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再配達の削減に向け国交省が規制緩和、オフィス・商業施設などにも宅配ボックスを設置可能に

7 years 3ヶ月 ago

国土交通省は9月7日、オフィスや商業施設などを対象に、宅配ボックスの設置部分について一定の範囲内で容積率規制の対象外にすると発表した。容積率規制の対象外にすることで、オフィスや共同住宅への宅配ボックスの設置を促す。

通常国会で成立した改正建築基準法の一部が施行されることに伴い、建築基準法施行令を改正、9月25日に施行する。

宅配ボックスが容積率規制の対象に含まれると、オフィスや商業施設のスペースに余裕がない場合、宅配ボックスの設置を断念するケースがあった。こうした課題を解決するため、建物用途や設置場所に関わらず、宅配ボックスの設置部分は一定の範囲内で容積率規制の対象外にすることを決めた。

容積率規制の対象外となる条件は、宅配ボックスの設置部分の範囲が、建築物の延べ面積(床面積の合計)の100分の1まで。

共同住宅の共用の廊下と一体となった部分に宅配ボックスを設置する場合については、2017年11月に運用を明確化し、容積率規制の対象外としていた。

国土交通省の説明資料
国交省が説明する規制緩和の理由(画像は国交省の資料をキャプチャ)

2020年に再配達率13%が目標

国土交通省が実施している宅配便再配達率の定点調査によると、2018年4月度の再配達率は15.0%だった。6か月前の前回調査(2017年10月度)と比べて0.5ポイント下がった。

国土交通省が実施した2018年4月度の宅配便再配達率調査
2018年4月度の宅配便再配達率調査(都市部:東京23区で人口密度が高く単身世帯の占める割合が高い区、都市部近郊:東京都郊外の市町村で世帯人口が多いところ、地方:人口の少ない都道府県の市町村で人口密度が低く世帯人口が多いところ)

2018年1月に総合物流施策推進会議がまとめた「総合物流施策推進プログラム」では、宅配便の再配達率を2020年度に13%程度まで削減する目標を設定している

物流事業者と荷主、国による協議会を設置し、宅配ボックスの利用拡大に向けた課題整理や普及促進方策を議論することなどが明記されている。

渡部 和章

ライトプロ株式会社 代表取締役

渡部 和章(わたなべ・かずあき)

新聞社で約7年半、記者を務めた後、2015年に編集プロダクションのライトプロを設立して代表に就任。編集者兼ライターとしても活動中。

趣味は料理と漫画を読むこと。東京都在住。1983年生まれ。

渡部 和章

Chrome 69 で表示されなくなったwwwサブドメインを再び表示させる方法

7 years 3ヶ月 ago

Chrome 69 はオムニボックスに https:// のスキームに加えて、www ほか一部のサブドメインも表示しないように仕様が変更された。この記事では、URL のスキームとサブドメインを再表示する方法を説明する。

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Kenichi Suzuki

【告知】2018年9月~10月のセミナー

7 years 3ヶ月 ago
こんにちは。秘書です。 関西では台風、北海道では大地震による被害が甚大です。当地にお住まいの方は ご無事でしょうか?被災された方には心よりお見舞い申し上げます。 小川も9月28日に札幌、11月1日に富良野にて講演を予定しております。状況を見ながらの開催となると思いますが、生活を第一に、ご無理をなさらぬようお願いいたします。 ちなみに小川は社内研修なども受け付けておりますので、興味がございましたらぜひご一報ください!詳細は以下にございます。 社内勉強会・講演 | 株式会社HAPPY ANLYTICS それでは、9~10月開催の小川が登壇するセミナーをお知らせいたします。

常時HTTPS化で失敗したくない! 知って得するグーグルSEO情報×3【海外&国内SEO情報ウォッチ】

7 years 3ヶ月 ago

Web担当者Forumの連載コーナー「海外&国内SEO情報ウォッチ」を更新。いよいよサイトの常時 HTTPS 化が待ったなしになってきた。すでにグーグルの1ページ目に表示される検索結果の 90% が HTTPS だ。そこで、常時 HTTPS 化で失敗したくないあなたに、HTTPS 関連の最新情報を3つ、まとめてお届けする。

投稿 常時HTTPS化で失敗したくない! 知って得するグーグルSEO情報×3【海外&国内SEO情報ウォッチ】海外SEO情報ブログ に最初に表示されました。

Kenichi Suzuki

楽天がクルマ関連の役務サービスを強化、タイヤ取付サービスに続いて洗車・コーディングの比較・予約をスタート

7 years 3ヶ月 ago

楽天は9月5日、洗車とカーコーティングサービスの比較や来店予約を行える「楽天カーサービス(洗車・カーコーティング)」の提供を開始した。

ユーザーは専用サイト上で加盟店舗の価格やメニュー、レビューなどを閲覧し、サービスを比較した上で来店予約を行える。

サイト開設時はJXTGエネルギーが展開するENEOSサービスステーションの「Dr.Drive」458店舗を対象にサービスを開始。今後は他社も加盟店舗に加え、サービスを拡大する。

