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自社ECサイトが音声ショッピングに対応する方法は?「取材記事」+「メガネスーパー、ecbeing、Amazon Payの鼎談」で徹底解説

6 years 11ヶ月 ago

日本でネット通販が本格化したのが1996年。それから22年。ついに、自社ECサイトでも音声で買い物ができる時代がやってきた。音声による注文から決済までを一連の体験として提供するeコマース「音声ショッピング」の実現を、決済面からサポートするのがAmazonの決済サービス「Amazon Pay」。今回の記事では、前半で「Amazon Pay」に対応したAlexaスキルで可能になる「音声ショッピング」の概要を解説。後半はメガネスーパー、ecbeing、Amazon Payという座組で、このほどスタートした音声ショッピングがもたらす価値などを鼎談形式で紹介する。 写真◎渡 徳博(wit)

EC事業者が音声ショッピングを実現する方法は?

2018年10月、出前館、JTB、京橋ワインといった大手ECサイトが「音声ショッピングに対応します」といった取り組みを相次いで開始した。各社の共通点は、Amazonのクラウドベースの音声サービス「Amazon Alexa」が搭載されたスマートスピーカー「Amazon Echoシリーズ」に話しかけ、会話を通じて商品を選択しながら決済までできるというもの。この音声ショッピングを可能にするのが、「Amazon Pay」が組み込まれた「Alexaスキル」の存在だ。

たとえば「京橋ワイン」。Alexaスキル「京橋ワイン」をAlexaアプリ上やWeb版の「alexa.amazon.co.jp」で有効にしたうえで、Echoシリーズのデバイスに「アレクサ、京橋ワインを開いて」と話しかけると、音声による注文がスタート。シーズンごとのお薦めワインや、セット内容の詳細確認などが行える。年齢確認をすれば、最終的に音声で注文し、決済まで完了できる。決済には認証コードが設定可能なので、セキュリティ対策も万全と言える。

lexaスキル「京橋ワイン」を活用した音声ショッピングのイメージ
Alexaスキル「京橋ワイン」を活用した音声ショッピングのイメージ

スクリーン付きスマートスピーカー「Echo Spot」や、10.1インチのHDタッチスクリーン搭載のスマートスピーカー「Echo Show」であれば、音声で選択している商品の詳細をスクリーンで確認できるのでさらに便利だ。

10.1インチHDスクリーンを搭載した「Echo Show」(右)、高機能スピーカー付きの「Echo Plus」(中央)、コンパクトサイズの「Echo Dot」(左)
10.1インチHDスクリーンを搭載した「Echo Show」(右)、高機能スピーカー付きの「Echo Plus」(中央)、コンパクトサイズの「Echo Dot」(左)

Alexaスキル「出前館」では、Alexaアプリ上やWeb版の「alexa.amazon.co.jp」でスキルを有効にしたうえで、「Echo Spot」や「Echo Show」に「アレクサ、出前館をひらいて」と話しかけると、それぞれのスクリーンサイズにカスタマイズされた出前館の注文画面をスクリーンに表示。画面を見ながら音声で出前注文し、決済まで完了できるようにしている。決済はもちろん、「Amazon Pay」を通じた支払いとなる。

Alexaスキル「出前館」による音声ショッピングのイメージ

このような音声ショッピングに対応するには、事業者はまずAlexaスキル(クラウド内で実行されるアプリ)を開発しなければならない。そして、顧客がAmazonアカウントの情報を使って簡単に決済できるようにするため、Alexaスキルに「Amazon Pay」を導入する必要がある

「Amazon Pay」とは、Amazonアカウントに登録されたクレジットカード情報やユーザー情報を使い、Amazon以外のECサイトでログインや決済を行えるサービスで、この「Amazon Pay」をAlexaスキルに組み込む仕組みは「Alexaスキル向けAmazon Pay」と呼ばれる

ECサイトを運営する各事業者は、Alexaスキル開発者や、自社のECサイトに導入しているEC構築パッケージの開発会社などと連携して、「Amazon Pay」に対応したAlexaスキルの開発を進めたという。

たとえば、京橋ワインは開発会社のSBWorksと協業して「Alexaスキル」を開発し、SALVATORE CUOMOのピザを音声でデリバリーできるようにしたワイズテーブルコーポレーションはAlexaスキル開発パートナーのエキサイトと協業して「Alexaスキル」を開発している。

「Amazon Pay」に対応したAlexaスキルを提供している事業者は以下の通り(12月17日時点)。また、12月に「Alexaスキル向けAmazon Pay」を、日本の販売事業者および開発者に一般公開。これらの開発情報が広く利用できるようになった。

この中で取り上げたメガネスーパーは、ecbeingのECサイト構築パッケージを通じて、「Alexaスキル向けAmazon Pay」に対応した。事業者、ECサイト構築パッケージ、Amazonの3者で始まった「音声ショッピング」による新たな価値の可能性に触れた鼎談を見てみよう。

【音声ショッピングの対応事例】
メガネスーパーが音声ショッピングに対応した理由と狙い、顧客にもたらす価値とは

~メガネスーパー川添氏、ecbeing林社長、アマゾンジャパン井野川氏が鼎談~

「Alexaスキル向けAmazon Pay」を導入する企業にはどんな狙いがあり、どんな効果を求めているのか。「Amazon Pay」に対応したAlexaスキルの開発の裏側で苦労したことはどんなことか。そして、音声ショッピングを顧客へ提供する価値とは何なのか。

そこで、「Alexaスキル向けAmazon Pay」を導入した1社メガネスーパーの親会社であるビジョナリーホールディングス 執行役員 デジタルエクスペリエンス事業本部 本部長の川添隆氏に加え、同社の「Amazon Pay」対応やAlexaスキルの開発を手がけたecbeing代表取締役社長の林雅也氏、そして事業者の決済をサポートするアマゾンジャパンAmazon Pay事業本部 本部長の井野川拓也氏による鼎談を実施。「Alexaスキル向けAmazon Pay」を使った音声ショッピングのスタートにあたり、それぞれの立場から語ってもらった。

メガネスーパーは、コンタクトレンズを手軽に音声で再購入できる仕組みとして、Amazon Payに対応したAlexaスキルをecbeingと共同で開発した

音声が切り開く新しいネット通販の可能性

メガネスーパー 川添氏(以下、川添):メガネスーパーが音声ショッピングを開始したのは、時代の流れに合わせて、お客さまに簡単かつ手軽に商品購入できる仕組みを増やしていくためです。今回開始した音声ショッピングで提供するのはコンタクトレンズのリピート購入。前回と同じ度数のコンタクトレンズを欲しいときに声で注文し、届けてくれるのは便利ですよね。前々から音声ショッピングを始めたいと考えていたところ、ecbeingさん、Amazonさんからいいタイミングでお声がけいただきました。

メガネスーパーが展開する音声ショッピングの仕組み。コンタクトレンズやケア商品などを音声で再注文できるようにした。メガネスーパーは中堅大手向けEC構築パッケージの「ecbeing」(開発・販売はecbeing)を導入しており、AmazonがAlexaスキル向けAmazon Payの開発情報を提供し、その情報をもとにecbeingがスキルを開発したことで、音声ショッピングが実現した。

ecbeing林雅也社長(以下、林):Alexaが搭載されたスマートスピーカーの「Echo」に話しかけるだけでニュースや音楽が聞けるのは、スマホやリモコンを取り出して操作をするよりも初動がすごく楽。こうした技術開発をサポートするうえで、引き続き改善を重ねなければならない部分もありますが、音声を通じた購買体験の提供は、今後浸透していきそうですよね。

アマゾンジャパン 井野川拓也氏(以下、井野川):会話形式で商品を検索したり、ショッピングができるようになれば、どなたにとっても便利な購買方法になるのではないかと私は思っています。

アマゾンジャパン Amazon Pay事業本部 本部長 井野川拓也氏
アマゾンジャパン Amazon Pay事業本部 本部長 井野川拓也氏

川添:林さんがおっしゃるように、音声がきっかけとなる“体験”のお客さまメリットは「初動が早い」ですよね。何か瞬間的に思ったこと、行動しないといけないと思ったことを、発話によってすぐにスタートできる。僕は以前から考えていたことがあります。それは、小売事業者は“瞬間、瞬間”を捉えなければいけないということです。

デバイスの進化、時代の変化によってその“瞬間、瞬間”がどんどん短くなってきています。今の時代、お客さまが何かをしたいと思い、検索したり購買行動を起こしたりするとき、事業者側がその”瞬間”に応えることができないと、次のチャンスはなかなか巡ってこない。なぜなら、お客さまはその“瞬間、瞬間”で思ったことを実現できないと、代替手段を採るか、本質的に必需品じゃない限りは行動をやめてしまうからです。すなわち、事業者にとって失客してしまうということです。“瞬間、瞬間”を捉えるには、お客さまが発した言葉や想いにできるかぎり早期に対応できるようにすることが重要になりますよね。

林:アイケアサービスに注力されているメガネスーパーさんとしては、音声はかなり重要な分野ですよね。スマホをずっと見ているより、Echoに話しかけた方が目に良さそうですし、サポートもしやすそう。音声でのやり取りで分からないとなったときに、動画閲覧の案内など、スマホだけのコミュニケーションとは異なった商品説明ができるようになるのではないでしょうか。対話式のサポートの中から画像や動画が出てくると、商品の理解度はぐっと高まりそうですよね。

川添:ファッションのECサイトでは返品OKといったサービスが増えてきました。先日聞いた話では、あるECサイトを愛用するお客さまの中には、年間購買額では上位であるものの、注文した商品の70%を返品する人がいるようなのです。そのお客さまのインサイトを聞いていくと、周りのママ友を自宅に呼んで試着会をやっているとのこと。こういった例を聞くと、今後の音声ショッピングにおいても友だち同士、もしくは家族でカタログを見ながら「何番を注文しておいて」といったショッピング形態も普及していきそうですよね。

林:割り込み機能のようなものがあれば、「そのメガネが良さそうだから、私も購入したい」という何気ない会話の流れから、複数人が音声ショッピングできる可能性も出てきそうですね。

川添:嗜好性が高い商品を、複数の人でワイワイお話ししながら吟味して購入する。それはとても楽しい買い物体験ですよね。ECサイトにおける購入デバイスがモバイルに移行しても、買い物の最後の瞬間は1人で完結されるケースが多いと想定されます。一方、実店舗でのショッピングは、友達や家族と一緒に盛り上がりながら買い物を楽しむ人が多いような印象があります。こうした買い物シーンの実現がオフラインでも音声によってできるようになるかもしれない。すごい時代ですよね。

音声ショッピングは新しい価値を消費者に提供できる

――メガネスーパーはEC事業者、Amazonは「Alexaスキル向けAmazon Pay」の開発情報を提供し、ecbeingはAlexaスキルの開発を担われたということですが、それぞれの立場から、「Alexaスキル向けAmazon Pay」についてお話ください。

林:音声ショッピングは今後、どんどん発展していくと思うのですが、今は黎明期。相応数のお客さまが音声でショッピングを始めるようになると、大きく広がる時期がやってくるのではないかと期待しています。今では買い物でPCやスマホを当たり前のように使うのと同じように、声を通じてより簡単にショッピングしたいというニーズが高まる時がきっとやってくるはずです。

それを踏まえ、開発会社の立場から2つのことを考えています。1つ目はEC事業者の皆さまが音声ショッピングにより簡便に対応できる環境を提供しなければいけないと思っています。ecbeingはECパッケージの開発・販売を手がけていますので、まずは弊社のサービスを利用されている導入企業が取り組みやすい環境を整えていきたいですね。

2つ目は、事業者のイノベーションのお手伝いをしていくことです。スマホの普及に伴って、電話、ネットショッピング、バーコードスキャンなど、さまざまな用途でスマホが活用されています。恐らく、Alexaスキルも今後、当初は想定されていなかったような使われ方をされていく可能性があるのではないかなと思っています。

Amazon Payを組み込んだAlexaスキルの開発が始まったように、EC事業者はAlexaスキルを活用することでビジネスの幅を大きく広げる可能性があると感じています。新しいイノベーションを起こしていかなければ成長は難しい時代になっている今だからこそ、ecbeingはこれからの可能性に期待が高まる“音声ショッピング”に対応するための開発を通じて、EC事業者の皆様のイノベーションのお手伝いをしてきたいです。

ecbeing代表取締役社長 林雅也
ecbeing代表取締役社長 林雅也

井野川:Amazonは、「地球上で最もお客さまを大切にする企業であること」という企業理念のもと、さまざまなお客さまのニーズにお応えしていきたいと常に考えています。PCやスマホで買い物をしたいときもあれば、音声を通じてもっと手軽に買い物をしたいというケースも今後、増えてくるでしょう。お客さまがいろいろな方法で買い物できる選択肢を増やせるよう、決済という観点から多くのことに取り組んでいきたいですね。1人ひとりのお客さまのニーズや生活スタイルに合わせて、より便利で快適にお買い物や決済ができるオプションを広げていきたいと思っています。

