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まずはじめに
12月2日にOverture広告の背景色が「黄色から白」になりました。おそらく「広告」と「自然検索結果」とを同位にクリックさせたい為の施策でしょう。年末に入ってYahoo!の「収益至上主義」は凄まじいほど露骨です。あまりにも露骨的過ぎて、清々しいくらいですw
この施策をとらざるを得ないほど「経営が危うい」のか?
はたまた交代した検索事業部長「志立氏の意向」なのか?
その真意は未だつかめぬままですが、ここにきてある変化がありました。「SEMアドバイザーのSEO対策ブログ」さんに、「ヤフーのスポンサーサイト背景色変更はABテスト中か?」という記事がありました。ご存知の方もいらっしゃるでしょうが、Yahoo!で検索を行うと、Overtureの背景色は先日変更のあった「白」で表示がなされます。大概はこの「白表示」なのですが、たまに以前の「黄色表示」になる時があるのです。
インデックスアップデート然り、同期のとれていないサーバーに接続した際に、以前のバージョンの広告表示がなされるのかな?と検証していると、リクエスト単位で新旧が入れ替わったりもするのです。
と言う事は「リクエスト単位」で、テストしているのではないか?といったような仮説を立ててみたのですが、冷静に考えて「Overture」のサーバーも複数あるわけで、そちらの状況によって表示が変わるという可能性もあるんですよね。
ただ、ページのデザイン・レイアウトはYahoo!のCSSで行われているわけだから、やっぱりYahoo!による変更なのではないでしょうか?
CSSソースを見てみると
Overture広告の背景色は、Yahoo!CSS「yschspns」によって設定され、以下のように記述されています。
白色:background:#FFFFFF
黄色:background:#FFF9DD
「どうしてこの様な事を行うのか?」を考えてみたいと思います。
- 単純に、批判が多かったw
- 広告のクリック率が下がった。(目立たなくなった為)
- CPCが一時的に上がってしまい、出稿控えがおきた。
おそらくこのいずれか、もしくは併用でしょう。
前述したように最近のYahoo!の「利益至上主義」からすれば、「単純に、批判が多かった」では、変更は行わないはずなので、必然的にクリック率が低下した為か、出稿控えが起きたものと考えます。
ただ、マーケッター視点だと、背景色を白に変更することでOvertureのスペックは上がると考え、出稿を増やすと思うのです。その結果、「やってはみたんだけれど、予想よりクリックされていない!むしろ、悪くなっているのではないか?」というような展開ではないかと・・・。
マクドナルド、H&Mなどに見られる、「あえて隠す戦略(ティザー戦略)」の様にはいかないのではないでしょうか?
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SEO対策レポート:http://seo.anabebe.com/
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コメント
うーん
編集部の安田です。
スルーしようかと思ったのですが、「Web担にああいった記事を出すのはどうだろう」というご意見を複数の方からいただきましたので、少しコメントしておきます。
まず、記事中に「ライター投稿サイトより抜粋」とありますが、Web担編集部がピックアップしたものではないことをお断りしておきます。記事全体がユーザー投稿です。
キーワード広告の表示デザインに関して、その決定権は媒体であるYahoo! JAPAN側にあります。
そして、大規模なトラフィックをもっているサイトでは、何らかの変更を加えるときに、まず一部のトラフィックに対して新しい変更を表示するようにして、テストするのが普通です。いわゆるA/Bテストのようなものですが、全体に対してA/Bするのではなく、全体の数%に対してだけ新しいデザインなどを表示するのですね。Amazon.co.jpなどは、常にそういったアクションを繰り返していることで有名です。
また、テストの結果その変更が全体に加わるとしても、同様に一部のトラフィックに対して以前のものを表示するように残しておくことで継続的に様子をみることもあります。
Yahoo! JAPANがどういった意図でキーワード広告の背景色を変更したのかはともかく、現時点でアクセスによってデザインが異なるのは、この記事で書かれているようなものとはまた違ったレイヤーで行われているものです。
今回は少し厳しい表現での指摘になりましたが、みなさんこれからも気軽に記事を投稿していただけるとありがたいです。はい。
アドバイスありがとうございます
確かに公のメディアに対する表現としては、ざっくばらんとし過ぎている文章でした。
以後は、意識した文章を心がけた上での、「気軽な投稿」をさせていただきます。