ユーザーはサイト上で郵便番号を入力するか、地域を選択すると自宅付近の対象店舗を検索できる。

楽天IDでログインし、洗車やカーコーティングを利用したユーザーには、「楽天スーパーポイント」を100円ごとに1ポイント付与する。

楽天は洗車とカーコーティングサービスの比較や来店予約を行える「楽天カーサービス(洗車・カーコーティング)」の提供を開始

「楽天カーサービス」のTOP画面(画像は編集部がキャプチャ)

2017年にはタイヤ取り付けを開始

楽天は自動車関連のサービスを強化してきた。2017年12月には、「楽天市場」で購入したタイヤの取り付けサービスを本格的に開始。「楽天市場」のショップでタイヤと一緒に「タイヤ取付チケット」を購入し、ショップに取り付け希望日時を伝えると、加盟店で取り付けサービスを受けることができるようにした。

購入したタイヤは、取り付けを行う加盟店へ直送されるため、ユーザーはタイヤを持ち込む必要がない。

タイヤの取り付けサービスは現在、「楽天カーサービス」のメニューとして提供している。

渡部 和章

ライトプロ株式会社 代表取締役

渡部 和章(わたなべ・かずあき)

新聞社で約7年半、記者を務めた後、2015年に編集プロダクションのライトプロを設立して代表に就任。編集者兼ライターとしても活動中。

趣味は料理と漫画を読むこと。東京都在住。1983年生まれ。

渡部 和章

置き配バッグ「OKIPPA」の効果/18〜64歳の56%がAmazon、楽天市場を利用【ネッ担アクセスランキング】 | 週間人気記事ランキング

7 years 3ヶ月 ago

物流系ITベンチャーのYper(イーパー)が、「OKIPPA(オキッパ)」の実証実験の結果、再配達を約43%削減できたと発表しました。「OKIPPA」は宅配荷物を玄関先などに保管する置き配バッグです。

  1. 置き配バッグを玄関に置いたら…再配達率43%削減に成功

    物流ベンチャーのYperが、アプリ連動型の置き配「OKIPPA」の実証実験を行った

    2018/9/3
  2. 「アマゾン」「楽天市場」が約4000万人で拮抗、「Yahoo!ショッピング」は2645万人【ECサイト月間利用者数】

    ニールセンデジタルが国内ECサイトの利用実態調査を実施。日本の18~64歳の人口をもとに利用者数を算出した「リーチ」は、「アマゾン」と「楽天市場」が56%、「Yahoo!ショッピング」は37%

    2018/9/5
  3. GMO-PGが「スマホアプリでコンビニ払い」ができる機能を提供

    ECサイトでの決済手段としてコンビニ払いの利用が広がっていることを受け、コンビニ払いのメニューを強化した

    2018/9/4
  4. ネット企業 vs リアル小売 vs 金融が火花を散らす! 決済競争がますます激化【ネッ担まとめ】

    ネットショップ担当者が読んでおくべき2018年8月27日〜9月2日のニュース

    2018/9/4
  5. QRコード決済の利用経験者は9%、モバイル決済は20%【スマホ決済の利用実態】

    トーマツが「QRコード決済」と「モバイル決済」の利用実態を調査した

    2018/9/5
  6. 中国EC大手「JD.com」が日本商品の調達強化・出店推進を担う「購買センター」を開設

    日本企業との円滑な業務スキームを構築し、中国人ユーザーから支持が高い日本商品の取扱商品の拡大をめざす

    2018/9/4
  7. ワコールとデサントが業務提携、ECサイトの相互送客などで協業

    経営資源を相互に活用し、商品開発やECサイトの相互リンクと送客などを行う

    2018/9/3
  8. セブン&アイの「オムニ7」」がAIを活用した問い合わせで24時間365日対応

    トランスコスモスが提供する自動応答エンジン「BEDORE(ベドア)」を採用

    2018/8/31
  9. 店頭スタッフを軸にネット通販を強化するパルのEC戦略とは

    店頭スタッフを基軸にしたWebコンテンツの充実化やオムニチャネル戦略を推進することで、自社通販サイト「パルクローゼット」および店頭への送客力を高めている

    2018/9/3
  10. スクロール360が茨城県に新物流拠点、2020年以降に物流の全国ネットワークを構築へ

    新センターの延床面積は約3万平方メートル。総額60億円を投資する

    2018/9/4

    ※期間内のPV数によるランキングです。一部のまとめ記事や殿堂入り記事はランキング集計から除外されています。

    uchiya-m

    ジーユーが試着のみの店舗を開設、気に入ったらEC購入を促す買い物体験とは?