川添:小売事業者として、お客さまに対して“違和感がない”“ストレスがない”買い物環境を提供したいと常々考えてきました。今の小売りはどうしても価格を重視してしまいがちで、当社も過去にはその傾向にありました。しかし、これからの小売り事業者は適正な価格だけでなく、お客さまに手軽さ、安心、信頼といった付加価値を提供していかなければいけません

Amazonがアメリカで運営するレジのない店舗「Amazon Go」に行った人たちに話を聞くと、利用者は最初、商品の値段を確認するけれども、2~3回目には値段を気にせずに買い物をしていると聞きます。それは、買いやすさや、安心、手軽さといった価格以上の価値が生まれてくるからだと思います。私の仮説にはなりますが、お客さまが感じる“価値”が、価格などの商品情報を上回れば、購買決断に至るということです。メガネスーパーもそうしたお客さまが感じる価値を生み出していくことに力を注いでいます。

コンタクトレンズはリピート性が高い商品であるものの、「買わなきゃいけないモノを買うという行為」自体は楽しいことではなく、むしろ面倒と感じる人が多いでしょう。だからこそ「簡単にコンタクトレンズを注文したい」というお客さまのニーズに対応するために、今回、音声ショッピングを開始しました。新たな注文方法や受取方法、決済手段の導入で、コンタクトレンズ販売におけるさらなる利便性の向上を図ります。

ビジョナリーホールディングス 執行役員 デジタルエクスペリエンス事業本部 本部長 川添隆氏

「Alexaスキル向けAmazon Pay」を使った音声ショッピングの開発話、「PC、スマホと全く異なる購買フロー」

――「Alexaスキル向けAmazon Pay」の開発にあたってわかったこと、感じたことなどを教えてください。

林:今までECサイトで当たり前だった買い物ステップが、音声ショッピングではまったく異なるのですから、開発は大変でしたね。ECサイトでは、商品詳細ページで買い物カゴに入れて、確認画面を見て、決済といった購入フローが一般的ですが、音声ショッピングではこの流れが異なります。たとえば、ECサイトでは確認画面をPCやスマホの画面に表示させていましたが、音声ショッピングでは買い物内容を読み上げて、確認を取るといったことが必要になります。メガネスーパーの場合、「ecbeing」を導入されているので、「ecbeing」と連動するAlexaスキルとして、開発しました。

個人的に開発を通じて感じたことですが、Alexaスキルを活用した精度の高い対話型音声ショッピングは十分実現できそうだなと思いました。会話のデータに基づいて商品を音声やスクリーンでお薦めするといった方法など、これまでのECサイトとは違った買い物体験を提供できるような気がしています

川添:「Alexaスキル向けAmazon Pay」の導入で感じたのは、EC事業者はインターフェースに注意しないといけないということですね。発話によるインプットに対して、Alexa搭載の「Echo」がアウトプットするわけですが、今、始まったばかりの音声ショッピングなので、当然ながら思うように対話が進まないケースが出てきます。

具体的には、手順が複雑になったり、Echo側のアウトプットが長すぎてしまうと煩わしさにつながるでしょう。ですので、EC事業者側ではスキルを提供するうえで、インプット、それに対応するアウトプットの精度を上げる、つまり接客スキルを磨くといったことが求められそうです。

井野川:Amazonとしては「Alexaスキル向けAmazon Pay」を通じて、パソコン、スマホに加え、近い将来、Amazon Payが組み込まれたAlexaスキルを通じた音声が買い物方法の新しい選択肢になっていくことで、お客さまとEC事業者の皆さまの接点がどんどん増えていけばいいなと思っています。お客さまと事業者やAmazonとの接点がさらに増えていく中で、スムーズな決済というテクノロジーの提供を通じて皆さまの利便性向上に貢献したいと考えています。

ecbeing代表取締役社長 林雅也/ビジョナリーホールディングス 執行役員 デジタルエクスペリエンス事業本部 本部長 川添隆氏/アマゾンジャパン Amazon Pay事業本部 本部長 井野川拓也氏
対談はAmazonの新オフィス「目黒セントラルスクエアオフィス」で行われた
石居 岳
瀧川 正実
石居 岳, 瀧川 正実

動画と画像で評価に違いは出ないが、検索結果にサムネイル表示させたいなら動画はページの上に置くべき

6 years 11ヶ月 ago

動画が主要なコンテンツで、検索結果に表示させたいときはページの上の方にその動画を設置することを Google は推奨した。そのほうが Google には重要なコンテンツとして認識しやすくなり、動画のサムネイルが検索結果に表示されやすくなる。

投稿 動画と画像で評価に違いは出ないが、検索結果にサムネイル表示させたいなら動画はページの上に置くべき海外SEO情報ブログ に最初に表示されました。

Kenichi Suzuki

動画で求職者の心を掴む!採用に活用するメリットや事例を紹介

6 years 11ヶ月 ago

動画で求職者の心を掴む!採用に活用するメリットや事例を紹介

企業の採用活動において自社にマッチした人材を採用するためには、いかに自社の魅力をわかりやすく伝え、求職者の心を掴むかが重要になります。そのために効果的な方法の一つとして注目されているのが、動画を活用した採用活動です。この記事では、採用活動に動画を活用するメリットや事例などを紹介します。

多くの企業が採用に動画を活用する背景と目的とは

企業が成長するためには、優秀な人材の確保が欠かせません。しかし、希望する人材がなかなか集まらない、採用してもすぐに辞めてしまうなど、さまざまな課題を抱えている企業も多いのではないでしょうか。スマートフォンの普及に伴い、求職者が就職活動をするにあたって、ネットで情報収集したり、YouTubeなどで企業名を検索したりすることが珍しくなくなってきました。このような背景の中、優秀な人材に自社の存在を知ってもらい、魅力をわかりやすく伝えるために採用活動に動画を活用する企業が増えています。

採用に動画を活用するメリット・効果

動画には、写真や文字では伝えきれない情報を届けられるという特徴があります。ここでは、採用活動に動画を活用するメリットや効果について紹介します。

リアルな会社の雰囲気を伝えられる

パンフレットなど紙の資料だけで求職者の興味を引くのは簡単なことではありません。他社の会社案内との違いが感じられず、一度目を通しただけで終わってしまう可能性もあります。しかし、動画を活用すれば、文字や画像、口頭での説明だけでは表現しきれない細かなニュアンスまで伝えることができます。たとえば、実際の職場の風景や働いている社員の様子などを知ってもらうことが可能です。リアルな会社の雰囲気を伝えることで、会社に対する理解をより深めてもらうことができるでしょう。

企業・求職者のミスマッチを防げる

企業サイトや求人サイトに掲載されている企業理念や業務内容を読んでも、実際にどんな仕事をするのかは理解しにくいものです。特に働いたことのない新卒者の場合には、採用担当者から口頭で説明を受けても働くイメージは持ちにくいでしょう。そこで効果を発揮するのが動画です。動画を活用して、先輩社員がいきいきと働いている姿を見せることで、自分が入社して働いている姿をイメージしやすくなります。入社後のミスマッチを防いで、離職率を下げることにもつながります。

多くの求職者に認知してもらえる

優秀な人材を採用するためには、多くの求職者に自社の存在を認知してもらう必要があります。就職活動を行うにあたって、スマホで情報収集する求職者が増えている中、ネットを利用した告知は見逃せません。動画を制作すれば、自社サイトや求人サイトだけでなく、TwitterやFacebookなどのSNS、YouTubeなどにも掲載することができます。多くの求職者の目に触れることで認知度を高めることができ、優秀な人材の応募も期待できるでしょう。また、結果として宣伝や採用活動にかかるコストや労力の削減にもつなげることができます。

他社との差別化につながる

パンフレットに掲載されている画像や文字だけでは、他社との違いをひと目で理解してもらうのは難しかもしれません。しかし、会社のリアルな雰囲気まで届けられるような動画を制作すれば、他社との違いを明確に伝えることができます。また、動画であれば、さまざまな表現が可能です。自社ならではのユニークな動画を制作して、求職者の共感を得ることができれば、他社との大きな差別化につなげることもできます。

採用動画の種類

一口に採用動画といっても、その内容はターゲットや目的によって違ってきます。ここでは、採用動画の主な種類や活用事例について紹介します。

会社紹介

会社紹介の動画は、商品・サービスの内容や会社の歴史、売り上げなど会社の情報を提供するためのものです。求職者に視聴してもらうことで、会社の全体像を理解してもらうことが可能です。会社紹介動画を自社サイトだけでなく、YouTubeなどにも掲載すれば商品やサービスをアピールすることができます。

社長・社員インタビュー

社長・社員インタビュー動画は、社長からのメッセージや実際に働いている社員の生の声を紹介したもので、多くの採用動画に取り入れられています。社長メッセージによって、会社の目指す方向性を知ってもらうことができます。また、社員インタビューで社員が体験したリアルなエピソードや会社の雰囲気を伝えることで、より求職者の興味を引くことが可能です。

業務風景

業務風景の動画は、店舗やオフィスなど職場の様子を紹介したものです。実際に店舗でどんな接客をしているか、オフィスでどんな業務をしているかを動画に盛り込むことで、職場の雰囲気を理解してもらうことができます。求職者は、よりリアルに自分が働いている姿をイメージできるようになるため、ミスマッチを防ぐ効果も期待できます。

採用担当からのメッセージ

採用担当からのメッセージ動画は、「仕事内容」「求める人物像」「募集要項」などについて説明したものです。単に事務的な内容を伝えるだけでなく、採用担当者の思いを伝えることも重要になります。そのため、動画を制作する際には採用担当者の表情や雰囲気も大切なポイントです。求める人物像を明確化し、テーマに沿って撮影した動画を発信することで、自社が望む人材を確保できる可能性が高まります。

採用動画の事例

動画は表現の幅も広いため、採用動画にもさまざまなものがあります。ここでは、実際の採用動画はどんなものなのか、動作制作サービスのCrevo(クレボ)が制作を手がけた3つの会社の事例を紹介します。

株式会社KDDIエボルバ

出典:Crevo制作実績

株式会社KDDIエボルバはコンタクトセンターを中心としたBPO事業を展開しています。現役のミュージシャン、元調理師、ワーキングマザーのバックグラウンドが異なる3人の社員の声を通してリアルな会社の魅力を紹介するインタビュー動画です。視聴者が働く姿を具体的に想像しやすいよう工夫がされています。
司法書士法人A.I.グローバル

出典:Crevo制作実績

司法書士法人A.I.グローバルは、法律手続きの専門家グループです。「楽しく仕事をする」というメッセージを動画の軸にして、働きがいがある会社であることをアピールしています。また、ポップでメリハリのあるアニメーション動画にすることで、会社の風通しの良さや活発な意見交換が行われる社風を表現しています。他社とは違う印象を与えることで差別化を図り、企業の魅力をより明確に訴求する採用動画です。

株式会社HIROKEN

出典:Crevo制作実績

ウェブサイトやアプリなどを通して、クライアントが望む「集客力の向上」を提供しているのが株式会社HIROKENです。採用動画は、主に会社の歴史やサービスの内容を紹介する構成になっており、2011年の創業から急成長するまでのストーリーを伝えることで、勢いのある会社であることをアピールしています。会社の歴史からサービス内容の紹介へとシーンをテンポよく変えるなど、求職者を飽きさせることなく興味を持ってもらうための工夫がなされています。

魅力的な採用動画を制作する方法

採用活動に効果のある動画にするためには、求職者にとって魅力的でわかりやすい動画を制作する必要があります。スマホでも動画撮影ができるため、社内で採用動画を制作するのも不可能ではありません。しかし、社内で制作しようとすると手間や労力がかかりますし、満足のいくクオリティにならない可能性も否定できません。また、クオリティによっては、むしろ会社のマイナスイメージにもつながりかねません。

そのため、高品質な動画を制作するならプロに依頼するのがおすすめです。事例として紹介した採用動画を制作しているCrevoでも、初心者でも安心して制作を進められるようなサポート体制が整っています。

