上がっていた、裏技的なリンク構築方法を紹介する。手順は以下のとおりだ。
Googleウェブマスターツールで、404エラーを起こしているページを調べる。
関連していそうなページへそのページを301リダイレクトする。
外部サイトからのリンクで、存在しないページへのリンクがあった場合に、存在するページへリダイレクトすることで、せっかくもらったリンクジュースを無駄にせずに活かすことができる。すべての404ページに対して実行するのが大変な場合もあるだろうから、そんなときはリンク元のページやサイトをチェックして、質の高そうなサイトだと判断したらリダイレクトすればいい。
また、もう1つ裏技が紹介されているので紹介しておこう。PDFやWord文書に、サイトのトップページへのリンクを貼り付けておくのだ。グーグルはPDFやWord文書もインデックスして中に書かれているリンクをたどってPageRankを渡す。リンクがなければそこで終わりになってしまうが、PDFからリンクを貼ることで、他のページへPageRankが流れるのだ。
- 米グーグル、画像検索のインターフェイスを一新
(Official Google Blog)Google.comは画像検索の検索結果インターフェイスを一新した。検索結果ページには画像が敷き詰められていて、以前のように碁盤の目状に整然と並んでいない。最大1,000枚まで1ページに表示可能だ。画像にカーソルを当てると拡大する。クリックすると画像の掲載元ページに移動するが、選択した画像がリンク先ページで浮いて表示される。
日本のグーグルの画像検索は1年近く前にプレビュー機能を導入している。画像検索に限って言えばGoogle.comとGoogle.co.jpは別の検索エンジンのようだ。
ついでにグーグルのマット・カッツ氏による画像SEOのTIPSを紹介しておく。画像が何を表すかをグーグルが理解するは難しいから、グーグルが理解できる情報を与えてやるといい。具体的には、次のようなテキストで表現できるコンテンツだ。
- 画像(ファイル)のメタ情報
- 画像のタイトル
- 画像のファイル名
- 画像の周囲に書かれている文章
- 画像を置いたページのtitleタグ
- 画像を置いたページに投稿されたユーザーのコメント
※筆者注:マット・カッツ氏は触れていないが、alt属性も含まれるであろう。
- 1ページに使う言語は1つに統一すべき
(Google Webmaster Central Help Forum)グーグルのジョン・ミューラー氏によると、複数の言語を対象にしたサイトであっても1つのページ(1つのURL)で使用する言語は1種類だけにした方がいいとのことである。グーグルは、複数の言語でコンテンツが書かれていても、どの言語向けか理解して最も適切な検索結果をユーザーに返すようにするが、それでも1つの言語で書くことを推奨するそうだ。
マット・カッツ氏もビデオでまったく同じことを述べている。複数の言語でサイトを運営するときは、同じ内容であっても言語ごとに個別のページを作成しよう。グーグルは検索ユーザーの言語に合わせたページを検索結果に出してくれる。
ちなみに、言語が異なれば重複コンテンツだとみなされることはない。
SEO Japanの掲載記事からピックアップ
海外コーナーで紹介したインフォグラフィックをSEO Japanさんが実践している。研究してみよう。もう1つはリンクビルディングのお話。
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