    7 years 3ヶ月 ago

    ファストファッションを展開するジーユーは9月5日、商品サンプルのみを陳列し、顧客が試着後にECサイトで商品を購入する新型店舗を東京・原宿に出店すると発表した。オープンは2018年11月の予定。

    試着に特化し、ECに特化した店舗を展開することで新しい買い物体験を提供する。

    店舗名は「GU STYLE STUDIO」。JR原宿駅近くの商業施設「原宿クエスト」の2階に出店する。 売り場面積は約600平方メートル。

    店舗のテーマは「原宿ではじまる、あたらしいファッション体験。あなただけのスタイルを楽しもう!」。オンラインとオフラインをつなぐ次世代型店舗と位置付ける。

    ジーユーは商品サンプルのみを陳列し、顧客が試着後にECサイトで商品を購入する新型店舗を東京・原宿に出店する

    「GU STYLE STUDIO」のイメージ

    デジタル活用の店舗を展開

    ジーユーはデジタル技術を店舗に活用する取り組みを進めてきた。

    2017年9月には、モニター付きのショッピングカートなどを使った新型店「ジーユー横浜港北ノースポート・モール店」をオープン。

    RFID(近距離無線による通信技術)を付けた商品を、特殊技術を施した鏡やモニターにかざすと、その商品のコーディネートや商品レビュー、在庫情報などが表示されるようにした。

    渡部 和章

    ライトプロ株式会社 代表取締役

    渡部 和章(わたなべ・かずあき)

    新聞社で約7年半、記者を務めた後、2015年に編集プロダクションのライトプロを設立して代表に就任。編集者兼ライターとしても活動中。

    趣味は料理と漫画を読むこと。東京都在住。1983年生まれ。

    渡部 和章

    2018年9月リリースのChrome 69がHTTPSページの保護された通信ラベルを非表示に

    7 years 3ヶ月 ago

    今月(2018年9月)リリースされた Chrome 69 では、HTTPS ページのセキュリティインジケータに「保護された通信」ラベルと https:// のスキームが表示されなくなった。

    投稿 2018年9月リリースのChrome 69がHTTPSページの保護された通信ラベルを非表示に海外SEO情報ブログ に最初に表示されました。

    Kenichi Suzuki

    スマホで買って店舗で使えるデジタル「ギフト券」をゴディバジャパンが発売

    7 years 3ヶ月 ago

    チョコレートブランド「GODIVA (ゴディバ)」の輸入販売を手がけるゴディバジャパンは9月3日、スマートフォンで購入して店頭で利用できるデジタル型の「Eギフト」と、プラスチック型のギフトカード「ゴディバ ギフトカード」の販売を始めた。

    デジタル型の「Eギフト」は、LINEやメールでギフト付のメッセージカードを送るWebサービス「giftee」を通じて販売する。「Eギフト」の価格は1000円と2000円の2種類。

    デジタルギフトを贈りたい消費者は、「giftee」で贈りたい物を選択して決済した後、発行されたデジタルギフトのURLを贈りたい相手に送付。URLを受け取った人は、スマホなどの携帯端末上でURLをクリックしてデジタルギフトを表示することで、国内約200店舗にて商品と交換できる仕組み。「Eギフト」の場合、店舗にある決済端末で読み取ることで、リアルタイムに決済が可能となる。

    ゴディバジャパンはスマートフォンで購入して店頭で利用できるデジタル型の「Eギフト」と、プラスチック型のギフトカード「ゴディバ ギフトカード」の販売をスタート
    「Eギフト」の画面イメージ(左)とバーコードのイメージ(右)

    「ゴディバ ギフトカード」は残高をサーバで管理するプラスチック製のカード。店舗の決済端末で読み取ることでリアルタイム決済ができる。

    ゴディバジャパン以前から、商品と交換できる電子チケットを「giftee」で販売している。

    決済端末は富士通マーケティングらが提供

    ゴディバジャパンが発売したプラスチック型「ギフトカード」とデジタル型「Eギフト」の決済端末は、富士通マーケティングと富士通エフ・アイ・ピーが提供する。

    2社は「FUJITSU リテイルソリューション サーバ管理型電子マネーサービス」と「運用支援サービス」をゴディバに導入した。

    「サーバ管理型電子マネーサービス」 は、ギフトカードやハウス電子マネーの残高管理を行うリアルタイムプロセッシングサービス。150社以上の導入実績がある。

    「運用支援サービス」では、決済端末の操作方法やカードステイタスの確認といった問い合わせに対応するなど、決済端末に関する店舗の負担を軽減する。

    「ギフトカード」とデジタル型「Eギフト」の決済端末は、富士通マーケティングと富士通エフ・アイ・ピーが提供
    サービスイメージ図

    富士通マーケティングらによると、決済端末とサーバ間で直接通信することにより、店舗のPOSレジを改修といった大規模な設備投資を行うことなく導入できるという。

    渡部 和章

    ライトプロ株式会社 代表取締役

    渡部 和章(わたなべ・かずあき)

    新聞社で約7年半、記者を務めた後、2015年に編集プロダクションのライトプロを設立して代表に就任。編集者兼ライターとしても活動中。

    趣味は料理と漫画を読むこと。東京都在住。1983年生まれ。

    渡部 和章

    ECサイトを作る要素を「パーツ化」するってどういうこと? EC企業のメリットは? どんなことができるの?