制作した採用動画の活用

採用動画を制作すれば、さまざまな方法で活用することができます。ここでは、制作した動画の活用方法について具体的に紹介します。

SNSによる拡散

動画の活用法としては、企業が運営しているYouTubeの公式ページに掲載するのがおすすめです。動画がTwitterやFacebookなどのSNSでシェアされることで、より多くの人に動画を見てもらえる可能性が高まるでしょう。魅力的な動画、面白い動画と評判になれば、一気に拡散されて視聴者数が大幅に増えることもあります。

企業の公式ウェブサイトへ掲載

採用動画ができあがったら、自社の公式ウェブサイトに掲載しましょう。求職者の多くは企業名で検索してどんな会社なのかを調べますので、採用動画を見てもらえる可能性が高まります。動画であれば、採用ページにある文字や画像だけのコンテンツでは理解しにくい情報をわかりやすく伝えることが可能です。

求人サイトへの掲載

動画を掲載できる求人サイトに採用動画を掲載するのもおすすめの方法です。視聴するのは求職者なので、高い効果が期待できるでしょう。ただし、求人サイトによっては、社長のインタビュー動画に特化するなど、掲載できる動画の種類や使い方が違ってきます。そのため、事前にどんな動画を掲載しているのかを確認しておくことが必要です。

採用活動に動画を活用しよう

採用活動に動画を活用すれば、文字や画像だけでは伝えきれない職場の雰囲気やサービス内容までもリアルに届けることができます。自分が入社後に働いている姿をイメージしやすくなることで、ミスマッチを防ぎ定着率のアップにもつながるでしょう。効果の高い採用動画にするためには、プロに依頼して高品質な動画を制作することが大切です。動画制作サービスを利用してクオリティの高い採用動画を制作し、優秀な人材確保につなげていきましょう。Crevoでは数多くの採用向け動画の制作をしております。ぜひ一度ご相談ください。

Crevoの関連サービス

新卒・中途採用の動画制作・映像制作

crevoAdmin

大塚家具、中国向けECなど見据えて家具販売大手と業務提携に合意

6 years 11ヶ月 ago

大塚家具は12月21日、中国の家具販売大手、北京居然之家云地汇新零售连锁(以下Easyhomeと業務提携を行うと発表した。Easyhomeが持つECのノウハウを生かし、中国向けに越境ECを行うことなどを見据えている。資本提携も検討しているという。

業務提携の主な内容は8項目。今後、具体化に向け協議を進めるとしている。

業務提携の内容

  1. Easyhomeの保有する中国国内全土の小売ネットワークを活用し、中国市場参入、大塚家具ブランドの店舗出店
  2. Easyhomeの取引先である家具製造協力企業の大塚家具への紹介
  3. 大塚家具を通じた中国製高級家具の日本市場への導入、販売
  4. Easyhomeの中国市場に向けたEC販売ノウハウ活用による大塚家具ブランドの越境EC販売の実現
  5. 日本と中国にまたがる家具産業におけるデータプラットフォーム化
  6. Easyhomeのオンラインとオフラインを融合した先進的なビジネスモデルについてのノウハウを大塚家具へ提供
  7. 大塚家具の物流センター運営及び配送商材設置のノウハウをEasyhomeへ提供
  8. 大塚家具が日本国内で提供するサービスノウハウをEasyhomeへ提供

大塚家具によると、Easyhomeは2017年末時点で中国本土に223店舗を運営しており、売上高は600億元(約9780億円、1元=16.3円換算)を超えているという。

大塚家具・大塚久美子社長は次のようにコメントしている。

大塚家具も時代に合わせたビジネスモデルの転換を目指しています。Easyhome社との業務提携は2017年に発表した経営ビジョンの施策の柱の1つであるネットとリアルの融合を目指すEC強化の一環であるとともに、これまでの国内販売を中心とした事業から海外への販路拡大をしていくための大きな第一歩となります。当社の収益に大きく貢献するだけでなく、日本の家具・インテリア商材を海外に広めていくための好機ともなります。この機会を最大限生かして両者の事業を拡大できるよう、Easyhome社と連携強化を進めてまいります。

Easyhome・汪林朋董事長のコメントは次の通り。

Easyhome社はインターネットやIT技術を活用したビジネスモデルへの転換を目指しており、アリババ社との提携でEC販売網を拡大することで急速にネット売上を伸ばしています。大塚家具との提携はこの方針に沿ったものになります。大塚家具との提携を機に、アプリ上でARとMRとAIを活用することでリアル店舗とネットビジネスを融合させ、大塚家具が提供する高品質の家具を中国市場で広げていきたいと考えております。おりしも中国が15年で40兆ドルの輸入をして人々の生活レベルを向上させるという政策を打ち出している時であり、今後のシナジー拡大と関係強化のためにも資本提携を含め検討してまいります。

EC強化を進めている大塚家具

大塚家具は2017年、EC事業の強化とオムニチャネル化の推進などを含む「経営ビジョン」を発表。2017年3月には商品紹介サイトとECサイトを統合し、2018年6月には掲載商品を約4500種まで増やした。

販売チャネルも拡充し、2017年9月に「LOCONDO HOME」へ出品、10月には「Yahoo!ショッピング」、2018年5月にAmazonへ出店した。

大塚家具の2018年1~6月期(中間期)におけるEC売上高は1億7100万円(前年同期比69%)だった。

大塚家具のEC売上高の推移
大塚家具のEC売上高の推移(画像は決算説明会資料からキャプチャ)
渡部 和章
渡部 和章

イオンがデジタルシフトの加速に向けて、欧州のスポーツECプラットフォームに出資

6 years 11ヶ月 ago

イオンは12月21日、欧州でスポーツECプラットフォームを展開するSIGNA Sports United GmbH(SSU)に出資すると発表した。

出資比率は7.5%。SSUのノウハウを活用し、中期経営計画で掲げた「デジタルシフト」を加速させる。

イオンによると、SSUは従業員数は約1400人、世界17か国で約80のネットショップを運営している。

自転車やテニス、アウトドア用品などを取り扱うスポーツECプラットフォームを展開。自動化された物流システムや、独自のソフトウェアでAIを活用した最適な価格設定を行うノウハウなども持つという。

イオンは、SSUが実施しているAIを駆使した商品提案のノウハウを幅広い分野で活用するとともに、スポーツECのビジネスモデルやECのノウハウを活用することで「デジタルシフト」の成長を加速させるとしている。

2020年にデジタル売上高12%めざす

イオンは2017年12月、2020年に向けた中期経営方針を発表し、グループ戦略の1つとして「デジタルシフト」の加速を掲げた。

また、投資の比重を従来の店舗中心からIT・デジタル・物流へと移す「投資のシフト」も打ち出した。

グループ売上高に占めるデジタル売上高は2016年時点で0.7%。この比率を2020年に12%まで引き上げる計画。2017年2月期の連結売上高は約8兆2100億円だったため、単純計算でデジタル売上高は約570億円。

イオンのグループ売上高に占めるデジタル売上高は2016年で0.7%
デジタル戦略を推進しEC売上を伸ばしていく(画像はイオンの公表資料からキャプチャ)

イオンは、今後も国内外でさまざまな企業と協業し、国際水準のITインフラを蓄積することで、快適な買い物環境の提供と、顧客満足の最大化を図るとしている。

渡部 和章
渡部 和章

映像制作のフローとは?ポイントについて解説!

6 years 11ヶ月 ago

映像制作のフローとは?ポイントについて解説!

スマートフォンの普及に伴い、より気軽に動画を視聴することができるようになりました。そこで注目されているのが動画を使ったマーケティングです。動画には、写真や文字だけでは伝えきれない細かなニュアンスまで届けられるというメリットがあります。しかし、動画を制作するといっても、何をどう始めたらよいのか迷ってしまう人も多いでしょう。この記事では、動画制作を依頼する際のフローと注意すべきポイントについて紹介します。

動画制作会社の種類

動画制作会社には、大きく分けて2つの種類があります。1つは、自社内にクリエイターを抱え、社内リソースで動画を制作する一般的な動画制作会社です。もう1つは、Crevo(クレボ)のように独自のクリエイターネットワークを活用する会社です。ここでは、この2種類のタイプについて一般的な動画制作会社とCrevoを比較し、詳しく説明します。

一般的な動画制作会社

動画を制作するためには、ディレクションや撮影、編集など、さまざまな作業が必要になりそれぞれの工程でプロデューサーやカメラマン、アニメーターなどのスタッフが必要です。一般的な動画制作会社では、社内にスタッフを抱え、一連の作業のほぼすべてを自社内で行います。一般的な動画制作会社には、実写、テレビCM、アニメーションなどその会社によって対応できるジャンルや得意分野が違ってきます。そのため、依頼する際にはどんな分野が得意な会社なのかを確認することが大切です。

Crevoが提供する動画制作サービス

一方、Crevoではディレクションなどの企画やクライアントのサポートなどは自社内で行い、撮影や編集などは依頼された動画の目的や内容、テイストによって、独自のクリエイターネットワークを使って国内外から最適なクリエイターをアサインして制作を進めています。撮影や編集、アニメーション制作、ナレーションなど、それぞれのジャンルを得意とするクリエイターに依頼します。そのため、一般的な動画制作会社よりも幅広いジャンルや求められるテイストに柔軟に対応できるのが大きなメリットです。Crevoでは、国内外の5,000名以上の中から最適なクリエイターを案件ごとにアサインしています。

動画制作の流れ

マーケティングに効果のある動画を制作するためには、動画制作のフローを理解することが大切です。ここでは、動画制作のフローについて説明します。

動画制作(実写映像の場合)は、打合せ・ヒアリングから始まり、企画、撮影、編集、MA、納品という流れで行われるのが一般的です。各工程について詳しく紹介しますが、あくまで一例であり、制作する動画の内容や依頼する会社によっては変わる場合もあります。

打合せ

動画制作は、打合せ・ヒアリングから始まります。どんな目的に使用する動画なのか、動画で伝えたい情報やターゲットを明確にすることが大切です。また、動画を掲載する媒体によって尺やアスペクト比(縦横比)などの条件異なります。打合せをしながら、どんな動画にするのか骨子を決めていきます。動画のことはよくわからないからと制作会社任せにせずに、要望をしっかりと伝えることが大切です。

企画

企画とはプリプロダクションとも呼ばれる工程で、打合せの内容を踏まえたうえで、企画書や台本などを作成していきます。また、どんな映像やナレーションになるのかをわかりやすくするために、絵コンテも作成するのが一般的です。動画は一度制作してしまうと簡単に変更することはできません。そのため、企画段階でしっかりと内容を詰めることが大切です。一度で企画を完成させようと思わずに、制作会社と一緒に何度も作り直しをしながら、完成度を高めていくのがポイントです。

動画の内容がある程度決まったら、予算組みやスケジューリングが行われます。Crevoの場合では、打ち合わせの段階で予算を先にヒアリングして、企画や絵コンテの作成をどのクリエイターに依頼するかを検討します。

撮影

実写の動画を制作する場合には、完成した台本に基づいて撮影が行われます。アニメーション動画の場合には、撮影の工程は発生しません。撮影はプロダクションとも呼ばれる工程で、キャストやカメラマン、カメラ機材、照明機材、撮影現場の確保などの手配が必要になります。また、必要に応じて、事前に撮影現場の確認をするロケハンを行うこともあります。

一般的な動画制作会社では、自社でカメラマンや撮影スタッフを抱えていますが、Crevoでは案件ごとに撮影スタッフのチームを編成するのが特徴です。Crevoの場合には、クリエイターのネットワークが全国に広がっているため、地方での撮影にも対応可能です。

編集

編集を行う際には、まず必要なシーンが撮れているか、クライアントの要望に沿った映像となっているかなどの確認や、クオリティのチェックを行います。

そのうえで、わかりやすさやデザイン性を意識しながら必要なシーンをつないでいくのが編集の手順です。

必要に応じて、この段階でナレーションを入れる場合もあります。Crevoの場合は他言語対応が可能なので、日本語以外にも英語・中国語・韓国語を中心に他言語でナレーションやテロップを入れることも可能です。同じ映像でもナレーターによって、動画の印象は大きく違ってきます。Crevoでは、ネットワークを活かしてナレーションのオーディションも可能なので、よりイメージに合ったナレーターを用意することができます。

MA

MAは編集を行った映像にBGMやSE(効果音)、ナレーションなどを入れる工程です。BGMは、オリジナル曲を制作する場合もありますし、音楽ライブラリーの音源を使用する場合もあります。動画は映像と音で構成されているため、このMAも重要な作業です。BGMやSEのテイスト、ナレーションのアクセントなどを確認するために、クライアント立ち会いのもとで行われることもあります。

納品

MAが終了すると動画が完成し、いよいよ納品となります。動画の納品形式には、DVDやBlueRay、ウェブ用の映像データなど、さまざまなものがあります。また、DVDで納品した動画をウェブでも活用するなど、複数の媒体で使用することも珍しくありません。どんな媒体で使用する動画なのかを制作会社に伝えておき、最適な形式で納品してもらえるようにしましょう。

Crevoという選択肢

動画制作が初めての場合には、どこに依頼すればよいか迷ってしまうでしょう。実写にすべきなのか、アニメーションがいいのか、制作費はいくらくらいかかるのかなど、動画制作についてわからないことがあったら、Crevoを利用するのがおすすめです。動画の内容やテイストに合わせて国内外5,000名以上の中から案件ごとに最適なクリエイターをアサインするので、さまざまな表現手法に柔軟に対応できます。

また、専属のスタッフがついて企画から納品までをフルサポートしてもらえるのもCrevoの大きな特徴です。Crevoでは独自の動画制作プラットフォームを導入しており、制作の進行状況を一目で把握できます。対面での打合せが中心で非効率になりがちな制作進行を一元化することで、スムーズな動画制作を可能にしています。チャットを使ってタイムリーなやりとりができ、細かな修正指示も的確に伝えられるので、初めての動画制作でも安心です。

目的に応じた動画制作会社を選ぼう

ポイント

一口に動画制作といっても、今回紹介したように動画を完成させるためには、さまざまなフローがあります。マーケティングに効果を発揮する動画を制作するためには、各フローの内容を理解したうえで、目的に応じた動画制作会社を選ぶことが大切です。動画制作会社によって対応できるジャンルや得意分野は違ってきます。今回の記事を参考に、最適な動画制作会社を選択し、マーケティングに動画を活用していきましょう。

Crevoの関連サービス

アニメーション動画制作・映像制作

実写動画制作・映像制作

 

crevoAdmin

[2018年のEC業界 総まとめ]注目を集めた話題は何!?【ネッ担 年間アクセスランキング】 | 週間人気記事ランキング

6 years 11ヶ月 ago

そろそろ2018年も暮れようとしています。今年お届けした記事の中から、アクセス上位100本をご紹介いたします。2018年はどんな話題が注目を集めたのでしょうか? 編集部からのコメントも合わせてお楽しみください。

1位~10位

  1. ZOZOスーツが届いても使っていない人「46%」の理由を探る(竹内謙礼調べ)

    やっと届いたZOZOSUITを使っていない人が多いらしい。その理由を考察してみる(連載第11回)

    2018/7/9
  2. Instagramの「ショッピング機能」を解説! 導入方法&活用事例&支援サービスまとめ

    Instagramが導入開始したショッピング機能(Shop Now)の解説とInstagramビジネス利用の今

    2018/6/7
  3. アマゾン日本事業の売上高は約1.3兆円【Amazonの2017年実績・施策まとめ】

    ドルベースの売上高は119億700万ドルで前期比10.3%増(2016年の日本事業売上高は107億9700万ドルで、前の期比30.6%増)

    2018/2/15
  4. 年商2000億円超えが見えた“2代目”ジャパネットたかた、好調の理由は?

    2代目の髙田旭人氏が社長に就任した後、設置サービスなど“商品以外”の提供を強化、リピート増につながったという

    2018/1/16
  5. 日本郵便、ヤマト運輸、佐川急便の年末年始の配送対応&遅延可能性に関する情報まとめ

    日本郵便は年末年始の荷物の配送に1~2日程度の遅延が発生する可能性があると公表。ヤマト運輸と佐川急便はすでに、配送に関する運用を一部変更して対応している

    2018/12/14
  6. Amazonが2018年「サイバーマンデー」で実施する主な販売施策まとめ

    動画クリエイターがYouTubeなどでタイムセール商品を紹介

    2018/12/6
  7. 「PayPay」がオンライン決済対応、ヤフーの「Yahoo!ショッピング」「LOHACO」などに順次導入へ

    2019年2月から、オンラインでは電子マネーで決済できるようにする

    2018/12/4
  8. 「PayPay」の100億円キャンペーンが10日間で終了。EC事業者の注目は「Yahoo!ショッピング」での施策に

    12月4日からスタートしたキャンペーンが、予想を大幅に上回るスピードで終了した

    2018/12/14
  9. 佐川急便で法人向け宅配便が再び値上げへ――複数の物流代行企業に送料値上げ要請

    EC企業が宅配便の運賃値上げ時代を生き抜くために必要なことは? 送料値上げを前提とした事業計画・戦略立案を

    2018/1/10
  10. 北海道の被災地に個人で1億円を寄付、札幌本社の北の達人コーポレーション・木下社長

    被災地各地に合計1億円を個人資産から寄付する

    2018/9/13

編集部からひと言

瀧川
瀧川

2018年を“大転換期”と表現するEC事業者さんが多かったのが印象的。楽天さんの「ワンデリバリー」構想、商品画像登録ガイドラインの「テキスト要素20%以内」など必須化。そして、実店舗の顧客を獲得するための“Pay競争”……。物流費の高騰はまだまだ続いてます。これまでの環境がめまぐるしく変わった1年でした。さて、2019年はどんな1年になるのか、想像するのも難しい。

内山
内山

今年もいろんな話題がありました。私はOGP画像を作成することが多いのですが、やっぱり1位の記事は色んな意味で最強でしたね……。ちなみにカテゴリ別のPVランキングは下記のとおりでした。

 1位 調査データ
 2位 ニュース
 3位 セミナー・イベント
 4位 事例・インタビュー
 5位 解説・ノウハウ

池田
池田

数年後に振り返ると、キャッシュレス決済市場の主導権争いが過熱した「○○Payの年」だといえそうですが、気になったのは昨年から続く物流の課題です。

2018年はさまざまな試みが登場しました。ロボネコヤマトや自動運転技術の実証実験、トヨタのモビリティーサービス構想、ドローン配送など、どこか遠い未来に感じていた世界が、ぐっと現実みを帯びたように感じます。ドローン配送なんてマンガの世界のことだと思っていましたが、こうなると空飛ぶ車に乗れる日も近いのでは? と期待。

11位〜20位

  1. 【最新】通販・EC企業の売上ランキングまとめ2018年版~300社合計売上は約6.7兆円

    通販新聞社が2017年12月に行った「第69回通販・通教売上高ランキング」調査、上位300社の合計売上高は6兆7131億円

    2018/1/5
  2. ヤフー小澤氏が語る「Yahoo!ショッピング2018年の戦略」と「2017年の振り返り」

    「2020年代初頭、楽天やAmazonを超える国内NO.1のECサービスになる」というヤフー。「Yahoo!ショッピング」について小澤隆生氏が語る

    2018/3/5
  3. 海外向け発送はどうするのが最適ですか? 日本郵便さん、越境ECの基礎を教えてください!【比較表あり】

    今さら聞けない越境ECの基本と海外向け発送について、日本郵便さんに教えてもらいました(連載第22回)

    2018/3/30
  4. 「楽天市場」で文字入れ過ぎ商品画像は違反になる! 「テキスト要素20%以内」などガイドライン必須化のポイント

    商品画像登録ガイドラインで、「テキスト要素20%以内」「枠線なし」「画像背景は写真背景または単色白背景のみ」を必須化する

    2018/7/23
  5. 通販・EC売上ランキングまとめ【2018年夏版】300社合計7.1兆円、トップはAmazonで1.3兆円

    通販新聞社が7月に実施した「第70回通販・通教売上高ランキング調査」によると、上位300社の合計売上高は7兆1912億円

    2018/8/21
  6. 「PayPay」に対抗?「LINE Pay」が購入額20%の残高還元キャンペーンを12/31まで実施

    LINE上で展開するモバイル送金・決済サービス「LINE Pay」で、20%の残高を還元する「Payトク」キャンペーンを開始した

    2018/12/14
  7. 【ケフィア事業振興会問題】かぶちゃん農園が破産、被害はなぜ広がった?

    新聞を中心とした通販広告を通じて集めた顧客のもとには月数回程度、多い時には週2回ほどさまざまな商品のオーナー募集のDMが送付されていた

    2018/10/22
  8. 存続率24%の「楽天市場」で生き残れない店は、会社としての生存も難しい【竹内調査】

    2001年の楽天大学 受講者一覧から考察する企業存続率(連載第7回)

    2018/1/29
  9. 2分で約1600億円(100億元)の取扱高、アリババ「独身の日」は2017年を上回る超ハイペース

    アリババグループの取扱高(GMV)はスタートから2分5秒で、100億元(日本円で約1600億円、1元16円換算)を突破した

    2018/11/11
  10. スマホでよく使うネット通販は「Amazon」が約8割、楽天は約5割、ヤフーは約3割

    MMDLaboとコロプラが「2017年版:スマートフォン利用者実態調査」を公表した。

    2018/1/22

21位〜40位

  1. 【2017年】ネット通販市場は16.5兆円、EC化率は5.79%、スマホEC市場は3兆円

    国内のEC市場について、「物販系BtoC-EC事業者が二極化(売上を伸ばしている事業者と停滞している事業者)」していると指摘している

    2018/4/25
  2. 「アマゾン」「楽天市場」が約4000万人で拮抗、「Yahoo!ショッピング」は2645万人【ECサイト月間利用者数】

    ニールセンデジタルが国内ECサイトの利用実態調査を実施。日本の18~64歳の人口をもとに利用者数を算出した「リーチ」は、「アマゾン」と「楽天市場」が56%、「Yahoo!ショッピング」は37%

    2018/9/5
  3. 米アマゾンの2017年売上は約20兆円で30%成長、オンラインストア売上は約12兆円

    売上高は前期比30.8%増の1778億6600万ドルで、純利益は同27.9%増の30億3300万ドル

    2018/2/2
  4. メルカリの流通総額は2480億円(17/6)、今期は「ZOZO」超え3000億円突破の見込み

    今期(2018年6月期)の流通総額は2017年7月~2018年3月期(第3四半期累計)で2660億円となり、2017年6月期の実績を超えた

    2018/5/15
  5. 【2018年版】EC売上高ランキングまとめ――1位Amazon、2位ヨドバシ、3位スタートトゥデイ(現ZOZO)

    首位となったアマゾンは前年比13.5%増の1兆3360億円となり、唯一の1兆円越えを果たしている

    2018/10/9
  6. 創業10年で売上210億円のドゥクラッセグループに学ぶ通販企業の店舗事業を伸ばすコツ

    「価値のある商品を最適なチャネルで提供することが大事」(ドゥクラッセの岡田峰昌COO)

    2018/5/28
  7. 2018年夏の消費トレンドは? 楽天が分析した「衣・食・住・遊・驚」5つのトレンド

    2018年のトレンドを「衣・食・住・遊・驚」の切り口で分析

    2018/6/7
  8. ネット通販で起業、業界未経験から1年半で社員20人の女性社長に聞く成功ストーリー

    売れるネット広告社の代表取締役社長 加藤公一レオ氏と、株式会社pacrel 代表取締役社長 塩澤美和さんの対談

    2018/1/15
  9. アマゾン化が進むネット通販が抱えるリスク、Amazonにはない自社ECの強みとは?

    ネット通販で生き残って行くには、主導権を持つことが大切です

    2018/5/10
  10. 良品計画の川名部長が語る「消費者の共感」を生む無印良品のデジタルマーケティング

    良品計画が取り組むデジタルマーケティングの目的や現状をWEB事業部・川名常海部長が語った

    2018/1/9
  11. 楽天の国内EC流通総額は約3.4兆円で、伸び率は13.6%【2017年度の実績まとめ】

    スーパーポイントアッププログラム(SPU)の拡大、直販ビジネスやCtoCビジネスの強化などが流通総額の拡大に寄与したという

    2018/2/14
  12. 「Wowma!」始動から1年――最新の状況は? 売り上げを伸ばす方法は? 出店者とKDDICF社長のホンネ対談

    「Wowma!」の最新状況、成功する方法、有効施策などを解説【KDDIコマースフォワードの八津川博史社長とコージィコーポレーションのEC担当者の対談】

    2018/1/30
  13. 普段使うECサイトは「楽天市場」がトップで75%、「Amazon」は70%。商品購入は「価格重視」が8割

    ドゥ・ハウスが、消費者のECサイト利用動向に関する実態調査「ECサイトの使い分け」の一部を公表

    2018/8/20
  14. ECのプロが選ぶ優れた通販サイト5選――ネットショップグランプリ受賞店に学ぶサイト作り

    EC事業者の商工会「一般社団法人イーコマース事業協会」の会員などが選んだ優れたECサイトとは?