    7 years 3ヶ月 ago

    ECサイトを構成する要素を「パーツ」に分割し、「パーツ」の並び替えでデザインをカスタマイズ、新たに作りたい要素は「パーツ」を新規作成してECサイトを構築・運営する――。SaaS型ECプラットフォーム「futureshop」に、これまでにない新しい概念のECサイト構築機能を追加したフューチャーショップ。

    SaaS型の弱点とも言われるデザインのカスタマイズ性を飛躍的に向上し、同時にアップデートなどによる機能の拡張性を両立した。ECサイト運営者は効率的なサイト運営、安全性の担保、最新の機能を利用できるようにしたという新機能「commerce creator(コマースクリエイター)」の仕組み、開発背景、利用メリットなどを聞いた。

    SaaS型での「パーツ化」とは何?どんなメリットがあるの?

    SaaS型のECプラットフォーム「futureshop」(9月3日にリブランディングし、サービス名称を「FutureShop2」から「futureshop」に変更)にCMS機能として「commerce creator」を追加した。

    これまでASPショッピングカートのデメリットであると言われてきたデザインのカスタマイズ性の低さを克服。バージョンアップへの対応といったクラウドサービスのメリットはそのまま維持した“いいとこ取り”のプラットフォームをめざしました。

    こう話すのはフューチャーショップの星野裕子社長。ECサイトを「パーツ」で構築・運用するとはどんなことなのか? どんなメリットがあるのか。星野社長は次のように説明する。

    フューチャーショップの星野裕子社長
    「パーツ化」による管理に向けた準備・開発に2年以上の月日を要したと話す星野社長

    パーツ化のメリットはコンテンツの設計・管理・再利用がしやすくなることです。たとえばフード系ECサイトなど、ギフト包装対応商品とそうでない商品がある場合、ギフト包装対応商品には、「包装のイメージ」を入れたいし、対応できない商品には「包装・のし掛けのご指定は承れません」などのメッセージを入れたいというニーズがあります。これまでは商品説明文の中にそのメッセージコンテンツを埋めていく必要がありました。この場合、「包装のイメージ」が変わると、該当する全ての商品説明文の中の該当部分を書き換えていく……といった作業が必要になります。

    「commerce creator」では、「包装のイメージ」用のコンテンツを「パーツ」化して管理。ギフト包装対応商品には商品情報として設定できる「ギフト包装可」のタグを付けます。そして、商品ページのレイアウトで「ギフト包装可」のタグをひも付けるだけで、ギフト包装対応商品だけに包装用の情報が掲載できるようになります。「パーツ化」しておくことで、包装イメージが変更になっても、該当パーツを編集するだけでいい。簡単・効率的にコンテンツをコントロールできるようになるんです。

    ほかにも、アパレルだったら、素材表示、洗濯表示、サイズガイドといったパーツを作れば、該当する商品にそのパーツを当てはめるだけでコンテンツをコントロールできます。また、商品固有のサイズ情報に関しては、商品属性項目として商品データ側で「パーツ化」することができます。「commerce creator」では、商品情報として「商品名」「価格」といった基本情報に加え、20項目を任意で作れるようにしているので、商品個別のサイズ情報、スタッフのおすすめコメントコンテンツなどを「パーツ化」しておけば、リニューアル時の再利用も可能で、コンテンツを効率的に管理することができます。

    SaaS型ECプラットフォーム「futureshop」に追加した新しい機能「commerce creator(コマースクリエイター)」
    「パーツ」によって管理されるECサイトのイメージ

    「パーツ」でコンテンツをコントロールできるようになるため、該当箇所の表示・非表示も簡単。一般的にはHTMLタグによって表示・非表示をコントロールしなければならないが、「パーツ」から表示・非表示が設定可能。1度作ったパーツによって、「表示・非表示の条件設定により、簡単にコンテンツの出し分けができるようになります」(星野社長)。

    ECサイト構築・運営サービスでは、テンプレートのカスタマイズによって、店舗イメージや商品に見合ったデザインを施すケースが多い。テンプレートのカスタマイズはデザインの自由度は上がるものの、機能拡張といったバージョンアップがカスタマイズした箇所に干渉し、影響を及ぼすケースがあるのも事実だ。

    SaaS型ECプラットフォーム「futureshop」に追加した新しい機能「commerce creator(コマースクリエイター)」
    パーツごとにデザインをカスタマイズするイメージ

    こうした場合、バージョンアップによって影響が生じた箇所を手直しで修正する作業が発生する。制作担当者などの作業負荷が増すことになり、新しい機能の導入に踏み切れないこともあるという。

    このようなEC事業者側の作業負荷を軽減するために、「commerce creator」ではECサイトの各要素をID・classが付与されたパーツに分解し、自由にレイアウトするという方法を採用。カスタマイズすることでECサイトのシステムに大きく影響するようなクリティカルなパーツは「システムパーツ」として管理、高い安全性も維持するという。

    クライアント企業のECサイトは、より自由なデザインを実現し、コンテンツを効率的に運用・管理することができるとともに、プラットフォームの最大のメリットであるセキュアで安定した環境で、最新の機能を迅速に導入するこが可能になります。(星野社長)