    2018/4/18
  15. Amazonの「サイバーマンデー」でAnkerが人気製品を最大55%割引で販売

    ロボット掃除機やモバイルプロジェクター、モバイルバッテリーなどを販売

    2018/12/7
  16. “ECのプロ”が選んだ5つの優れたECサイトがやっている施策まとめ

    JECCICA ECデザイン大賞2018 最終プレゼン大会レポート

    2018/5/29
  17. 楽天・三木谷社長が語った「ワンデリバリー構想」「携帯キャリア事業の狙い」とは?【2018年夏の講演まとめ】

    独自の配送ネットワーク「ワンデリバリー」構想、モバイル通信事業への参入などが「楽天市場」にもたらす影響は? 三木谷社長が出店者に語った方針まとめ

    2018/7/18
  18. 「Yahoo!ショッピング」の地震対応に出店者から称賛の声があがった理由

    出店者が「配送遅延を考慮した低評価レビューへの対応」「『Yahoo!ショッピング』のヘッダーでお知らせ」について称賛の声をあげた

    2018/6/19
  19. 大雪でネット通販の荷物の配送に遅延、EC事業者は「しばらく物流の混乱が続く」

    ヤマト運輸と佐川急便は1月23日、大雪の影響で関東地方を中心に荷物の配送に遅延が生じていると公表

    2018/1/23
  20. アマゾンが実店舗の決済に参入!「Amazon Pay」を使ったスマホ決済の仕組みを解説

    アマゾンの決済サービス「Amazon Pay」を実店舗でのスマートフォン決済に対応したことで実現

    2018/8/29

41位〜60位

  1. 楽天市場で“イニエスタ祭り”が早くもスタート、出店者「イニエスタ効果」に期待の声

    楽天は、スペインの名門クラブ「FCバルセロナ」から、アンドレス イニエスタ選手が完全移籍で「ヴィッセル神戸」に加入することを発表した

    2018/5/25
  2. 楽天は「楽天市場」「Rebates」でサイバーマンデーとブラックフライデーを実施

    「楽天市場」のブラックフライデーは2018年で2回目。昨年は売上高が通常時の約1.4倍に増えた

    2018/11/22
  3. "脱ダンボール"の商品配送とは? ダンボール原紙の価格高騰に新たな包装形態で対応

    「AirBall」と呼ばれる包装材を使用し、商品サンプルを配送する

    2018/11/29
  4. 楽天・三木谷社長が語る「覚悟」「超挑戦」とは? 独自配送ネットワークなど2018年の方針まとめ

    独自の配送ネットワークの構築、楽天経済圏の拡大、店舗の個性を伸ばす――楽天・三木谷社長が「楽天市場」の2018年方針を語った

    2018/2/6
  5. アマゾンの「Amazonプライムデー」が自社ECサイトで初開催されるのは知ってますか?

    JTB、北海道日本ハムファイターズなど5社が参加、その参加条件は?

    2018/7/12
  6. ケフィア事業振興会が破たんした理由――通販専門紙がビジネスモデルの問題点を解説

    通販広告を通じて集めた顧客のもとへ「オーナー制度」と呼ぶ買戻し特約付の売買契約の案内を送り、資金を集めていた

    2018/9/10
  7. ECビジネスはこの4年半でどう変わった? 激動のEC業界4.5年分を振り返る

    「ネットショップ担当者が知っておくべきニュースのまとめ」ほぼ200回分のまとめ

    2018/11/7
  8. カインズもブラックフライデーセールをECサイトと実店舗で初実施

    対象商品は224種類で、割引率は最大70%。オリジナル商品の限定カラーなども販売する

    2018/11/20
  9. 2018年に10兆円を超える通販・EC市場、ネット販売が拡大をけん引[富士経済調査]

    EC市場における商品カテゴリー別の市場規模を見ると、「食品・産直品」「アパレル」「生活雑貨」などの成長が目立つ

    2018/2/21
  10. 送料値上げ時代を勝ち抜くための物流対策は? 通販・EC業界のベテランが本音で語る

    スクロール360 高山氏、ティーライフ 須浪氏、ヌーヴ・エイ 大西氏と、元日本通信販売協会理事柿尾氏による対談

    2018/1/17
  11. KDDIグループのECモール「Wowma!」2017年度振り返り&2018年度の戦略まとめ

    KDDIは「『Wowma!』を『au』に次ぐ中核事業にする。KDDIは通信事業からライフデザイン企業に変革する」との方針を発表した

    2018/2/27
  12. 中国EC第2位の「京東商城(JD.com)」とは? その素顔と今後の戦略を探る

    テンセントグループの一員で、中国ECで天猫(Tmall)に次ぐシェアを持つJD.com(ジンドン)とは?(vol.32)

    2018/4/4
  13. LINEログインの利用者が急増! ECサイトが実装するメリットとは?

    ソーシャルログインのなかでもLINEログインが大きく成長しています

    2018/5/16
  14. 1万人に聞いたネット通販の利用率は58%。20~30代は約80%、60代は29%、70代で14%

    野村総合研究所が「生活者1万人アンケート調査(8回目)」を公表

    2018/11/13
  15. キャッチコピーの問題です。「機内は○○しています。ポカリスエットをどうぞ」 ○○に入る言葉は?【ネッ担まとめ】

    ネットショップ担当者が読んでおくべき2018年5月21日〜27日のニュース

    2018/5/29
  16. 顧客満足度で「ヨドバシ」が3位、顧客を失望させない企業の上位を通販・ECが占める

    企業・ブランドの顧客満足度調査「2017年度 JCSI(日本版顧客満足度指数)」の結果

    2018/4/6
  17. アリババ創業者ジャック・マーがビジネスマンに贈る12のメッセージ

    アリババグループの創業者で現在は会長のジャック・マー氏が、早稲田大学が輩出した3人の企業家と、来場者からの質問に答えた。

    2018/5/21
  18. 対ZOZOTOWNのファッションEC同盟を――ロコンドが「圧倒的な2位グループ」作りに着手

    まずは取扱高300億円グループを作り、ファッションEC業界の巨人「ZOZOTOWN」を追随する体制を整える

    2018/3/9
  19. 「こうすれば宅配便の再配達は減る!」55人の関係者と消費者が考えた再配達削減策

    「COOL CHOICEできるだけ1回で受け取りませんかキャンペーン~みんなで宅配便再配達防止に取り組むプロジェクト~」レポート

    2018/4/3
  20. 倒産寸前からV字回復を果たした小さなEC会社が語る「大手にも負けないお店の作り方」

    防音商品を販売する福岡の小さなネットショップ「ピアリビング」が倒産寸前からV字回復した成長ストーリー

    2018/3/7

61位〜80位

  1. プロ野球も導入した「ダイナミックプライシング」をECに活用したらどうなる? 利益増を達成したECサイト事例

    需給バランスに応じて売価をリアルタイムに自動で変更する「ダイナミックプライシング」をECに活用した事例を解説

    2018/2/8
  2. ヤマト運輸、確実な荷物の受取方法にTポイントを付与(初回のみ)

    宅配荷物を受け取る際、初めて「宅配便センター」「コンビニ」「宅配便ロッカー(PUDO)」「取扱店(コンビニ以外)」を利用する利用者に「Tポイント」を付与する

    2018/3/14
  3. 15兆円を売り上げる中国EC直販1位のJD.comとは? 日本で初めて語る成長の秘訣

    JD.com京東日本の日本事業最高責任者が、顧客に支持されている顧客満足度が高い物流、配送の仕組みなどを解説

    2018/3/14
  4. 「ZOZOTOWN」での広告事業スタートなど、スタートトゥデイの中期経営計画まとめ

    2021年3月期を最終年度とする中期経営計画では、3年後にBtoB事業で300億円、広告事業は100億円の売り上げをめざす

    2018/5/7
  5. 通販・EC業界の面白いエイプリルフール企画まとめ【2018年】

    通販・EC業界の企業が創意工夫を凝らして展開するエイプリルフールネタ2018年版

    2018/4/2
  6. 健食・美容の広告担当者は必見! 「医薬品等適正広告基準」改定のポイントまとめ【全部で14点】

    「医薬品等適正広告基準」が15年ぶりに改訂。その14のポイント(連載第38回)

    2018/1/24
  7. LINEが3年間手数料無料のQRコード決済「LINE Pay 店舗用アプリ」提供。「日本の決済市場に革命を起こす」

    LINE PayのQRコード決済アプリを提供、2018年秋から電子マネーのQUICPay加盟店でも支払い可能にする

    2018/6/29
  8. 置き配バッグを玄関に置いたら…再配達率43%削減に成功

    物流ベンチャーのYperが、アプリ連動型の置き配「OKIPPA」の実証実験を行った

    2018/9/3
  9. 日本トイザらスがブラックフライデーセール

    セール対象商品は前年の約5倍となる1000品目以上、セール期間も過去最長

    2018/11/14
  10. 『えんとつ町のプペル』はなぜ売れたのか? キングコング西野亮廣が語る“お金”と“広告”

    日本eコマース学会の第1回シンポジウム基調講演で、お笑い芸人キングコング西野氏が絵本ヒットの戦略を語った

    2018/5/7
  11. イーベイが買収する「ジオシス」「Qoo10」はどんな会社? 事業の規模は?

    190か国でECを展開するイーベイが、総合ECサイト「Qoo10」を運営するジオシスの日本事業を買収することを決めた

    2018/3/1
  12. ECで買わない理由は「会員登録が面倒」「手に取って確認できない」「送料」「信頼性」が上位

    マーケティングリサーチ事業を手がけるクロス・マーケティングが「オンライン消費に関する調査」を公表した

    2018/5/18
  13. QRコード決済の覇権を握るのはどこ?! メタップスの決済手数料は0.95%、LINEは0%(※3年間だけ)【ネッ担まとめ】

    ネットショップ担当者が読んでおくべき2018年6月25日〜7月1日のニュース

    2018/7/3
  14. プライムデー2018の特選セールは昨年2倍の品ぞろえ、Echo Dotがセール初登場

    年に一度のアマゾンプライムデーは日本でも好調。今年の目玉商品は?

    2018/7/13
  15. Instagramの投稿で購買意欲をかき立てられた女性は約7割

    インフルエンサーマッチングプラットフォームを運営するマージェリックが、Instagramが消費行動に与える影響などを公表

    2018/1/12
  16. 「ZOZOSUIT」よりも便利? スマホだけでボディサイズを計測できる「Sizer」が登場

    ファッションEC事業者への導入をめざす

    2018/10/30
  17. 上場小売企業の平均給与は475万円、トップは建設業で695万円

    2017年決算の上場企業2681社の平均年間給与は、前年比0.6%増の599万1000円

    2018/5/23
  18. Amazonの荷物を100%追跡、デリバリープロバイダにも対応した「ウケトル」

    ウケトルの調査によると、Amazonにおける購入全体の20.28%をデリバリープロバイダが担っているという

    2018/5/31
  19. セブン&アイグループの買い物アプリは6月リリース、「新しい『お買物体験』を提供する」

    会計の際にアプリを開き、「会員コード(バーコード)」を読み取ると、購入金額や支払い方法などに応じて「バッジ」がたまる

    2018/4/2
  20. 文字入れすぎ画像はアウト!「楽天市場」の商品画像登録ガイドライン改訂まとめ【随時更新】

    商品画像登録ガイドラインを改訂し、第1商品画像は「テキスト要素20%以内」「枠線なし」「画像背景は写真背景または単色白背景のみ」といった内容を盛り込んだ

    2018/8/8

81位〜100位

  1. 楽天のフリマアプリ「ラクマ」、販売手数料を3.5%に改定

    販売手数料無料施策は終了、先行する「メルカリ」は売買成立時に10%の手数料を徴収している

    2018/5/15
  2. ソーシャルログインとは? ECサイトにもたらす超基本のメリット3つをおさらい

    ソーシャルログインにはどんなメリットがあるのか、基本の3つを紹介

    2018/3/7
  3. ユニクロのEC売上は600億円超え! 29%増の伸び率でEC化率は7.3%[2018年8月期]

    EC比率は6.0%から7.3%に上昇

    2018/10/15
  4. 楽天のフリマアプリ「ラクマ」と「フリル」が統合、新「ラクマ」として出発

    「フリル」「ラクマ」の2017年10月度の月次流通総額で換算すると、両サービスの年間流通総額は1000億円を超える規模という

    2018/2/7
  5. 楽天が組織再編、祖業のECは子会社「楽天イーコマース株式会社」の運営体制に

    会社分割による組織再編を実施し、楽天傘下にネット通販、モバイル、FinTechの子会社がぶら下がるグループ体制に移行する

    2018/8/7
  6. スタートトゥデイの前澤社長、田端氏らが語るZOZOグループの「成長戦略」「将来像」

    「ZOZO」グループのスタートトゥデイ・前澤友作社長、田端信太郎氏、スタートトゥデイテクノロジーズの金山裕樹社長、アラタナの濵鍋伸次社長が対談

    2018/6/18
  7. 楽天、ウォルマートとの提携を発表。西友とネットスーパー事業を共同運営へ

    楽天が手がけるネットスーパー事業「楽天マート」は今後、西友と共同運営するネットスーパー事業に「統合していく」(三木谷浩史社長)

    2018/1/26
  8. ドコモ+KDDI+ソフトバンクの新チャットアプリはECビジネスに活用できる可能性あり!

    企業が個人にリーチするための商用利用も実施していく考え、EC実施企業も顧客との接触ツールとして活用できる可能性がある

    2018/4/16
  9. Amazonで買う人はEC利用者の6割、アマゾンだけを使う人の割合も上昇中(14%)

    PwC Japanグループが世界27か国のオンライン購買者を対象とした年次調査「世界の消費者意識調査2018」から

    2018/7/24
  10. 「ライブコマース」をメルカリチャンネルで始めました! PBIの高木社長が語る「EC+生放送」の可能性と注意点

    PBIの高木社長は「ライブコマースはコミュニケーションを通じて商品を売ることができる。まさしく“商店街2.0”と言える新しいECの販売手法」と言う

    2018/1/18
  11. ヤマト運輸の配送データAPIは使ってますか? 荷物の「配送」「受取」でECサイトの顧客満足やCXを向上する方法

    ヤマト運輸の配送データを他社が活用できるようにするための各種APIの使用は、ECサイトでの顧客満足度アップ・CX向上といった施策に役立つという

    2018/2/19
  12. 楽天と西友のタッグが始動、「楽天ダイレクト」で西友のPBを販売

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    2018/4/24
  13. 「BEAMS」のオムニチャネルが成功している理由は? ビームス矢嶋氏にメガネスーパー川添氏、クリエイターズマッチ布田氏が迫る!

    ビームス矢嶋氏、メガネスーパー川添氏、クリエイターズマッチ布田氏によるパネルディスカッション

    2018/3/28
  14. LINE Pay店舗用のオリジナル決済端末を発表、決済手数料ゼロ円は8/1スタート

    加盟店向けのオリジナル決済端末を発表。年内に事前申し込みを受け付ける

    2018/7/31
  15. 在宅ワークできる「ZOZO販売員」に1コーディネート作成600円、「おまかせ定期便」で実施

    衣類の定期販売サービス「おまかせ定期便」においてコーディネートを作成する専門スタッフの募集を開始

    2018/2/19
  16. EC売上1110億円のヨドバシカメラなど通販売上ランキング2018【ジャンル別】

    「総合通販」「家電」「家具」「メーカー通販」を展開する上位の通販実施企業の直近の売上高を抜粋したランキング表を掲載

    2018/8/27
  17. [2018年]押さえておくべきECマーケティング8つのトレンド

    2018年に押さえるべきECトレンドは、「動画」「音声ショッピング」「ソーシャルコマース」「データ連係」「オフラインからオンライン」「商品情報最適化」「データ管理」「パートナー連携」

    2018/3/8
  18. 「売れるAbemaTV社」が「買えるAbemaTV社」に社名を変えた真相

    “売れる”を冠した社名使用に関する許可を得るために、売れるAbemaTV社のスタッフが訪れたのは、EC業界で有名な売れるネット広告社だった……

    2018/2/7
  19. 「過去最高」だったAmazonのホリデーシーズンまとめ【2017年】

    無料の当日お急ぎ便、お急ぎ便、Prime Nowの利用が前年比2倍以上に増えた

    2018/1/9
  20. 町の床屋さんまでPayPay導入を検討。「100億円あげちゃうキャンペーン」のスゴさ【ネッ担まとめ】

    ネットショップ担当者が読んでおくべき2018年12月3日〜9日のニュース

    2018/12/11

※期間内のPV数によるランキングです。一部のまとめ記事や殿堂入り記事はランキング集計から除外されています。

内山 美枝子

クロール・インデックスの制御においては最も厳しい設定をGoogleは適用する。noindexをJSで取り除いてもインデックスされないまま

6 years 11ヶ月 ago

クロールやインデックスを制御する場合、最も制限が厳しい設定を Google は適用する。状況によっては JavaScript による操作が機能しないこともある。

投稿 クロール・インデックスの制御においては最も厳しい設定をGoogleは適用する。noindexをJSで取り除いてもインデックスされないまま海外SEO情報ブログ に最初に表示されました。

Kenichi Suzuki

デリバリーロボット「Relay(リレイ)」がコーヒーを運ぶカフェがあるというので行ってきました | 忙しすぎて疲れているあなた。ちょっとしたECの小ネタでブレイクタイム

6 years 11ヶ月 ago

どうも、働いているロボットを見るのが好きな者です。そんな私に朗報! 森トラストがモバイルオーダーサービス「O:der」と搬送ロボット「Relay(リレイ)」を活用して、オフィスビル内デリバリーの実証実験(国内初!)を2019年1月7日より開始するということで、一足お先に体験してきました。

やって来たのは港区虎ノ門にあるオフィスビル「城山トラストタワー」。駅で言うと東京メトロ日比谷線の「神谷町駅」か、南北線「六本木一丁目駅」が最寄りです。このビルの1階にある「Cafe & Deli GGCo.」(カフェ&ベーカリー ジージーゴー)がお目当てのカフェです。

ここで働くのは「Relay(リレイ)」という搬送ロボット。「Relay」は米国のSavioke(サビオーク)社が開発したロボットで、日本でも品川プリンスホテル Nタワー渋谷ストリームエクセルホテル東急でアメニティなどを客室に届けている、立派なキャリアのあるすごいロボットなんです。

待機スポットにたたずむRelay(リレイ)
エントランスとオフィスエリアとの境界にあるエレベーターの前が「Relay」の待機スポット

アプリで注文&事前決済

「Relay」にコーヒーを持ってきてもらうには、「O:der(オーダー)」というアプリをインストールします。

O:der

「O:der」はアプリで注文と決済を行うことで、店側は決済以外のオペレーションに集中でき、利用者は待ち時間を減らせる……というサービス。2103年にスタートしました。店側のオペレーションは30%〜40%くらい減るそうですよ。

「O:der」画面
「O:der」で「Cafe & Deli GGCo.」を選択

メニュー画面になったらテーブルに置いてあるQRコードを読み込んで、配達先を設定します。QRコードはカフェのすべての席にあるわけじゃないので、探して座ってください。

「O:der」注文画面
コーヒーの種類やサイズ、数量を選択して決済

それでは「Relay」の働きぶりを見てみましょう

カウンターに受け取りに向かうRelay(リレイ)
注文が入るとツーっとカフェのカウンターに移動していきます。
カウンターでお姉さんを待つRelay(リレイ)
スタッフのお姉さんが注文商品を入れてくれるのを待ちます。
お姉さんから商品を託されるRelay(リレイ)
商品を入れたら扉を閉めてもらって……
お客さんに商品を届けるRelay(リレイ)
席まで運びます。注文者には到着通知とパスワードが送られて来るので「Relay」の画面にパスワードを入力すると商品を受け取れます。
Relay(リレイ)の中
中はこんな感じになっています。1度に運べるコーヒーは4杯くらい。
ご利用ありがとうございますというRelay(リレイ)
メッセージはパネルで伝えます。届け終わったら働きぶりを星の数で評価します。

動画も撮ったのでまあ観てください。

音声がなくて恐縮ですが、カフェのお姉さんが「Relay」に手を振るところと、5つ星評価をもらった「Relay」が体を左右に揺らして嬉しそうにするところ(「キューン」って言ったんです!)が可愛いです。

この「キューン」にインスパイアされたのか、森トラスト仕様の「Relay」は犬が運転しているデザインになっています。

Relay(リレイ)正面
正面から見るとこんな感じ。座席は3つあるみたいですね。
Relay(リレイ)背面
背面にはシッポが!

今回の実証実験では、30階以上に入居している森トラストのグループ企業からもコーヒーの注文ができるそうです。オフィスに居ながらにしてロボットがコーヒーを持ってきてくれるなんてうらやましい!

オフィスエリアの入り口はカードがないと自動ドアが開かない仕組みになっていますが、「Relay」は自動ドアやエレベーターとネットワーク上でつながっていて、自動ドアを開ける→エレベーターを呼ぶ→指定の階数で降りる といった一連の動作を自動で行います。

なんと、エレベーターに人が乗っているとちょっと遠慮したり、降りるときは「降ります」とアピールしたりするそうです。賢いですね。

高層オフィスの付加価値としてのロボット配送

多くのオフィスビルを手がける森トラストさん。今回の実証実験の背景には「高層階の入居者の利便性を高め、付加価値を付ける上で、どんなサービスがあったらいいんだろう?」という課題があったそうです。森トラスト 広報部 主事の市野吉則さんにお話を伺いました。

ただ綺麗なビルを作って“さあ、どうぞ”といっても満足していただけません。ハード面だけでなくソフト面でどれだけできるかというのが大事なんです。

高層階で仕事をしているとちょっとした買い物も面倒だし時間がかかりますよね。ロボットが勝手に持ってきてくれるサービスが実現すれば、入居者にとっての利便性が高まると考えました。(市野さん)

「O:der」を手がけるShowcase Gig デジタルプラットフォーム本部 デジタルプラットフォームソリューション部 マーケティング・PRグループの髙堂和芽さん(左)と、森トラスト 広報部 主事の市野吉則さん(右)
「O:der」を手がけるShowcase Gigの髙堂和芽さん(左)と、森トラスト 広報部の市野吉則さん(右)

どれだけの注文があるか、「Relay」1台で対応できるのか、それは実証実験を通して検証していきたいそうです。カフェ自体も森トラストさんの運営なので、店舗側の運営効率などについても調査していきたいそうです。

実証実験は半年間の予定です。お近くで一休みしたくなったらぜひ、「Relay」にドリンクを届けてもらってみてください!

今回の実証実験の概要

  • 実施期間:2019年1月7日(月)~2019年6月(予定)
  • 実施店舗:東京都港区虎ノ門4丁目3番1号 城山トラストタワー1階「Cafe & Deli GGCo.」
    ※当面の間は一部ドリンクメニューのみの対応
内山 美枝子
内山 美枝子

2018年のSEO振り返り ~MFI・新SC・新PSI・HTTPS……そしてSEO「ブランド」の蜜月へ【海外&国内SEO情報ウォッチ】

6 years 11ヶ月 ago

Web担当者Forumの連載コーナー「海外&国内SEO情報ウォッチ」を更新。2018年最後の更新では、特に注目に値する10大ニュースを振り返る。

投稿 2018年のSEO振り返り ~MFI・新SC・新PSI・HTTPS……そしてSEO「ブランド」の蜜月へ【海外&国内SEO情報ウォッチ】海外SEO情報ブログ に最初に表示されました。

Kenichi Suzuki

モーショングラフィックが丸わかり!メリットと映像制作のポイントは?

6 years 11ヶ月 ago

モーショングラフィックが丸わかり!メリットと映像制作のポイントは?