    SaaS型ECプラットフォーム「futureshop」に追加した新しい機能「commerce creator(コマースクリエイター)」
    パーツの共通化で更新性を飛躍的に向上できるという

    「パーツ化」への移行+追加・改善した機能

    今回、「commerce creator」が実装されたことで、追加・改善された機能も多くある。

    デザインカスタマイズ性の向上

    ① レスポンシブデザイン、アダプティブデザインの両方に対応

    ECサイトをレスポンシブデザインまたはアダプティブデザインで構築することができるようにした。フューチャーショップの調査によると、クライアントのEC売上はモバイル経由が63.4%。依然、4割はPC経由で購入している。そして、受注単価はPC経由のほうが20%高いという。

    フューチャーショップの調査によると、クライアントのEC売上はモバイル経由が63.4%
    フューチャーショップが実施した調査結果

    コンバージョン率を高めるためには、スマホとPCのレイアウトをそれぞれ最適化する選択が、現時点ではECサイトにとって最適な方法だと考えています。 たとえば、1商品あたりの色・サイズのSKUが多い商品を扱っている場合などは、画面の大きいPCではすべての色・サイズ・在庫を一覧で確認できた方が良い場合もあります。

    ケースバイケースですが、スマホの小さい画面で一覧性を重視すると視認性が悪くなり、逆効果になることもあります。このようなカートボタン周りの設計はコンバージョンにも影響してきますし、他にもレスポンシブデザインだと各デバイスに最適化することが難しい場合がありますので、レスポンシブ、アダプティブ、どちらのデザイン手法も採用できるようにしています。(星野社長)

    ② パーツ化によるデザイン性の向上

    ECサイトでは、「トップページ」「商品リストページ」「商品ページ」「ショッピングカート」「レジ(カートから先)」といった購入フローに関わるページだけが注目されがち。だが、消費者の満足度を向上するための要素として、さまざまなページがある。

    「マイページ」「注文履歴の確認画面」「お気に入り商品登録画面」「再入荷お知らせ希望画面」「パスワードリマインダー」などなど。常連が頻繁に使うページ、つまりリピート顧客向けのページなど、利用シーンが多岐にわたる。

    「パーツ化」によって、ECサイトを構成するすべてのページのレイアウトを編集することが可能。ページの構成要素(たとえば、商品詳細ページであれば商品名、商品番号、価格、付与ポイント数、カートボタン、ソーシャルボタンなど)はすべてID・classが付与されており、独立したパーツとして管理する。レイアウト機能で配置を変更し、さらにCSSによって自由にレイアウトすることができる。

    SaaS型ECプラットフォーム「futureshop」に追加した新しい機能「commerce creator(コマースクリエイター)」
    レイアウト変更に関する管理画面のイメージ

    ③ 商品画像がバリエーション単位(たとえばカラーごと)に登録可能

    特にファッション系ECサイトでは色やサイズの選択肢は必須。これまでのFutureShop2」含めて多くのASPカートでは、商品に色バリエーションの設定ができても、商品画像を色ごとに紐づけて登録できるところはほぼありませんでした。ホワイト、レッド、イエローという3色のバリエーションがあっても、商品に設定されたサムネイルがホワイトであれば、レッドの商品をカートに入れてもホワイトのサムネイルが表示されるという状況が発生していました。(星野社長)

    こうした状況を解決するために、商品画像をバリエーション単位で登録可能にした。「赤をカートに入れたのに、白になっている。間違えたっけ?」といった状況を解消できるようにしている。同時に、「レッド」を検索した商品検索結果画面には、全て「レッド」の商品サムネイルが表示されるように改善した。

    SaaS型ECプラットフォーム「futureshop」に追加した新しい機能「commerce creator(コマースクリエイター)」
    バリエーション単位での登録を可能にし、検索したいカラーのサムネイルが表示される

    ④ 伝えたい人だけに、伝えたい情報を発信する

    パーツごとに表示条件を設定することが可能。たとえば、よく見る「会員登録で300ポイント」といったバナー。会員登録済みのユーザーにとってはノイズにしかならない。とくにスマホの小さな画面での一等地がノイズになるのはとてももったいない。会員には「会員登録で300ポイント」のバナーは出さず、そのエリアに「VIP会員だけに特別なお知らせ」を表示するなど、顧客属性に合わせた項目の出し分けが設定できる。

    SaaS型ECプラットフォーム「futureshop」に追加した新しい機能「commerce creator(コマースクリエイター)」

    リピート促進につながる機能を実装

    ① 会員登録のハードルを下げる

    個人情報の入力は商品配送に関する項目に絞り、会員登録はチェックとパスワード入力のみで会員化する仕様に変更。会員登録の促進に関しては、会員登録サンクスポイントのほか、会員登録サンクスクーポンの配布が可能に。新規購入者の購入ハードルを下げると同時に、2回目の購入促進をできるようにした。