製品やサービスを視聴者にわかりやすく、印象深く表現するために注目されているのがモーショングラフィックです。この記事では、モーショングラフィックを活用することのメリットや実際に映像制作をする際のポイントについて紹介します。

モーショングラフィックを使った映像制作とは

モーショングラフィックは、従来の静止画に動きや音を加えて作ります。文字や写真、イラストといった、本来であれば静止しているものに動きを与えることでインパクトの強い映像にしています。そのため、「動く」という意味の「モーション」を付けてモーショングラフィックと呼んでいます。

通常の静止画像では伝えづらいメッセージや、強い印象を残したいとき、訴求効果をより高めたいときには高い効果が期待できます。

モーショングラフィックで映像制作するメリット

静止画にするかそれともモーショングラフィックを活用した動画にするか迷う場面は少なくありません。そのようなときは、モーショングラフィックのメリットを考えてみましょう。ここでは、代表的な4つのメリットを紹介します。

視覚的にわかりやすく伝えられる

モーショングラフィックを活用した伝達方法では、視覚情報がわかりやすく伝わるというメリットがあります。表現したい情報は、一言で言えることは多くはありません。かといって、長々と説明をするほどの尺はありませんし、逆にしつこくなってわかりにくくなってしまいます。

単純明快なメッセージをモーショングラフィックで表現すると、余計な説明文が不要になり要点だけを伝えることができます。さらにシンプルで直観的な表現は、見た人にストレートにメッセージが届きますので、静止画よりも時には強い訴求力を持つことがあります。

使われている素材が単純に動いているだけであっても、その動きに目を取られてしまいますので、最後まで関心を持って視聴してもらえます。

表現の幅が広がる

モーショングラフィックでは、さまざまな表現方法を取り込むことができます。静止画や単なるテキスト表示だけでは表せないことも、モーショングラフィックではわかりやすく表現できます。

例えば、色が異なることを表現するのであれば、同じ素材の色が変わるモーションでイメージができます。特定のキーワードに着目してほしいときには、そのテキストを回転させたりサイズを変えたりすると注目されます。

同じ素材やテキストを使っていても、モーションを加えることで、それまでとはまったく異なる印象を与えてくれますので、メッセージがより強く印象付けられます。

記憶に残りやすい

より鮮明な映像を印象付けたいときには実写を使います。モーショングラフィックは、表現方法によっては実写よりもインパクトを残しやすくなります。色合いやキャラクターを極端に特徴づけるということは、実写を通した表現では限界があります。一方、モーショングラフィックであれば、より簡単に表現することができます。

さらに、グラフやデータといった同じような文字や直線が並んでいる場合では、モーショングラフィックによって注目してほしいポイントを押さえることができます。印象的な動きをつけて見せると、視線がそのモーションにとどまり、強く印象付けることにつながります。

コストが抑えられる

コストパフォーマンスの良さもモーショングラフィックの大きなメリットです。動画を実写映像で表現したい場合には、撮影機材やモデルの確保が必要になります。また、修正や追加撮影も発生した場合は、追加のコストがかかります。

一方、グラフィックにモーションをつける場合は、映像撮影が不要な分、動きの難易度によっては制作コストが抑えられます。撮影費用だけではありません。制作にかかるリソースや労力も抑えることができます。データ上の修正であれば、実写の修正に比べ短時間で実現させることができる傾向にあります。

モーショングラフィックで映像制作する際のポイント

モーショングラフィックでの映像制作の場合には、特に押さえておきたいポイントが3つあります。モーショングラフィックであることを最大限に利用した映像を作り上げるために意識しておきたいことを紹介します。

シンプルにわかりやすくする

モーショングラフィックでは、注目してほしいポイントにモーションを持っていきます。そのため、シンプルな情報のみを出し、余計は付加情報をそぎ落とすことが重要です。情報が多すぎると訴求点がぼやけてしまいます。シンプルでわかりやすく制作することがモーショングラフィック制作のポイントです。

デザインや動きが活発すぎたり色を使いすぎたりすると、ゴチャゴチャとした印象を受けてしまいます。注目してほしい訴求点を強くアピールする一点突破型がモーショングラフィックには合っています。見た目はあくまでもシンプルであることを意識しましょう。

ストーリー性を重視する

モーショングラフィックで最も大切なのは、ストーリー性です。シンプルな映像であるからこそ、ストーリーが必要になります。

文字をしっかりと読ませるのではなく、見ている人がその映像の流れにのって製品やサービスを知り、訴求ポイントがしっかりと伝わるというストーリーを組むようにします。大切なことは、映像を見終わった後に、そのストーリーが理解できていることです。

一番アピールしたい点を明確にする

モーショングラフィックでは、ひとつひとつ動作で何かを表現するのでなく、全体としてひとつのメッセージを伝えます。一番アピールしたいこと、それを明確にすることが重要です。

訴求したい点がいくつかあるので、ひとつの中でそれぞれ表現しようということでシナリオを組み立ててしまうと、映像を見た人は、どれが一番伝えたいことなのかがあいまいになってしまいます。訴求したい点が複数あったとしても、あえて絞り込むことで言いたいことが明確になり、見た人がその真意をくみ取りやすくなります。印象に残るメッセージは、文字を読まなくても映像だけで理解できます。それには、ストーリー性が大切です。

モーショングラフィック映像制作事例

では、実際にはどのような映像があるのでしょうか。ここでは、映像制作サービスのCrevo(クレボ)で制作されたモーショングラフィック動画の事例をいくつか紹介します。モーショングラフィックがいかにインパクトのある映像かを確認してみましょう。

仮想通貨がもらえる動画広告サービス「c0ban」サービス紹介動画

出典:Crevo制作実績

仮想通貨がもらえる動画広告サービス「c0ban」のサービス紹介動画です。金融製品は、文字にしてしまうとわかりにくくなってしまう傾向にあります。特に仮想通貨はバーチャルの世界のものですから、リアリティに欠けてしまいます。このようなときには、モーションで表現すると視覚から情報を取り入れますので、理解しやすくなります。また、全体のトーンを小判色に統一することで、「c0ban」というサービスと通貨がつながり、視覚的な訴求につながっています。

AIプラットフォーム「ABEJA Platform」紹介動画

出典:Crevo制作実績

IT技術のコアとして注目を浴びているAI(人工知能)を活用したIoTサービス「ABEJA Platform」のサービス紹介動画です。 革新的な技術だからこそ難解なサービスになりますので、ブランドイメージを前面に出して、全体のメッセージ性を高めています。

モーショングラフィックで効果的な映像制作を

モーショングラフィックは、映像でより効果的にメッセージを伝えるためには最適な表現方法です。幅広い手法の中から自分たちが最も打ち出したいメッセージをより明確に打ち出す方法を選ぶことができます。Crevoでは数多くのモーショングラフィック動画の制作に携わってきました。ぜひ一度、相談してみてはいかがでしょうか。

Crevoの関連サービス

動画制作・映像制作実績

crevoAdmin

「PayPay」決済で利用上限、30日間でカード決済金額は5万円まで

6 years 11ヶ月 ago

ソフトバンクとヤフーの共同出資会社PayPayが提供するQRコード決済サービス「PayPay(ペイペイ)」は12月21日から、クレジットカード決済などの利用金額に上限を設けた。

クレジットカードでの決済金額の上限は30日間で5万円(複数のクレジットカードを登録している場合は合計5万円まで)。「Yahoo! Japanカード」からのチャージ金額上限も5万円(過去30日間)。

クレジットカードで決済する場合、「過去30日間(720時間)のクレジットカードでの決済金額の合計が5万円を超えない範囲で利用できる」としている。「Yahoo! Japanカード」からのチャージについても同様という。

ソフトバンクとヤフーの共同出資会社PayPayが提供するQRコード決済サービス「PayPay(ペイペイ)」が決済金額に上限
加盟店向けへの告知文の一部。12月21日の午前中に告知された(画像は読者提供)

「PayPay」残高、「Yahoo!マネー」の支払いについては新たな制限は適用しない。なお、加盟店へのお知らせでは、さらに制限を実施する場合もあるとしている。

今回の上限設定は、クレジットカード不正利用の対策の一環。

ソフトバンクとヤフーの共同出資会社PayPayが提供するQRコード決済サービス「PayPay(ペイペイ)」が決済金額に上限、30日間で5万円
PayPayは「クレジットカードご利用時の上限金額の設定について」のお知らせを12月21日17時に公開した(画像は編集部がキャプチャ)

「Yahoo!ショッピング」は2019年2月に「PayPay」対応

12月4日からスタートした「PayPay」の「100億円あげちゃうキャンペーン」が12月13日23時59分に終了。当初のキャンペーン期間は2019年3月31日までで、「付与金額が100億円に達した場合、本キャンペーンは途中終了」としていた。

「PayPay」は2019年2月から「Yahoo!ショッピング」と「ヤフオク!」を皮切りにオンライン決済に対応する(4月からは「LOHACO」でも使用可能となる予定)。

「PayPay」残高のネット通販利用など、EC事業者の注目は「Yahoo!ショッピング」での施策に集まっている。

瀧川 正実
瀧川 正実

動画制作時に字幕を入れる効果とは?知っておきたい文字を入れる際の注意点

6 years 11ヶ月 ago

動画制作時に字幕を入れる効果とは?知っておきたい文字を入れる際の注意点

せっかく制作した動画も内容が伝わらなければ意味がありません。さまざまな表現方法でメッセージを伝えますが、特に文字によるインパクトは大きいといえます。言語が異なる場合に限らず「字幕」という文字による表現を使うことで、しっかりと内容が伝わり動画の効果をより高めることができます。

この記事では、動画に字幕を入れることで得られるメリットや字幕を入れるときのポイントについて紹介します。

動画制作時に字幕を入れるメリット

動画に必要に応じた字幕を入れるのはどういった場合でしょうか。言葉を通訳する映画の字幕のような使い方以外にも字幕で多くのメリットを得ることができます。字幕を入れることで、字幕がない動画とはまったく異なった印象の動画が生まれます。大きなインパクトを出せる字幕ですが、その中でも特に紹介したい代表的な4つのメリットをご紹介します。

アクセシビリティが向上する

映画などでなじみのある字幕は、字幕本来の目的で利用されています。字幕の本来の目的はアクセシビリティの向上です。外国語がわからなくても字幕を読むことで内容を理解するためのものになります。

動画において、字幕があれば外国語だけでなく、耳が不自由な聴覚障害者やお年寄りでも内容を理解することができますので、より多くの視聴者にメッセージを分かりやすく伝えることができます。

バリアフリーやユニバーサルデザインが一般化している中、動画の字幕は、アクセシビリティを向上させるうえで不可欠なものとなっています。

マナーモード時でもミュート再生できる

現在ではモバイルデバイスが増え、スマートフォンで動画を見るようになりました。その場合、屋内でじっくり見るというより移動中に視聴するというケースが少なくありません。その場合、マナーモードのまま気軽に見るにはミュート再生での視聴になります。

このような動画視聴を考慮に入れると、字幕は外せないものになります。音声なしで再生をしても動画の内容が伝わるように字幕に工夫をします。

動画を展示会などで利用する場合も、ミュート再生と同様に音が聞きづらい環境にあります。このような場合にも字幕を利用してメッセージや内容をしっかりと伝えることができます。

インバウンドに対応できる

インターネットによるグローバル化や海外からの観光客が増えていることを考えると、動画においてもインバウンド対策は重要な戦略です。

日本語だけでなく、英語や中国語、韓国語はもちろんのこと、フランス語やドイツ語など世界中の人たちが動画を見て内容を理解してもらえるような字幕をつけることで、インバウンド集客の大幅な増加が期待できます。動画制作のサービスを提供するCrevo(クレボ)では、世界50カ国語での翻訳の実績がある多言語対応を行っています。

動画制作時に字幕をいれる際のポイント

動画制作時に字幕を入れる場合は、見やすさ、読みやすさ、映像自体の邪魔をしないなどいくつかのポイントがあります。映像の空いているところに単に字幕を入れただけでは、効果が半減してしまうばかりか、逆に映像全体を壊してしまうことにもなりかねません。ここでは、ちょっとしたポイントを押さえてインパクトのある字幕を入れた動画の制作方法について紹介します。

1秒間に4文字が目安

字幕は映像が流れている間に映像を見ながら読むことになるテキストです。そのため、その映像に合わせた字幕を、映像が流れている時間に入れ込むことになります。短時間にたくさんの字幕を入れてしまうと、読み終わることができずに映像と字幕が次へ移ってしまい、内容が理解できなくなります。

字幕の量は、日本語であれば「1秒間に4文字」が目安と言われています。アルファベット表記であれば「1秒間に10文字」程度になります。例えば、10秒間の英語ナレーションに字幕を付ける場合は、40文字程度が最適です。

長すぎない文章

字幕はテキストを読ませるものではありますが、映像を追いながら読むものですので、できるだけ簡潔な言葉にします。同じ文字量であっても、一つの文章が長いと、その分理解するのに時間がかかってしまい、結局分からずじまいに終わります。余計な修飾語をなくしたり、短い文章で表現したりするといったシンプルさが求められます。字幕はじっくりと読ませて理解してもらうのではなく、さっと読んで理解できることが重要です。

フォントや文字色にもこだわる

映画などの字幕とは異なり、商用で利用する映像の場合は、伝えたいこと、意識してほしい文章がはっきりとしています。そのため、表示する文字のフォントや文字色にも変化をつけてみることも大切です。

また、映像全体を見たときのバランスやこだわりも必要になります。映像にのせたときに、バックの色と合わさって読みにくいといったことのないように視認性を意識することが大事です。さらにフォントや文字色を変えるといっそうのインパクトを出すことができます。