    ② カゴ落ち後の購入間口を広げる

    フューチャーショップの調査によると、クライアント企業のECサイトにおけるカート離脱率(カゴ落ち率)は66%。

    カートを離脱した後も、カートに入れた商品を購入できるように、カート内の情報保持を90日間に設定。非会員は15日間保持するようにしている。また会員であれば、スマホでカートに入れても、PCでカートに入れても、両方のデバイスで同じカートの中身になる、いわゆるクロスデバイスに対応し、昨今の購買行動に則したカゴ落ち対策を施している。

    SaaS型ECプラットフォーム「futureshop」に追加した新しい機能「commerce creator(コマースクリエイター)」
    会員であればカート保持期間は90日で、クロスデバイス対応

    ③ 今は買わなくても「あとで買う」機能を追加

    今は買わないけれど、後で買いたいと思うかもしれない場合、消費者が商品情報をストックできるようにする「あとで買う」機能を実装。「あとで買う」ボタンで、自動的に「お気に入り」に追加できるようにした。

    ほかにも、会員が180日以内に再来訪した際は仮ログイン状態とし、ログイン動作の必要なく自分のお気に入りリストを閲覧できるようにしている。お気に入りページは商品リストページ同等のデザインを施すことが可能で、自分専用の陳列棚のように利用できる。

    SaaS型ECプラットフォーム「futureshop」に追加した新しい機能「commerce creator(コマースクリエイター)」
    「あとで買う」機能

    商品の探しやすさ、決済しやすい設計にリニューアル

    ① 商品リストページでバリエーション画像をモーダル表示

    商品リストページ内で拡大商品画像をモーダル表示できるように設計。全バリエーション画像をフリックで閲覧できるようにした。気になる商品があるたびに商品ページへ遷移し、また一覧ページへ戻る、というユーザーにとってのストレスを軽減し、より多くの商品を見てもらえるようにした。

    SaaS型ECプラットフォーム「futureshop」に追加した新しい機能「commerce creator(コマースクリエイター)」
    バリエーション画像のモーダル表示イメージ

    ② 商品リストページからカート投入

     商品リストページ内で直接カートに商品を入れることができるようにした。ページ移動がなくなるため、カートに入れた後も商品リストページを再びスクロールし、2個目の商品もカートに追加しやすくした。

    SaaS型ECプラットフォーム「futureshop」に追加した新しい機能「commerce creator(コマースクリエイター)」
    買い物フローの簡素化の一環

    実店舗でたとえると、気になる商品を買い物カゴの中にいくつか入れて試着室へ行くイメージです。ひとまずカゴに入れて、試着室でじっくり選ぶ。実店舗とは異なり、商品が棚からなくなるわけではないので、どんどんカゴの中へ入れてほしい。ECではカゴに入れてもらえれば、離脱しても、挽回できますから。とにかくショッピングカートに入れてもらわないと、レジにはいけません。(星野社長)

    ③ ショッピングカートから注文完了まで最短3ステップ

    SaaS型ECプラットフォーム「futureshop」に追加した新しい機能「commerce creator(コマースクリエイター)」
    会員であれば購入まで最短3ステップ

    初回購入時および非会員は、カート→お客様情報入力→決済情報入力→完了。

    会員再来訪・ログイン済時は、カート→決済情報入力→完了。

    ステップ数を最小限に抑えている。

    ◇◇◇

    なお、「commerce creator」で構築・運営したECサイトは、アクセス集中対策強化、常時SSL対応※(全ページ自社ドメイン、基本料金に含む)、トークン決済対応、Google Analyticsの拡張eコマースに標準対応、構造化データ設定対応なども施されている。

    今回の1次リリースでは定期購入・頒布会機能が「commerce creator」は利用できない。リリース時期は2018年度内を予定しているという。

    瀧川 正実

    ネットショップ担当者フォーラム編集部 編集長

    通販・ECに関する業界新聞の編集記者、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、現在に至る。EC業界に関わること約13年。日々勉強中。

    瀧川 正実

    新学期の大学生向けネット通販は大きなビジネスチャンス! その理由&EC4社の事例 | 海外のEC事情・戦略・マーケティング情報ウォッチ

    7 years 3ヶ月 ago

    新学期向けのビジネスは、特に大学生向け市場の規模が大きくなっています。大学生活に必要な商品を購入するために、多くの時間が費やされていることを考えると、価格、在庫、割引クーポン、配送に関して、オムニチャネル対応の重要性がわかります。

    新学期ビジネス:効率的な方法

    全国小売連盟と市場調査のProsper Insights and Analytics社の調査によると、新学期に向けた出費は828億ドルにもなるそうです。平均して、大学生や大学院生は1人942.17ドルの出費をし、全体では553億ドルになります。規模の大きい新学期ビジネスのなかでも、今回の記事では大学生向けの市場に焦点を当てたいと思います。

    大学生活に必要な商品を購入するために、多くの時間が費やされていることを考えると、価格、在庫、割引クーポン、配送に関して、オムニチャネル対応の重要性がわかります。

    BizRate Insights社が行った、Internet Retailer社とe-tailingグループ向けのいくつかの調査の一環で、1,105名のオンラインショッピング利用者に向こう6か月の予定を聞きました。オムニチャネルの役割は年々大きくなっていますが、特に今の時期は、大学の新学期に向けて準備する親にとって、ネット通販の店舗受取サービスが人気です。子どもが大学生になるのは、親にとっても大きな変化ですし、心配がつきものです。

    私自身も最近、娘をニューヨークの大学に送り出しました。準備には、米小売大手であるターゲットのCollege Order Pickupプログラムと、生活雑貨店のBed Bath & Beyondを利用しました。どんな商品が寮の生活に必要かがわかり、他人と共有できるチェックリストを作ることもできます。もちろん、割引があるのも嬉しいポイントでした。

    調査の結果、3人に2人は商品の在庫をオンラインでチェックすると答えました。実際に学校に到着したあと、足りない商品に気づくことが多いため、オンラインで在庫確認できることが大切です。大学の近くに店舗があるとは限らないため、オンラインで在庫確認する人たちを逃さないようにしましょう。

    移動中の購入や、急に必要なものが出てきた場合、モバイルが重要になってきます。3人に1人がオンラインでの注文の方が多いと答えており、モバイルがオンラインでの注文を促進しています。学生はすぐに商品が必要な場合が多いため、同日配送を希望することが多く、4人に1人が同日配送サービスがあればより多くの商品を注文すると答えました。

    以下の表でわかるように、消費者の希望が小売事業者のサービスに反映されています。新学期ビジネスに関する議論を進めるために、積極的なアクションを取っている10の企業を選びました。どの企業も商品の在庫確認、オンライン購入/店舗受け取り、ショッピングリスト作成のサービスを提供しています。店舗からの同日配達やライブチャットのサービスに関しては調査した企業の70%、7つの企業が展開しています。

    向こう6か月間でより利用頻度が高くなりそうな機能はどれですか?
    • 64%:近所の店舗の在庫確認
    • 40%:モバイル経由での実店舗内商品検索
    • 36%:オンライン購入/同日・または翌日店舗受け取り
    • 32%:モバイル経由での店舗受取サービス
    • 24%:ウェブサイト経由での同日配送サービス
    • 13%:店舗から同日配送が可能な商品注文
    出典:Internet Retailer / BizRate Insights 消費者調査 2018年7月
    小売事業者としてどのオムニチャネル機能を提供していますか?
    表左から
    • 事業者名
    • 店舗内の商品検索
    • 店舗からの同日配送
    • オンライン購入/店舗受け取り(BOPIS:Buy Online Pickup in Store)
    • ショッピングリスト作成
    • ライブチャット
    出典:the e-tailing group

    オムニチャネルのベストプラクティス

    この数年間で、新学期向けの商品購入がデジタルで簡単にできるようになりました。ターゲットとBed Bath & Beyondが、品揃えでも利便性でも際立っています。

    どのカテゴリにおいても、Amazon(アマゾン)抜きには語れませんが、アマゾンでの買い物体験は興味深いものでした。パーソナライゼーションでは右に出るものがいないアマゾンは、Off to College Alexa割引を展開し、大学生向けの商品を特集。割引を提供し、新学期向けの事務用品などを紹介しました。

    アマゾンのサイトを訪問するたびに、私のショッピングエクスペリエンスは変わりました。まず、Departments(編注:日本語ではカテゴリ)のナビゲーションから、Off to Collegeのリンクに飛べないことに驚きました。明らかな機会損失だと思えたからです。

    最終的には、検索窓に「Off to College」と打ち込み、大学生向けの商品が並ぶページにたどり着きましたが、必死でない消費者は見過ごしてしまったことでしょう。よかったのは、特集ページにたどり着いた際、購入商品を寮での必需品、教材、コンピュータ、タブレット、アクセサリーなどのセグメントに分けるように促されたことです。

    米AmazonのOff to Collegeページ

    2日以内配送を行うプライムステューデンツ(学生向けプライム)の案内がトップの真ん中にありました。もっとも興味深かったのは、他の人が何を買っているかがわかったことと、アマゾンのBack to School Liveのライブストリーミングで重要な商品を見られたことです。ただ、後日サイトを訪れた時は同機能を簡単に見つけられませんでした。

    常にイノベーションを求めるアマゾンでは、ティーンエイジャーが自分でログインして商品を選び、その後、保護者に許可をもらって、予算を超えないように買い物をすることができます。多くの消費者同様、私の友人も買い物は全部アマゾンで済ませたと言います。他のサイトよりもアマゾンでの価格が安いと考えていたようですが、限定商品などはアマゾンよりも安く販売されていることが多いため、他サイトとの比較をお勧めします。

    Bed Bath & Beyondには、1つの店舗で便利に買い物ができる消費者向けのダッシュボードが用意されています。消費者はチェックリストと学校からの情報をもとに、何を購入すべきかが確認でき、キャンパスにもっとも近い店舗へのリンクに飛ぶことができます。

    店舗に何度も足を運ぶたびに、チェックリストに新たに追加できるリンクもあります。その場で課題を解決してくれるチャットも使いやすく、大学生活で必要なもの、不必要なものを教えてくれると同時に、20%の割引も提供されます。スクロールタイプのナビゲーションで、重要なカテゴリを確認しつつ、お好みの実店舗で大学向けの買い物スペシャリストとアポを取ることも可能です。