画面サイズに注意

もう一つ気にしたいのが、映像が流れる画面サイズです。映画やイベント会場などで利用される大画面スクリーンと、パソコンのディスプレイ、スマートフォンの画面では、字幕の入れ方はまったく異なってきます。

字幕があるのはわかるが、なんと書いてあるかがわからないのでは意味がありません。どのようなサイズで表示されることを前提にした映像なのかをはっきりとしたうえで、字幕をどのように入れていくかを検討するようにします。

字幕の入った制作事例

字幕にはさまざまなメリットがあることを紹介してきましたが、ここでは実際にどのような映像があるかのCrevoの制作事例を紹介します。それぞれの動画がどのように表現されているかを確認してみましょう。

仮想通貨「エターナルウォレット」サービス紹介動画

出典:Crevo制作実績

仮想通貨「エターナルウォレット」のサービス紹介動画です。日本語のナレーションに対して、英語で字幕を入れることで、国内のみならず海外の視聴者にも複雑なサービス内容を理解いただけるように工夫しています。

グループメイラー「メールワイズ」広告用動画

出典:Crevo制作実績

グループメイラー「メールワイズ」の広告用動画です。メールワイズの特徴をなぞかけ形式で訴求しています。文字に躍動感をつけてみせることで、よりインパクトの残る動画に仕上がっています。

開業サポートサービス「開業freee」広告動画

出典:Crevo制作実績

開業サポートサービス「開業freee」の広告動画です。ナレーションの中で重要なキーワードは大きく表示させることでメリハリのある映像に仕上げ、視聴者がポイントを理解しやすい構成になっています。

字幕の入った動画制作でアクセシビリティを向上させよう

動画においては、表現している映像に字幕を入れることでインパクトの強いメッセージを出すことができます。また、アクセシビリティを高めることにつながりますので、より幅広い視聴者を得ることにもつながります。

一方で、字幕は良いことばかりとはいえません。映像の邪魔をしてしまうのではという心配もあります。こういった心配をなくすためにも字幕をうまく動画に入れるコツを熟知している制作実績が豊富なプロに制作を頼むのがおすすめです。Crevoでは多くの字幕付き動画の制作に携わってきました。ぜひ一度ご相談ください。

Crevoの関連サービス

多言語対応の動画制作・映像制作

crevoAdmin

「Anker」初の常設店、アンカー・ジャパンが都内にオープン

6 years 11ヶ月 ago

スマートフォン・タブレット関連製品を販売するアンカー・ジャパンは12月21日、常設の直営店舗「Anker Store 南青山」を、東京・港区内に出店する。

「Anker」や「Soundcore」の人気商品や新製品約50品目を販売する。アンカー・ジャパンが常設の直営店を国内で出店するのは初めて。

モバイルバッテリーやUSB急速充電器、ケーブル、Bluetoothスピーカー、完全ワイヤレスイヤホンなどを販売。「最新製品を手に取って見てみたい」「幅広い製品を比較検討したい」という顧客のニーズに対応するとしている。

「Anker Store 南青山」が出店する場所は、U-NEXTが運営する「U-NEXTストア 南青山」の1階。U-NEXTと共同で「Anker Store 南青山」を運営するという。

アンカー・ジャパンは常設の直営店舗「Anker Store 南青山」を、東京・港区内に出店始
「Anker Store 南青山」のイメージ

リアル店舗の売り場も強化

アンカー・ジャパンは2018年4月、新事業戦略を発表し、2018年に売上高100億円の目標を掲げた。

スピーカーやイヤホンなどオーディオ製品を強化するため、ブランドの統廃合を実施。

オフラインチャネルでは、家電量販店などの「Ankerコーナー」の常設展示で販売を拡大するとともに、新たなブランド体験の場となる「ブランドストア」の展開も開始した。2018年6月から9月まで、初の直営店「Anker公式ストア」を大阪「ららぽーとEXPOCITY」内にて期間限定で運営した。

アンカー・ジャパンの求人情報を掲載している大手求人サイトの掲載情報などによると、アンカー・ジャパンの年間売上高は2013年の創業以来、10億円、20億円、30億円、70億円と増加している。

渡部 和章
渡部 和章

「チャット画面上で決済まで完結」する決済の仕組みを推進、GMOグループ

6 years 11ヶ月 ago

決済サービスを提供するGMOペイメントゲートウェイとGMOイプシロンは12月19日、チャット画面上で決済まで完結する決済処理方法に関する特許を活用し、チャット決済の普及に向けた取り組みを開始すると発表した。

EC事業者などパートナー企業向けに、特許のライセンスを無償で提供するほか、チャット決済ツールの開発なども支援するという。

チャットをカスタマーサポートなどに活用するEC事業者が増えるなか、チャット画面から遷移することなく支払いまで完結する「チャット決済」に対するニーズは高いと判断。「チャット画面上で決済まで完結する」という決済処理方法に関する特許(特許第6318432号)を、team-Aコーポレーションから譲り受けた。

GMOペイメントゲートウェイとGMOイプシロンはチャット画面上で決済まで完結する決済処理方法に関する特許を活用し、チャット決済の普及に向けた取り組みを開始
GMOグループはチャット決済の普及を推進する

GMOグループの2社は今後、次の2点に取り組む。

  1. EC事業者をはじめとするパートナー企業向けに、特許を無償でライセンス提供
  2. チャット決済の普及の取り組みに参画する事業者に対して、チャット決済ツールの開発を支援

取り組みの第1弾として、WEB接客ツールを提供するPROFESSY(プロフェシー)がチャット決済ツール「qualva payment(クオルバ ペイメント)」を開発、12月19日に提供を開始した。

渡部 和章
渡部 和章

年末年始の物流事情まとめ/「LINE Pay」の20%還元キャンペーン【今週のアクセスランキング】 | 週間人気記事ランキング

6 years 11ヶ月 ago

お歳暮、クリスマス、お正月など、宅配便の配送量がピークを迎える時期です。「1日〜2日程度の遅延が発生する可能性がある」と発表した日本郵便をはじめ、佐川急便やヤマト運輸も対応を発表しています。

  1. 日本郵便、ヤマト運輸、佐川急便の年末年始の配送対応&遅延可能性に関する情報まとめ

    日本郵便は年末年始の荷物の配送に1~2日程度の遅延が発生する可能性があると公表。ヤマト運輸と佐川急便はすでに、配送に関する運用を一部変更して対応している

    2018/12/14
  2. 「PayPay」の100億円キャンペーンが10日間で終了。EC事業者の注目は「Yahoo!ショッピング」での施策に

    12月4日からスタートしたキャンペーンが、予想を大幅に上回るスピードで終了した

    2018/12/14
  3. 「PayPay」に対抗?「LINE Pay」が購入額20%の残高還元キャンペーンを12/31まで実施

    LINE上で展開するモバイル送金・決済サービス「LINE Pay」で、20%の残高を還元する「Payトク」キャンペーンを開始した

    2018/12/14
  4. 「無人コンビニには興味がない」セブン-イレブン初の省人型店舗とは?【レポート】

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    ※期間内のPV数によるランキングです。一部のまとめ記事や殿堂入り記事はランキング集計から除外されています。

    内山 美枝子

    【あの人は今】桃源郷(現Lifeit)の“あつお兄”は洗濯代行ビジネスで2度目の起業をしていた | 忙しすぎて疲れているあなた。ちょっとしたECの小ネタでブレイクタイム

    6 years 11ヶ月 ago

    「桃源郷の“あつお兄”」。2007年度の「楽天市場ショップ・オブ・ザ・イヤー」で総合1位を獲得するなど、EC業界で名をはせた桃源郷(現Lifeit)の創業者・大橋淳氏のニックネームである。2008年にNECビッグローブ(当時、現ビッグローブ)へ株式を売却後、EC業界から去った大橋氏。2018年12月、そんな大橋氏とLifeitの忘年会で再会することができた。

    大橋淳さんってどんな人?

    2007年度の「楽天市場ショップ・オブ・ザ・イヤー」で総合1位を獲得した際、総合2位は「Joshin web 家電とPCの大型専門店」。モール系のアワードを総ナメしている上新電機を押さえて、ECのベンチャー企業が総合グランプリを獲得するという大偉業を成し遂げた桃源郷(現Lifeit)の創業者。

    会社の設立は2001年(当時は有限会社恵門コーポレーション)。デジタル家電、アウトドア商品、アクセサリーなど幅広い商材を扱い、「楽天オークション」を中心に「BtoC」型のオークションサービスを展開し、業容を拡大した。

    オークションが主力事業だった桃源郷時代のECサイト
    オークションが主力事業だった桃源郷時代のECサイト

    今では大企業によるECベンチャー企業の買収は当たり前だが、2008年当時はほぼ皆無。NECビッグローブへのバイアウトによって、「ECで起業し、多額の資産を得るという“eコマースドリーム”の道を切り開いた人」(業界関係者)という人物評もある。

    さて、バイアウトによって資産を築いた大橋氏はその後、桃源郷(現Lifeit)の会長などを歴任。退任後、J&Jカンパニーを立ち上げ、洗濯代行ビジネスを手がけているのだ。

    サービス名称は、宅配洗濯代行&クリーニングサービス「しろふわ便」。1か月8800円(税別)で専用バックに詰め放題(専用バッグには1人暮らしであれば4~5日分の洗濯物、Tシャツなら約50枚が入るという)、月5回まで利用できる「翌日配送・月額制」のサービスを展開。8800円のプランであれば、午後回収で翌日午後にクリーニング済みの洗濯物を利用者の自宅に届ける。「業界最速・最安値」と大橋氏は胸を張る。

    宅配洗濯代行&クリーニングサービス「しろふわ便」
    宅配洗濯代行&クリーニングサービス「しろふわ便

    利用者は個人のほか、大手IT企業、ジム・マッサージ店、ネイル、歯医者などさまざまな業種・業態の法人が利用し、リピート率が高いという。

    同様のビジネスでは、フランチャイズ制で店舗を増やしているコインランドリー併設型のWASH&FOLDが知られている。「しろふわ便」は「単体店舗としては、あと1年ほどで日本最大級の洗濯代行サービスになっているだろう」と大橋氏は話す。

    ECでは全国を商圏にさまざまな商品を売っていたが、現在は“都内”に商圏を限定し、主に法人や働く人へターゲットを絞るというEC時代とは真逆のビジネスを手がけ、事業規模を拡大させている。

    ちなみに、大橋氏は宅配洗濯代行&クリーニングサービス「しろふわ便」を手がけていることを公にしていない。今回の再会を機に、“洗濯代行業の「あつお兄」”を売り出していく方針。なお、大橋氏は民泊サービスを手がけるG.T.A株式会社の代表取締役も務めている。

    創業者と4代目社長

    そんな大橋氏と数年ぶりに再会したのは12月中旬に開かれたLifeitの忘年会。

    Lifeitは2018年8月付で、健康茶、健康食品、化粧品などの通販・ECを手がけるティーライフの傘下に入り、代表者はティーライフから送り込まれている。

    写真中央が現在の大橋氏(忘年会で熱唱している様子
    写真中央が現在の大橋氏(忘年会で熱唱している様子

    Lifeitの社長に就いたのはティーライフの取締役で、国内事業本部長兼商品企画販売部長の須浪薫氏。三洋電機、セシール(ディノス・セシール)などを経て、ティーライフに入社した人物である。2001年の会社設立から、Lifeitの社長は須浪氏が4代目となる。

    ティーライフの取締役でLifeit社長の須浪氏(左)と大橋氏
    ティーライフの取締役でLifeit社長の須浪氏(左)と大橋氏

    大橋氏は会の中盤、サンタクロースの衣装に身を包み、余興を披露。Lifeit社員と組んだバンド「桃色スペードX」のボーカルでもあるという大橋氏は、「あつおにぃ」という社員の黄色い声を前に、4曲ほど熱唱した。

    奥田民生さんなどを熱唱した大橋氏

    現社長の須浪氏はその様子を温かい目で見守っていた。企業買収によって、飲み込まれた側の会社の雰囲気が変わったり、人間関係にヒビが入るといったケースは少なくない。Lifeitの忘年会を見る限り、そのような様子はみじんも感じられない。

    会の終了後、大橋氏は自転車に乗り元部下たちへ「バイバイ」と言いながらさっそうと立ち去り、須浪氏は2軒目のビールを求めて夜の街に消えていった。

    大橋氏の妹で、桃源郷時代から会社の屋台骨を支えている大橋恵執行役員もLifeitで活躍中
    大橋氏の妹で、桃源郷時代から会社の屋台骨を支えている大橋恵執行役員もLifeitで活躍中
    瀧川 正実
    瀧川 正実

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