    注文した商品が、キャンパス近くの店舗で受け取れる「荷造りして取り置き」サービスや、注文をまとめて寮など指定の場所に送れる「今購入して、後でまとめて配送」サービスが大変人気です。どちらにしても、保護者や学生にとって利便性が高く、家族内での情報共有も楽になります。

    Bed Bath & Beyond

    ターゲットはブランディングを強化し、PB商品を強力に推すことで一歩抜きん出ています。ニューヨークに住んでいる娘の居住区の近くには、ターゲットの店舗がなかったため、私にとってターゲットは選択肢から外れました。しかし、15%割引を利用して自宅を出る前に商品を選んで購入し、シカゴのターゲットで受け取ってから手荷物に詰めてニューヨークに持って行きました。地元のターゲット店舗にも足を運びましたが、店員がこのサービスを理解しておらず、商品を探すのに手間取りました。店員の態度がよかったので、最終的に不満はありませんが。

    ターゲット

    Best Buyでは、オムニチャネルサービスを探すのにナビゲーションを使います。物流から、最低価格保証、カスタマーサービスに至るまで、消費者を第一に考えられたサイトは、大変使い勝手がよく、購入に結びつくようになっています。

    Best Buy

    Best Buyは学生のニーズに焦点を当て、Student Hubを展開しています。インタラクティブなプロファイリングツールで、ぴったりのコンピュータを見つけることができます。寮生活で必要なテクノロジーから、大学生活で必要な商品まで、豊富なコンテンツが用意されています。限定割引を提供するなど、安く商品が購入できるサイトだということがよくわかるデザインになっています。

    新学期向けのビジネスが効率的にできるよう、小売事業者も努力をしています。豊富な品揃えと、わかりやすいショッピングエクスペリエンスが提供できれば、消費者は欲しい商品を見つけてくれるでしょう。

    正しい選択をしてもらうためにコンテンツは重要ですが、忙しい時期に便利に買い物を実現するのは、商品の特定から便利な受け取り方法まで包括的に提供するオムニチャネルソリューションなのです。

    Internet RETAILER

    世界最大級のネット通販業界の専門誌「Internet Retailer」は、雑誌のほか、Web媒体、メールマガジンなどを運営。Vertical Web Media社が運営を手がけている。

    Eコマースの戦略に関し、デイリーニュース、解説記事、研究記事、電子商取引におけるグローバルリーダーをランク付けする分析レポートなどを発行している。

    Internet RETAILER

    ベータ版の新Search Consoleが正式版へ昇格。URL検査のライブテストと手動対策ビューアが追加

    7 years 3ヶ月 ago

    ベータ版が公開されていた新しい Search Console から「ベータ」が外れた。つまり、正式版の Search Console に昇格した。正式版の昇格と同時に新しい機能が追加されている。若干の UI 変更も加えられている。

    投稿 ベータ版の新Search Consoleが正式版へ昇格。URL検査のライブテストと手動対策ビューアが追加海外SEO情報ブログ に最初に表示されました。

    Kenichi Suzuki

    東京都が中小企業の越境ECを支援、中国とマレーシアの現地モールに特設ページ

    7 years 3ヶ月 ago

    東京都は9月3日、インターネットなどを活用して新たな販路開拓に取り組む都内の中小企業を対象に、中国とマレーシアへの越境ECを支援する事業を開始した。

    中国とマレーシアの現地ECモールに特設サイトを開設。出品企業を募り、それぞれ約50種類の商品を販売する。

    中国の越境型海外嗜好品ECプラットフォーム「寺庫(スーク―)」と、マレーシアの大手ECサイト「11street(イレブンストリート)」に東京都特設サイトを開設する。

    「11street」は東南アジアで有名なECサイト(画像は編集部がキャプチャ)

    マスメディアやソーシャルメディアを活用し、販売促進やPRを実施。掲載商品の受注、決済、発注先への配送、税関手続き、物流なども支援するという。

    特設サイトで取り扱う商品は、伝統工芸品、皮革製品、雑貨、インテリア、食器、服飾品など。

    都は事業を民間企業に委託しており、中国事業は東京メトロポリタンテレビジョン、マレーシア事業はマーケティング支援などを手がけるライヴスが手がける。

    応募条件は次の通り。

    • 都内に登記簿上の本店又は支店を有する中小企業(いわゆる「みなし大企業」は除く)
    • 応募する商品を自ら企画・製造(製造のみ外部委託も可)し、自社商品として販売しているもの
    • 越境EC販売に適した魅力ある商品を有していること

    渡部 和章

    ライトプロ株式会社 代表取締役

    渡部 和章(わたなべ・かずあき)

    新聞社で約7年半、記者を務めた後、2015年に編集プロダクションのライトプロを設立して代表に就任。編集者兼ライターとしても活動中。

    趣味は料理と漫画を読むこと。東京都在住。1983年生まれ。

    渡部 和章

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